あのイッセー経由のグレモリー部長からの呼び出しを受 けて重い体を引きずって駒王学園の旧校舎に転移した
「神崎です入りますよ」
扉をノックして声をかけて部室に入っていったする と、見知らぬ人…いや、悪魔が一人いた
室内には既に俺を除いて全眷属がいたがグレモリー部長の不機嫌そうなオーラと姫島先輩のニコニコ顔でもどこか冷たそうなオーラでアーシアは少し辛そうな顔をしていた。
塔城は部屋の隅の椅子で静かにお菓子を頬張り今は出来るだけ部室に居る者と関わりたくないってて雰囲気で居る。
木場はイッセーたちの後ろで苦笑いしながらこっち に「参ったね」と目で訴えてきた
「ようやく来たわね全員揃ったようだから部活を始める前に少し話があるの」
「お嬢様、私がお話いたしましょうか?」
部屋のなかにいた唯一の知らない顔の悪魔がグレモ リー部長のことを「お嬢様」と、呼んでいたつまり、 この悪魔はグレモリー家に仕えるものであり、そのうえかなり地位の高いものとわかる
「自分で話せるわ…実はね――」
グレモリー部長が話始めると同時に部屋に設置された魔方陣が反応し始めた
「転移反応?なぜ、眷属は俺が今来たからここに来る悪魔は…って」
そう言うことか…魔方陣にかかれていた紋章が変化 を始め見知らぬ形へ姿を変えた ―――っ!!なんだこれえっとたしか…
「―――フェニックス」
イッセーたちの後ろにいた木場が口から漏らしたフェニックスと言う言葉を言った直後魔方陣の変化が完全に終わりそこから目映いばかりの光が覆い、魔方陣から人影が姿を現す。
ボワッ!! 魔方陣から炎が巻き起こり、室内が熱気に包 まれ る。イッセーは肌についた火の粉を払っていたが 俺は何事もないように眼を万華鏡写輪眼に変えて須佐能乎を発動させその手で塔城と木場を守った。
二人から視線で「ありがとう」と伝えられ「無事なら良い」と伝えて炎が収まるのを待った。
炎の中で佇む男性のシルエット。
そいつが腕を横に薙ぐ動作を見た瞬間俺は印を結び
「ここで火災を発生させる気か!!『水遁・水竜弾の 術』!!」
忍術を発動して鎮火した
「マ、マモル!?」
「あらあら」
グレモリー部長と姫島先輩が驚いているが木場や塔城は
『グッチョブだよ(です)マモルくん(先輩)』
らしい決め台詞としての一言
「爆裂的に鎮火します♪」
綺麗な笑顔で言ってやった。
術がぶつかった男は意識を失ってたから蹴り飛ばし て、そのまま後ろに吹き飛び壁に当たって意識を取り戻させた。
「お、お前!!何をする!!」
怒りながら立ち上がったのは赤いスーツを着た一人の男。
スーツは着崩しネクタイをせずに胸元までワイルドにシャツを開けていた。
ぱっと見の年齢は二十代前半で、整った顔立ちをし てはいるが、悪ガキの雰囲気を漂わせている。
要するに
「ホスト崩れの安っぽいやつ」
だな、うん!
「誰がホスト崩れだ!!この下級悪魔が!!」
「おお、怖い怖い-w-wそんなに怒るとシワができますよ?ホスト崩れさん?」
「き、貴様!!」
腐れホストが再び炎を出すがすぐに
「黙れ腐れホストが、ここに何か用事で来たならさっさと済ませて今すぐ帰れ」
淡々としかしはっきりと殺気の籠った言葉と須佐能乎の両腕を出しておどした。
因みにこの間他の眷属仲間は唖然としてます。
「くっ!!まぁいい、本命は…」
腐れホストはグレモリー部長の方を向き
「愛しのリアス。会いに来たぜ」
と宣った。
グレモリー部長は半眼で男を見ていた。とてもじゃないが歓迎しているとは思えない。
腐れホストはそんなことも気にせずにずかずかとグレモリー部長に近付いていく。
「さて、リアス。早速だが、式の会場を見に行こ う。日取りも決まっているんだ、早め早めの方がいい」
グレモリー部長に馴れ馴れしく話しかけるフェニッ クスの悪魔を見てイッセーが不機嫌になっていってい る それと同じようにグレモリー部長も不機嫌になっている。
すると、男が部長の腕を掴む、ますます不機嫌になる部長
「……離して頂戴ライザー」
低く、それでいてなかなかに迫力のある声で腕を振り払う部長、怒っていますねーライザーはそんなことも気にせずに苦笑している。
「おい、あんた。部長にたいして無礼だぞ。つー か、女の子にたいしてその態度はどうよ?」
イッセーも大分不機嫌だったんだろうライザーに突っ掛かっていた。
対してライザーはイッセーにたいしては微塵も興味がない用でごみを見るような目で見ていた
「あ?誰、お前?」
不機嫌な口調だ…あーめんどくせ…イッセーが高らかに自分の立場を言った
「俺はリアス・グレモリーさまの眷属悪魔!『兵士』の兵藤一誠だ!!」
「 ふーん。あっそ」
イッセーが名乗ったあとライザーは興味がないと った雰囲気をだして返事をしていた。
するとこちらを見て
「さっき攻撃してきたお前は?」
俺に対しては興味を示したようだ。
俺はグレモリー部長に
「………(自己紹介…必要ですか?)」
「………(一様お願い)」
目で聞いて自己紹介するように言われた
「私はリアス・グレモリーさまの眷属悪魔が一人 『兵士』の神崎護でございます」
癪だが…本当にめんどくさいが一様丁寧に自己紹介した。
「ふーん…リアスの眷属にもかわいい娘が増えたな」
「ライザー…マモルは男よ」
「……は?」
また。間違えられた…
「……つーか、あんた誰だよ」
イッセーが場の雰囲気を変えるがごとくライザーに質問していた
「イッセー…グッチョブ」
小声でイッセーに聞こえるように言霊を飛ばしてお礼を伝えた
「………はっ!!……あら?リアス、俺のこと下僕に話 してないのか?つーか、俺を知らないやつがいるの か?転生者?それにしたってよ」
「話す必要がないから話してないだけよ」
「あらら、相変わらず手厳しいねぇ。ハハハ…」
どうやらさっきの部長の一言で呆然としていたらし いがイッセーの質問で我に帰ったらしい。
そして、部長との会話に目元を引き攣らせ苦笑いしていた
そこへ銀髪の悪魔が介入してきた
「初めまして、わたくしはグレモリー家に仕えるもです。グレイフィアと申します。以後、お見知りおきを」
「丁寧な紹介ありがとうございます。わたくしグレモリー眷属『兵士』の神崎護です。以後、お見知りおきを」
お互いの名前を確認するとグレイフィアさん俺達を呼び
「兵藤一誠さま。」
「は、はい」
「神崎護さま。」
「はい」
「このかたはライザー・フェニックスさま。純血の上級悪魔であり、古い家柄をもつフェニックス家のご三男であらせられます」
と、グレイフィアさんは俺達にそいつを紹介してくれた。
フェニックスと言う言葉で大体の予想は着いているが一様説明は受けた。
イッセーはフェニックスあ言う伝説上の生き物と繋がりを持つのかの疑問と共にライザーとグレモリー部長の間がどんな関係なのかが気になるようだ
「そして、グレモリー家次期当主の婿殿でもあらせられます」
「すいませんグレイフィアさん」
「どうしました神崎さま?」
「つまりあれですかそこの腐れホスト崩れの野郎はグレモリー部長と婚約されていて今まさに結婚の準備をしようとしていると?」
「そのとうりでございます」
俺の質問の意味を理解したのかイッセーが突然
「え、え、?………ええええええええええええええええええええええええええええええええ!?」
大声で絶叫した。
ライザーはイッセーの様子を鼻で笑い、グレモリー部長は頭を抱え、塔城はさほど驚いた様子はなく同じように木場も余り驚かず
アーシアさんは目を見開き、姫島先輩はお茶の準備をしだしたがどうもいつもよりも冷たい雰囲気だった
「部長、俺を呼んだ理由はこれですか?」
「ごめんなさいね、巻き込んでしまって」
「別にいいんですけど…あれがねぇ…」
俺はライザーを見てため息をついているグレモリー部長の肩にそっと手を置いて
「取り合えず長くなりそうなので肩の力を抜かせますね?」
「ありがとう」
マッサージを始めた