ハイスクールD×D 九つの尾を持つ忍   作:水凪刹那

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第六話 裏切りの悪魔とはぐれのタッグ

 悪魔としての仕事を本格的に始動して数日後の部室ではイッセーとグレモリー部長が何やら話し合っていた。

 気になった俺は一様姫島先輩に話を聞いてみた。

 

 「あの、姫島先輩イッセーとグレモリー部長はどうしたんですか?」

 

 「うふふ、悪魔は教会に軽々しく近づいてはいけないことは知ってますわよね?」

 

 「ええもちろん」

 

 あ、話が読めたと。

 

 「良いイッセー。二度と教会に近づいてはダメよ」

 

 大分強く念を押されているイッセー。グレモリー部長の表情はいつになく険しくそして、心配したような表情だった。

 

 「教会は私たち悪魔にとっては敵地。踏み込めばそれだけで神側と悪魔側の間で問題になるわ。貴方はシスターを送り届けただけで今回は特になにもなかったけど、もしかしたら、その場で光の槍が飛んできたかもしれないのよ?」

 

 …随分と神側は物騒なようだ。っとグレモリー部長は俺の方も見ながら

 

 「関係ないって顔をしてるけどあなたにも言ってるのよマモル。貴方はイッセーを助けるために女堕天使と男堕天使に攻撃を仕掛けたんだから。」

 

 グレモリー部長は心配してそして俺にも念を押しながら言ってきた。

 

 「大丈夫ですよ。俺に実体のある攻撃を効かせたかったら最低でも二十分は攻撃を絶え間無くし続けなくちゃいけないですからね。」

 

 俺がそう言うと部室の皆はあり得ないって表情だった。塔城に至ってはお菓子を落としてるし、イッセーも目を見開いてる。

 

 「そ、そうなのね…今度またその事を詳しく皆に話してちょうだい。」

 

 グレモリー部長が頬を引き攣らせながらいった。

 そして、イッセーの方を向き。

 

 「教会の関係者にも関わってはダメよ。特に『悪魔払い』は我々の仇敵。神の祝福を受けた彼らの力は私たちを滅ぼせるほどよ。神器所有者が悪魔払いなら尚更危険よ、十分に注意しなさい。」

 

 紅の髪をなびかせながら、グレモリー部長はその瞳をまっすぐにイッセーに向けている。

 

 「は、はい」

 

 「人間としての死は悪魔への転生でなんとか防げるわ。でもね、悪魔は消滅するの、そこにはなにも残らないわ。そこにあるのは完全な無だけよ」

 

 イッセーは正直完全な無だと言われてもわからないだろう。当たり前だどんな生物だって自分の体験したこと無いことは信じようとしない。

 

 「ごめんなさい。少し暑くなりすぎたわ。とにかく今後は気を付けるのよ。」

 

 「はい」

 

 微笑ましい主従関係を見ていると背中の重みが増した。

 

 「あらあら、そんなに部長ばかり見ていたら朱乃は妬けてしまいますわ」

 

 っといつの間にか居なくなっていた姫島先輩が俺の背中に乗っかってきた。

 

 「姫島先輩、妬けるってなんすか全く俺は別にグレモリー部長のことを特別視はしてませんよ。」

 

 当たり障りの無い答えをしたら姫島先輩は何だか安堵したような表情にグレモリー部長は少し頬を膨らまして塔城も少し平たい目で、木場は苦笑いイッセーは血の涙をって

 

 「なんでお前は血の涙を流してんだよイッセー」

 

 「クッソーなんでお前ばかり!!」

 

 姫島先輩はニコニコ顔で

 

 「部長討伐の依頼が大公から届きました。」

 

 どうやら、皆でお仕事のようだ。

 

 

 

 

 

 

 「はぐれ悪魔?」

 

 「そうよ、悪魔の力は絶大なの。その力に飲み込まれて主を殺してその元を去り、各地で暴れまわるの」

 

 俺たちは夜の町を歩きながらグレモリー部長にはぐれ悪魔のことを聞いていた

 

 「つまり、ただの力に溺れた野良犬ですね」

 

 「そのとうりよマモル」

 

 「そして、その野良犬が害を及ぼすから排除してくれ、と」

 

 「そのとうり」

 

 俺たちは部長、姫島先輩、塔城、木場とともに町外れの廃屋近くに来ていた。

 ここだ毎晩、はぐれ悪魔が飛とをおびき寄せては襲っているらしい。

 

 「……血の臭い」

 

 塔城は制服の袖で鼻を覆っているがイッセーはわからないらしいしかし、明確な殺意は感じ取れてるようだ。

 

 「確かにここからはネットリとした気持ち悪いチャクラが感じ取れるな」

 

 呟きながら俺は座禅を組んでいた

 

 「マモルくん何をしているんだい?」

 

 木場がそんな俺に気がついて話しかけてきた

 

 「少し待て…よし、『影分身の術』!!」

 

 ボンッ!!と言う音とともに煙の中から二人の俺が出てきた。

 

 「二人はここでこのまま自然エネルギーを集めろ」

 

 「了解」「分かった」

 

 影分身の二人が頷きながら座禅を組始めるとすぐに自然エネルギー…仙術チャクラが溜まり始めたようだ。

 

 「あらあら、マモルくん?何をしているのですか?」

 

 姫島先輩がみんなの代わりに質問してきた。

 

 「では、順番に俺が増えたのは『影分身の術』と言う忍術、今やってるのは自然エネルギーを集めているんです。」

 

 っと、貯まりきったようだな

 

 「よし、解!!」

 

 影分身の二人を消して記憶を俺に回収すると俺の体も煙に包まれ巫女服を男用にしたものにナルトの羽織と大きな巻物が背中の表れた。

 俺の顔も目の回りに隈が現れ目は瞳孔が横長になっていた。

 

 「行きましょうか皆」

 

 「え、ええ…イッセー、良い機会だから悪魔としての戦いを経験しなさいマモルはイッセーのサポートを御願い。」

 

 「了解」

 「マ、マジっすか!?お、俺、戦力にならないと思いますけど!!」

 

 「そうね、それはまだ無理ね」

 

 イッセーに戦えっていったりまだ無理っていったり忙しいな

 

 「でも、悪魔の戦闘を見ることはできるは。今日は私たちの戦闘をよく見ておきなさい。そうね、ついでに下僕の特性を説明してあげる。」

 

 「下僕の特性?説明」

 

 「良いかイッセー悪魔になるためには「悪魔の駒」と言われる物を使用する、この悪魔の駒は元々はチェスの駒を元にしているんだ。」

 

 「へー、そうなんですか部長?」

 

 「天使と堕天使、悪魔の三つ巴の戦争はどの勢力のものも勝利することの無いまま終戦したわ」 

 

 グレモリー部長のあとに木場が続く

 

 「悪魔側も大きな打撃を受けて爵位を持っていた悪魔や72柱の悪魔の多くを失ったんだ、軍隊を保てないほどにね」

 

 そのあとに続く用に姫島先輩が

 

 「純潔の悪魔はそのときに多くを失いました。」

 

 そしてまた、グレモリー部長へ

 

 「そこで開発されたのが悪魔の駒よ」

 

 そうこうしていると廃屋の入り口が見えてきた

 

 「あの、部長俺とマモルの駒は何なんですか?」

 

 「あなた達の駒は…」

 

 グレモリー部長が言葉をいいかけたとき暗闇の向こうからケタケタケタと言う音とともに異形な存在感をだすものが現れた

 

 「不味そうな匂いだなでも、旨そうな匂いもするぞ」

 

 そのものは獣の体を持ちながら上半身は女性の体だった。

 

 「はぐれ悪魔バイザー。あなたを消滅しに来たわ、主のもとから逃げ己の欲求を満たすためだけに暴れまわるのは、万死に値するわ。」

 

 「こざかしいぃぃぃぃぃぃ!小娘ごときがぁ!!」

 

 と、そのとき俺たちの背後十メートル位のところに新たなチャクラが現れた

 

 「グレモリー部長、背後に敵です」

 

 「部長、大公から依頼の訂正が一体のはぐれ悪魔の討伐ではなく一組のはぐれ悪魔の討伐でしたわ。」

 

 グレモリー部長は頭を片手で押さえながら

 

 「はぁ、イッセーよく見ておきなさい」

 

 「グレモリー部長後ろのは俺が殺ります」

 

 俺が進言すると皆は少し驚いたような顔をしてそのあと、

 

 「なら、こちらが終わる前に終わらせなさい」

 

 グレモリー部長が結構きついこと言ってきた…

 

 「了解しました」

 

 俺はそう言ってその場を離れた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 後ろの相手を視界に捉えながら歩み寄る

 

 「はぐれ悪魔のスティービーだな」

 

 俺が問いかけても返事は無かった。

 

 「無視かよ…まぁ良いグレモリーーとしてお前を倒させてもらう

 

 

 両手にうちはマダラの内輪と、サスケの刀を出して

 

 「行くぞ」

 

 一瞬のうちに駆け出したそしてそのまま相手の首を切ろうとして………相手の刀に止められた!?

 

 「ハハハ…喋らないからつまらないと思ったらそう言うことか…お前…仙術が使えるな」

 

 「そのとうりだ…まさか一瞬でばれるとはな…」

 

 仙術使い同士の戦いか…きついな

 

 「行くぞここからは本気でいく!!」

 

 俺は写輪眼を出して先読みと仙人モードの危険察知の同時使用を開始して内輪をしまい、刀だけで相手取ることにした。

 

 「仙法・嵐遁・千鳥鋭爪」

 

 自分の爪に仙術チャクラの嵐遁を集めてそれを放つ大技だ、それを俺は右手に発動させ

 

 「仙法・雷遁・忌まわしき千鳥」

 

 左手にも千鳥を発動させた

 

 「な、なに」

 

 見るからに動揺するスティービーどうやら自分より圧倒的に仙術チャクラを使いこなすものを見てなかったようだ

 

 「終わりだ!!」

 

 チャクラ強化とメラメラの実で足の裏から焔を噴射して加速して両手の技を一度にぶつけた!!

 奴はバックステップで避けようとしていたが無駄だ!!

 

 「グァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

 辺りにスティービーの悲鳴と肉の焦げる臭い、それと雷遁と嵐遁による雷で辺りは昼間の用に明るかった

 次第にスティービーの悲鳴が小さくなりついには一言もしゃべれないただの案山子になった

 

 「フゥ…」

 

 「さすがねマモル見事な技だわ」

 

 少し落ち着いてると後ろからグレモリー部長が声をかけてきた、どうやら向こうのほうが先に終わったらしい

 

 「そうでもありませんよ、あれでも出力は最大の九十分の一ですよ」

 

 「そ、そう。それにしても貴方は仙術が使えたの?」

 

 「待ってくださいどこから見てました?」

 

 「あなたが仙法・嵐遁・千鳥鋭爪とらやを発動させた所からよ」

 

 「あー…そっからですか…ええ、使えますよ」

 

 「そう」

 

 ふとみるとイッセーと塔城が辛そうな顔をしていた

 

 「さ、お仕事はおしまい、皆帰りましょう」

 

 グレモリー部長のあとを姫島先輩、木場、イッセーがついていく。

 俺は塔城に向かって

 

 「この仙術はお前のとは違う、暴走はしないがコントロールは難しい、もし使えるようになりたいなら何時でもこい鍛えてやる」

 

 そう言い歩き出した、後ろから

 

 「………ありがとうございます」

 

 と、聞こえて少し嬉しかったのは内緒だ

 

 

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