聖星光竜グレイナルと悪星闇竜バルボロスの二匹の神器をてに入れてから急いで部室に帰ってきた俺だが、どうやらグレモリー部長はかなりご立腹の様子だ。
「さて、マモル。今までどこに居たのかしら?あなたがいない間に色々なことがあったのよ?」
まるで般若の用な雰囲気を出すグレモリー部長の後ろでは少し平たい目の塔城、苦笑いの木場、そして何故か足を負傷しているイッセーとそれの治療をしている姫島先輩。
「いや、あのですねどこにいってたと言われましても俺以外がどうやっても入れない空間としか言いようがありませんが…」
「あのね、どうして依頼が終わった後にそんなところに行かなくちゃならないのよ」
あーこれはグレイナルとバルボロスのことを正直に言った方がいいかな?
「(これさぁ正直に言った方がいいかな?グレイナル?バルボロス?)」
『それは得策ではないな』
『いきなり神器をてに入れましたといったら混乱するだろうな』
「(ですよねー?…適当にでっち上げるか…?いや、写輪眼で終わりだな、うん)」
相棒たちに相談をしてから、言い訳を考えるのが面倒になった俺は写輪眼で催眠をかけて話を打ちきりにすることにした
「ちょっと聞いてるのマモル!?」
俺はグレモリー部長に眼を会わせ…小さな声で
「………写輪眼」
「……………いきなり心配かけないでちょうだいね」
話を切ることには成功したらしい
イッセーの怪我については木場に聞くか
「なぁ、木場」
「うん?どうしたんだい神崎くん?」
「いや、一様眷属仲間だからイッセーの怪我について聞いておこうかと」
「ああ、実はねイッセーくんが依頼者の家に向かっていったらそこにはぐれ悪魔払いがいてね
「あー、それにやられたと」
「そういうことだよ」
なんともまぁ情けないって言うか運がないって言うか
「悪運は毎回無駄に強いよなイッセーて」
「こら!!マモルお前言っていいことと悪いことがあるぞ!!」
「いや、俺一様誉めてるぞこれ」
誉めてるのに怒られるとは解せぬ
「とりあえずイッセーも無事だしマモルも帰ってきたから今日はこの辺りで解散にしましょうか」
『はい!!』
「イッセー、あなたは念のため明日は休みなさい」
「…はい」
どうやらイッセーは自分の弱さが不服なようだな
一騒動あったがこの日はこれで解散となった。
「……マモル先輩」
帰り道に後ろから呼ばれるとそこには塔城がいた
「おう、どうした塔城」
「………私に先輩が訓練をつけてはくれませんか?」
「構わないが…お前はどう強くなりたいんだ?基礎的なトレーニングで底上げかそれとも…お前の中の力を使うのか?」
まるで本質を見抜いているかのような言い方をすると塔城は驚いたような表情をして、すぐにもとに戻って
「………この力さ忌々しい力です、でもこれを使えば…強くなれますか?」
「お前が望むなら強くしてやる」
意を決したように顔を引き締めると
「おねがいします」
と、一言だけいってきた
「なら、今度の休みから訓練を始める。細かい予定は近いうちに決めよう」
「はい」
こうして、部活終わりの会話が終わった。
次の日の、部室。壁際には俺たちが部屋の真ん中にはイッセーとグレモリー部長が立って真剣な表情で話をしていた。
「ダメよ、シスターの救出の許可は出せないわ」
またかよ!!またこの流れかよ!!話が読めねぇえよ!!仕方ない、姫島先輩にまた話を聞くか
「姫島先輩、今度はどうしたんですか?」
「イッセーくんがシスターちゃんを助けにいきたいそうなんですの」
あーここまで来たか…
「グレモリー部長に伝えといてくれますか?神崎が今日は家に帰ったって
「え、マモルくん?」
姫島先輩の驚いた顔を見ながら俺は家に飛雷神で帰った。
――sidechange
部室内では突然マモルが、消えたことで兵藤、グレモリーを除いた木場、塔城、姫島が慌てていた
「どうしますか木場先輩」
「う~ん、どうすると言われてもね朱乃さんは奥にいっちゃったし、とりあえずここは部長達が落ち着くのを待とう」
「そうですね」
―――sidechange
家まで飛雷神で帰ってきた俺は服を着替えて戦闘用に変えていた。
「うん。やっぱりこっちの方が落ち着くね」
今の格好は前にも着た博麗の巫女の男バージョンに狐の面をはめている
「そらそろ、部室に戻ろっかなか『飛雷神の術』」
部室前にマーキングしておいたからそのままドアを開けて入ろうとすると
「あ!!どこいってたんだよマモル!!」
どうやら話し合いは終わってこれから出掛けるようだ
「今からシスターの救出か?」
「ああ」
イッセーは意地でも行くようだ…なら、俺も行ってやるかな
「場所は?」
「え?」
どうやらイッセーは俺が一緒にはいかないと思ったらしい
「全く、一緒に行かなかったらこんなに準備してこないだろ?さっさと行くぞ」
俺達はイッセーの案内のもと教会に向かった
教会の前についた俺達はまずどこからか木場が持ってきた地図を見ながらどこにイッセーの言っていたシスターが、いるかを話し合っていた
「なぁマモル」
「なんだよ、作戦なしで突っ込む気か?」
「ちげぇよ!!なんでお前は着いてきてくれたんだ?お前には関係無いことだろ?」
関係ないことねぇ~…ふーん…
「なら、なんで俺がお前を男堕天使から助けたかも分かってないんだなお前、まぁ別にいいけど」
「なんだよ、もったいぶらずに言えよ!!」
「あとでな、この地図道理ならシスターは多分地下にいるはずだ。そして堕天使と悪魔払いも恐らく地下だ。だからこの地下には先頭が俺、真ん中にはイッセー両斜め後ろ脇を塔城と木場に頼む。」
この作戦にイッセーが不満を出した
「待てよ!!それじゃあお前がいちばん危険じゃないか!!」
「たしかにそうだね、マモルくんがこの中でいちばん危険な立ち位置だね」
はぁ、こいつらは…
「はっきり言って俺はお前らよりも強いし一対多の戦いにも馴れてる。そしてこの中でいちばん弱いのはイッセーお前だよ、だからこそお前は無傷であの女堕天使に立ち向かわなくちゃならないそのための布陣だ!!分かったかこのバカ!!」
つらつらと言葉を並べながら遠慮なしに言ってやるとイッセーは辛そうな顔をして頷いた
「イッセーその辛い気持ちや悔しい気持ちを爆発させろそうすれば、お前の神器は答えてくれる」
最後に意味深なことをイッセーに、伝えて俺は教会の入り口の前に立ち
「そしてイッセー、塔城、木場、よく見ておけこれが俺の力の一端だ『須佐能乎』!!」
俺は扉を須佐能乎で、薙ぎ払い中へと入っていった
その後ろからイッセー達が入ってきたがその視線は俺の周りで具現化している『須佐能乎第二形態versionイタチ』に向けられている
「あの台座のしたが地下の入り口だよ」
木場が教えてくれたとうりに台座を吹き飛ばそうとしたときに出てきた人影を思いっきり弾き飛ばした
「グボァ!!」
なんか、つぶれたような叫び声が聞こえたけど無視無視
そのまま台座の隠し階段を降りていく俺達は少しして
一本道に繋がった
「この奥。あのシスターの臭いがします」
「よっしゃ!!俄然やる気が出てきたぜ!!」
「忘れるなよイッセーお前が相手するのは女堕天使だけでいいんだからな、残りは俺たちがやるから」
「ああ、分かったぜ!!」
「なら、行こうか…白馬の王子様ならぬ赤き龍の王子様」
「え?どうしたんだいマモルくん?」
「何でもないぜ木場」
そうだここで目覚めろイッセー、赤き龍にここから始めろ
そのために手伝いだけはしてやるさ