問題児たちが異世界から来るそうですよ? 〜 一般人の問題児 〜 作:not Give
お詫びといってはなんですが、僕の拙い文章力で精一杯お風呂回を書かせていただきました。
『『おかえりなさい!!!』』
サウザンドアイズの支店から戻ってきた十六夜たちを迎えたのは100人を超えるだろう子供たちの声だった。
その大声に頭をおさえながら飛鳥や耀が呟く
「子供が多いのは分かってたけどこんなに多いなんてね」
「…私 子供苦手」
一方で黒ウサギはその子供たちを集め十六夜たちについて教えていた。子供たちを集めて話を聞かせる慣れた所作は流石といったところだろう。
「みなさん、彼らはこれからこのコミュニティを支えてくださるプレイヤーで、コミュニティはプレイヤーがゲームで獲得したギフトにより初めて生活が成り立つのです!ゲームに参加できない者たちは彼らの生活を支え尽くさなければなりません、分かりましたね?」
『『はい!!!』』
「黒ウサギ、そんなに堅苦しい感じじゃなくてもいいぞ?」
「ダメです凛さん。子供たちには凛さんたちを支える義務や責任があることをきちんと教えなければいけません」
プレイヤーに甘えるだけではいけないと言った黒ウサギの言葉には3年間 一人でコミュニティを支えることの大変さを知っているからこその重みがあった。
「あっみなさん!水路と貯水池の準備は整っていますよ!」
ジンがそう言ってこちらに駆けてくる。
「それでこの水路はどうするんだ?」
「それはですねーーーーー」
「十六夜さんが蛇神様から獲得した水樹を活用してコミュニティに水路を引くのですよぉーー!!」
黒ウサギがジンの声を遮りハイテンションに言う。
「そういうことです。今までは何時間もかけて川からバケツで水を運んでいたので…」
「た 大変だったんだね…」
川から何時間もバケツを担いで運ぶということは子供たちにとってかなりの重労働になることは想像に難くない。
「それでは水樹を植えますよ!」
黒ウサギが水樹を包んでいた紐を解くと、水樹が台座に根を張りそこから大量の水が勢いよく流れ出した。
それはあっという間に貯水池を埋め、水路へと範囲を広げていった。
「うわお!この子は想像以上に元気です!」
「すごい…これなら生活以外にも水が使えるかも…」
「でもまずはーーーーーーーー」
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「YES!お風呂なのですよ!」
飛鳥、耀、黒ウサギの三人は居住区の近くにあった大浴場に来ていた。そこは魔王の襲来により長らく使われていなかったもののジンや子供たちのはたらきもあり本来の機能を取り戻している。
「う〜ん、ちょっとした温泉気分ね。好きよ こういうお風呂」
飛鳥が伸びをしながら言うと、シミ一つない健康的な肢体とタオルの上からでも分かる、歳の割に発達した胸が強調され年相応の色気を醸し出す。
「すごい落ち着く…」
耀はタオルで身体を隠すこともせずそのスレンダーな肢体をお湯に預けている。程よく引き締まった筋肉のラインを水滴が伝っていき浴場の照明がキラキラと照らす光景はそっちの手の人が見たら欲情してオオカミになりかねない。あと浴場と欲情をかけたことにツッコんではいけない。まあオオカミになったところで大体は返り討ちに遭うだろうが
「本当に長い一日でしたね…」
そう言って浴場の壁にもたれかかりながら呟く黒ウサギは正直にいって反則的だった。流石“月の兎” 神々の愛玩動物とまで言われた少女の肢体はどのパーツをとっても黄金比で構成され、まるで一枚の絵画のなかから抜け出して来た様だった。
そうして気を抜いていたせいか水の中から近づく
「…えい」
「えっ、きゃ!ど 何処を触っているんですか耀さん!?」
耀は自分と黒ウサギの胸に視線を彷徨わせ若干ハイライトの消えた目で答えた。
「…胸のようなもの」
「ようなじゃなくて胸でございます!あと揉まないで下さい!ちょっ、んっ!」
「…何を食べたらそうなるの」
黒ウサギの胸に這わせた手は離さず耀が質問する。
「そっ、んなことっ 言われましてっ も ぃや 分かりまーー」
「そろそろ春日部さんもやめなさい」
ピシッと耀の頭に飛鳥ストップが入る。それにより正気を取り戻したのか目にハイライトが戻り黒ウサギの胸にあった手も離れる。
「ごめん黒ウサギ、ちょっとおかしくなってた」
「はぁはぁ、悪気がなかったなら仕方がないのです…もうやめて下さいね?」
黒ウサギは肩で息をしながら答える。頬は上気し上目遣いになっており耀は新しい扉を開きかけたが、なんとか自分の腿をつねり邪な感情を律した。
「それにしてもギフトゲームか… こんな報酬があるのなら負けるわけにはいかないわね」
「勝てば嬉しい、コミュニティも助かる 一石二鳥 」
「YES!ゲームを楽しむのは一流プレイヤーの条件ですからね。飛鳥さんも耀さんもそれを忘れてはダメですよ?」
「わかってるわ」
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大浴場の外
「しかし逆廻、お前いつの間にあんな凄いモンGETしてたんだ?」
「僕からもお礼を言わせて下さい。水樹の件 ありがとうございました、これでコミュニティも助かーー」
「悪いが勘違いは困る。あの水樹は
それはジンがまだ子供だということとリーダーへの敬称を混ぜた十六夜の皮肉だった。
「俺は俺が認めない限り“リーダー”なんて呼ばねえぜ?まあ召喚された分の義理は返してやる。だが義理を果たした時にコミュニティがつまらない様ならーーーー」
十六夜は足下にあった拳ほどの石を放った。
石は第三宇宙速度という馬鹿げた数字を叩き出しジンのすぐ横を掠めながら後ろの森を吹き飛ばした。
「馬鹿っ!急になにやってんだ!」
「どうやらお客様っぽいぞ」
あとがきです!
本当に今回はすみませんでした…
また投稿が遅れてしまうときもあるかもしれませんが図々しいながら見捨てないでやってください。
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