問題児たちが異世界から来るそうですよ? 〜 一般人の問題児 〜 作:not Give
そんなで言い訳を言わせてもらったのは今回の話が短いからです!すみません!しかも主人公と飛鳥しか喋っておりません!
こんな話で良ければどうぞお付き合い下さい!
『いいんだ、俺に構うな』
『馬鹿じゃないの、あなただけで行かせる訳ないでしょう。第一にあなたが行ったところで何も…
『いや、ある。だから一人で行かせてくれ。はっきり言って……邪魔なんだよ…』
これでいい、これでいいんだ。
どうせ全部ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「っつ…………」
不意の頭痛で目を覚ますと視界にはいってきたのは見知らぬ天井だった。背中にはジトっとした嫌な汗をかいている。
「ってえ!」
今度は体が思い出すように痛覚に信号を出す。痛みに顔を顰めながら服を捲ると肋骨に包帯が巻かれていた。そこで気絶する前の出来事が蘇ってきた。
ガルドに対し何も出来なかった自分、そのガルドを苦もなく押さえつけた久遠たち…
俺はなんて無力なんてなんだろう。
自然と強く握られる両の拳
そして考える。
俺には何が出来るだろう、何をすべきだろう
そんなときのコンコン、と控えめに部屋のドアが叩かれた。
「起きてるかしら?」
「ああ」
返事をすると声の主 久遠が部屋に入ってきた。
「もう起きて大丈夫なの?凛くん」
「まだ多少痛むが起きれないほどでもない、久遠こそどうしてここに?」
「凛くんも飛鳥でいいわ、それでお昼ごはんを持ってきたのよ、起きていたら一緒に食べようと思って」
「分かった、じゃあ…飛鳥って呼ぶようにする…」
「ありがとう、よろしくね」
飛鳥が微笑むが気恥ずかしさからか目線が下がり、そこで飛鳥が持っているランチボックスが目に入る、時計を見るともう正午をまわっていた。
ぐぅ
小さく、しかししっかりと主張する腹の音、女の子の前でとか恥ずかしい!
「ふふっ、丸一日は寝ていたしお腹は減ってるみたいね」
「丸一日も寝てたのか、で お昼はなんなんだ?」
若干の頬の赤みを隠しつつ聞くと サンドイッチよ と返された。
「あと凛くんに言わなければいけない事があるの」
急に真剣になった飛鳥の口調に俺もベッドの上だが背筋を伸ばす。
「ガルドの件で私を庇ってくれてありがとう、あなたが居なかったら今ベッドの上にいたのはきっと私だったわ」
「そんな感謝しなくていい、俺が勝手に飛び出して勝手に吹っ飛ばされただけだから」
女の子一人すら守れない非力な自分が嫌になって、ぶっきらぼうな口調になってしまう。
「それでも守ってくれた事実に変わりはないわ」
淀みなく真っ直ぐな瞳、嘘偽りなく告げられた感謝の言葉、そんな飛鳥と俺は目を合わせることが出来ず顔を逸らす。
飛鳥は強いな、 言葉で他人を操れる力 そんな大きな力を持ちながらそれに呑まれることなく、真っ直ぐ己を貫いている。それは誰にでも出来ることじゃない。
「じゃあお昼ごはんを食べましょうか!」
この話は終わりというように手を合わせ手に持っていたランチボックスからサンドイッチを取り出し渡してくる。
「「いただきます」」
太陽が真上に登り窓から光が差すが、穏やかな風が吹くため暑くはない。
2人きりののどかな昼だった。
十六夜「おい俺のセリフが無いってどういう事だこら」
耀「…私も無かった」
黒ウサギ「黒ウサギだって喋ってないのですよ!」
十六夜「よし決めた、次回予告をしよう」
黒ウサギ「唐突に!?」
十六夜「ふーむどれどれ、次回はサウザンドアイズに行ってギフト鑑定!白夜叉の出す試練にクリア出来るか!?耀の活躍を見逃すな! だとさ、けっまた次も出番少なそうだなおい」
耀「…ぐっじょぶ」
黒ウサギ「黒ウサギは出番を増やしてもらうように作者に直談判するのですよ!」
十六夜「黒ウサギ、メタ発言はやめろ」
耀「…そろそろ時間」
黒ウサギ「そうですね、じゃあ締めましょうか!」
黒ウサギ「次回もよろしくお願いし「よろしくな!」
黒ウサギ「なんで遮るんですかぁー!」