問題児たちが異世界から来るそうですよ? 〜 一般人の問題児 〜 作:not Give
誠に申し訳ございません!!
本来なら昨日行う投稿を忘れていました!気をつけます!m(_ _)m
サウザンドアイズにギフト鑑定をしてもらうため5人は水路が通る並木道を歩き支店に向かっていた。その最中、飛鳥がそこで花を咲かせる木をみて疑問を口にした。
「これは…桜の木ではないわよね?花弁の形が違うし真夏になっても咲き続けているはず無いもの」
「いや…まだ初夏だぞ、お嬢様」
「確かゴールデンウィーク過ぎだったが」
「…?今は秋じゃないの」
各々が別々のことを言って疑問符を浮かべる。それもそうだ 、真夏に桜なんて咲きはしないし ゴールデンウィークからやかましく蝉が鳴き出したら温暖化を本気で心配しなければいけないだろう。その疑問に答えるため黒ウサギが口を開く。
「そのことでございますが、まず皆さんはそれぞれ違う世界から召喚されているのです。それにもといた時間軸以外にも歴史や時代、文化や生態系までもところどころ違う箇所があるはずですよ」
十六夜は なるほどと得心がいったように頷き
「へぇ?パラレルワールドみたいなやつか?」
「正しくは立体交差平行世界論というものなのですけれどこの説明をしていたら何回お日様が昇るか分からないのでまたの機会ということで」
「そうだな、じゃあ俺に今度、不眠不休立体交差平行世界論説明会でもしてくれるか?」
「いいなそれ、俺も参加するわ」
凛が意地の悪い笑みを浮かべて黒ウサギにお願いする。十六夜もそれに乗っかっていった。
「嫌でございますよ!」
黒ウサギがツッコミと共にどこから取り出したのか分からないハリセンで2人の頭を“スパコーン!”と叩き小気味のいい音を立てる。箱庭に来てからまだ時間はあまり経っていないが4人の中では黒ウサギ=弄られキャラ という方程式が着実に完成しつつあった。
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そうこうするうちに一行は“サウザンドアイズ”東地区支店に到着した。そこでは店の店員と思われる着物を着た女性が閉店の準備をし始めていた。
「ちょっと待っーーーー」
「待ったなしですお客様、うちは時間外営業はやっていません」
黒ウサギの待ったを完全に切り捨て女店員は片付けを進めた。取りつく島がないとは正にこのことだろう。
「なんて商売っ気のない店なのかしら」
「ま まったくです!閉店時間の5分前に客を締め出すなんて!」
飛鳥と黒ウサギが文句を言っていると、女店員が嘆息し
「なるほど“箱庭の貴族”であるウサギのお客様を無下にするのは失礼ですね、では中で入店許可を伺いますのでコミュニティの名前をよろしいでしょうか?」
「俺たちは“ノーネーム”って名前だが」
「失礼ですが何処の“ノーネーム”様でしょうか?旗印を見せていただけませんか?」
とそこでようやく女店員が言っていることに気づいた。黒ウサギのコミュニティとはノーネームと呼ばれるその他大勢であって旗印などは無い。女店員はそれを知っていてこのような質問をしたのだ。
「あわわ、どうしましょう…」
「いっやっほーう!!!!久しぶりじゃなぁあああーー!!黒ウサギぃイイイ!!!!」
と慌てている黒ウサギの体に横から流星が飛んできた。比喩だが少なくとも凛たちにはそう見えただろう。黒ウサギがガルドに殴られた凛もかくやの勢いで水路に吹っ飛んでいく。
「この店限定のドッキリサービスか?ならおれにも別バージョンを是非」
「当店ではそのようなサービスはおこなっておりません」
ふざけながらも割と真面目に期待している十六夜に冷静な態度で返す女店員。
当の黒ウサギといえば水路に突っ込み流星さん(仮称)に抱き着かれていた。
「ど どうして貴方がこんな下層に!?」
「そろそろ黒ウサギが来る予感がしておったからに決まっておるだろうに! フフ フホホフホホ!やっぱりウサギは触り心地が違うのう!ここがええんか!ここがええんか!」
「ちょ ちょっと離れて下さい!」
黒ウサギがやたらめったらにモフモフ…いやクンカクンカする銀髪の流星さんを両手で吹き飛ばす。
「てい」
「飛んできた初対面の美少女を足で受け止めるとは何様だ!
「十六夜様だぜ、以後よろしく和装ロリ」
よく見れば美少女を自称するだけあり、幼いながら顔立ちは整い、水に濡れた銀髪は傾く太陽の光に反射しキラキラと光っている。
「…誰?」
「貴方はこの店の人?」
耀や飛鳥の問いに銀髪美少女(自称)が答える。
「おお そうだとも 私はこの“サウザンドアイズ”の幹部、白夜叉様だよ ご令嬢。」
「うう…まさか私まで濡れることになるなんて」
黒ウサギが水を滴らせながら呻く。
「俺たちを水の中に放り込んだんだし因果応報だな」
「それでお前たちが黒ウサギの新しい同士か…まあいい、話があるなら店内で聞こう」
「よろしいのですか?彼らは旗印を持たない“ノーネーム”のはず、規定ではーーーー」
「身元は私が保証するしボスに睨まれても私が責任を取る、良いから入れてやれ」
「良いのか?」
確かに凛たちは“ノーネーム”で、いくら黒ウサギと面識があるといっても怪しいことに変わりはない。
「よいよい、先ほどの女店員の無礼もあったのでな。あやつは真面目なのだがちと堅くてな」
「・・・!」
白夜叉がチラリとに目を向けると女店員は気まずそうに目を逸らす。
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「生憎と店は閉めてしまったのでな。私の私室で勘弁してくれ」
5人が連れてこられたのは店の奥にある白夜叉の私室であった。そこは畳が張られ落ち着いた雰囲気になっており、一目で分かるような名刀があったりなかなか趣きがある。
「では話を聞こうかのーーーーーーー」
次回は耀のギフトゲーム!
相変わらずギフトの無い凛!
やっぱキャラが好きだ、白夜叉!
評価、乾燥お待ちしております。
最後に少々雑談を…
デレステのリセマラがようやく終わりました!念願の卯月ちゃんSSRを迎えることが出来ましたよ…何回リセットしたことか…