今回は途中からカズマ視点です。
カズマの口調がよくつかめません。
それでは、本編どうぞ
「はい、確かに。ジャイアントトードを三日以内に五匹討伐。クエストの完了を確認いたしました。ご苦労様でした」
俺は女神を連れた転生者らしき人物を追って、ギルドに来ていた。
ベルには大衆浴場に行った二人を追跡してもらった。
「……しかし、本当にモンスターを倒すだけで、強くなるもんなんだなぁ」
名前も知らぬ冒険者が呟く。
あいつが何レベルなのかは気になるところだが、もう少しだけ観察しよう。
「ではジャイアントトード二匹の買い取りとクエストの達成報酬を合わせまして、十一万エリスとなります。ご確認くださいね」
冒険者は報酬の金額が気に入らないのか、とても不満そうな顔をしている。
更に他のクエストにも目を通し、深いため息をつく。
コイツ…嫌になってるんじゃないか?
「…すまない、ちょっといいだろうか……?」
椅子に座って意気消沈していた冒険者に、声を掛ける人物が一人。
何を隠そう、金髪碧眼の女騎士である。
それも、とびきり美人の。
身長はだいたい170㎝位だろうか。
どことなくクールな印象を受ける彼女は無表情に冒険者を見ていた。
「あ、えーっと、何でしょうか?」
冒険者は緊張したように尋ねる。
…まあ、当然っちゃ当然だろう。
相手は美人で年上だ。
緊張するのも分からなくはない。
「うむ……。この募集は、あなたのパーティーの募集だろう?もう人の募集はしていないのだろうか」
パーティーか…
そう言えば俺、どこのパーティにも入ってなかったな。
俺もこのパーティに入るか。
「あー、まだパーティーメンバーは募集してますよ。といってもあまりオススメはしないですけど……」
「ぜひ私を!ぜひ、この私をパーティーメンバーに!」
女騎士が冒険者の手を強く握る。
驚くべき食いつきだな。
「い、いやいや、ちょっ、待って待って、色々と問題があるパーティーなんですよ、仲間二人はポンコツだし、俺なんて最弱職で、さっきだって仲間二人が粘液まみれ、いだだだだっ!」
騎士が“粘液まみれ”というワードに反応して、冒険者の手をより一層強く握る。
「やはり、先ほどの粘液まみれの二人はあなたの仲間だったのか!一体何があったらあんな目に……!」
「えっ!?」
マジか…。
この人やばい感じの人だ。
俺なら絶対パーティに入れたくない。
さて、パーティ募集の紙でこのパーティがどんなパーティなのか調べるか。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「おい、ちょっといいか?」
面接の相談をするために、カズマという名の冒険者に声を掛ける。
「なんだよ」
机に突っ伏したまま返事をする冒険者。
相当疲れているのだろう。
「お前のパーティに入りたいんだが」
「やめとけ」
ワオ即答。
でも正直二人だけじゃさびしいんだよな。
なんというか、新鮮味に欠けるような…。
「そこを何とか!」
「なんで俺たちのパーティに固執するんだ?優良物件なら他にもっとあるだろうに」
なんでって言われてもな…。
「面白そうだし」
「そんな理由で!?」
面白い、これ以上の行動原理が他にあるだろうか。
「頼む、俺ともう一人の連れを入れてくれ!」
「ついでに聞くが、職業は?」
ああ、こいつのパーティ募集には上級職のみって書いてあったな。
「俺がソードマスター、連れがアークウィザードだな」
「…なあ、そのアークウィザードは爆裂魔法を使ったりしないよな」
爆裂魔法?
なんだそりゃ。
「そんな魔法聞いたことないぞ」
「そうか、ならいい。ところで、いいのか?俺なんかのパーティで」
女神がいるしな、とは言えない。
この世界の人に女神とか言ったら頭おかしい人だと思われる可能性が。
「ああ、ここでいい」
「分かった、採用だ」
良かった、これで俺もパーティの一員だ。
「俺の名前はサトウカズマ。お前は?」
「俺はテンライホムラだ。よろしくな、カズマ」
よし、今日からは新しい生活が待っている!
今回は急いで書いたためクオリティが低いと思います。
誤字脱字、感想、ご意見などお待ちしております。
10/15 大幅に修正しました。