この素晴らしい世界に混沌を!   作:薄翅蜉蝣

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どうも、七星天道です。

テスト関係で長らく投稿できませんでした。
申し訳ありません。

それでは、本編どうぞ


第四話 ホムラと女神と転職と

「今日からこのパーティに入るホムラとベルだ」

 俺とベルはカズマを仲介にパーティメンバーと立ち会っていた。

「俺はホムラ。職業はソードマスターだ。よろしく」

「私はベルルム。職業はアークウィザードだよ。ベルって呼んでね」

 俺とベルが簡単な自己紹介をするとベルがアクアって言ってた奴が立ちあがった。

「ベル!ベルじゃないの!久しぶりね!」

「うん、アクア、久しぶり!」

 カズマが驚いた顔で見ているが気にしない。

「まあ今日からこのメンバーでがんばろうと思う」

 バサッとマントを翻して奇抜な女の子が突然こんなことを言った。

「フッ、我はパーティ編入を認めない」

 おっといきなりの出ていけ宣言。

 俺たち何か悪いことしたっけ。

「こらめぐみん、わがまま言うな」

 めぐみん?

 今カズマこいつの事めぐみんって言ったか?

 どんな名前だよ…フフッ

「そもそもなんで反対なんだよ。ホムラもベルも上級職だし、問題ないだろ」

「大有りです!だってそこの人はアークウィザードなんですよ!上級魔法の使える魔法使いが入ってきたら私の存在意義がなくなるじゃないですか!」

 そして少し涙目になるめぐみん。

 めぐみん…フフフッ

「なあ、その子が爆裂魔法を使うっていう子か?」

「ああ、そうだ」

 爆裂魔法しか使えないって言ってたっけ。

 流石に仕事をとるのはかわいそうだしなぁ。

 俺が救いを求めてベルを見ると、ベルは満面の笑みだった。

 何か策があるのか?

「ねえ、めぐみん。上級魔法を使える魔法使いがいなきゃいいんだよね」

「はい、そうですけど」

「それなら私に任せて!」

 いや、その魔法使いって自分の事だろ。

 ベルは冒険者カードを取り出して、何やら操作をしている。

 どうするっていうんだ?

「私が転職すればいいんだよ!」

 転職?

 ほんとに何なんだよ。

「ああ、ホムラは知らないか。転職っていうのはね、冒険者って職業の人がステータスを上げた後にべつの職業にチェンジすることだよ。私は冒険者じゃないけど、冒険者じゃなくても転職は可能だから、今回はそれをやってみようと思うんだ」

 なるほど、最弱職の人が強くなったら進化する、的なシステムか。

 俺もできるってことだよな。

 ちょっと見てみるか。

 

[転職可能な職業]

 ・剣士

 ・戦士

 ・ニンジャ

 

 …ニンジャ?

 剣士や戦士はソードマスターの下位互換だとして、忍者って何だよ忍者って。

「なあ、ニンジャって何だ?」

 これって俺にぴったりの職業じゃね?

「ねえ、サモナーって何だろう?」

 ベルはベルで変なものを見つけたらしい。

 どれどれ?

 ベルのカードを見ると、

 

[転職可能な職業]

 ・アークプリースト

 ・エレメンタルマスター

 ・ウィザード

 ・プリースト

 ・サモナー

 

 という項目があった。

 多いな。

「で、結局これは何なんだ?」

 これ、とはもちろんニンジャとサモナーの事である。

「分からない。けど、本来こんな職業は無いはずなんだけど…」

 おお、俺たちオリジナルか。

 それはいい。

「俺、ニンジャに転職するわ」

「私もサモナーにする。じゃあ転職したい職業の部分を押して」

 えっと、ここを押せばいいんだな。

 …押したけどなんら変わりないような気がするんだが。

 スキル欄見てみるか。

 

[習得可能スキル]

 ・手裏剣 1ポイント

 ・クナイ 1ポイント

 ・忍刀  3ポイント 

 ・煙幕  1ポイント

 ・影走り 3ポイント etc.

 

 ザ・忍者なラインナップになってた。

 地球ほど忍具とかのバリエーションは少ないけど、これは俺にぴったりな職業だ。

「ベルはどうだったんだ?」

「うーん、よくわかんないんだよね」

 

[習得可能スキル]

 ・捕獲  50ポイント

 ・収納  20ポイント

 ・召喚  20ポイント

 

 これだけか?

 サモナーってよく分からない職業だな。

 まあ、これからはニンジャとして頑張るか。

 …まてよ。

「ところで、転職って何の代償もなくできるのか?」

 唐突にそんなことが気になりだした。

「え?そんなわけないでしょ。一回の転職につき一万エリス必要だよ」

 ……。

「ついでに一回転職したらもとには戻れないよ」

 ………。

「ああ、それと転職する前に使ってたスキルはなくなってるから。スキルポイントも戻ってこないよ」

 …………。

「あ、そう言えば」

「もう、やめてくれ」

 聞きたくない、そんな話。




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