エムリスファイル-ある哲学者の仁義   作:ミクロ

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基本読み専の作者が自己満足で書いたものです。
ノーストックノープラン、それが私クオリティ。
なので更新は基本半年に数回あれば良い方だと思って頂ければ幸いです。


正義なんて個人の自由 byエムリス

やあ、どうも皆さん。

僕はエムリス C C スプリングフィールド。ただの研究者だ。

とりあえず、僕個人の事は後ほど述べるとして、皆さんはシュレディンガーの猫という量子論をご存知だろうか?

これは巨視的な観測をすれば別々の状態とはっきり認める事が出来るはずの巨視的な系の諸状態は観測されていようといまいと区別されるという状態見分けの原理が矛盾することを示した理論なんだが、まず蓋のある箱を用意して、この中に猫を一匹入れる。箱の中には猫の他に、放射性物質のラジウムを一定量と、ガイガーカウンターを1台、青酸ガスの発生装置を1台入れておく。もし、箱の中にあるラジウムがアルファ粒子を出すと、これをガイガーカウンターが感知して、その先についた青酸ガスの発生装置が作動し、青酸ガスを吸った猫は死ぬ。しかし、ラジウムからアルファ粒子が出なければ、青酸ガスの発生装置は作動せず、猫は生き残る。一定時間経過後、果たして猫は生きているか死んでいるか。

つまり、箱の中を観測しない限りにおいて、箱の中には猫が死んでいる状態と生きている状態が重なりあって存在しているということだ。

そして、我々は猫が生きている状態と死んでいる状態は認識出来るが、この実験の様に二つの結果・可能性が重なりあっている状態は認識できない。

これを聞いて皆さんが何を感じたか...それは皆さんの心に留めておいて下さい。

僕のように感性を刺激された人は、今までより視野が広がった感じがするかも知れないですね。

さて、この様な小難しい文章を根気良く読んで下さった皆さんに感謝するとともに、主旨を語っていきましょう。

シュレディンガーの猫では生と死という相矛盾する結果の重なりが実験になっていましたが、これを善と悪に置き換えてみましょう。

猫を子供に、人生を箱にそれぞれ置き換えて考察してみましょう。

どうですか? 僕個人としては非常に面白いと思うのですが..

まあ子供の未来を決定する要因が多すぎるというところが、シュレディンガーの猫から破綻しているのがなんとも言えないですがね。

子供は善に染まるのか、悪に染まるのか。

これを解明すれば、世界平和なども実現可能になるある種の哲学理論です。

ここでは一時的に「善悪多角思考」という仮称を付けておきましょう。

何が言いたいかと言うと、善と悪にはシュレディンガーの猫の様に"我々に認識出来ない領域"があり、我々には完全に善と悪を測ることは出来ない。そして観測して可能性が消えた一方の結果はどこに行ったのか。

そして善と悪という概念事態も非常に曖昧なものであるということを加味し結論つけると、"我々は善と悪を完全に認識することは不可能であり、そもそも善と悪という概念を完全に完成させることも出来ない"ということです。

善と悪なんて人それぞれの感性の生み出す定義ですしね。

正義なんてものはもってのほか、その正統性を完璧に証明することは我々には出来ないし、正義という概念を完全に完成できたとしたら、そこには寸分違わず同じ感性、思考、思想を持った個性なんてかけらもない世界が広がっていることでしょう。

僕の通う魔法学校のある魔法世界の正義感(笑)に溢れる連中がいかに自己満足で傲慢であるかを裏付ける理論としても最高のものでしょう。僕の考えうる限りで、ですがね。




これの前に一個の小説バックアップごと消してしまったのは本当にどうでも良い話ですねごめんなさい。・°°・(>_<)・°°・。
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