……はさすがに危険なのでコミカル書こうとした。無理だった。(早
あれから30分ぐらい経過。一度息をついた提督は、大鳳を見た。何やら本を読んでいるようだ。
「………あ、あのさ、大鳳さん」
「あ、はい。何でしょうか?」
「………将棋、って知ってる?」
「将棋……ですか? 名前は知っていますけど、やったことは……」
「そっか。……うーん」
折角なので将棋を誰かとやってみたいと思い、大鳳に言ってみたところ、どうやらダメだったらしく、将棋はやめよう。と思った。じゃあ、何をやろうかな、と思って、もう一度テキストを開き、すぐに「あ」と言い出して思い出す。
「……大鳳さん。トランプある?」
「……ありません」
「……ご、ごめん」
自分の気が抜けていたということに自覚して、頭をかく提督。と、今度は自分のメモ帳を取り出して、あるページを開いた。
「………」
そして、穴があるということに気が付いた。物理的な、ではなく、この鎮守府に配属されている艦娘的な意味で。
確か、武装系統は、大鳳が「空母」、加古が「重巡」、天龍と龍田が「軽巡」、そして、霧島と山城が「戦艦」。
この状態で「潜水艦」に狙われたら危険かもしれない。と言うのも、先ほど挙げた「軽巡」以外が海上戦闘に強い、が、海中の相手、つまり、潜水艦が相手だとこちらが対抗する手段は「軽巡」しかない。
それに、たった6名しかいないものなんかさびしい。提督はパンッ、と頬を両手で叩いて立ち上がった。
「大鳳さん、ちょっと来てくれませんか?」
「え? 分かりました」
*****
「……これだけでいいの?」
「えぇ、まぁ……」
こちら工廠室。地下にある工場みたいなもので、これで武装を制作して、艦娘を迎える、これがパターンらしい。
……が、作るのは別に、素材を置いてほっとくだけであとは勝手にできる、らしい。大鳳曰く「妖精さんが作ってくれる」とのこと。
「……口出しはできないんだね」
「黙認のルールですので。……あ、提督。こんな話、知ってます?」
「な、何さ突然……」
工廠室の扉を閉めながら、提督は大鳳の話を聞いてみることに。
「……昔、ある武装を手に入れたかった提督がいたらしいです」
「……うん」
「それで、作っていた方に文句を言ったのです……」
「………まさか」
「えぇ……翌日、その提督は行方不明に……!」
「………本当の話?」
「はい」
「………気を付けるよ」
提督は帽子を押さえながらそう言った。
*****
結局やることがなくなったので提督は将棋の駒が入っている箱を何気なく手に取って眺めていた。将棋をやろうにも、今は気が気でない。ふぅ、と何気なく息をついた。
「……提督、それって……」
「ん、あぁ、将棋。……教えよっか?」
「えぇ、ぜひとも……」
そう言って、提督は提督机から立って、床へ座って台を広げようとして―――
突如、警報が鳴り響いた。
「っ、敵襲!?」
「……提督、後で教えてくださいね」
「うん。……無理は、しないでね」
大鳳はうなずいて、先に出る。提督は、もう一度大きく息をついて、カギがあるかを確認。そして、飛び出した。
だが、困ったことに現在は3人しかいない。そのため、ちゃんと指示をしなければいけない。だからこそ、もう、あんな思いはしたくない。
「………あ、あれ?」
と、何故か手に持っている物に気づいて、走りながらもそれを見る。
飛車、銀将、桂馬の3つ。どうやら、無意識に握りしめていたらしい。今更戻るわけにもいかず、そのまま持ったまま走る。
「……誰一人、失うものか……!!」
自分のは設定がぶっ飛び過ぎてるだって?
……もし轟沈させてしまった話を考えてめちゃくちゃな話になっているのだよ。多分