遊戯王 〜機械竜に魅入られし者〜   作:さんま(北海道産)

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turn5 サイバーの鼓動

初手は悪くない、問題は相手がなんのデッキかという事だ

帝と言っていたがその帝を使ってくるかどうか。

「スタンバイ、メインフェイズまで。」

フェイズ宣言、これが重要だと英雄に教わった。フェイズごとに発動するカードが違ったりするため互いにどのフェイズなのかを理解しなくてはいけない。そしてターンプレイヤーがしっかりとそれを宣言しないといけない。

「どうぞ」

相手からは何もない、なら動くか

「僕はサイバードラゴン・コアを召喚」

サイバードラゴン・コア

星2 ATK400 DEF1500

「サイバードラゴン・コア召喚時の効果発動、デッキから「サイバー」又は「サイバネティック」と名のつく魔法か罠を手札に加える」

これを探すという意味を持つ英語からサーチと言うらしい。教えてもらった知識を頭の中で少しずつものにしていく。

とりあえず、今後のことを考えてこのカードにするか

「僕はコアの効果でサイバーリペアプラントを手札に加え、カードを一枚伏せてターンエンド」

手札4枚

とりあえずこれでいいのだろうか?

攻撃力400のコアを棒立ちにさせておくのは心許ないが、最悪伏せカードがある。どうにかできないわけではない。

「んじゃこっちのターンね、ドロー、スタンバイメインフェイズまでいくよ」

こちらは何もない、了承する

「手札から終末の騎士を召喚」

終末の騎士

星4 ATK1400 DEF1200

「効果発動はいいかな?」

「召喚時効果?」

そう言った時には横に英雄がいた、得意げな顔していたので少々ムカついたが遊戯王の知識に関しては初心者の僕にほぼ基礎知識を叩き込み、サイバーの基本的動きさえも教えてくれたレベルの理解力なのだから今は縋るか。

「終末の騎士は召喚・特殊召喚・反転召喚時にデッキから闇属性モンスターを墓地に送る効果がある。これは誘発効果で『時』なのでタイミングを逃す。」

説明してくれるのはありがたいが後半は全く理解していない。そもそも誘発効果だのタイミングを逃すだの何を言っているのか、それは遊戯王の話なのか?今考えてもわからないので振り払い今は目の前のことに集中する。

「何もないよ」

「なら処理させてもらうね」

デッキを掴みカードを探し始める、一体何が墓地に送られるのか?送られたモンスターで大体どんなデッキ考えなくちゃいけない。

「それじゃあ墓地に送るのはガガガマジシャン」

ガガガマジシャン

星4 ATK1500 DEF1000

「ガガガマジシャン?ということはガガガか」

「終末入りはあれだね、ガガガリベンジタイプだね」

「それが1番安定するだろう、ガガガって」

「そもそも意外とブラックマジシャンデッキだったりして」

「あぁ、俺も入ってるの知ってるけどだったら終末はいらなくないか?」

外野2人レベルまでの考察はできないがどんな動きをするのかは大体わかった。墓地から特殊召喚する気らしい。

「そして手札から装備魔法カード、ガガガリベンジ発動。対象のガガガマジシャンを墓地から特殊召喚する」

フィールドにレベル4のモンスターが2体、くるか

「フィールドの終末の騎士とガガガマジシャン2体でエクシーズ、希望皇ホープ」

希望皇ホープ

ランク4 ATK2500 DEF2000

「あれ?」

鳥間君のエクストラデッキから出されたホープを見て気になった。それは僕のホープと違い周りの枠がゴールドに輝いていたのだ。とても高そうな雰囲気を醸し出している。

「どしたの?」

「その金枠のホープ、なんかいいね」

「ゴールドレアのこと?」

「なんだか高そう」

するとまたまた脇から一言

「あれあんまり高くないよ」

少し意外、もう少し聞いてみる

「意外だね」

「確かにパックは高いがゴールドシリーズ2016は収録枚数が多くないから割とポンポン出るしなによりそこまで喉から手が出るほど欲しいわけじゃないからな、一枚二枚あれば十分なんだよ」

なるほど、エクストラデッキのカードだからでもありそれほどレアでもないのか

「止めてごめんね、続けよう」

鳥間君はうなづいてフェイズを宣言した

「バトルフェイズ!ホープでコアを攻撃!」

「ガガガリベンジの効果で攻撃力は300アップする」

ATK2500→2800

ここは黙って受けるしかない。

竜也LP 5600

2400ダメージ、大きく持って行かれた。

「このままターンエンド」

鳥間 手札4枚

「僕のターン、ドロー」

ドローカードを確認、よし、このカードならいける

さぁ、反撃の時だ。

 




「というわけでやっていきましょうか!」

英雄がお送りする脱初心者コーナー

「今回説明するのは魔法カード!」
「今の遊戯王の主流だね」
「即使えるのがなんといっても魅力だな」
「まず魔法カードは五種類存在する」
「えっと、通常魔法、永続魔法、速攻魔法、装備魔法、フィールド魔法、だったよね」
「正解、まぁペンデュラムもスケール時は魔法カードなんでペンデュラムモンスターも厳密には永続魔法カードの一種なんだけどな」
「ややこしいね」
「まず通常魔法カード、こいつが1番スタンダードかな」
「手札から即使えるけど伏せても相手ターンには使えないんだよね」
「このカード群には死者蘇生や竜也がサーチしたサイバーリペアプラントなどが含まれてる、次は永続魔法」
「フィールドにずっと残るやつ」
「正解、中には光の護符剣のように通常魔法カードでも残り続けるのもあるけどそれはあくまで通常魔法カード、それと永続魔法のややこしいところはカードの発動と効果の発動は別ってこと、雪兎うさぎで破壊できるのは効果の発動の方だぜ」
「ややこしいね」
「永続魔法なら地獄門の契約書や炎舞ー「天キ」なんかがこれだな」
「例のカードが急にモダンになったね」
「次は装備魔法カード、文字通りモンスターに装備して色々な効果を付け加えることができる」
「戦士族に似合いそう」
「ドラゴンとかも普通に剣とか装備するけどな、装備魔法カードは対象のモンスターが裏側になると破壊されてしまうので気をつけよう」
「なるほど、裏にしてしまえばいいのか」
「代表的なものは初代青眼殺すマンのマハーヴァイロがよくつけていたデーモンの斧や問題児神剣フェニックスブレードなんか存在する」
「デーモンの斧は聞いたことあるかな」
「最後に速攻魔法、これは伏せることで相手ターンにも使用することができる、もちろん自分のターンにも使うことができる」
「便利だよね」
「ただ一度伏せてしまうと罠と同じでこのターン発動できなくなってしまうので伏せる時はよく考えてな、代表的なカードは万能なサイクロンや使い勝手の良い月の書、寝取りや防御と器用に使えるエネミーコントローラーなんかある」
「左!右!a!b!」
「そのネタみんなすきだな、次回は罠カードだ!」
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