【完結】遊戯王ARC-V~遊の力を矢に束ね~   作:不知火新夜

3 / 168
2話_俺、出陣!

『いよいよ、メインイベントの時間がやってまいりました!チャンピオン、ストロング石島に挑戦しますのは、あの伝説のデュエルスター・榊遊勝の1人息子にして、完全決闘者(パーフェクト・デュエリスト)、榊遊矢君であります!』

 

戦いの日が来るまで、俺が心から待ちわびていた日が来るまで、あっという間だった。

今日は完全決闘者としてもそうだが、父さんの代わりとして舞台に立つ、ならば使うデッキはコレ。

ユベルやアストラル達にも手伝って貰い、改良を重ねたこのデッキで、今日は勝ちに行く!

 

『遊矢、出番だね?』

「ああ、ユベル。この世界において、俺にとって最初のビッグステージだ!」

『遊矢、分かっていると思うが、油断するなよ?』

「当然だ、アストラル。油断も慢心もしないで、俺はストロング石島に立ち向かう!」

 

俺は2人の相棒の言葉に答え、笑みを浮かべる。

なにしろこれが、今世において俺の、本当の意味での始まりとなるデュエル。

これまで舞網市内では知らない人はいない、程度の知名度しか無かった俺の名が、この世界に知れ渡るデュエルとなる筈だ。

現役チャンピオンであるプロデュエリストとのデュエルは、それだけ影響力が大きい。

緊張もやる気も、良い感じで充分、よし行くか!

 

『このスペシャルマッチは、アクションデュエルの公式ルールに則って行われます!フィールド魔法『辺境の牙王城』発動!』

 

このイベントのMCをやっているニコ・スマイリーさんの手に光が集まりカードが出現、それが翳されるとカードが輝き、アクションフィールドが、ソリッドビジョンシステムによって形成される。

城が中心にある森、これがこのアクションフィールドの特徴か?

成る程、辺境の城という名に相応しい、面白いアクションデュエルが出来そうなフィールドだな。

 

『ご覧下さい!この本物と見誤るレベルのリアルな質感、これがレオ・コーポレーションの最新型ソリッドビジョンシステムです!』

 

おお、こいつは凄い。

今まで塾にあったソリッドビジョンシステムもリアルだったが、これは比べ物にならない程のリアルさだ。

これと同じ物を、俺がやりたいデュエルをするだけで、タダでくれるとか太っ腹だな!

 

『おおっと!あの城の上に現れたのは、この3年間、アクションデュエルの頂点に君臨し続ける最強王者、ストロング石島だぁ!』

「うぉぉぉぉぉぉ!」

 

み、耳が、耳がぁぁぁぁ!

こんだけ離れていても耳が凄く痛いって、どんな大声出してんだ!

まさかの精神攻撃に、遊馬時代の親友だったシャークっぽくイラッとしつつも、俺の出番を待つ。

 

『この最強王者に挑むは、若き完全決闘者、榊遊矢!』

 

よし、俺の出番だな!

此処はエンターテイメントを意識した登場をしよう。

そう思い立ち、俺は階段を駆け上がりながら、観客に向けて言い放つ。

 

「Ladies and Gentleman!Boys and Girls!今日はこの俺、榊遊矢のデュエルに来ていただき、ありがとうございます!どうぞ、この俺とチャンピオン、ストロング石島とのデュエルをお楽しみ下さい!」

「「「「うぉぉぉぉぉ!」」」」

 

よし、掴みは完璧だ、俺の自己紹介に、観客席の人達は歓声を上げてくれた。

後は、俺のデュエルを見せるだけ!

 

『役者は揃いました!さあ、手札5枚のご用意を!』

 

俺とストロング石島は、ニコさんの指示に従ってデッキからカードを5枚ドローする。

おっとそうだ、

 

「ストロング石島!3年前に父さんが来なかったお詫びとして、先攻を譲ります!」

「譲るだと…

舐めた口を!良いだろう、プロの技でお前を躾け直してやる!」

 

そこ、はいはいリスペクトリスペクト言わない。

正直言うと、先攻ドローが無いから後攻の方が好き、というのが大きいんだけどな。

無論アクションデュエルにおいてはその限りでは無いんだが、まあその話は後で。

そんな俺達のやり取りを見たニコさんは少し戸惑いつつも、

 

『おおっと!いきなり意外な展開になりましたが、両者気合十分の様子です!

それでは始めましょう!

戦いの殿堂に集いしデュエリストが!

モンスターと共に地を蹴り宙を舞い!

フィールド内を駆け巡る!

見よ、これぞデュエルの最強進化系!

アクショーン!』

 

「「デュエル!」」

 

先攻 Ishizhima LP 4000 VS 後攻 Yuya LP 4000

 

デュエルの開始宣言と共にニコさんが指を弾くと、それと共にアクションマジックがフィールド中に舞い落ちる。

ストロング石島、俺を満足させてくれよ?

 

「直ぐにとっ捕まえてやる!俺のターン!

まずは魔法カード『蛮族の狂宴LV5』を発動!」

 

蛮族の狂宴LV5

通常魔法

1:自分の手札・墓地から戦士族・レベル5モンスターを2体まで選んで特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、このターンそのモンスターは攻撃出来ない。

 

お、此処でいきなりLV系カードを使って来るか。

一定のレベルに作用するカードって、専用デッキじゃないと使いづらいんだよな。

 

「手札から戦士族・レベル5モンスター2体を、効果を無効にして特殊召喚する!

現れろ、『バーバリアン1号』『2号』!」

 

バーバリアン1号

効果モンスター

地属性

戦士族

レベル 5

攻撃力 1550

 

バーバリアン2号

効果モンスター

地属性

戦士族

レベル 5

攻撃力 1800

 

うぉ、俺が言えた話じゃ無いけど、初手で蛮族の狂宴LV5と、その対象となるモンスターを2枚も引くとか凄いドロー運だな。

俺がそんな風に感心している所でストロング石島の近くに登場したのは、頭から2本の角を生やし、毛深い体毛で覆われた戦士、バーバリアン1号と2号。

 

『レベル5モンスターが2体、来るぞ遊矢!』

 

ああ、相手はチャンピオン、それにLDSの広告塔もやっている、故にエクシーズモンスターの存在も認知している筈だし、出してくるに違いない。

さて場にいるのは2体の地属性・戦士族・レベル5モンスター、となると出て来るのは恐らくランク5。

『セイクリッド・プレアデス』は属性的に無理だし、『紅貴士―ヴァンパイア・ブラム』とかは種族的に駄目。

一応『マドルチェ・プディンセス・ショコ・ア・ラ・モード』は出せるが、効果とかステータスとかを考えて出すメリットは余り無いし、ストロング石島のイメージ的にも無理がある。

『発条装攻ゼンマイオー』とかも出せるが、効果を考えるとこのターンには出さないだろう。

『No.』は論外だ、此処ARC-Vの世界では(少なくとも俺が持っていたカードは)OCGと殆ど変わらない物となっていたが、そもそも作られたなんて話、聞いた事が無い。

となれば出してくるのは『始祖の守護者ティラス』か、或いは…

 

「そしてこの2体をリリースしてアドバンス召喚!」

 

…へ?

 

「密林の奥地から巨木をなぎ倒し、現れるがいい!異界の王国に君臨する蛮族の王!『バーバリアン・キング』!」

 

バーバリアン・キング

効果モンスター

地属性

戦士族

レベル 8

攻撃力 3000

 

…え、え?

 

『来なかったぞ遊矢!』

「来ねぇのかよ!」

 

っておい、お前本当にプロデュエリストなのかよ!?

手札4枚も消費して、出したのが最上級モンスター1体だけ!?

其処は何かしら強い効果を持ったエクシーズモンスターを出す所だろ!?

帝とかならまだ分からなくも無いが、それにしてもどうして其処でアドバンス召喚なんだ!

本当にイラッと来るぜ!

 

『出たぁ!いきなりチャンピオン、ストロング石島のエースモンスターの登場だ!』

 

アレがエースモンスター…?

確かにバーバリアン・キングの攻撃力は3000と高い。

クロノス先生のエースである『古代の機械巨人(アンティーク・ギアゴーレム)』、ジャックのエースである『レッド・デーモンズ・ドラゴン』、カイトのエースである『銀河眼の光子竜(ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン)』等々と同じクラスではある。

今挙げたモンスター達はそれに加えて強烈な効果を併せ持っているし、バーバリアン・キングの効果も決して弱くは無いんだが…

これがストロング石島の後攻なら、此処からまた蛮族の狂宴LV5を使って、墓地にいるバーバリアン1号・2号を蘇生、そしてキングの効果で2体ともリリースして後攻ワンターンキルを決めると想定できる分、今の流れは理解出来る。

だけど攻撃出来ない、つまりキングの効果を全く活かせない先攻1ターン目で、手札4枚も消費してまで態々棒立ちさせたのをエースモンスターと呼ばれても。

はぁ、プロデュエリスト、それも現役チャンピオンだから期待したけど、こんなんじゃぁ満足出来ねぇぜ…

カイザー、ジャック、カイト…

お前達みたいな、才能あふれたデュエリストは何処かにいないのか?

こんなんじゃ、ワクワクやかっとビングなんて言葉、忘れちまうよ。

 

「親父には逃げられちまったが、お前は逃がさん!俺はカードを1枚セットして、ターンエンドだ!」

 

Ishizhima

LP 4000

手札 0

モンスター バーバリアン・キング(攻撃表示)

魔法・罠カード セット

 

セットカードもたった1枚か…

本当に、本当に満足出来ねぇ!

俺はずっと、俺の指導によって育ったデュエリストとのデュエルで満足するしか無いのか!?

 

「俺を、満足させろよ…?」

「何?」

「俺を満足させろと言ったんだチャンピオン!」

 

手札0、最上級モンスター1体、セットカード1枚でターンエンドとか、確かにアクションデュエルの都合上、アクションマジックの存在からそれも良いかも知れないが、だけど、だけどな!

 

「そんなんじゃ、満足できないぜ!俺の心を揺らす様な、そんなデュエルをして見せろ、チャンピオン!」

「ふん、戯けた事を!どうせ口だけだろう?」

 

口だけか、本当にそう思うのなら、俺のデュエルを見せてやる、俺のエンタメデュエルをな!

そう思い、俺がデッキに手を掛けようとした瞬間だった、それが起こったのは。

 

「なっ!?」

『ペンダントが輝いている!?』

『皇の鍵と同じく、特別な力を持ったペンダントだったのか!?』

 

俺の首に、皇の鍵と共に掛けられていたペンダントが光輝き出す。

と同時に、俺はこれまでのデュエルでは感じられなかった満足感を感じていた。

榊遊矢としての俺、今世の俺に与えられた新たなる異能の目覚め、それを感じていた。

 

「これは、満足出来そうだな。俺のターン、シャイニングドロー!」

 

実際にシャイニングドローしている訳じゃ無いが、そのつもりでデッキトップのカードを引き抜いた瞬間、

 

『何!?カードが書き変わった!?』

『ま、まるでリ・コントラクト・ユニバースの様だね…』

「一応言って置くけどさ、ZEXALじゃないからそれ出来ないからな」

 

俺の手札、更にはドローしたカードが書き換わったんだ。

それこそ『RUM(ランクアップマジック)―リミテッド・バリアンズ・フォース』を『RUM―ヌメロン・フォース』に書き換えた時の様に、いや、それ以上の奇跡かも知れない。

あの時は1枚きりだったけど、今は俺の手札が全て、それどころかデッキの大半のカードすらその姿を変化させたのだから。

というか、アニメのARC-Vといえばこれが始まりといっても差支えなかったよな。

 

「だけど、気分は前世だな。かっとビングだ、俺!

俺はスケール1の『龍脈の魔術師』と、スケール5の『慧眼の魔術師』を、ペンデュラムスケールにセッティング!」

 

ペンデュラムスケール(青):1(龍脈の魔術師)

ペンデュラムスケール(赤):5(慧眼の魔術師)

 

俺の宣言と、デュエルディスクの両端にペンデュラムモンスターカード(上半分がモンスターカードとしての色、下半分が魔法カードとしての色のグラデーションとなったカード)となった2枚のカードをセットすると共に、青い光の柱が2つ出現、其処に龍脈の魔術師と慧眼の魔術師が登っていき、其々の柱にNo.の数字とも違った、独特の書体で1と5の数字が刻まれる。

このままペンデュラム召喚、と行きたいけど!

 

「更に、手札のペンデュラムモンスター、『貴竜の魔術師』を捨て、バーバリアン・キングを対象にペンデュラムスケールにセットされた龍脈の魔術師の効果発動!

このカードはペンデュラムスケールにセットされていて、もう片方のペンデュラムスケールに魔術師が存在する時、手札のペンデュラムモンスターを捨てる事で対象のモンスターを破壊する!」

「な、何!?」

「地脈の気を感じ取る龍脈の魔術師よ!その荒ぶる力で敵を討て!ドラゴニック・ウェーブ!」

「なっバーバリアン・キングが!?」

 

まずは下準備だ、と言わんばかりに俺は龍脈の魔術師のペンデュラム効果を発動すると、1と刻まれた柱から発せられた空気の波がバーバリアン・キングを捉え、その振動によってバーバリアン・キングは倒れ伏した。

 

「更にペンデュラムスケールにセットされた慧眼の魔術師の効果発動!

このカードも龍脈の魔術師と同じ条件で発動出来、その効果は、自らを破壊し、デッキから慧眼の魔術師以外の魔術師ペンデュラムモンスターを1体、ペンデュラムスケールにセッティングする!

此処でセットするのは、スケール8の『時読みの魔術師』!

物事の本質を見抜く慧眼の魔術師よ!その冷徹なる眼で架け橋を書き換えろ!リライティング・スケール!

尚、フィールド上で破壊されたペンデュラムモンスターはエクストラデッキへ送られる!」

 

ペンデュラムスケール(赤):8(時読みの魔術師)

 

よし、5と刻まれた柱の数字が8に変わった、これで準備は完了!

後は、もう300年振りか?そんなペンデュラム召喚のお披露目だ!

 

「これでレベル2から7のモンスターが同時に特殊召喚可能!

揺れろ、魂のペンデュラム!天空に描け、光のアーク!」

 

俺の宣言と共に、青い光の柱の後ろで巨大な振り子が揺れ、その後ろに大きな穴が開くと3つの光が飛び出して来る。

 

「ペンデュラム召喚!出でよ、我が僕のモンスター達よ!

レベル4、物事の本質を見抜く魔術師『慧眼の魔術師』!レベル7、竜の魂を呼び覚ます冷静な魔術師『竜穴の魔術師』!そして同じくレベル7、世にも珍しき2色の眼を持ちし竜『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』!」

 

慧眼の魔術師

ペンデュラム・効果モンスター

光属性

魔法使い族

レベル 4

攻撃力 1500

 

竜穴の魔術師

ペンデュラム・通常モンスター

水属性

魔法使い族

レベル 7

守備力 2700

 

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン

ペンデュラム・効果モンスター

闇属性

ドラゴン族

レベル 7

攻撃力 2500

 

何となく思うんだが、ペンデュラムモンスターと化したコイツら、凄く回るよな。

と俺は、出現した3体のモンスターを満足げに見ていた。

だけど、まだまだ俺は満足しないぜ!

 

「更に墓地の『貴竜の魔術師』の効果発動!俺のフィールドにいるレベル7以上のオッドアイズモンスター1体、そう、オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンのレベルを3下げる事で、手札か墓地にいるこのカードを特殊召喚する!

現れろ、『貴竜の魔術師』!」

 

貴竜の魔術師

ペンデュラム・効果モンスター/チューナー

炎属性

魔法使い族

レベル 3

守備力 1400

 

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン レベル 7→4

 

「まだまだ終わらない!俺はレベル4の慧眼の魔術師に、レベル3の貴竜の魔術師をチューニング!2色の眼の龍よ!その赤き輝きを解き放ち、味方に活力を、敵に絶望を与えよ!シンクロ召喚!レベル7!『オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン』!」

 

オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン

シンクロ・効果モンスター

炎属性

ドラゴン族

レベル 7

攻撃力 2500

 

「なっシンクロ召喚だと!?馬鹿な、LDSでも教え始めてそれ程時が経っていない召喚方法だぞ!」

 

あ、シンクロ召喚は知っているみたいだな。

恐らくエクシーズ召喚だって知っている筈、だったら入れとけよと突っ込みたいが、それは後でも出来るし、今は俺のデュエルをするまでだ!

 

「オッドアイズ以外のシンクロ素材を使用してシンクロ召喚した事で、貴竜の魔術師は、俺のデッキの一番下に戻る!

更にシンクロ召喚に成功したメテオバースト・ドラゴンの効果発動!このカードの攻撃権を放棄する事で、ペンデュラムスケールにセットされたカード1枚を特殊召喚する!

この効果で特殊召喚するのは、龍脈の魔術師!」

 

龍脈の魔術師

ペンデュラム・通常モンスター

地属性

魔法使い族

レベル 4

攻撃力 1800

 

よし、最後の仕上げだ!

 

「そして、スケール1の『星読みの魔術師』をペンデュラムスケールにセットして、バトルフェイズ!」

 

ペンデュラムスケール(青):1(星読みの魔術師)

 

「龍脈の魔術師でダイレクトアタック!ドラゴニック・バースト!」

「させるか!アクションマジ(ビーッ!ビーッ!)な、何故発動出来ない!?」

「天空を見定める星読みの魔術師よ!その深淵なる力であだなす敵を封じよ!ホロスコープ・ディビネイション!

星読みの魔術師がペンデュラムスケールにセットされていて、俺のペンデュラムモンスターが戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了まで魔法カードを発動出来ない!」

「何っ!?ならば罠カー(ビーッ!ビーッ!)またか!?今度はなんだ!?」

「時空を見定める時読みの魔術師よ!その緻密なる力で我を守護せよ!インバース・ギアヴィス!

これはいわば、星読みの魔術師の効果の、罠カード版と言える効果!」

「なっ!?ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

Ishizhima LP 4000→2200

 

「さあ、次の攻撃によって、俺のワンターンキルが完成となります!皆さん、ご唱和下さい!

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンのダイレクトアタック!」

 

龍脈の魔術師のダイレクトアタックによってストロング石島のLPが、オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンの攻撃力以下となった事で、俺は手を振り上げて、観客にフィニッシュをアピールする。

そして、振り下ろしながら、

 

「「「「螺旋のストライク・バースト!」」」」

「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

Ishizhima LP 2200→-300 LOSE

 

WINNER Yuya

 

攻撃を宣言、勝負を決めた!

そして、フィールド及びストロング石島に背を向け、観客席へと手を広げ、

 

「これにて俺、榊遊矢のエンターテイメントデュエルの幕を閉じさせて頂きます!次のエンターテイメントデュエルの機会をお楽しみに!」

「「「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」」」

 

勝利宣言をすると、再びの大喝采、俺もそれに笑顔で応え、観客へと手を振った。

これが始まりなんだと、噛みしめる様に。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。