【完結】遊戯王ARC-V~遊の力を矢に束ね~   作:不知火新夜

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78話_ハンドレスコンボ

Side ユート

 

これ程の物なのか、シンクロ次元でトップクラスだと言われているデュエリストの実力の高さは…

ランサーズから俺を含めて6人が出場するフレンドシップカップ、その前夜祭である今行われている、このシティにおける3人のデュエリストスターとのスペシャルマッチに俺は3番手として出番を待っていたんだが、其処で目の当たりにした、ジャック・アトラスとクロウ・ホーガンのデュエルタクティクスに、俺は驚愕した。

まず『この次元の俺』ことユーゴとデュエルしたジャック、まさか融合召喚をして来るとは思いも寄らなかったが(しかもそのやり方が、アカデミアのそれとは明らかに違っていた)、それを抜きにしてもユーゴのエースカードであるクリアウィングの効果を受けて尚怯む事無く、むしろその死角を突いて突破して来る、させないと言わんばかりにアクションデュエルを覚えたばかりだとは思えない挙動でアクションカードを手にし、発動したユーゴに対しても、まるでそれを読んでいたかのように、かなり扱いにくいアクショントラップ『カウンターアクション』を手にしていて、それを無効にする、何度でも蘇る魔剣ダーマを壁として粘って来れば2回攻撃を付加して上から押し潰す、そんな一見すると真っ向勝負に見えながらも緻密なプレイングに俺は目を見張った。

その次の『スタンダードの俺』こと遊矢の一番弟子だと言うエレンとデュエルしたクロウ、先攻でほぼ万全の布陣としたエレンに対して、正直何時終わるのかと思いたくなるソリティアで盤面を整え、その中でエレンの布陣を少しずつ崩して行き、そして『シンクロ召喚のその先』との事らしいアクセルシンクロで勝負を決めた、そのデッキの爆発力もそうだが、それを手足の如く使いこなすクロウのプレイング、そしてどんなデュエルにも全力で臨むその心意気に、俺は再び目を見張った。

ランサーズにおいて精鋭と言われているエレンすらも後攻1キル出来るその実力、やはり遊矢や赤馬零児の判断は正しかった、あの時、隼を宥めて正解だったな。

さて、次の第3戦で俺と戦うのは鬼柳京介、聞く所によると鬼柳の使うデッキは『インフェルニティ』というカテゴリのカードを中心としたデッキだそうで、その爆発力は先程クロウが使っていた『BF(ブラックフェザー)』にすら勝るとの事だが…

まあ良い、誰が相手であろうと俺は俺のデュエルで立ち向かうまでだ!

 

『さて、スペシャルマッチも最後のデュエルとなりました!

その最後を飾るトリプルスター、3人目は、鬼柳京介!』

『鬼柳!鬼柳!鬼柳!鬼柳』

『サティスファクション!』

 

来たか、鬼柳。

 

「さあやろうぜユート。俺を、満足させてくれよ…!」

「望む所だ。俺のデュエルで、お前に満足と敗北を同時にもたらして見せる!」

『前夜祭最後のデュエル、それでは行きましょう!』

 

さあ、行くぞ!

 

「「『ライディングデュエル・アクセラレーション!』」」

「お前の先攻だ。お前のデュエル、じっくりと見させて貰う…」

「分かった。なら遠慮なく行かせて貰う!」

 

先攻 Ute LP 4000 VS 後攻 Kiryu LP 4000

 

「俺のターン!

まず『幻影騎士団(ファントムナイツ)ダスティローブ』召喚!」

 

幻影騎士団ダスティローブ

効果モンスター

闇属性

戦士族

レベル 3

攻撃力 800

 

先攻となった俺が最初に召喚したのは、ぼろぼろのローブを身に纏った幻影騎士、ダスティローブ。

 

「次に手札の『幻影騎士団サイレントブーツ』を守備表示で特殊召喚!コイツは俺のフィールドに幻影騎士団がいれば特殊召喚出来る!」

 

幻影騎士団サイレントブーツ

効果モンスター

闇属性

戦士族

レベル 3

守備力 1200

 

次に呼び出したのは、西部劇の登場人物にいそうな出で立ちの幻影騎士、サイレントブーツ。

 

「俺はダスティローブとサイレントブーツでオーバーレイ!2体のレベル3モンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!戦場に倒れし騎士たちの魂よ、今こそ蘇り、闇を切り裂く光となれ!エクシーズ召喚!現れろ、ランク3!『幻影騎士団ブレイクソード』!」

 

幻影騎士団ブレイクソード

エクシーズ・効果モンスター

闇属性

戦士族

ランク 3

守備力 1000

ORU 2

 

『ユート選手、早速エクシーズ召喚です!何やら伝説に聞く首なし騎士の様な、異様なモンスターですが…』

 

流石に先程エレンがエクシーズ召喚した事、そのエクシーズモンスターが余りにデカい図体というインパクトもあって、MCの解説は驚きよりも不気味な物を見ているかの様な感じだ。

それも当然だろう、俺の幻影騎士団は亡霊が衣服を纏った、某今現在放送されている仮面ライダーを導く存在の様な出で立ちなのだから。

それは置いて、俺がエクシーズ召喚したのは、MCの言う通り首なし騎士(デュラハン)の様な幻影騎士、ブレイクソード。

 

「カードを3枚セットしてターンエンド!」

 

Ute

LP 4000

手札 0

モンスター 幻影騎士団ブレイクソード(守備表示)

魔法・罠カード セット×3

 

「俺のターン、ドロー…

まず手札の『インフェルニティ・ジェネラル』を捨てて『ダーク・グレファー』を攻撃表示で特殊召喚…」

 

ダーク・グレファー

効果モンスター

闇属性

戦士族

レベル 4

攻撃力 1700

 

ダーク・グレファーという事は、インフェルニティは墓地肥やしが重要なデッキか。

 

「次に、手札の『インフェルニティ・ミラージュ』を捨ててダーク・グレファーの効果発動…

デッキから『インフェルニティ・ネクロマンサー』を墓地へ送る…

続いて、手札の『インフェルニティ・リベンジャー』を墓地へ送って魔法『ワン・フォー・ワン』発動…」

 

ワン・フォー・ワン(制限カード)

通常魔法

1:手札からモンスター1体を墓地へ送って発動出来る。手札・デッキからレベル1モンスター1体を特殊召喚する。

 

「ワン・フォー・ワンの効果で、デッキから2体目のミラージュを守備表示で特殊召喚…」

 

インフェルニティ・ミラージュ

効果モンスター

闇属性

悪魔族

レベル 1

守備力 0

 

次に鬼柳が呼び出したのは、何やらインディアンみたいな姿の悪魔、インフェルニティ・ミラージュ。

それにしても、着々と墓地が肥えているな…

 

「更に『終末の騎士』召喚…」

 

終末の騎士(制限カード)

効果モンスター

闇属性

戦士族

レベル 4

攻撃力 1400

 

あれ?あ、そういえば召喚権を使っていなかったな。

これで鬼柳の手札は0でセットカードも無い、しかし鬼柳のフィールドにいるのは攻守0のモンスターと、墓地肥やしとしての定番である2体の下級モンスターのみ、遊矢の言っていたBFをも上回る爆発力、との触れ込みには疑問符を覚えるんだが…

 

「召喚した終末の騎士の効果発動…

デッキから『インフェルニティ・デーモン』を墓地へ送り…

 

 

 

ハンドレスコンボの完成だ!」

「何!?」

『此処で準備完了です、鬼柳選手の代名詞、ハンドレスコンボが!』

 

ハンドレスコンボ、だと!?

だが手札0、セットカードも無しでどう動くと言うのだ…?

 

「ミラージュをリリースして効果発動!

コイツは俺の手札が0枚の時、自分自身をリリースする事で墓地のインフェルニティ2体を蘇生する!蘇れ!リベンジャー、ネクロマンサー!」

 

インフェルニティ・リベンジャー

効果モンスター/チューナー

闇属性

悪魔族

レベル 1

守備力 0

 

インフェルニティ・ネクロマンサー

効果モンスター

闇属性

悪魔族

レベル 3

守備力 2000

 

な、手札0枚で発動する蘇生効果だと、しかも2枚も!?

 

「蘇生したネクロマンサーの効果発動!

コイツも手札0枚の時、墓地のインフェルニティ1体を蘇生する!蘇れ!デーモン!」

 

インフェルニティ・デーモン

効果モンスター

闇属性

悪魔族

レベル 4

攻撃力 1800

 

また蘇生効果!?

 

「蘇生したデーモンの効果発動!

コイツは手札0枚で特殊召喚した時、デッキからインフェルニティカード1枚をサーチ出来る!

この効果でデッキから永続魔法『インフェルニティガン』を手札に加えて発動!」

 

インフェルニティガン(制限カード)

永続魔法

1ターンに1度、手札から『インフェルニティ』と名の付いたモンスター1体を墓地へ送る事が出来る。

また、自分の手札が0枚の場合、フィールド上のこのカードを墓地へ送る事で、自分の墓地の『インフェルニティ』と名の付いたモンスターを2体まで選択して特殊召喚する。

 

今度はカテゴリに属する物なら何でもアリのサーチ!?

よくよく考えたら今の鬼柳のフィールドはモンスターで埋まっていて、1体だけだがチューナーもいる、となると…!

 

「俺はレベル4のデーモンと、レベル3のネクロマンサーに、レベル1のリベンジャーをチューニング!漆黒の帳下りし時、冥府の瞳は開かれる。舞い降りろ闇よ!シンクロ召喚、レベル8!出でよ、『ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン』!」

 

ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン

シンクロ・効果モンスター

闇属性

ドラゴン族

レベル 8

攻撃力 3000

 

やはり此処で出して来たか、シンクロモンスターを…!

シンクロ召喚の演出と共に登場したのは、ワンハンドレッド・アイの名の通り、身体中に眼を持った漆黒のドラゴン。

 

『鬼柳選手、此処でワンハンドレッド・アイ・ドラゴンをシンクロ召喚しました!ワンハンドレッド・アイ・ドラゴンを出したという事は、まだ満足していない、という気持ちの現れなのか!』

「そうだ、俺はこの程度では満足しちゃいねぇ!墓地のミラージュを除外して、ワンハンドレッド・アイ・ドラゴンの効果発動!

コイツはエンドフェイズまで、ミラージュと同名モンスターとして扱い、同じ効果を得る!」

 

何、という事は…!

 

「ミラージュの効果を得たワンハンドレッド・アイ・ドラゴンをリリースして効果発動!

再び蘇れ!リベンジャー、ネクロマンサー!

蘇生したネクロマンサーの効果発動!

お前も再び蘇れ!デーモン!

蘇生したデーモンの効果発動!

デッキから罠『インフェルニティ・バリア』を手札に加えてそのままセット!

俺はレベル4のデーモンと、レベル3のネクロマンサーに、レベル1のリベンジャーをチューニング!シンクロ召喚、再び舞い降りろ!ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン!

墓地のミラージュを除外して、ワンハンドレッド・アイ・ドラゴンの効果発動!

コイツはエンドフェイズまで、ミラージュと同名モンスターとして扱い、同じ効果を得る!

ワンハンドレッド・アイ・ドラゴンをリリースして効果発動!

三度蘇れ!リベンジャー、ネクロマンサー!

蘇生したネクロマンサーの効果発動!

お前も三度蘇れ!デーモン!

蘇生したデーモンの効果発動!

デッキから罠『インフェルニティ・ブレイク』を手札に加えてそのままセット!

俺はレベル4のデーモンと、レベル3のネクロマンサーに、レベル1のリベンジャーをチューニング!シンクロ召喚、三度舞い降りろ!ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン!」

『まるで永遠に続くのでは無いかと思いたくなるこのループコンボ!その中でも鬼柳選手の盤面は着々と整えられて行きます!』

 

1回まわす毎に『インフェルニティ』カードがフィールドにセットされていく、ループコンボ…!

だ、だがもう墓地へ送ったミラージュはもう無い、ループコンボも打ち止めの筈…!

 

「このまま行くのも良いが、モンスターゾーンの余裕が無くなって来たな…

よし、さっき貰ったコイツを使うか!

俺はダーク・グレファーと終末の騎士でオーバーレイ!」

 

な、何、だと…!?

 

「2体のレベル4モンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚、ランク4!『インヴェルズ・ローチ』!」

 

インヴェルズ・ローチ

エクシーズ・効果モンスター

闇属性

悪魔族

ランク 4

攻撃力 1900

ORU 2

 

エクシーズ召喚、だと!?

あの口振りからして誰かから貰った様だが、一体…!?

 

『おぉっと、鬼柳選手もエクシーズ召喚だ!けど何だか、生理的に嫌悪感を覚えるのは何故でしょうか…?』

 

それは分からなくも無い、何せ見た目が二足歩行しているゴ○ブリだからな…

 

「案外役に立ちそうだな、コイツは。さて、まだ行かせて貰うぜ!

インフェルニティガンをリリースして効果発動!

コイツはいわば永続魔法版ミラージュ!」

 

何!?その効果はミラージュだけの物じゃ無かったのか!?

 

「まだまだ動いてもらうぜ!リベンジャー、ネクロマンサー!

蘇生したネクロマンサーの効果発動!

お前も頼むぞ!デーモン!

蘇生したデーモンの効果発動!

デッキから2枚目のインフェルニティ・バリアを手札に加えてそのままセット!

俺はレベル4のデーモンと、レベル3のネクロマンサーに、レベル1のリベンジャーをチューニング!死者と生者、ゼロにて交わりし時、永劫の檻より魔の竜は放たれる!シンクロ召喚、レベル8!出でよ、これが死神の真の恐怖!『インフェルニティ・デス・ドラゴン』!」

 

インフェルニティ・デス・ドラゴン

シンクロ・効果モンスター

闇属性

ドラゴン族

レベル 8

攻撃力 3000

 

今度のシンクロモンスターは、サボテンみたいなトサカを持った、黒いドラゴンか。

 

『今度は鬼柳選手のエース、インフェルニティ・デス・ドラゴンが姿を見せました!盤面が固まって来ました!』

「まだだ、まだ俺は満足していねぇ!墓地のジェネラルを除外して効果発動!

コイツは手札0枚の時、墓地のコイツを除外する事で、墓地のレベル3以下のインフェルニティ2体を、効果を無効にして蘇生できる!

これで最後だ、頼むぞ!リベンジャー、ネクロマンサー!」

 

あれ、2体ものモンスターを蘇生するというインチキじみた効果の筈なのだが、先程のミラージュ(とインフェルニティガン)の効果と、それをコピーしたワンハンドレッド・アイ・ドラゴンによるループコンボを見せられたせいか、地味に見える…

 

「俺はレベル3のネクロマンサーに、レベル1のリベンジャーをチューニング!シンクロ召喚、レベル4!頼むぜ、『波動竜フォノン・ドラゴン』!」

 

波動竜フォノン・ドラゴン

シンクロ・効果モンスター/チューナー

闇属性

ドラゴン族

レベル 4

攻撃力 1900

 

あのドラゴンは、確か遊矢がジャックとデュエルした際、ジャックがシンクロ召喚したドラゴン…!

 

「フォノン・ドラゴンの効果は使わねぇ!

墓地のネクロマンサーを除外して、ワンハンドレッド・アイ・ドラゴンの効果発動!

コイツはエンドフェイズまで、ネクロマンサーと同名モンスターとして扱い、同じ効果を得る!」

 

ま、まだ動くのか!?

 

「ネクロマンサーの効果を得たワンハンドレッド・アイ・ドラゴンの効果発動!

お前もこれでラストだ、頼むぞ!デーモン!

蘇生したデーモンの効果発動!

デッキから2枚目のインフェルニティ・ブレイクを手札に加えてそのままセット!

俺はレベル4のデーモンに、レベル4のフォノン・ドラゴンをチューニング!地獄と天国の間、煉獄より、その姿を現せ!シンクロ召喚、レベル8!太古の英雄よりもたらされし力、『煉獄龍オーガ・ドラグーン』!」

 

煉獄龍オーガ・ドラグーン

シンクロ・効果モンスター

闇属性

ドラゴン族

レベル 8

攻撃力 3000

 

『な、ななな、なんとぉ!鬼柳選手、決闘竜の一角であるオーガ・ドラグーンをシンクロ召喚しました!もたらされし力、と言っておりましたが…』

「ああ。つい最近、あの不動遊星から授かったカードだ。『お前にこそこのカードは相応しい』、とな」

 

締めくくりだと言わんばかりにシンクロ召喚された、焦げ茶色の色合いを持ち、身体の様々な場所に宝玉らしき物体が埋め込まれたドラゴン、オーガ・ドラグーンの姿に、観客がどよめいた。

まあ確かに、このシンクロ次元で伝説となっている決闘竜の一角を、トップクラスの実力者とは言え現代のデュエリストである鬼柳が持っていたらそれはびっくりする。

俺自身も、嘗て遊矢とデュエルした時、俺達の次元において『生きる伝説』として語られている天城カイト博士しか持っていない筈の『フォトン』カードを遊矢が使っていた事に驚愕した身なのだから(それに関して遊矢は「結構前に、とある人物から譲り受けた」と説明していたが…)。

それはともかく、今の鬼柳の盤面は、レベル8・攻撃力3000のドラゴン族シンクロモンスター3体と、エクシーズモンスターであるインヴェルズ・ローチの計4体、まさかこの盤面が、手札0枚、セットカード無しの状況から作られた物だと言って、誰が信じるだろうか。

これが、これがハンドレスコンボ、何とも凄まじい物だ…!

 

「さて、そろそろ攻め込むとするか。

インフェルニティ・デス・ドラゴンの効果発動!対象はブレイクソード!

コイツは手札0枚の時、1ターンに1度、モンスター1体を破壊し、その攻撃力の半分のダメージを与える!インフェルニティ・デス・ブレス!」

 

何!?だったら…!

いや、此処は受けよう!

 

「ぐぁっ!?」

 

Ute LP 4000→3000

 

インフェルニティ・デス・ドラゴンによるブレスを受け、ブレイクソードはその身が消滅、その余波を食らってしまったが、これこそが狙い通りだ!

 

「破壊されたブレイクソードの効果発動!

エクシーズ召喚されたコイツが破壊された場合、レベルが一緒の幻影騎士団モンスター2体を蘇生出来る!これは場合の任意効果だから、タイミングを逃さない!」

「何!?此処はトリシューラを出すべきだったか…!」

「俺はこの効果で、ブレイクソードと一緒に墓地へ送られたダスティローブとサイレントブーツを守備表示で特殊召喚!その後、ブレイクソードの効果により、2体のレベルを1つ上げる!」

 

幻影騎士団ダスティローブ レベル 3→4

幻影騎士団サイレントブーツ レベル 3→4

 

ただ、コイツらだけでは鬼柳の猛攻を受け止めるには心もとない、となれば…!

 

「まあ良い、正面から突破すればいいだけの話だ!バトルフェイズに入る!

インヴェルズ・ローチでダスティローブを攻撃!」

「おっと!その攻撃宣言時、罠『幻影騎士団ダーク・ガントレット』3枚発動!」

 

幻影騎士団ダーク・ガントレット

通常罠

1:デッキから『ファントム』魔法・罠カード1枚を墓地へ送る。

2:自分フィールドにカードが存在しない場合、相手モンスターの直接攻撃宣言時に墓地で発動出来る。このカードは効果モンスター(戦士族・闇属性・レベル4・攻撃力300/守備力600)となり、モンスターゾーンに守備表示で特殊召喚する(罠カードとしては扱わない)。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。

3:このカードの効果で特殊召喚したこのカードの守備力は、自分の墓地の『ファントム』魔法・罠カードの数×300アップする。

 

此処は、アドバンテージを稼ぐ!

 

「何をするつもりかは知らんが、オーガ・ドラグーンの効果発動!

コイツは俺の手札が0枚の時、1ターンに1度、魔法・罠カードの発動を無効破壊する!

コイツの効果で、3枚目のダーク・ガントレットの発動を無効だ!」

「くっ!だが残りの2枚の効果処理はさせて貰う!効果でデッキから罠『幻影騎士団シャドーベイル』2枚を墓地へ!」

 

流石に全部墓地送りには出来なかったか、だがこれで十分だ!

 

「改めて、インヴェルズ・ローチの攻撃!」

 

インヴェルズ・ローチ 攻撃力 1900 VS 幻影騎士団ダスティローブ 守備力 1000

 

「続いてワンハンドレッド・アイ・ドラゴンでサイレントブーツを攻撃!インフィニティ・サイト・ストリーム!」

 

ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン 攻撃力 3000 VS 幻影騎士団サイレントブーツ 守備力 1200

 

『鬼柳選手の猛攻は止まらない!先程ブレイクソードの破壊時効果で展開された2体の幻影騎士団も、事も無げに突破されました!そしてまだオーガ・ドラグーンの攻撃が残っています!』

「行くぜ!オーガ・ドラグーンでダイレクトアタック!」

 

よし、此処だ!

 

「そのダイレクトアタック宣言時、墓地のダーク・ガントレット3枚と、シャドーベイル2枚の効果発動!」

「このタイミングで墓地から効果を発動する罠だと!?」

「ダーク・ガントレット、シャドーベイル共にダイレクトアタック宣言時に、墓地からモンスターとして守備表示で蘇生出来る!蘇れ!ダーク・ガントレット、シャドーベイル!」

 

幻影騎士団ダーク・ガントレット

効果モンスター

闇属性

戦士族

レベル 4

守備力 600

 

幻影騎士団シャドーベイル

通常モンスター

闇属性

戦士族

レベル 4

守備力 300

 

よし、これで俺のフィールドには5体の幻影騎士団が守備表示で並んだ!

 

「まさか此処から粘って来るとは思わなかったな、だがそれでこそ、お前に勝った時の満足感は計り知れない物だろうな…!

バトルフェイズは続行!オーガ・ドラグーンでダーク・ガントレットを攻撃!煉獄の混沌劫火(インフェルニティ・カオス・バースト)!」

「させるか!アクションマジック『回避』発動!」

 

回避

アクションマジック

1:フィールドのモンスター1体を対象として発動出来る。そのモンスターの攻撃を無効にする。

 

「回避の効果で、オーガ・ドラグーンの攻撃は無効だ!」

「とことん粘るじゃねぇか、なら俺はこれでターンエンド!」

 

Kiryu

LP 4000

手札 0

モンスター インヴェルズ・ローチ(攻撃表示)

      ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン(攻撃表示)

      インフェルニティ・デス・ドラゴン(攻撃表示)

      煉獄龍オーガ・ドラグーン(攻撃表示)

魔法・罠カード セット×4(うち2枚はインフェルニティ・ブレイク、残り2枚はインフェルニティ・バリア)

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