ここはどこだ?俺は素直にそう思った。
俺の名はうちはシンラ。
うちは一族として生まれた。けれど、6歳くらいの時に前世らしき記憶が頭に流れ込んできた。その記憶によると、ここはNARUTOというマンガの中の世界で、原作が始まる50年くらい前ということらしかった。ちなみに、前世の自分の名前とかは分からなかったよ。
知識によって、10年後に第一次忍界大戦が起こることが分かっていたのでとにかく修業した。とにかく強くなり死なないようにしようという一心で。その結果、俺は16歳にして上忍になった。
そして、記憶の通り忍界大戦が起こった。戦場に駆り出されてね、もちろん俺は死なないように頑張ったんだけどね。俺は死んでしまったんだよ。まあ、相手が初代雷影だったからしょうがないけどね。でも死ぬ間際に何故か輪廻眼が開眼したんだ。
なんでだろう?ってよく考えたら、俺って父がうちは一族で母が千手一族だったんだよね。だから出たんだろうなって考えになったたんだ。死ぬ間際の少ない時間でね。
長くなったけど、結局俺って死んでるはずなんだよね。だからさっきの疑問がでたんだけどね。
「うちはシンラ。こっちに来い」
「!?」
いつからいたんだ?俺が全く気付けなかっただと。まあ、行ってみるか。
「やっと来たか。疑問に思っているだろうから言っておくぞ。此処は冥界と呼ばれる場所だ。そして我は冥界の王ハーデスだ!」
「ハーデスと言えば、俺の前世の世界の神様だったはずだ。ならば何故俺はここに居る?」
「それはだな。お前は本来、前世の記憶も全てリセットしてから転生されるはずだった。なのにお前は何故か記憶だけはどうしても消えなかったんだ。だから此処に呼んだんだよ」
「そうなのか。なら俺はこれからどうなるんだ?」
「お前はまた転生しても記憶が残るだろうから、このままの状態で次にお前が転生するはずだった世界に転生してもらう」
「このままとは、能力とかもそのままというわけか?」
「ああ、その通りだ。その姿の歳から始まる。親はいない設定にしとくぞ。しかし、このまま行ってもお前はすぐに負けるだろう。〝まつろわぬ神〟という存在にな」
「〝まつろわぬ神〟とはなんだ?あんたみたいな存在じゃないのか?」
「いや、我らとは違う。簡単に言えば神話の中から出てきた神様みたいなもんだな。話を戻すぞ。そのまつろわぬ神は間違いなくお前より強いんだ。だから、お前のチャクラとかを約5倍くらいにしといた」
「5倍って、俺のチャクラは千手柱間と同じくらいあったんだぞ。すさまじく多くなるな」
「ああ、そうしないと勝てる確率がゼロに近いからな。まだ勝てるとは決まってない。なので、お前に我らが修行をつけようと思う」
「修行か。いや、それよりも〝我ら〟とは?」
「ああ、我ら神のことだ。我ら神はいつも暇だから娯楽に飢えておるのだ。だからお前の事には様々な神が興味を示しいつも見ておったぞ」
「マジか...まあいいや。修業はいつまでするんだ?」
「そりゃあ、十年くらいかな?よし今から始めるぞ」
「今からかよ。そうだ場所は変えないのか?」
「ああ、そうだったな。訓練する場所にはもうお前を鍛えるやつがいつから行くぞ」
「準備早いなー...はあ」
修行を始めてから12年が経った。修業は厳しかったけど、俺はとても強くなれた。
それにしても、神様って暇なのかね?天照大神にオーディン、ゼウス、シヴァ、アルテミス、アテナ、スサノオ、などなど様々な神様が来てくれた。六道仙人がいたのは驚いたよ。
けど、楽しかった。
「転移の準備できたぞ」
「ああ、分かった。いろんな神と仲良くなれて楽しい12年間だったよ。ハーデス」
「そうか。それは良かった。それじゃあ始めるぞ。おりゃ!!」
「じゃあな」
「ああ、またな」
「次あいつが死んだらまたここに連れてこようかな?ああ、次に会う時が楽しみだ」
ハーデスは一人、楽しそうにつぶやいた。
どうぞよろしく。