シンラは海の上を走り日本のとある海岸に来ていた。
「ふーやっと着いたな。そういえば、俺って外見は日本人だから、此処が母国ってことでいいのかな?まあ別にいいよな。あっ、戸籍作んないといけねえわ。どうするかな?」
シンラの外見は黒髪に黒目。そして目元はキリっとしており、全体的に整った顔立ちになっているため、日本人と言っても疑われないだろう。
ちなみに、シンラが日本を母国にしようとしている理由は、一応シンラとして生まれる前の記憶に日本の街並みなどがあるため、前世は日本人だったんだろう考えられるからと、忍が日本には存在していたと知ったからである。
「んっ?」
シンラがそんなことを考えながら歩いていると、急に何かを感じて立ち止まり上を向く。するとシンラが見上げた上空から封書がフワフワとシンラを狙ったように落ちてきてシンラの顔の上で止まる。
その封書をシンラは手に取り、こんな事が出来るのは限られるから恐らくハーデスだろうと経験上から推測する。そのうえで封書の封切りその中に入っている手紙を開く。
〝うちはシンラへ
楽しくやってるか?まあお前の事は暇な時に見てるから知ってるんだけどな。
さて、やっと原作が始まるな!お前がいる影響がどういった形で現れるのか俺は今から
非常に楽しみだ。
その為の下準備は済ませてあるから心配しなくていいぞ。詳しくはこの手紙と一緒に封
書の中に入ってるはずだからな。頑張れよ!
Byハーデスより〝
封書と一緒に入ってたのは戸籍票と何処かの住所が書かれた紙切れと家の鍵だった。
「へえー、ハーデスもいい仕事するじゃねーの。でもこの住所は東京か...此処から遠いな。でも確か東京は日本の首都だったよな...まあ、俺と同じカンピオーネがいたからいいはずだから、まあいいかな?」
ハーデスが戸籍などを作っていたことに少しだけ感心しながらも、紙切れに書かれていた住所に向かって歩いていくのだった。
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その者は正体不明である。
性別は男性との事であるが、それ以外は全てが不明であり分かっていない。
彼ははいつから存在しているかは不明だが100年以上の時を生きる古参のカンピオーネであると思われる。
存在が露見したのはかの東欧の魔王ヴォバン、中国の羅濠教主などの様々な目撃情報による。
彼がどのようにまつろわぬ神と遭遇し神殺しとなったか、その経緯は不明だか、確認されている中で彼は16体ものまつろわぬ神と争い勝利している。実際にはさらに多くのまつろわぬ神と戦っていると考えられる。その権能の数は確認されている物で4つある。
1つ目の権能『
『天空の支配者』はまつろわぬゼウスより簒奪した物と思われ、ゼウスの天空や雷を操ることが出来る権能と思われる。
2つ目の権能『太陽の神炎』はまつろわぬ天照大神より簒奪した物と思われ、その力は日本神話の主神と言われる天照大神の神をも殺しうる炎を自在に操ることが出来る権能と考えられる。
3つ目の権能『神々の王』はまつろわぬマルドゥークより簒奪した物と思われ、メソポタミア神話で神々の王とされるマルドゥークの神王の側面と、魔術と知恵を司る水神としての側面を権能としたものであると思われる。
4つ目の権能『暴風の嵐』はまつろわぬバアルから簒奪した物と思われ、豊穣の神とされるバアルと、矛と雷を持つ戦士としてのバアル、エジプト神話での嵐の神としてのバアルの3つの側面を権能としたものと考えられる。
まだこの他にも多くの権能を所持していると思われるが確認はされていない。
また、かの王は世界の様々な場所で目撃されることから、特定の土地は持たないと思われる。
我らはかの王を正体不明であるがゆえに、『
【グリニッジの賢人議会より作成された、報告書『
おかしな点もあるかと思いますが、出来るだけスルーしてください。