うちはが神殺しに?   作:ルートE

6 / 6
シンラ、姿を現す

「へえー、こんな奴がいるんだな。」

 

正体不明の魔王(アンノウン)』ことシンラが日本の自宅があるであろう場所に向かっているのと同日、

日本で現れた8人目のカンピオーネ草薙護堂は自分の愛人を自称する少女、エリア・ブランデッリから渡された紙を読んでいた

内容は正体不明の魔王(アンノウン)の情報だ。

情報といっても考察だらけで明確な情報がないのだが...

 

「何というか...強そうなやつだな。分かっているだけで16体ものまつろわぬ神に勝っているんだろ?」

 

「ええ、恐ろしく強いと思われるわ」

 

護堂の質問に答えたのは護堂の横に座る少女、エリカ・ブランデッリ。

護堂の自称(・・)愛人である。

 

「でも、遭遇することじたい無さそうだけどな」

 

「どうかしら?神殺しは全員トラブルメイカーじゃない。

だからすぐに出会いそうね」

 

「そんなこと言うなよ...でもそういえばなんでこの資料を見せたんだ?」

 

「ああ、最近アジアで目撃されてるのよ。だから一応ね」

 

「そうなのか。でもやっぱり出来るだけ会いたくないな」

 

草薙護堂は自称平和主義者なのだ、なのでトラブルメイカーと呼ばれた神殺しとは出来るだけ会いたくないのだ。

自分がすでに神殺しなので意味がないような気もするのだが...

 

 

 

 

 

 

 

△ ▼ △ ▼ △ ▼ △ ▼ △

 

 

 

 

 

 

草薙護堂がシンラの話をしていた後日、シンラは神殺しらしくトラブルに遭遇していた。

 

「はあー、参ったな。家に着くよりも先にまつろわぬ神と同族(カンピオーネ)に出会うとは」

 

シンラガ言った通り、絶賛遭遇中であった。

シンラの視線の先にはまつろわぬ神と同族(カンピオーネ)であろう黒髪の少年が戦っている真っ最中だった。

 

「さてさて、どうするか。この世界に来たばかりの時はまつろわぬ神同士の戦いに飛び入り参加したからな...今回は少しばかり見学するか。日本にいる同族がどのくらい強いかは知っていて損はしないだろうしな。」

 

今回は動かないようだ。決着が着きそうになったら間違いなく動くだろうが...

 

「うーん同族の後輩君は戦った経験があまりなさそうだな。しかし権能はなかなか強力な能力だな。対して相手のまつろわぬ神はアテナだよな!?超有名どころの神じゃないか、これは後輩君も苦戦しそうだな」

 

シンラの予想通り護堂は苦戦するがそれでも何とか追い詰め、止めを刺そうというところだった。

 

「此処までかな。さて、このままだとここいら一帯が消し飛ぶからな、少し手を出すか」

 

小さく呟き、シンラは護堂たちの下へ向かった。

 

 

 

 

 

△ ▼ △ ▼ △ ▼ △ ▼ △

 

 

 

護堂side

 

「なっ!貴様、それは」

 

「もう知ってるだろう。この槍にはお前を切り裂く力がある!!」

 

護堂はアテナを倒すべく、無防備なアテナ目掛けて槍を投擲するが、槍が刺さると同時に護堂が発動させていた白馬の権能が消え去った。

 

「なっ!?」

 

護堂が驚くのも無理はない、使っていた白馬の権能がいきなり消されたのだから驚くなと言うほうが無理であろう。

 

「護堂!!白馬の権能は解除したの?」

 

「いや、俺はしてない。急に消えたんだ。それよりアテナは!!」

 

「大丈夫よ。重傷を与えたのだからしばらくは力をあまり使えないはずよ」

 

「ああ...もうこの傷ではあなたに勝つのは難しいだろう」

 

「!?、アテナ。白馬の権能を消したのはお前か?」

 

「...いや、妾ではない」

 

「じゃあ、誰が?」

 

「誰だろうな」

 

「「!?」」

 

「さて、初めましてだな最も古い女神にして、知恵と闘争を司る女神のアテナよ」

 

「妾の事を知っているようだな。異国の神殺しよ、名は何という」

 

「うちはシンラだ」

 

「そうか、改めて名乗っておこう。我はアテナ!!最も古い女神にして、知恵と闘争を司る女神なり!!―――――― とは言ってもそこの神殺しに負けたばかりだがな」

 

「ああ、見てたから知ってるさ。それにしても日本にいる後輩君は面白い奴だな。」

 

「お前は誰だ!!」

 

「おお、君にはまだ名乗っていなかったな。俺は君の先輩の、うちはシンラだ。よろしく頼むぞ。後輩君」

 

「アンタも、神殺しなのか!?」

 

「ああ、その通りだ。さて、話は後でするとして今はアテナの事だな。後輩君はこのアテナをどうするのかな?決定権は後輩君にあるんだからな」

 

「...俺はアテナを殺さない。俺はお前をぶっ飛ばして追い出すと言ったからな」

 

「...変わった神殺しだ。草薙護堂。この胸にその名を刻んでおこう」

 

「おいおい、待てよアテナ。俺はお前に用があったんだからな」

 

「...何だ?妾を殺すとでもいうのか」

 

「おい!!俺に決定権があるんじゃなかったのか!!」

 

「まてまて、誰も殺すとは言ってないだろ。用と言うのはアテナ、お前に聞きたいことがあるんだよ。いろいろとな」

 

「聞きたい事だと...」

 

「ああそうだ。まあ、まずはお前の傷を治すか」

 

シンラはそう言うとおもむろにアテナの頭の上に手をのせ、聖句を唱えた。

 

「我は医学を司り者である、我が名の下に汝を癒さん」

 

シンラが聖句を唱え終わるとアテナを光が包み、光が消えるとアテナの傷は全て消えていた。

 

「傷が...」

 

「さて、話をするためにも場所を変えるか。後輩君と騎士も着いて来いよ」

 

「護堂どうするの?」

 

「ついて行くしかないだろ」

 

「ほら、早く行くぞ」

 

シンラについていく事にした護堂達。

 

 

 

この出来事が原作にどういった変化をもたらすのかは誰も知らない。

 




護堂登場!
展開を変えました。
展開が変だと思う人もいると思いますが、そこはスルーしてください。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。