転生を繰り返す魂を持った青年―ToLoveる偏―   作:総司

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前書きと言うなの謝罪。
ハイスクールD×Dの二次小説二つ書かせてもらってるのですが、一つはこれからの話の内容がなかなか纏まらず、もう一つはリアスをヒロインの一人にして物語を考えていたのですがリアスをヒロインにしたことで自分のモチベーションがあり得ない速度で落ちていきました。
……俺はどれだけリアスが嫌いなんだ。
誠に勝手ながらこの二つを凍結させてもらうことにしました。
話が纏まり、モチベーションが復活しだい更新を再開したいと思います。
…………いつ更新出来るのだろうか。



プロローグ

 

窓から差し込む日の光がオレを照らし、オレは目が覚めた。

 

「……朝か」

 

目を開けたことにより目を瞑っていた時よりもさらに明るい光がオレの目を襲い、オレは思わず顰める。

 

「……眩しすぎる」

 

いっそのことカーテンを閉めて寝ようか?

 

……それは追々考えよう、なんせ朝飯のいい匂いが一階から漂ってくる。

 

この匂いを嗅ぐだけで腹が減ってくる。

 

それにもう少ししたら義妹がオレを起こしに来るはずだ。

 

なにより今日から高校生活がはじまる。

 

前世でも高校生活は経験してない。

 

中学とたいして変化はないだろうが今年はなにかが起きる気がする。

 

オレは今年になにが起きるのか楽しみにしながら起き上がり、掛けておいた高校の制服のもとに歩いていき寝間着を脱ぎにかかる。

 

「リク兄ぃ朝ごはん出来たからいい加減起きて……」

 

着替えてる最中に義妹の美柑がドアを開けて入ってきた。

 

「ちょ!? リク兄ぃ起きて着替えてるなら一言なにか言ってよ!」

 

「そう言うならノックをしろ。いきなり入ってきた美柑にも問題がある」

 

「う、それはそうだけど……」

 

「ま、それは置いといてだ、いつまでいる気だ? オレの裸見たいのか?」

 

オレは美柑を少しからかうことにした。

 

「ッ!? すぐ出ていくから!」

 

美柑は急いでドアを閉め、一階に降りていった。

 

フッ、可愛い義妹だ。

 

「おっと、着替えを再開するか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

制服に着替え、一階に降りていくとテーブルに白米 ワカメの味噌汁 焼鮭 サラダが置かれていて美柑はすでにイスに座っていた。

 

「今日の朝飯も美味そうだな」

 

「別に、これぐらい普通だし」

 

少し拗ねてるな。

 

さっきからかったのがいけなかったか?

 

「悪かったって、そう拗ねるなよ」

 

「別に拗ねてないし」

 

……拗ねてるじゃないか。

 

「じゃ、これはからかうとかじゃなくオレの本心だ。美柑は料理が美味いし家事全般が出来る、美柑はいい嫁になる」

 

「なっ!?」

 

オレの言葉を聞いて美柑の顔が赤くなった。

 

これで機嫌がよくなればいいが……逆効果か?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……退屈だ」

 

高校に来たオレは思わずそう吐いていた。

 

入学式は基本校長の話で終わったしな。

 

そのあとの授業も退屈だ。

 

今年になにかが起きると言ってもいつ起きるか分からないしな……。

 

そうだ、退屈だしオレ自信について少し話をしよう。

 

オレの前世の名前はシン。

 

今世の名前は結城リクオだ。

 

前世で死んだオレは神と名乗る声に出会った。

 

そしてオレの魂は特殊だと教えられた。

 

普通ならその世界で死んだ人間は記憶を無くし同じ世界に新しい生命として誕生するらしい。

 

ようは輪廻転生だ。

 

だがオレの魂はその世界ではなく別の世界に転生をすると言うかなり特殊――いや、神もこんな魂ははじめて見ると言っていたな。

 

世界は数えきれないほど存在しているが、その世界は交わることは決してない。

 

なぜなら一つ一つの世界に壁が存在し、お互いに交わらないようにしているからだ。

 

この壁が無ければ世界は引かれあい消滅するとのことだ。

 

そしてこの壁は神の手助けが無ければ越えることの出来ない壁なんだが、オレの魂はその壁を越えて転生をする。

 

そんなオレの魂に興味を持った神は死んだオレに接触してきた。

 

神の話ではオレも転生をすれば記憶を無くしてしまうらしく、少し手を加えて記憶と前世の魔力量と使用していた魔法は無くさずに転生させてくれると言った。

 

あとなにか特典をくれるとも言ったからオレは読んでいたぬらりひょんの孫の主人公である奴良リクオにしてくれと頼んだ。

 

そして鬼纏(まとい)も一人で出来るようにと。

 

ちなみにぬらりひょんの孫ってのはオレの前世でかなり昔に連載していた漫画だ。

 

前世での漫画や小説の類いは金を払えば頭に内容が直接流れて来て味気無い。

 

漫画も小説も紙に書かれて自分で読んだ方がオレは好きだった。

 

もっとも、その類いは前世ではほぼ手に入らない。

 

ぬらりひょんの孫もわりと好きだったが、最終巻まで揃ってない。

 

しかも途中で抜けたりしている。

 

そしてオレは奴良リクオの容姿で転生した……名前も奴良リクオになって。

 

だがオレの現在の名前は結城リクオ。

 

なぜ苗字が変わっているのか答えは簡単。

 

オレの両親はオレが三歳の時に交通事故で亡くなり、結城家はオレの両親と仲がよかったらしく、オレを引き取った。

 

だからオレは苗字が結城に変わり現在に至る。

 

引き取ってくれた結城家には悪いが、結城リクオって語呂が悪くないか?

 

オレについてはこんな感じだ。

 

しかしこの世界……魔法も特典も必要なくないか?

 

オレの前世のように魔獣がいるわけでも他の魔法使いとの争いもない。

 

やはり魔法も特典もいらないな……一応鍛えてはいるが。

 

……鍛えてると言っても一人じゃ限界があるが。

 

それにしても、早く授業が終らないものか。

 

 

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