優しい気持ちになれるような話を目指します
よろしくです
「穂乃果ー、まだなのですか」
「あっ!今から行くよ!」
「じゃあ…もも行ってくるね 」
穂乃果が一週間だけ飼っていた
たった一匹の大切な犬
ももから教わった命の大切さ
今も忘れない
「うぅ…おとうさんもおかあさんもきらい!なんでほのかばっかり」
小3の時に、雪歩とおもちゃの取り合いで穂乃果だけがお母さんに怒られた
お姉ちゃんなんだからとよくそれで怒られた
それでお父さんなら分かってくれると思ってお父さんに話したら
お父さんにも怒られた、穂乃果はショックで
家を出た
穂乃果なりの家出だったな
家の近くの公園にある遊具の中に入り
座った
「……だれもいない」
夕方の公園、珍しく誰も遊んでいなかった
だんだん暗くなってきて、穂乃果は怖くなって家に帰ろうか悩んだ
「ねぇねぇ…君」
「ん?ほのかになにかようですか?」
「良かったらさ、僕の家に来ない?たくさんお菓子あるよ」
「えっ!おかし、けーきある?ほのかけーき食べたい」
知らない男の人に話しかけられて、家にお菓子あるからと付いて行こうとした穂乃果
その時
「わんわん!」
「うわっ!?なんだこの犬」
「わん!」
穂乃果の前に犬が来て
男の人に吠えた、周りがそれに気付いて
出てきた
男の人は慌てて、逃げるようにどこかに行った
「穂乃果!」
「おかあさん…おとうさん」
「うぅ……うわぁぁぁぁあ!!!!」
「まったく、この子は」
穂乃果はお母さん、お父さんの姿を見た瞬間
安心して泣いちゃった、思い切り泣いたあとは疲れちゃって寝ちゃったな
あの時に穂乃果を助けてくれたのがのちのもも
「あっ!あなた、あのときのわんちゃん」
ある日、穂乃果はまた助けてくれた犬を見つけた
凄く人懐こっくて、穂乃果とすぐに仲良くなった
「ねぇねぇ!きみ、なまえある?ほのかはね…こうさかほのかっていうんだよ」
「おとうさん、おかあさん、いもうとのゆきほがいてね…あそこのわがしっておみせしてるんだ!ほのか、おとうさんのおまんじゅうだいすきなんだ!」
色んな話をした
まるで聞いくれてるみたいだったから
穂乃果は夢中だった
そんなある日
「あっ!」
ももが連れて行かれそうになっていた
穂乃果はあのまま連れて行かれたら
絶対に2度と会えないとなんとなく思った
そんなのいやだった
「わんちゃんつれていかないで!!!ほのかのともだちなんだよ!おじさんたちほのかのともだちかってにつれていかないで」
必死にももを抱き締めて、保健所のおじさん達に話した
困ったおじさん達はお母さんを連れてきたが
穂乃果は諦めなかった
この子だけは、この子だけはと思った
「きめた!ほのか…このこかう!!ちゃんとおせわする!!ちゃんとごはんたべさせる!だからつれていかないで」
これが穂乃果とももの最初の話
完