仮面ライダーSS Another Worldと真のオールライダー 作:ホッパーリスト
進ノ介「行こうか、俺達も」
後藤「けど伊達さん達が…」
進ノ介「彼らは帰って来る、絶対。俺達は今やらなければいけない事をしよう」
進ノ介はタワーの方へ走り出した。後藤も後から進ノ介を追った。
翔太郎とフィリップはジンファイターを片付けた寸前、鬼火司令がその場に姿を見せ、フィリップの体を掴んだ。
翔太郎「おめえ、ジンドグマの仲間か!フィリップを離せ!」
鬼火司令「俺の名は鬼火司令。助けたければ地下に来い」
フィリップを掴んだまま、フィリップと共に一瞬で姿を消した鬼火司令。
翔太郎「あの野郎、よくもフィリップも!」
男「翔太郎!」
翔太郎の後ろに一人のハードボイルドな男が翔太郎に声を掛けた。
翔太郎「あぁ…おやっさん…?」
おやっさんこと鳴海壮吉だ。
壮吉「相棒が簡単に捕まるとは情けない」
翔太郎「どうしておやっさんが…」
壮吉はフィリップを助けに地下へ…。
優斗と橘は話し込んでいた。
優斗「平和だった街が突然怪人達の街に変わった、そういう事か?」
橘「ああ、そうだ。ブラックホールによって色んな世界へ行く。ここはそういう世界だ」
優斗「今また丈夫そうな街に戻っているが、もしかしたら…」
橘「それとさっき隕石を拾ったのだが、白いライダーに取られた」
優斗「俺もだ。だが、あの隕石は奴らと関係ある事には間違いない」
橘「何も知らない人が拾っていたら襲われるかもしれん」
2人の近くにバイオリンを弾いている男が立っていた。弾き終わると男はでかい声で言った。
男「どうだ、皆の諸君。この天才、紅音也が見事な演奏を弾いてやったぞ」
音也と名乗った男に近寄ろうとする優斗。しかし優斗の前に別の男が音也の前を通った。
風間大介という名の男だ。
音也「おい、そこのお前、今の俺の演奏の感想をちょうだいしてくれ」
大介「悪いが聴いてない」
音也「おいおい、ここら辺歩いてたんだろ、聞こえないはずないだろ」
大介「女性のメイクがあるんだ、雑談をしている場合ではない」
音也「女性のメイクだと?おい、どんな女性をメイクするんだ?」
大介「お前が知ってどうする?」
音也「良いだろう、べつに」
喧嘩する2人を見て優斗は別の方面を歩いた。
橘「どこ行く?」
優斗「あんな2人が隕石なんて拾っているはずがない」
優斗は建物の中に入り、優斗に背中を向けて座って携帯を弄っている青年を見かけた。
優斗「なあ、ちょっと良いか?」
青年「何?」
青年は後ろを向いたまま喋った。
優斗「隕石、拾ってないか?」
青年「何、それ?」
優斗「知らないならそれで良い」
優斗はその場を去ろうと背中を向けたが…
青年「ねえ」
優斗は首を青年の方に向けた。
青年は優斗に顔を見せた。そして携帯の画面も見せる。すると画面には優斗とデネブが写っている写真が上げられていた。
青年「いつも怪物と歩き回っているんだね」
優斗「お前、それ…!」
橘が2人の光景を目にし、2人の方へ走り出した。
橘「そいつから離れろ!」
優斗「橘!」
青年は圧倒的なパワーで優斗を吹っ飛ばした。吹っ飛んだ優斗は橘にぶつかった。
優斗「何だ、今のは!?」
橘「奴はカテゴリーK(キング)。上級アンデットの1人だ」
キングは念動力で物を動かし、優斗や橘にぶつけようとする。2人は必死に避ける。するとタカ型のメカが複数現れ、物を弾き返す。
そして2人の後ろから駆け付けた1人の男が2人を助ける。
男「大丈夫か?」
橘「お前は?」
男「俺はザンキ。さあ、こっちだ」
ザンキと一緒に建物を出た。
道を歩いていた音也は逃げている3人と通り掛かり、ザンキの顔に目が入った。
音也「なんか今、すげえ見覚えのある顔が通ったような」
ザンキら3人はかなり遠くまで走ったところで足を止めた。
ザンキ「ここまで来れば安心だ。にしても、怪物らは落ち着く事を知らないな」
橘「お前もあのブラックホールから来たのか?」
ザンキ「ブラックホールを知っている?って事はお前達も…」
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