が結論から言うと鉄二は最後の一撃を間一髪で避けることに成功していた。
「(あと3コンマほど遅かったら死んでたなーははは)」
冷や汗をかきつつも心の中では安堵していた。エネルの攻撃をすべて避けきった。
なにも訓練などしていないものの結果としては奇跡ともとれる回避。この世界にきてからの身体能力の向上に鉄二は感謝した。
するとエネルがこちらに向かってきているのがわかる。
「やはは、鼠にしてはなかなか興の入ったゲームであったぞ。どれ、約束道理一つだけ何でも言うことを聞いてやろうではないか。やはははははは!」
やはりこの傲慢な態度もあの強さを現実で見せつけられては認めざる負えない。それほどにエネルの力は強大であった。しかしエネル自身が了承をしてくれたため俺は迷わずに憑依させてもらうことを告げた。もちろんエネルの人格が消えるわけではないということも説明するとエネルは二重人格モドキに興味を示したようで潔くうなずいた。
「あと憑依させてもらって早速なんだけど体の制御権をいったんもらってもいいか?」
「制御権を?・・・なるほど、体に慣れたいというわけだな」
エネルは聡いので話をすぐに理解してもらえた。そして制御権が移ると目の前に老婆のアマゾンが写真を構えてこちらを見ていた。とりあえずこのときはまだ入国料などもなかったため入国の意思を聞かれそれに同意してスカイピアへと特急エビに乗り向かう。
しばらく雲道を進んでいるとスカイピアの入り口のようなものが見えてくる。そこを抜けると原作とあまり変わりない景色がしかし幻想的な景色が広がっていた。特急エビから降り立ち周りを眺めていると雲海の奥の方に大地が見えた。恐らくはあそこが
『自身を雷と想像すると身体を雷化させることができるだろう』
エネルの言った通りに想像力を高めて雷になるイメージをすると自身の身体を雷化することに成功した。そして大地まで移動しようと座標を決めた直後にその場所へと移動していた。
「え?え?早!」
ちなみにエネル談だと意識しなくてもここに移動したいなと思えば好きに移動できるらしい。改めて戦慄したのだった。
またしばらく大地を歩いていると神兵らしきヤギの集団がこちらに向かってきているのが
「メェー、貴様ここが神聖なる神の大地ということを知らんのか!とっとと立ち去れ!」
立ち去れと言いながらも斬撃ダイアルでこちらを排除しようと向かってくる。迎撃しようかと構えを取ろうとするとエネルから何もしなくてもいいと告げられたので棒立ちのまま神兵をみていた。そして神兵はこちらが生き延びることをやめたと勘違いをしてそのまま斬撃ダイアルを向けて飛んでくる。
「メェー!その命もらった!」
斬撃ダイアルを受けて身体の上半身と下半身がきれいに別れた。神兵は即死したとその場を立ち去ろうとすると不意に腕を捕まれた。振り向くと先ほど排除したはずのエネル(鉄二)が自身の腕をつかんでいるのだ。神兵は意味が分からないと混乱していると捕まれた腕に少しの痛みが走った。
「さぁだんだんVをあげていこうか」
最初は10Vから初めて次第に100、1000、10000と電圧を高めていく。神兵も必死にもがくがエネルの筋力ほどの力はなく、また放電されていくたびに腕に力を込められなくなっていった。
「だす、だすげてくれぇ!」
「もう遅い」
神兵を空中にブン投げた直後にのの様棒を使って右肩近くの太鼓を叩く。
3000万V
鳥を模った電撃を神兵に突撃させる。神兵は受けた瞬間に痙攣するとその命を失った。
『やはは、貴様もなかなかやるではないか』
恐らくは拷問紛いの事をした時のことを言っているのであろう冷やかしと称賛の声をかけられた。
「それほどでもないさ。まぁだいぶ体の動かし方もわかってきたから制御権返すよ」
そういって俺はエネルとバトンタッチをする。
「やはは!さて、神にでもなりにいくか」
エネルはそういうと雷化をして神のもとへと向かった。
「」はいまでている人格で『』は中にいる人格です。
この世界設定では神兵などはもとからガンフォールのもとにいる設定でエネルがすべてを蹂躙します。
エネルは意外と寛大な心の持ち主です。
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