自殺願望の錬金術師が幻想入りするそうです。   作:クレシアン

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てことで(どういう事だ)、もう一作品連載する事になりました。

聖杯戦争の攻略というタイトルでfateとモンハンのクロスオーバーです。
この作品の様なシリアスさがなくてすっきり読めると思います。
まだ二話しかありませんが是非読んでみてはいかがでしょうか。


近づく決戦

 

 

『………うわっ⁉︎』

 

「あ、起きた。」

 

 

目を開くと突然アリスさんの顔が目の前にあって驚く。

 

 

「珍しく私より遅いわね。

随分魘されてたけど大丈夫?」

 

 

『うーん……なんか、こう、面白くも疲れる夢を見た気が様な気が……』

 

「まあ夢だから無理に思い出さなくてもいいわよ。」

 

 

『はい。』

 

 

 

妖夢さんに剣の教えを請ってから1週間。

確実に自分の力が着いてくるのがわかる。

 

 

『アリスさん、できましたよ。』

 

 

僕は朝食の用意をした。

 

 

「……前から思っていたのだけど…」

 

 

『はい?なんですか。』

 

 

 

「アリスさんって他人行儀な言い方私はそんなに好きじゃないのだけど。」

 

 

『はぁ…でもアリスさんも君付けじゃないですか。』

 

 

「私は別にいいのよ。

貴方は弟子なんだから。」

 

 

『では何とお呼びすれば?』

 

 

「うーん……ルーカス君が考えなさい。」

 

 

『えぇ……先生?』

 

「貴方慧音先生って呼んでなかった?被らない?」

 

『うーん……アリス?』

 

「別にいいけど師匠に対してそれはちょっと…」

 

『ならば師匠?』

 

「何か聞き覚えのある言い方ね……もう少し捻らない?」

 

『ぬぬぬ…なら御師匠様でどうですか?』

 

 

「うん、それでいいわ。

改めてよろしく。」

 

(前より他人行儀な気がする。)

 

 

 

 

魔法の森奥地

 

 

 

 

「ルーカス君の弾幕の良さは特殊性の高さ。逆に悪さは量の無さ。」

 

 

『量…ですか。』

 

 

「もはや弾幕とは言えないレベルね。

特殊性と言っても相手を追尾したり弾道を誘導、なんて事は誰でもできるのよ。」

 

 

ハッキリ言ってくれるな……そっちのがありがたいけど。

 

 

「唯一驚いたのはあれね、あの、速い」

 

『通常弾ですか?』

 

「うんそれ。

あれくらいの攻撃性があるなら量は問わないわ。」

 

 

なるほどなるほど。

 

 

「今日からは引き続き弾幕の調整と後は基礎的な所を伸ばす。以上よ。」

 

 

『基礎ですか?』

 

「ええ、ルーカス君は成長が早い分基礎能力が置いてかれる可能性が高い。」

 

 

それに、と御師匠様は続けた。

 

 

「時間制限がある拝借魔法に頼りきるのは危険でしょう?」

 

『き、気付いていたんですか。』

 

「師匠をなんだと思ってるのよ。」

 

 

 

さすがだ……

 

 

僕の拝借魔法には弱点がある。

 

片方は前に説明したが拝借する相手との絆が威力や性能に影響する。

 

もう片方は時間制限だ。

 

例えば紫さんの拝借魔法『テレポート』を使用したとする。

その使用後半日は『テレポート』は

使用できない。

 

これも絆によって影響するみたいだが……

 

 

「さ、練習しましょ?

午後まで時間も僅かなんだから。」

 

『………はーい。』

 

頭を撫でるのはやめてほしいっての。

 

 

 

 

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

 

 

白玉楼

 

 

『蓮剣<剣の舞>!』

 

 

「……‼︎」

 

 

あえて刀に体当たりし、硬直した妖夢さんを競り飛ばす。

 

(凄い勢いで成長していく…‼︎

私の刀捌きに着いて来ている…)

 

 

「2人共、そこまでよ〜」

 

『あれ、もうそんな時間か。』

 

 

どうにも冥界の時間はわからん。

幽々子さんに止められる。

 

 

『妖夢さんありがとうございました。確実に成長を感じています。』

 

 

「それはこちらもですよ。

貴方との戦いは為になります。」

 

 

互いに握手した。

 

 

「しかし成功でしたね。

手を貴方の刀とするとは。」

 

 

『今思えば凄い発想だったなあ。』

 

 

 

 

5日前

 

 

「うーん……」

 

 

『なかなか上手くいかない…』

 

 

2人は地べたに寝転がり唸り声を上げる。

 

 

「ルーカスさんの良さは対応力と剣捌きの良さなんですが、刀を持たせるとその良さが薄れてしまうんですよね。」

 

『そうか……どうしようかなあ。』

 

「かといって軽い獲物を持たせれば耐久性に不安がありますし…」

 

 

『もういっその事拳に変えるとか……なんて、』

 

 

「それです‼︎」

 

冗談だけどと続けようとした僕の声を彼女が遮る。

 

 

「ルーカスさん、こう、身体を硬質化させる事はできますか?」

 

 

『うーん、ちょっと待ってて。』

 

 

拳にイメージを込める。

硬く硬く硬く……

 

 

ベキぃ‼︎

 

 

『痛ぁぁぁぁ‼︎』

 

「だ、だ、だ、大丈夫ですか⁉︎」

 

『大丈夫だ、問題なぃぃぃ‼︎』

 

拳が粉砕した。

白玉楼に悲鳴が響き、手が再生する。

 

『違う、発想でやろう、うんそうしよう。』

 

 

自身に良い聞かせる。

 

 

そうだ、わざわざ身体を硬質化しなくとも硬い魔力を纏えばいいのか。

 

 

『イージス……』

 

 

防御魔法を薄く伸ばし手袋の様に纏う。

 

「よっと」

 

 

片手を地面に叩きつける。

地面が抉れ僕は少し驚くが、

 

 

『おお、こりゃ使えそうだ。』

 

 

 

 

てな訳で現在に至る。

 

 

 

 

「それでは、また明日手合わせしましょう。」

 

 

『うん、よろしく。

紫さん借りますね……テレポート』

 

 

 

 

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

 

 

 

 

『ただいま帰りました。』

 

 

「あらお帰りなさい。

今日はいつもより早いのね。」

 

 

『帰りにテレポート使用しましたから。』

 

 

と、ここから本を読んだり御師匠様と話したりが日常だが。

 

 

 

『御師匠様、少し話が。』

 

 

「どうかしたの?」

 

 

僕は目を閉じ魔法の森での出来事を思い出す。

 

そして、

 

 

『一週間後に、幽香さんに再戦を仕掛けます。』

 

 

「そう……

まだ早すぎると私は言いたいのだけど、貴方には何か考えがあるのでしょうね。」

 

 

『はい。

隠していましたが、5日後に僕がせねばならない事があります。』

 

 

「5日後…?

一体何があるのよ。」

 

 

 

 

『約一ヶ月前と同じです。

僕が倒した残党らの未来で見えました。』

 

 

 

 

 

 

 

『人里が、また襲撃されます。』

 

 





よくよく考えてみるとこの一週間で2作品合わせて4回投稿してるんですよね。

さすがテスト後の安心感、バイト後でも体力があります。
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