SAO『罪と罰』 〜何故彼は力を手にしながら表舞台に現れないのか?〜 作:トアール凡人
みなさん、こんにちは筆者のトアール凡人です。ここまでお付き合いいただけた読者のみなさん、つたない文章をご覧下さりありがとうございます。
皆様のお力で区切りをつけるところまで続けられました。
正直、ほっとしている次第です。
私がこの小説を書こうと思ったのは夢の中の話がキッカケです。相棒と信じていた人に裏切られ、決別するという、目覚めがとても悪いものだったのですが、その後モヤモヤとしながら、「これもしかしたら、SAOなら書けるのでは?」と試しに書いてみたら、意外にも次々に展開が頭に浮かんだため、「じゃあ、やってみよう」
という三秒脳内会議で執筆することにいたしました。
さて、冗談はさておき、私がアインクラッド編を書くに当たって考えていたことを記します。
一つ目は、シリカ(私のもっともお気に入り)の成長を描くことです。よく考えてみてください。12歳の少女が周りに頼れる人もいないまま、デスゲームに囚われるのです。こんなに過酷なことありますか?精神的にも不安定な時期に当たる少女が、2年間の生活で何を学び、何を生かしていくのかということは、かなら重要な命題だと感じます。この経験が彼女のこの先を大きく左右するのでしょう。彼女の視点のもとでシリカという少女の成長物語の一部を書き綴ねたつもりです。もちろん、彼女の成長はまだまだ続きます。
二つ目は、アルトというオリジナルキャラをどうやって動かすかです。これが難しい。もともとの土台が固まっていないため、彼のキャラ性を固定化するのは困難でした。ですから、いまいち彼のキャラクター性を読者のみなさんにご理解いただけたかどうか不安が残るところです。
三つ目は、死についてです。
たびたび(しつこいほど)この作品では死について扱ってきました。法律的には罰することのできないPKという悪魔の諸行、自殺(に見せかけた芝居)、死に対するペナルティ、などなど。
原作ではGGO編でキリトがラフコフのことを考察する記述がありますが、私は原作の中では1番印象的で、かつ、疑問を抱く点でした。これは一個人の感想ですが、それでも何かそれを伝えられたらと思いながら執筆をしました。
これらを軸として執筆をしてきたわけですが、ここで新たな懸念が生まれました。
「さあ、どうやって幕引きをすべきか」
10話くらい書き終えて、既に終わりのことで悩みました。
というのも、私は学生の楽しみの一つとして、執筆をはじめたわけで、実は区切りをつけなければいけない時期が着々と近づいていたのです。
それでも、中途半端にして放り出すのは読者に失礼だ……じゃあ、せめてアインクラッド編までは書こう!
という心もちでここまで来たのであります。
3ヶ月近くほぼ定期的に更新できたのは奇跡に近いです。おそらく、毎回作品を見てくださる人がいることが一番の励みになったと思います。本当に感謝が尽きません。
さて、アインクラッド編が終了し、最後に伏線を張りながらも、私の活動はここで一時停止します。
更新は基本的にありません。
しかし、もしまたポツリポツリと投稿がはじまり、お時間をいただけるのであるなら、ぜひ作品を眺めてください。
最後になりますが、ここまでご覧になった方で、お暇がありましたら評価あるいは感想を書いていただきたいと思います。正直、どのような印象であるのかは作者からはわかりません。この作品の全体の評価をしてくださるとうれしいです。
(心がチキンなので、お手柔らか……)
2015年11月28日
トアール凡人