【カイト】
LP1600/手札×2
モンスター
『
魔法・罠
伏せ×0
【ベフェール】
LP2500/手札×2
モンスター
『DNo.44 占星暗黒龍ビロンズ』
魔法・罠
伏せ×0
「目覚めよ、DNo.44…死を司る竜よ。いま暗黒の力を持って、終末の帳を降ろさんーーー…《占星暗黒龍ビロンズ》!!」
『DNo.44 占星暗黒龍ビロンズ』
闇/8/ドラゴン/攻3000
「《ビロンズ》の効果発動なんだな。オーバーレイユニットをひとつ使うことで、相手モンスター1体を破壊するんだな!さらにぃ!それがモンスター・エクシーズの場合、その攻撃力分のダメージを相手に与えて、さらに与えたダメージ分、僕はライフを回復するんだな♪」
カイトの場には、《
ーーーつまり、これが通ればカイトの敗北だ。
「これで終わりなんだな!【ソロモン・デッドスコープ】!」
「カイト!!!」
「させるか!」
そう叫ぶと、カイトは手札のカードを1枚抜き取り、素早くデュエルディスクに差し込んだ。
「俺は手札の《クリフォトン》のモンスター効果発動!このカードを手札から墓地に送り、自らのライフを半分支払うことで、ダメージを無効にする!」
『クリフォトン』(アニメ効果)
光/1/悪魔/攻300/守200
このカードを手札から墓地へ送り、自分のライフポイントを半分払う事で、自分が受ける全てのダメージは0になる。
「光子」または「フォトン」と名のついたカード1枚を手札から墓地へ送る事で、墓地のこのカードを手札に加える事ができる。
【カイト】
LP1600→800
手札2→1
「……ほんっと、しつこく粘るんだな」
「当たり前だ」
ふん、と、カイトは鼻をならした。
なかなか勝負を決められないことに苛ついているのだろう。ベフェールは何度かたんたんと足で地面を叩いた。
「まあ、邪魔なドラゴンはいなくなったからいいんだな」
ベフェールは忌々し気にカイトを睨む。
「この効果を使ったターン、《ビロンズ》は攻撃できない。僕はこれでターンエンドなんだな」
【ベフェール】
LP2500/手札×2
モンスター
『DNo.44 占星暗黒龍ビロンズ』
魔法・罠×0
「何とか防いだかっ…!」
ぶはっと遊馬がつめていた息を吐いた。
まさに一進一退。ふたりとも次々に高ランクのモンスターを出して、相手のモンスターを破壊していく。
「次はカイトのターンか」
「手札1枚でどうするのか…」
「カイトサマ!カットビングデアリマス!!」
「……外野が五月蠅いんだな」
ちらりとカイトを応援する遊馬や小鳥、そしてオービタルたちを、ベフェールは横目で見やった。
「どのみちお前のフィールドはがら空き。手札もドローカードを入れても2枚。お前に勝ち目はないんだな」
けらけらと笑いこけるベフェール。
カイトはそれを無視し、左腕につけた、白い三日月の形をしたデュエルディスクを少し持ち上げた。そしてデッキトップに、右手の人差し指と中指を添える。
(これが正真正銘、このデュエルの運命のドロー)
デッキから顔を上げたカイトは、力の限りベフェールを睨みつけた。
「いくぞ!俺のターン、ドロー!」
【カイト】手札1→2
「…!(このカードは…)」
引いたカードを見て、カイトはすぐさま頭を回転させる。とはいえ、手札は2枚。
残るライフも僅かないま、とれる手段はひとつしかなかった。
「・・・俺はモンスターを裏守備表示でセットし、ターンエンド」
【カイト】
LP800/手札×1
モンスター
裏守備モンスター
魔法・罠×0
「モンスターを裏守備だと?」
カイトらしくない、と凌牙は眉間に皺をよせた。
「確かに裏守備なら、
「……いや、」
凌牙の言葉を、同じくデュエルを静観していたミザエルが遮る。
「ミザエル?」
「おそらく、あのセットモンスターは…… 」
「いくんだな僕のターン!」
【ベフェール】手札2→3
「苦し紛れに雑魚モンスターを伏せてもだめなんだな!僕は装備魔法《暗黒龍の矛》を《占星暗黒龍ビロンズ》に装備!」
ふぉん、と《ビロンズ》が黒いオーラを纏いながら、雄叫びを上げた。
【ベフェール】手札3→2
「《暗黒龍の矛》は、闇属性のドラゴン族モンスター・エクシーズにのみ装備できるんだな。このカードを装備されたモンスターがバトルでモンスターを破壊したとき、装備モンスターの攻撃力を500下げることで、もう一度攻撃することが出来るんだな!」
「くっ、」
モンスターを破壊をすることで発動する、連続攻撃。一度目の攻撃でセットモンスターが破壊され、二度目はダイレクトアタックを食らう。
「これで終わりなんだな!《ビロンズ》で裏守備モンスターに攻撃!!」
ばくっと《ビロンズ》が天に向かって口を開ける。すると、《ビロンズ》の口に真っ黒な球体が出来始める。それはだんだんと大きくなっていく。
そして、大きくなった「それ」を…
ーーーばくっ!!!
「は!?」
「え?」
「バカな…」
大きくなった黒い球体を、《ビロンズ》は口に含んだのだ。
「《ビロンズ》、【ホロスコープ・ダークネス】!!」
べフェールの指示に、《ビロンズ》は口に含んだその球体を、カイトの場のセットモンスターに向かって放った。そして、セットモンスターの姿が露わになる。
「俺がセットしていたのは《
『
光/3/魔法使い/守800
リバース:800ライフポイント回復する。
このカードが破壊された時、1度だけこのカードを自分フィールド上にセットできる。
この効果でセットしたこのカードがフィールド上から離れた時、このカードはゲームから除外される。
「やはりな」
ふっととミザエルは口元を少しつり上げて笑った。
「やはり…?ミザエル、お前カイトがなんのモンスターをセットしたのか気づいてたのか?」
「ああ」
凌牙の問いに、ミザエルはひとつ頷いた。
「《
破壊されていく《
「《
【カイト】LP600→1400
「さらにこのカードが破壊されたとき、一度だけ自分フィールドに再セット出来る!!ただし、この効果で再セットされた《
「なら、《ビロンズ》に装備された《暗黒龍の矛》の効果発動なんだな!モンスターを破壊したとき、攻撃力を500下げることで、もう一度攻撃出来るんだな!」
『DNo.44 占星暗黒龍ビロンズ』
攻撃力3000→2500
「《ビロンズ》で攻撃なんだな!」
「《
【カイト】LP1400→2200
「けどこれで《
『DNo.44 占星暗黒龍ビロンズ』
攻撃力2500→2000
「行くんだな、《ビロンズ》、ダイレクトアタック!!」
「ぐ、っ、…っ!」
《ビロンズ》の攻撃を受け、カイトの体がどさりっと地面に叩きつけられた。
「カイト!」
【カイト】LP2200→200
「あれ?ライフが僅かに残ったんだな。まあいいや…僕は《暗黒龍の矛》のもうひとつの効果を発動。このカードを除外することで、デッキからカードを1枚ドローするんだな」
【ベフェール】手札2→3
「そして《暗黒龍の矛》がなくなったことで、《ビロンズ》の攻撃力は元に戻るんだな」
『DNo.44 占星暗黒龍ビロンズ』
攻撃力2000→3000
「僕はカードを1枚伏せてターンエンド、なんだな!」
ちぇっと舌打ちをしながら、ベフェールはターンを終了した。
【ベフェール】
LP2500/手札×2
フィールド
『DNo.44 占星暗黒龍ビロンズ』
魔法・罠
伏せ×1
「おいカイト!大丈夫か!?」
「っ、問題、ない」
遊馬の問いかけに、カイトはなんとか立ち上がりながら言葉を返した。
(やつのモンスター・エクシーズのほとんどが、バーン効果を持っている)
残りのライフは200。次のターンであのDNo.を倒さねば、勝機はないだろう。
(手札にあるのは《
サーチかレベル変動効果のふたつを持つモンスター。
エクストラデッキにあるのは、《輝光子パラディオス》と《No.62
蘇生系のカードがくれば《パラディオス》、もしくは《
「俺のターン、ドロー!」
【カイト】手札1→2
引いたカードは、《貪欲な壺》。墓地のモンスターカード5枚をデッキに戻し、その後2枚をドローするカード。
「俺は魔法カード《貪欲な壺》を発動!」
手札もない今、ここは賭けに出るしかない。
『貪欲な壺』
通常魔法(制限カード)
(1):自分の墓地のモンスター5体を対象として発動できる。
そのモンスター5体をデッキに加えてシャッフルする。
その後、自分はデッキから2枚ドローする。
「俺が戻すのは、《No.107 銀河眼の時空竜》、《ギャラクシーアイズ・FA・フォトン・ドラゴン》、《超銀河眼の光子龍》、《フォトン・チャージマン》、《ディメンション・ワンダラー》の5体!」
「《ディメンション・ワンダラー》?」
いつの間にそんなカードを…といいかけ、はっと気づく。
「まさかあのとき…!」
“《ビフロンス》の効果発動。stモンスターのみをエクシーズ素材としてエクシーズ召喚されたとき、相手のデッキトップ5枚を墓地に送るんだな”
“ちっ、デッキデス効果か…”
「あの時墓地に送られたカードの中に…?」
「デッキにモンスターを戻し…2枚ドロー!」
【カイト】手札2→1→3
「(・・・よしっ!)俺は魔法カード《死者蘇生》を発動!」
『死者蘇生』
通常魔法(制限カード)
(1):自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
「蘇れ、光の化身!《
『
光/8/ドラゴン/攻3000
「さらに《
『
光/4/魔法使い/攻0
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
このカードのレベルをエンドフェイズ時まで4つ上げる。
また、このカードをリリースして発動できる。
デッキから「銀河の魔導師」以外の「ギャラクシー」と名のついたカード1枚を手札に加える。
【カイト】手札3→1
「俺は《
《
『銀河の魔導師』☆4→☆8
「俺はレベル8の《
《
カイトのもつ、レベル8を2体使った、最後のモンスター。
「現れろ!銀河究極龍No.62!宇宙にさまよう光と闇。その狭間に眠りし哀しきドラゴンたちよ。その力を集わせ、真実の扉を開け!
《
そのドラゴンが、今その姿を現した。
『No.62
光/8/ドラゴン/攻4000
このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合、フィールド上に存在するモンスターエクシーズ以外の全てのモンスターは、そのレベルと同じ数値のランクを持つ。
1ターンに1度、フィールド上に存在する全てのモンスターのランクを1つ上げる事ができる。
このカードが戦闘を行う場合、このカードの攻撃力はフィールド上に存在するモンスターのランクの合計×200ポイントアップする。
フィールド上に存在するこのカードがフィールド上から離れる時、以下の効果を発動できる。
発動後α回目の自分のスタンバイフェイズ時にこのカードを自分フィールド上に特殊召喚する。
この効果でこのカードを特殊召喚したターン、このカードが攻撃する時の攻撃力はα倍になる。
(α=このカードがフィールド上から離れた時の、このカードのエクシーズ素材の数)
「《
「? ランクを?」
『No.62 銀河眼の光子竜皇』☆8→☆9
『DNo.44 占星暗黒龍ビロンズ』☆8→☆9
「ランクを上げて一体なにを…」
「いけ、《銀河眼の光子竜皇》!《占星暗黒龍ビロンズ》に攻撃!この瞬間、《光子竜皇》の効果発動!このカードがバトルするとき、このカードの攻撃力はフィールドにいるモンスターのランクの合計×200ポイントアップする!」
「な、なんっ…!?」
「《光子竜皇》と《ビロンズ》のランクの合計は18!よって攻撃力が3600ポイントアップ!」
『No.62 銀河眼の光子竜皇』
攻撃力4000→7600
「こ、攻撃力、7600…!?」
「【エタニティ・フォトン・ストリーム】!!」
「ぐ、うわぁぁぁっ!?!?!?っ、ト、罠カード《
ずさぁぁぁ!!
叩きつけられた体を起こしながら、ベフェールは前のターンに伏せたカードを発動させた。
「このカードは、元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つモンスターが僕のモンスター・エクシーズにバトルしてきたとき、攻撃対象となったモンスターのオーバーレイユニットをひとつ墓地に送ることで、そのバトルを無効にするんだな!」
「ちっ…!」
「ただし、僕はバトルしてきたモンスターの攻撃力と元々の攻撃力の差の半分のダメージを受けるんだな」
《銀河眼の光子竜皇》のいまの攻撃力は7600。元々の攻撃力は4000で、その差は3600。つまりその半分、1800のダメージをベフェールは受けることになるらしい。
【ベフェール】LP2500→700
「ちっ…俺は1枚セットして、ターンエンドだ」
決められなかったことに、悔しさを隠しきれないのだろう。少々荒く、カイトは最後の手札を場に伏せた。
【カイト】
LP200/手札×0
モンスター
『No.62 銀河眼の光子竜皇』
魔法・罠
伏せ×1
「……惜しかったな」
ぼそりと呟いたのは、誰だったか。遊馬は小さく頷いた。
「相手の引きは半端ない…間違いなく、《光子竜皇》を突破してくるな」
「だが、カイトの引きも負けてはいない」
『カイトの残りライフは200…しかし、次のベフェールのターンを凌げれば、まだ勝ち目はある』
クリリン腕を組みながら、アストラルはオッドアイをフィールドに向けた。
『しかし…』
「どうした、アストラル?」
《いや…姫は随分と遅いと思ってな》
アストラルの言葉に、全員がそういえばそうだと思い出す。
「姫のやつ、どうしんだ?」
「確かにおせぇな…」
言葉をこぼし、凌牙はDゲイザーを操作する。そして姫の番号を呼び出し、コールした。
「……でねぇ」
何度コールを鳴らしても、姫は出なかった。
「兄様…まさかベフェールは、姫になにかしたんじゃ…」
「だとしても、聞いて素直に答えるわきゃねーな」
「…分かった」
凌牙は一言そういうと、くるりと踵を返した。
「シャーク?」
「おい凌牙、どこ行くんだ」
「決まってんだろ。探してくる」
「けど、」
「見つけたらすぐ戻ってくる」
デュエル中のカイト。Dゲイザーに応答しない姫。そして、その姫を探しに行くと言う凌牙。
遊馬はカイトと凌牙を交互に何度かみた。デュエルを見届けるべきか、凌牙と共に姫を探すべきかーーー…が、意を決したように遊馬は顔をあげた。
「……分かった。シャーク、頼むぜ」
「ああ」
「……ふーん?」
そこへ、ベフェールが間に入った。
「仲間を捜すの、そいつに任せるんだな?希望光神」
「そうだ。シャークを信じてるから、任せる」
迷いなく頷く遊馬。その様子に、ベフェールは面白くなさそうに凌牙をみた。
「僕、知ってるんだな」
「なにを?」
「そいつは一度、あんたを裏切ったんだな」
「……!」
その言葉に、凌牙ははっとした。
『俺はナッシュ!バリアンのナッシュだ!!』
確かにそうだ。 凌牙は一度、遊馬を裏切った。悩んで、悩んで悩んで、悩み抜いた末、バリアン世界のため、七皇を統べる者として、敵となり遊馬の前に立った。
「一度裏切ったそいつが、また裏切らないって言い切れるんだな?」
「ベフェールてめえっ!」
あの戦いで凌牙と死闘を繰り広げたⅣが、怒りを露わにする。
死闘を繰り広げたこそ、Ⅳには分かる。凌牙がどれだけ悩んだのか。
遊馬や、自分たち…『神代凌牙』としての仲間をとるか。 それともドルベたち、バリアンの『ナッシュ』としての仲間をとるか。それこそ血反吐を吐く思いで、凌牙は決断したのだ。それを…
「違う」
が、そんなⅣを止め、静かに言葉を発したのは、遊馬だった。
「シャークは、裏切ったりなんかしてないぜ」
真っ直ぐにベフェールを見て、遊馬は口を開いた。
「裏切ってない?」
「ああ。だって俺は、シャークが裏切ったなんて思ってない」
きっぱりと、遊馬は言った。
ⅢやⅣ、そしてミザエルたちも、訳が分からないと遊馬を見た。ただひとり、アストラルだけは少しわらって、遊馬を見ていた。
ーーーまるで、遊馬が続けようとしている言葉を知っているかのように。
「確かにシャークはあの時、バリアンになって俺たちの『敵』になったかもしれない。でも俺は、それを裏切ったなんて思ってないんだ」
静かに、遊馬はひとつひとつ、ゆっくりと言葉を紡ぐ。それはベフェールに言っているというより、後ろで遊馬をじっとみる凌牙に言っているかのようだった。
「あのとき、シャークがどれだけ悩んで、俺たちとバリアンを天秤にかけたのか…Ⅳに聞いた」
凌牙が苦しみ抜いた末、バリアンを選んだこと。『ナッシュ』になると決めても尚、『神代凌牙』を捨てきれず、苦しんでいたこと。
その全てを、遊馬は戦いが終わった後にⅣから直接、アストラルと共に聞かされていた。
『まあ、結局俺はあいつに負けちまったけどな。でも、あそこまで気分のいい負けは初めてだったぜ』
そういって、カラカラとⅣが笑って話を締めくくったのは、まだ記憶に新しい。そして、遊馬と共に聞き、互いにそのことを話したからこそ、アストラルは遊馬の気持ちを知っている。
「シャークは昔の…本当の記憶を取り戻して、昔の仲間のところに戻っただけだ。それで、戻ったのがたまたま、俺やアストラルが戦ってた敵だったってだけだ」
だから俺は、シャークが俺を、俺たちを裏切ったなんて思ってない。いまでもシャークは、俺の仲間だ!
遊馬はきっぱりとそう言い切った。
「そいつはバリアン世界の王様なんだな。そんな奴を仲間?」
「ああ、そうだ!シャークだけじゃない。他の七皇だって、俺の仲間だ!」
『君はシャークの裏切りを思い出させ、こちらの内部分裂を狙っていたのだろうが、残念だったな』
どこか得意げに、ベフェールに向かっていうアストラル。ⅢやⅣたちも唇をつり上げ、頷いていた。
「遊馬…」
「シャーク、頼んだぜ!!」
遊馬は親指を立てて、にかっと笑った。凌牙はふっと笑って、同じように親指をたてた。
「…あぁ、必ず見つけてくる!」
そう言って踵を返し、茂みの中へと消えていった。
「あーあ、なんか面白くないんだな」
はあ、とベフェールは長いため息を1つ。
「こいつとのデュエルは楽しいんだな。ウリエと同じか、それ以上なんだな。けどお前等のその信じるっていうのはつまらないんだな」
「貴様に理解してもらおうなどとは思っていない」
いままで口を挟まなかったカイトが、ベフェールの言葉を一蹴した。
「貴様のターンだ。早く進めろ」
「……お前の言い方、なんだかウリエを思い出すんだなぁ」
「知らん。俺は俺だ」
「ふーん…僕のターン、ドロー」
カイトの言葉を流しながら、べフェールはカードをドローする。
(シャークなら、きっと・・・!)
凌牙は無愛想で素っ気なく見えても、本当は情に厚く、面倒見のいい先輩だ。きっと凌牙なら、姫を見つけてきてくれるだろう。
姫のことは凌牙に任せ、遊馬たちは再びカイトとべフェールのデュエルに集中するのだった。
...
先週のARC-V、すっごく良かった・・・!
個人的に1番好きなのはMCSの遊矢vs沢渡なんですが、その次にはいりますね。
今までの黒咲だったら、アクションカードはおろか、ユート以外の人と進んでタッグ組んだり、あまつさえ遊矢のペンデュラムカード利用してペンデュラム召喚するとか、ちょっと考えられなかったなぁ、と私的に思うので。
だから、今回遊矢のカード使ってペンデュラム召喚したり、遊矢が「俺は俺の信じるデュエルをする。それでいいか?」の問いに「構わん」と言った時には、もうこいつらちゃんと仲間じゃん!!って思いました。
しかも、遊矢が死者蘇生で黒咲のシンキング・レイニアス蘇生→相生の魔術師とxys→ダベリオン召喚っていうのは、遊矢なりに「ユートと黒咲の意思を汲み取って、かつ自分が目指すエンタメデュエル」を表現してたのではないかな、と。
そしてデュエル後のタイラー姉妹www
素良といいデニスといい、アカデミアのエリートたちはエンタメに弱いなwww
そして予告で黒咲の死亡フラグたってますが・・・オベフォ相手で黒咲が死亡=カード化は、可能性的に低いんじゃないかなぁ・・・と。
サヤカ庇ってカード化とかなら、今の黒咲ならありえそうだけど・・・
ここで黒咲カード化されえたら、ユートが闇堕ちしちゃうので、それだけはほんと勘弁・・・
追記
と思ったら、黒咲まさかの物理退場www
デュエルで果てるんじゃなく、サヤカ庇って物理的に果てたwww
「戦場に果てる」ってそういう意味か!
にしても、遊矢は瓦礫に埋もれてもけろっとしてんのに、なんで黒咲はそれで果てるのwww
ステータス攻撃力と素早さにばっか振ってないで、守備力にも振れよ!