前回が2ヶ月前・・・(;´∀`)おぅふ…
家庭事情でアップが滞ってしまい、申し訳ありませんでした。
バタバタしてたもんで、カード情報は見ているものの買いに行く時間がないという・・・(´;ω;`)
で、では本編をどうぞ!!
「シャークは昔の…本当の記憶を取り戻して、昔の仲間のところに戻っただけだ。それで、戻ったのがたまたま、俺やアストラルが戦ってた敵だったってだけだ」
だから俺は、シャークが俺を、俺たちを裏切ったなんて思ってない。いまでもシャークは、俺の仲間だ!
遊馬はきっぱりとそう言い切った。
「そいつはバリアン世界の王様なんだな。そんな奴を仲間?」
「ああ、そうだ!シャークだけじゃない。他の七皇だって、俺の仲間だ!」
《君はシャークの裏切りを思い出させ、こちらの内部分裂を狙っていたのだろうが、残念だったな》
どこか得意げに、ベフェールに向かっていうアストラル。ⅢやⅣたちも唇をつり上げ、頷いていた。
「遊馬…」
「シャーク、頼んだぜ!!」
遊馬は親指を立てて、にかっと笑った。凌牙はふっと笑って、同じように親指をたてた。
「…あぁ、必ず見つけてくる!」
そう言って踵を返し、茂みの中へと消えていった。
「あーあ、なんか面白くないんだな」
はあ、とベフェールは長いため息を1つ。
「こいつとのデュエルは楽しいんだな。ウリエと同じか、それ以上なんだな。けどお前等のその信じるっていうのはつまらないんだな」
「貴様に理解してもらおうなどとは思っていない」
いままで口を挟まなかったカイトが、ベフェールの言葉を一蹴した。
「貴様のターンだ。早く進めろ」
「……お前の言い方、なんだかウリエを思い出すんだなぁ」
「知らん。俺は俺だ」
「ふーん…僕のターン、ドロー」
【ベフェール】手札1→2
「僕は魔法カード『占星の宝札』を発動するんだな。墓地の『
除外↓
『st-マケマケ』
『st-ハウメア 』
「僕はこの2体を除外して、デッキから2枚ドロー」
【ベフェール】手札2→1→3
「僕は魔法カード『
「あのカード…」
遊馬が口を開く。隣でデュエルを見守るⅢたちを見ると、顔をしかめている。
それをみた遊馬は、自分の記憶に間違えはなさそうだ、と顔を歪めた。
「『
【ベフェール】手札3→2→3→2
今までのベフェールはどこに行ったのか。ベフェールはたんたんとデュエルを進めだした。
「遊馬…やっぱりこれって…」
「ああ、まずい…!」
Ⅲが青ざめながら遊馬に声をかける。遊馬もまた、芳しくない顔でデュエルを見守る。
『どうかしたのか?』
「ベフェールのスイッチが入った」
「おまけに『
吐き捨てるようにいうⅣ。
『どういうことだ?』
「・・・・・・『
「『
『月の書』速攻魔法(制限カード)
①:フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
【ベフェール】手札2→1
「僕が選択するのはもちろん、『銀河眼の光子竜皇』」
『No.62 銀河眼の光子竜皇』
攻4000→裏守備3000
「『光子竜皇』が裏守備にっ…!」
「バトルなんだな。『ビロンズ』で裏守備になった『銀河眼の光子竜皇』に攻撃」
裏守備になった『銀河眼の光子竜皇』の守備力は3000。
『占星暗黒龍ビロンズ』の攻撃力は、『占星術の書物』の効果で3500になっている。
「守備表示だからダメージはないけど、邪魔なドラゴンには消えてもらうんだな。いけ、『ビロンズ』」
ひゅ、と口にためた黒い球体を、裏守備の『光子竜皇』に放つ。次いで、大きな爆発音と共に『光子竜皇』が消えていく。
「くっ…だが、これでは終わらん!速攻魔法『エクシーズ・ダブル・バック』発動!」
『エクシーズ・ダブル・バック』
速攻魔法(アニメ効果)
自分フィールド上のモンスターエクシーズ1体が破壊され、自分フィールド上にモンスターが存在しない場合に発動できる。
破壊されたモンスターエクシーズ1体と、そのモンスターの攻撃力以下の攻撃力を持つモンスター1体を自分の墓地から選択し、自分フィールド上に特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは次の自分のエンドフェイズ時に破壊される。
「俺はいま破壊された『銀河眼の光子竜皇』と、『銀河眼の光子竜』を特殊召喚!」
『No.62 銀河眼の光子竜皇』
攻撃力4000
『銀河眼の光子竜』
攻撃力3000
「まーたそいつらなんだな…」
面倒臭そうに、再び現れた2体の『銀河眼』をみるベフェール。
「『エクシーズ・ダブル・バック』。このカードは、自分フィールドにモンスターがいないとき、戦闘破壊されたモンスター・エクシーズと、その攻撃力以下のモンスターを1体特殊召喚する。この効果で特殊召喚されたモンスターは、次の俺のターン終了時に破壊される」
「ふーん。僕は『
【ベフェール】手札1→2
「で、僕はカードを1枚セットしてターンエンド」
【ベフェール】
LP700
手札×1
フィールド
『DNo.44 占星暗黒龍ビロンズ』
魔法・罠
伏せ×1
「……ほんと、懐かしいんだな」
ぽつり、とベフェールが小さく漏らす。
「なんだと?」
片眉を吊り上げるカイト。ベフェールはそれに構わず、思い出すように語る。
「たくさんのやつとデュエルした。けど、僕に『ビロンズ』出させて、『
ウリエ。
(光の守護神官か)
「僕にここまでやらせたのは久々なんだな。もっと楽しませるんだな」
“ほらぁ、もっと僕を楽しませて欲しいんだな”
“貴様を楽しませてやる義理はない!”
ふっと、カイトの頭に“何か”がフラッシュバックする。
「…っ?」
ふらり、と多々良を踏むカイト。
「カイト?」
どうした?っと聞く遊馬の声も、どこか遠くに聞こえる。
“ のため、私は負けん!貴様はここでしとめる!!”
“やってみればいいんだな!”
“あの方のため、私は負けん!行くぞ!!”
「くっ…」
なんだ、これは。
右手で頭を押さえるカイト。その顔色は、どこか青白く見える。
「おいカイト!大丈夫かっ?」
心配になり、一歩カイトへと近づく遊馬。
ーーーぐぉぉぉおぉ!!
瞬間、二体の『
「『銀河眼』…?」
天に向かって雄叫びをあげる、二体の『銀河眼』。まるで何かを呼んでいるかのように、二体はひたすら雄叫びを上げ続ける。
「っ、『銀河眼』…」
その雄叫びに、カイトは踏ん張りながら、二体の『銀河眼』を見上げる。
「ああ、そうだな…」
右手の人差し指と中指を、デッキトップに添える。
はじめは、自分のデュエルは「誓いのデュエル」だった。
必ずハルトを助ける。
ただそれだけのために、自分はカードを引き続け、ナンバーズハンターとなり、たくさんの魂を葬ってきた。
“ 戦術なんて知らねぇよ!俺は心のドキドキを言ってるんだよ”
けれど、遊馬と出会い。
“このドキドキがデュエルなんだ!これがかっとビングなんだ!”
そして、己のデュエルは変わった。
“そして、デュエルをすれば相手のことがすっげぇわかる!仲間になれるんだ!!”
「誓い」だけではない。
“だが、お前のドキドキはこんなもんじゃねぇ!もっとだ!もっと見せてくれよオレに!感じさせてくれよ!カイトビングを!! ”
望み。
希望。
そして未来。
昔の自分ならば、そんな不確定なものを信じようとは決してしなかっただろう。
けれど、幾度となく遊馬と戦い。時にはタッグを組み。また違うときには、遊馬のデュエルを見て。
どんな不利な状況でも、アストラルと共に、決して最後の最後まで諦めずに、デッキからカードをドローする姿を見て。
そんな不確定なものを信じてみてもいいかもしれないと思うようになった。
(俺も随時とヤキが回ったものだ)
ふっと口元を綻ばせながら、ぐっとデッキトップに添える指先に力をいれる。
「俺の」
ターン、とカードを引き抜こうとしたその瞬間。二体の『銀河眼』が、今までのとは少し違う雄叫びをあげた。
すると、カイトの腰についているデッキケースの中から、光が漏れ出す。
「なんだ?」
ぱちん、とデッキケースを開ける。
「これは…」
光を放っていたのは、もう1枚の『銀河眼』、ミザエルの『No.107 銀河眼の時空竜』だった。
「『時空竜』が…」
そして、『光子竜』と『光子竜皇』のカードもまた光り始める。その三枚のカードから放たれた光は、まっすぐに空へと延びていく。
驚いてそのまま見ていると、三本の光の筋は、やがて一本になり、かっと眩しいほどの光を発した。
「っ…!」
あまりの眩しさに、カイトは腕で目を覆う。
《 、》
ふいに、カイトの脳裏に響く声。天に昇り、ひとつになった光は、カイトの前へと降りていく。
「あれはっ…」
まさか、と遊馬は目を見張った。
“我が至高の主よ”
カイトの目の前で漂う光が急にはじけ、1枚のカードが姿を現す。
「これは…」
“我を手に取れ。さすれば自ずと分かるであろう”
カード名をみたカイトは、若干驚いた顔をして遊馬を見た。遊馬は頷き、笑顔をみせた。
「…ふん、良かろう。その言葉に乗ってやる」
不適に笑みを浮かべ、カイトは目の前に浮かぶ一枚のカードに手を伸ばす。
「っ…」
瞬間、怒涛のような映像が、カイトの頭に流れてきた。
“またひとつ、サタンが世界を飲み込んだ”
“ならばコスモ世界にくるのも…”
“ああ。時間の問題だろう”
“希望光神さま…”
“その時までに、俺は力を貯める。これ以上、他の世界をサタンの餌食にさせないために。ウリエ…俺と、戦ってくれるか?”
“なにをおっしゃいますか。私は貴方様から『光』の名を頂いた、コスモ世界の柱。我が身は何時如何なる時であっても、貴方様と共にあります”
“ありがとう、ウリエ”
「……!」
はっと意識を戻したカイトは、手に取ったカードに目を落とした。
「……随分と待たせたようだな」
“今一度、我とそなたが戦う時が来ましたぞ。さあ、いまこそ我らの力を見せる時!”
「ああ、そのようだ。行くぞ、べフェール!俺のターン、ドロー!!」
【カイト】手札0→1
「俺は魔法カード『
『
自分の墓地から「ギャラクシー」と名のついたモンスター1体を特殊召喚し、このカードを装備カード扱いとして装備する。
この効果によってこのカードが装備カード扱いとして装備されている場合、装備モンスターの攻撃力は半分になり、装備モンスターが自分のターンで相手ライフに戦闘ダメージを与えられなかった場合、装備モンスターはそのターンのエンドフェイズ時に破壊される。
また、装備モンスターをエクシーズ召喚の素材とする場合、装備カード扱いとして装備されたこのカードを装備モンスターと同じレベルの素材にできる。
「『銀河再誕』は、自分の墓地の『ギャラクシー』と付くモンスターを特殊召喚し、このカードを装備する!来い、『
『
光/8/戦士/攻2800
「『銀河再誕』の効果で特殊召喚されたモンスターは、攻撃力が半分になり、装備モンスターが自分ターンに戦闘ダメージを与えられなかったとき、装備モンスターはターン終了時に破壊される」
『銀河騎士』攻撃力2800→1400
「そして、装備モンスターをエクシーズ素材とするとき、『銀河再誕』は装備モンスターと同じレベルとして扱うことが出来る!!」
「な、…!?」
つまり実質、カイトの場にはレベル8のモンスターが3体いることになる。
「俺はレベル8の『
『
カイトは、現れた金色の十字架を握りしめた。
「光と闇より生まれし孤高のドラゴンたちよ、銀河の光を纏いていま光臨せよ!!」
そしてそれを空に向かって放り投げる。すると目が眩むほどの眩しい光が、あたり一帯を照らした。
「現れろ、そしてその眩き光で銀河を照らせ!
『LNo.5 |銀河眼の皇神竜《ギャラクシーアイズ・プライム・ゴッド・ドラゴン》』!!」
『LNo.05 |銀河眼の皇神竜《ギャラクシーアイズ・プライム・ゴッド・ドラゴン》』
光/8/ドラゴン/攻撃力4000
「カイトが、LNo.を…!?」
「ってことはつまり、」
「カイトが光の神官…ウリエの生まれ変わりだったんだ」
カイトのフィールドに現れた銀河眼は、純白の翼を広げ、ベフェールの場にいる『占星暗黒龍ビロンズ』に向かって雄叫びを上げた。
その様子を見ながら、遊馬は嬉しそうに顔をほころばせた。
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