デュエルの勝敗は…!?
【ベルブ】
LP2600 /手札×3
モンスター
『DNo. 65 煉獄火焔獣ニコル』
魔法・罠
伏せ×1
【姫】
LP2400/手札×5
モンスター
『E・HERO シャドー・ミスト』
『E・HERO オーシャン』
魔法・罠
『リビングデッドの呼び声』(対象『シャドー・ミスト』)
「私はレベル4の《シャドー・ミスト》と《オーシャン》でオーバーレイ!二体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築、エクシーズ召喚!!」
「現れなさい、No.101!満たされぬ魂を乗せた方舟よ、光届かぬ深淵より浮上せよ!
《
『No.101 S・H・Ark Knight』
水/4/水/攻撃2100
このカードのエクシーズ素材を2つ取り除き、相手フィールド上に表側攻撃表示で存在する特殊召喚されたモンスター1体を選択して発動できる。
選択 したモンスターをこのカードの下に重ねてエクシーズ素材とする。
「No.1 01 S・H・Ark Knight」のこの効果は1ターンに1度しか使用で きない。
また、フィールド上のこのカードが破壊される場合、代わりにこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事ができる。
姫が《Ark Knight》を召喚すると、手の甲にぼぅ、っと「101」の痣が浮かぶ。
「…!」
「あれは…!」
「ナッシュのオーバーハンドレッド・ナンバーズ!?」
七皇たちだけでなく、遊馬たちもまた、姫が召喚した《Ark Knight》をみて、驚愕といった表情を浮かべる。
「な、なんで・・・君がオーバーハンドレッド・ナンバーズを…!?」
もちろんそれは、ベルブも同じようで。
「まさか私がオーバーハンドレッド・ナンバーズを持ってるなんて思ってなかった?まあ当たり前よね、ドン・サウザンドがいない以上、この世界にオーバーハンドレッド・ナンバーズはもう存在しないはずだもんね?」
姫はにやりと唇に笑みを浮かべていってやる。
「でもあんただって、こっちが知らないカード使ってるんだからお互いさま。ずるいなんて言わないでよね?」
「だ、だけどそのオーバーハンドレッド・ナンバーズの攻撃力は2100!《ニコル》は攻撃力2200、これじゃあ僕のモンスターは倒せないよ!」
「・・・確かに《Ark Knight》の攻撃力は低い。けど舐めないでよね!《Ark Knight》の効果は、攻撃力の低さを補ってもお釣りがくるのよ!」
「なにを…」
「教えてあげる。《Ark Knight》はね、オーバーレイ・ユニットをふたつ使うことで、相手フィールドの特殊召喚された表側攻撃表示のモンスターを、自身のオーバーレイユニットにする!」
「僕のモンスターを!?」
まずい、と思ったんだろうけどーーー・・・
「今更遅い!ニコルを対象に、《Ark Knight》の効果発動!!【エターナル・ソウル・アサイラム】!!」
姫がArk Knightの効果の発動を宣言すると、Ark Knightのオーバーレイユニットがふたつ消える。
同時にニコルもフィールドから消え、Ark Knightへと吸い込まれていく。
「これであいつのフィールドはがら空き…!」
「そしてこの瞬間、墓地に送られたシャドー・ミストの効果発動!デッキからシャドー・ミスト以外のHEROモンスター1体を手札に加える!」
【姫】手札 5→6
「さらに私は手札から魔法カード《ミラクル・フュージョン》を発動!このカードは、自分フィールド、もしくは墓地の《E・HERO》モンスターを除外することで、融合召喚できる!!」
「ぼ、墓地から融合だって!?」
『ミラクル・フュージョン』
通常魔法
(1):自分のフィールド・墓地から、「E・HERO」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
「私は墓地のシャドー・ミストと『オーシャンを除外して、融合召喚!現れなさい、極寒の戦士『E・HERO アブソルートZero』!」
『E・HEROアブソルートZero』
水/8/戦士/攻撃2500
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードの攻撃力は、フィールドに表側表示で存在する「E・HEROアブソルートZero」以外の水属性モンスターの数×500ポイントアップする。
このカードがフィールド上から離れた時、相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。
【姫】手札 6→5
「墓地から融合とかありかよ!?」
ありなんです。(バンッ☆)え、なに反則?インチキ効果も体外にしろ?そんなのしらんがな。
それに、この程度でなにを言っているんですか。はい、外野(ひどっ)おいといてデュエル進めようか。
「《アブソルートZero》は、自分以外のフィールドの水属性モンスターの数×500、攻撃力をアップする。Ark Knightは水属性。よって『 アブソルートZeroの攻撃力は2500から3000にアップ!」
Ark Knightの攻撃力は2100。アブソルートZeroの攻撃力は3000。 そして、ベルブの残りライフは2600。
「(これで決める!)バトル!アブソルートZeroでダイレクトアタック!」
通るか…!?
「そうはいかないよ! 罠発動、《
『G-ガード』
通常罠
除外されている『G-M』モンスターが2体以上いるとき、そのうちの1体をデッキに戻すことで発動できる。
このターンのエンドフェイズまで、相手モンスターの攻撃力を、デッキに戻したモンスターの攻撃力分下げる。
その後、デッキに戻したモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。
相手プレイヤーは、カードを1枚ドローする。
「なっ…」
攻撃力をさげて、しかも効果ダメージまで!?
「僕がデッキに戻すのは、攻撃力1500の 《G-Mバアル》!」
『E-HERO アブソルートZero』
攻撃力3000→1500
『No.101 S・H・Ark Knight』
攻撃力2100→600
「そしてバアルの攻撃力分、1500のダメ ージをくらっちゃえ!!!」
「つっ!」
【姫】LP2400→900
「っけどその変わり、私はデッキからカードを1枚ドロー!」
【姫】手札5→6
「攻撃力は下がったけど、バトル続行!アブソルートZero、ダイレクトアタック!!」
【ベルブ】LP 2600→1100
「さらにArk Knightでダイレクトアタック!【ミリオン・ファントム・ブラッド】!!」
【ベルブ】LP1100→500
「メイン2、私はカードを2枚伏せてターンエンド!そしてこの瞬間、アブソルートZeroとArk Knightの攻撃力は元に戻る!」
『E-HERO アブソルートZero』
攻撃力 1500→2500→3000
『No.101 S・H・Ark Knight』
攻撃力 600→2100
【姫】
LP 900/手札×4
モンスター
『No.101 S・H・Ark Knight 』ORU×1
『E-HERO アブソルートZero』
魔法・罠
伏せ×2
【ベルブ】
LP 500 /手札×3
モンスター なし
魔法・罠 なし
このターンできめられなかった…!まさかあんなカード伏せてたなんて…!
デッキのほとんどがオリジナルカードだから、一体どんなカードを使ってくるのかわからない。
(けど…)
ちら、と姫はいま伏せたカードをみる。
(私が伏せた1枚は、シャドー・ミスト』の特殊召喚効果で手札に加えた、2枚目のマスク・チェンジ)
次のターン、ベルブがバトルフェイズに移る直前に、このカードをアブソルートZeroに発動させる。
アブソルートZeroは、フィールドから離れると相手フィールドのモンスターをすべて破壊する効果を持っている。
ナンバーズはナンバーズでなければ破壊出来ない。だけど、効果でなら破壊出来る。
そしてArk Knightは、破壊されるときにエクシーズ素材を1つ取り除くことで、その破壊を免れることが出来る。
(ライフはほぼ互角…)
次のベルブのターンを凌ぎきれば、まだ自分に勝ち目はある。相手の一挙一動を見逃すまいと、姫は全神経を集中させた。
「………ない…」
ぼそっとベルブがなにかを呟いた。
「…?」
「僕は認めない!!僕のニコルがっ・・・《DNo.》が!!ただの人間に、しかもオーバーハンドレッド・ナンバーズにやられるなんて!!僕は絶対に認めない!!」
「な、なに…」
なんなの。いきなりなんでそんな急にキレて…
「オーバーハンドレッド・ナンバーズなんかに…ドン・サウザウンドが作ったカードなんかに、僕のDNo.がやられるなんて絶対に許さない!!」
な、なんでこいつ…
「あいつ何であんなにキレてんだ…?」
「知るか」
遊馬の問いに、ベクターが肩をすくめた。
「ドン・サウザウンドは僕らの餌!あいつが作ったカードも同じく僕らの餌!!僕らのDNo.がオーバーハンドレッド・ナンバーズにやられるなんて許さない!オーバーハンドレッド・ナンバーズはぜーんぶ餌になればいいんだよぉっ!!」
「な…!」
「オーバーハンドレッド・ナンバーズが餌だと!?」
「貴様っ…!」
元バリアン七皇たちは、怒りを露わにしてベルブを睨んだ。
(…餌?)
オーバーハンドレッド・ナンバーズが?
「・・・あんたなに言ってんの」
我ながら低い、ドスのきいた声が出る。
「確かにオーバーハンドレッド・ナンバーズは、ドン・サウザウンドがバリアン七皇たちに与えた呪いのカード。だけどそのカードを使っていた七皇の思いや決意は本物よ。オーバーハンドレッド・ナンバーズが餌だっていうなら、そのカードに込められた彼らの気持ちも餌ってわけ?」
「ああ、そうさ!!みんな、みーんな僕らの餌!!そんなちんけなオーバーハンドレッド・ナンバーズ、僕が倒してやるよ!!」
「ちんけな、ですって…?」
だめだ、ほんとに堪忍袋の緒がキレた。
「やれるもんならやってみなさいよ!!このオーバーハンドレッド・ナンバーズは、バリアンの王ナッシュのよ!そうそう簡単になんかやられたりしないんだから!」
オーバーレイユニットがあるArk Knightは、そのオーバーレイユニットを取り除くことで破壊を免れる。それに伏せカードを使えば、オーバーレイユニットを使わなくてもArk Knightを破壊から守ることは出来る。
「ちょっと待て」
「なに!?」
口を挟まれて、ついキツく睨んでしまう。が、割って入ってきた本人である凌牙は、逆に姫をにらみ返してきた。
「お前、なぜオーバーハンドレッド・ナンバーズとドン・サウザウンド、そして俺たちバリアン七皇の関係を知っている?」
「なんでってそんなの…」
ーーーあ。
(やば、)
「確かにArk Knightは、俺が“ナッシュ”として使っていた。だが、なぜお前がそれを知っている?」
《まさか彼女は、ドン・サウザンドと何か関係が…》
「ないないない!!!」
あってたまるか!!!アルトラルの言葉に速攻で首を振って否定する。
「じゃあなんでてめえがオーバーハンドレッド・ナンバーズもってんだよ!」
「いやえーっと、」
負けたくないが故にだしたけど、やっぱこうなるかぁ…
「……異世界」
すると、ドルベがぽつりと呟いた。
「異世界だと?」
「どういうことだ、ドルベ」
「おそらく彼女は…「あーもう、うるさいっ!!!」
ドルベの言葉を遮って、ベルブが声を上げる。
「そんなのどーだっていいよ!どうせ僕がぜーんぶぶっ壊すんだからさぁっ!!!」
「やれるもんならやってみなさいよ!このチビデュエリスト!!!」
「チビいうな!!いくよ、僕のターン!!!」
「ドロー!」
【ベルブ】手札 3→4
「僕は手札からフィールド魔法《パルミュラの神殿遺跡》を発動!このカードは、相手フィールドに特殊召喚されたモンスターがいて、自分フィールドにモンスターがいないとき、除外されている《
【ベルブ】手札4→3
『パルミュラの神殿遺跡』
フィールド魔法
1ターンに一度、相手フィールドに特殊召喚されたモンスターが存在し、自分フィールド上にモンスターが存在しない場合に発動出来る。
除外されている
「除外されてるモンスターを!?」
《ヴァルハラ》と効果似てるな…あれは特殊召喚は手札からしか出来ないけど。
「僕は除外されている《
【ベルブ】手札3→2
「さらにエリヤの効果発動!!自分フィールドのモンスターのレベルを対象に、そのモンスターのレベルをエリヤと同じにする!!」
『
闇/星8/魔法使い/攻撃1400
このカードは通常召喚出来ない。
自分フィールドに、特殊召喚された『
また、1ターンに一度、自分フィールドのモンスター1体を対象に発動出来る。
そのモンスターのレベルを、このカードと同じにする。
「レベル8が2体…!」
誰かの呟きが聞こえた。いやいやそんなに驚くことか?カイトやミザエル、Ⅳだって1ターンでレベル8を2体揃えることあったでしょ。
「さあ行くよ!僕は、レベル8の予言者エリヤとアハズヤでオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを「ベルブ」 ーーー…!」
低く、唸るような声が響いた。その声に、ベルブの顔がさっと青ざめた。
「貴様、なにを勝手なことをしている」
「ルシファー…」
突然フィールド内に現れたのは、燃えるような赤い髪の青年だった。
「…『あれ』を使うつもりだったのか」
「ああそうさ、文句ある?オーバーハンドレッド・ナンバーズなんかに負けるわけにいかないからね!!」
「オーバーハンドレッド…ドン・サウザウンドのカードか」
ルシファーと呼ばれたその男は、姫のフィールドにいる《Ark Knight》を忌々しそうに見た。
「…まあいい。いまはまだ駄目だ。使うんじゃない」
「なんでさ!?まさかアモデスがいないからって、見つかるまで指をくわえて待ってろってこと!?」
「アモデス…?」
どうやら彼らの仲間らいしけど…
「あんたたちは誰?ドン・サウザウンドを吸収してどうするつもりだったの!?」
聞けば、ルシファーはちらりとこちらに目をやるだけで、なにも答えなかった。
「言ったはずだ。我らは蘇ったばかりで、まだ『あれ』を使うには厳しいと」
「だけど「ベルブ」っ…あーもうわかった!わかったよ!!」
吐き捨てるようにいうと、ふっと身体が軽くなった。みれば、一瞬にしてスフィア・フィールドは解け、姫たちは元のグラウンドに足をつけていた。
《Ark Knight》やベルブが召喚していたモンスターたちも消えているーーーが。
「時間が…!」
まわりはまだ時間が止まっているらしい。
「あんたたちは誰!」
「ーーー我らはドメス世界の“
「ゼブン、シンス…?」
ドメス世界って…
「ドメス…」
ぼそりと遊馬が呟いた。
《遊馬?どうしたのだ?》
「いや…俺、どこかで…」
ーーーぽぅっ
「…!?」
突然、遊馬のデッキと皇の鍵が、眩しいほどに光り出した。
「きゃあ!?」
「な、なんだよこれ!?」
突然のことに、みんなが眩しさから目を細める。
「遊馬!!」
《一体何が…!?》
アストラルでさえ困惑といった表情を浮かべている。
「この光…まさか!」
「こんなところにいたのか!?」
一方のベルブとルシファーは何かを悟ったらしく、歓喜と焦り、憎しみが混じったような顔をしていた。
ーーーそして。
「…
「やはり貴様だったか…!コスモ世界の最高神…我らが最大の敵!!」
「希望光神ユーマ!!!」
光が収まった時には、制服ではなく…アストラルと『オーバーレイ』した姿であるゼアルの…しかも一番最後の姿をした、遊馬がいた。
...
というわけで、デュエル終了。
悩みに悩んだ末、姫さんには私も愛用しているHEROデッキを使ってもらいました!
シャドミスからダークロウたてるのが楽しいんだwww
え、ダークロウ嫌い?そんなの知らんがな!!www
まあそのシャドミスも、とうとう制限くらいましたけどね!
3積みしてたのに!コンマイめー!!(`ε´)
……うぉっほん。
えーっと、ベルブくんにはオリカつかってもらいました。
ベルブくんのイメージとしては、ARK-Vの正体割れた素良くん。
ぱっとみ純真無垢そうなんだけど、中身はとんでもないという(笑)
素良くん、きみはこれからどうするんだ…!
まあ、最終的にはちゃんと遊矢についてくれるんだと信じてるけど!!
ルシファーについては…いまはまだなにも言いません!
てか言えない!!
だってまだイメージ完全に固まってないから(暴)
さてさて、とりあえず今回でてきた言葉は…
・ドメス世界
・七大悪魔(セブンシンス)
・コスモ世界
・希望光神
なんのことって?それは次回にて!!
お楽しみは、これからだ!!