ラブライブ! ~寡黙な男子高校生とµ’sの日常~   作:孤独なcat

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昨日はことりちゃんの誕生日でした!
てことで急遽予定を変更し特別編を作成しました。


南ことり誕生日記念(特別篇)

オレは今、猛烈に緊張している。

女子と2人きりでお出かけなんて体験したことがないからだ。

 

今日は南からどうしても付き合ってほしいと頼まれたので、こうして駅にいるわけだが具体的な要件はまだ分からない。分かっているのは昼飯は食べて来ないように言われたことだけだ。

 

 

 

 

 

 

しばらくすると、南が来た。

 

ことり「おまたせ~待った~?」

達川「いや、大丈夫。さっき来たばかりだ。」

ことり「なら良かった~。それにしても顔赤いけど大丈夫?」

達川「ああ、大丈夫だ。気にするな。」

 

正直大丈夫ではないけどね。

 

達川「それより・・・今日は何するんだ?」

ことり「それはね・・・スイパラに行くよ♪」

達川「スイパラ・・・だと!?」

 

スイパラ

それはスイーツパラダイスのことだ。いわゆるスイーツの食べ放題。甘いものが好きなオレとしては一度行ってみたかったのだ。しかし女子ばかりで男子だけでは来るなって感じのオーラを常に店から感じる。しかし南と一緒ならば・・・店側から拒否はされまい。

 

ことり「もしかして・・・嫌だった?」

達川「とんでもない。甘いものは好きだからむしろ嬉しいのだが。」

ことり「良かった~、なら行こ♪」

 

オレたちは電車に乗り目的の店の最寄駅に向かう。

 

達川「そういや、何故スイパラにオレを誘ったんだ?別に高坂とか園田でも良かったんじゃないか?」

 

そう、何故わざわざオレを誘ったのかが分からなかった。別に高坂でも園田でも良かったはずである。

 

ことり「それはね、お母さんからスイパラの割引券もらったんだけど、カップル限定だったの。それに達川君は甘いものが好きだって言ってたから達川君にしようと思ったんだ~♪」

達川「なるほど、そういうことか。」

 

ハハッ・・・カップルか。そんな言葉オレには無縁だったけどな・・・。一応スイパラではカップルという名目でオレは南といることができるってことか。

 

スイパラの店に着いた。

店員「いらっしゃいませ。ご予約された方でございましょうか?」

ことり「はい。南で予約してると思いますが・・・。」

店員「南様・・・はい。確かにご予約いただいております。ではご案内いたします。」

 

なるほど、ここは予約制の店か。だから並ばずにすんだのか。南に感謝せねばならない。

 

オレたちは席に着いて荷物を置くと

 

ことり「さあ!早く取りに行こうよ~」

達川「そんなに焦らなくても・・・」

 

南に急かされながらスイーツが置かれている場所へ向かう。

するとそこには・・・数多くのスイーツがあった。ショートケーキやチーズケーキ、スフレとかシュークリームにティラミスとかたくさんある。あとパスタとカレーもある。さすがスイーツパラダイスっていうだけはあるな・・・。そういや南からは昼飯は食べないようにって言われたがこれだけのスイーツを食べるのならば空腹でないとダメだな。

 

とりあえずある程度スイーツを取り終えて席に戻る。オレは多くの種類のスイーツを食べたいので1種類あたりの個数は少なめにした。南は・・・シュークリームとチーズケーキとマカロンとチーズケーキとシフォンケーキとチーズケーキと・・・・・・・

 

チーズケーキ多いなぁ…

 

達川「なあ、南。チーズケーキ多くないか?」

南「うん!だってチーズケーキが1番大好きなんだ♪達川君は何が好き?」

達川「オレは・・・ティラミスかな。」

南「なるほど!達川君は甘さ控えめのお菓子が好きなんだね。」

達川「ま、そうだな。」

 

続いて2皿目。

オレはさっきと同じ通り種類重視で選ぶ。ティラミスは少し多めにした。南はスフレチーズとレアチーズとベイクドチーズ・・・もはや全部チーズじゃねえか・・・。

 

達川「ホントにチーズケーキ好きなんだな・・・」

ことり「ウフフ♪でも、達川君もティラミス多くなってない?」

達川「!・・・バレたか。」

 

しばらくスイーツ関連の話をした。そしてスイーツを食べきるとまた取りに行く・・・しばらくその繰り返しであった。

 

しかし、流石にオレも南も満腹になってきたのでしばし休憩をすることにした。優雅にアイスコーヒーを飲んでると南が話しかけてきた。

 

ことり「達川君はµ’sのことどう思ってるの?」

 

いきなりこんな質問をしてくるとは思わなかったので飲んでいたアイスコーヒーを吹き出しかけた。

 

達川「急に重たいこと聞いてきたな・・・。」

ことり「お願ぁい。教えてよ~。」

 

 

オレはしばらく考えた。

 

達川「うーん・・・1年生は入ったばかりだからまだ何とも言えない。でも、メンバー全員が独特な個性を持ってるし面白いと思うよ。高坂はµ’sの発起人ってこともあって常に新しいことに挑戦しようとしている。まあ多少暴走することもあるけど未開拓分野に進む勇気に欠けるオレたちにとってはすごく助かる。園田はメンバーの中では冷静さが突出している。しかも歌詞まで作ってくれているしとても大切だ。」

 

ことり「で・・・私は・・・?」

 

達川「ああ。南はメンバーの意見を最初から否定することなくメンバーに寄り添ってくれる。自分の意見に同調してくれる人がいることって本当に精神的に楽なんだと思う。そして衣装も何とかしてくれるからµ’sの生命線ともいえる存在だと思うよ。」

 

ことり「・・・///」

達川「まあ、これからもµ’sのために宜しく頼む。」

 

南の顔は赤くなっていた。

この変な雰囲気から抜けたい・・・。

 

達川「よ、よーし、腹も減ってきたからもう1回取りに行ってくるわー。」

ことり「えっ!まだ食べるの!?無理しないほうが・・・」

達川「当たり前だ。せっかくのスイパラだ。食べないと損だ。」

ことり「アハハハハ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

制限時間が来たのでスイパラの店から出た。

正直言おう。食い過ぎて気持ち悪い。食べ放題ってなるとついつい元を取らねばって思ってしまう。それ故に無理をした。その結果が今の状態だ。少しでも腹に衝撃が伝わったら確実にリバースしてしまう。

 

ことり「達川君大丈夫~?」

達川「ングゥ・・・大丈夫・・・だ。」

ことり「う~ん」

 

吐き気に苦しみながらも駅に着いた。

 

ことり「今日はありがと~本当に楽しかったよ♪」

達川「ああ。こちらこそありがとう。そんじゃ・・・」

 

別れようとした途端・・・

 

ことり「あっ、待って!」

達川「ん?」

 

南は少し恥ずかしそうに言ってきた。

 

ことり「ま・・・また、2人きりで遊びに行かない?」

達川「お・・・・・おう。オレで良ければ是非・・・。」

ことり「ありがとう!」

 

こうして、オレは南と別れた。

音ノ木坂に移る前まではずっと1人だったオレが、女子と2人きりでお出かけなんて当時では夢のまた夢だったけど・・・まさか実現してしまうとは・・・

初めてだったけど、なんとか無難に終われたかな?




初めての誕生日特別篇でしたが、いかがでしたか?
すごく短いストーリーでしたが、楽しんでいただけたなら幸いです。

次回こそ予定通りオリジナルのストーリーを投稿します
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