ラブライブ! ~寡黙な男子高校生とµ’sの日常~ 作:孤独なcat
今回はアニメ本編から離れた内容になります。達川と西島がメインです。
µ’sのメンバーになる予定の人は登場します!
達川が音ノ木坂に入って4人の友人が出来ました。それも達川にとっては初めてといってもよい友人です。その4人のおかげで自分が変われると感じました。今後も動向が楽しみです。そして西島の素性も一部明らかになります。
今回の話はつまらないかもしれませんが読んでいただけたら嬉しいです。
今日の授業は終わった。
高坂さん、園田さん、南さん、西島という高校生活で初めての友人が出来た。非常に喜ばしいことである。この4人とならうまくやっていける気がするのだ。そして自分も変われる気がするのだ。
そう感じた1日であった。
放課後、西島が勢いよくオレに近づいてきた。
西島「おーい!達川!!!」
達川「お、おう・・・。どうしたんだ?」
西島「この後暇なら今から秋葉原に行こうぜ!オレが案内するぜ!」
秋葉原か・・・。アニメ関連の店やメイド喫茶が多いっていうのは聞いたことあるけど実際はどんな場所なんだろう・・・。気になるし誘いに乗るとしよう。
達川「おう。・・・頼む。」
こうしてオレと西島は秋葉原へ向かった。
秋葉原駅に着いた。
周囲を見たら大きなビルがたくさん並んでいる。その中でも1つだけお嬢様オーラを放つビルがあった。というのも真っ白な制服を着た女子高生がゾロゾロと出てくるからだ。
流石に気になったので西島に聞いてみることにした。
達川「なあ・・・、西島」
西島「ん?どーしたの?」
達川「あの・・・白い集団がゾロゾロと出てきている建物は何かわかるか?」
西島「ああ、あれね。あれはUTX学園っていう最近できた高校ですごく人気なんだよ。音ノ木坂の生徒が減ったのもUTXに生徒を吸収されたからとも言われてるんだよ。そして生徒が集まる1番の理由が・・・あれだ。」
西島はUTXに設置されている巨大モニターを指した。そこには白い制服を着た3人の女子が映っていた。いったい誰なんだ・・・。
そう思っていると西島が口を開いた。
西島「スクールアイドルのA-RISEだ。あれに憧れて」
ほう・・・。
スクールアイドルねぇ・・・。A-RISEねぇ・・・。
オレは今思ったことを西島に聞いてみた。
達川「なあ・・・、スクールアイドルって何だ?あとA-RISEって何だ?教えてくれないか・・・?」
西島side
おいおい・・・マジかよ。今時の高校生でA-RISEはおろかスクールアイドルすら知らないやつがいるのかよ・・・。こりゃ驚いたわ。
とりあえず説明するか。
西島「えーー、ゴホン。スクールアイドルというのは芸能プロダクションを介さずに一般高校生が集まって部活動みたいな感じで結成されたアマチュアのアイドルのことだ。一般的なアイドルとの違いは彼女たちは芸能人ではなくあくまで一般的な高校生っていうことだ。そのスクールアイドルのなかでもトップに君臨するのがUTXのA-RISEだ。そのファンは全国の至る所に存在するらしいぜ。そのA-RISEに憧れてスクールアイドルを結成する女子高生が増えて、今や世間では常識なくらいスクールアイドルが流行ってるんだよ。一応ここら辺の地域だったらA-RISE以外にもMidnight catとかeAst heArtが有名だな。達川がもともと住んでた石川県だったら・・・Kenroku girsが有名だね。」
達川「お、おう・・・。わかりやすい説明だったよ・・・。ありがとう・・・。Kenroku girlsかあ・・・。なんか聞いたことあるようなないような・・・。」
西島「ていうか、知らなかったの?」
達川「ああ。・・・全然知らなかった。」
西島「そ、そうか・・・。」
流行に対して鈍感すぎねえか?ちょっとは敏感になったほうがいいと思うけどな・・・。まあいいや☆
オレが何故スクールアイドルに関してこんなに詳しいかって?そりゃスクールアイドルが好きだからな!もちろんオレはA-RISE推しだぜ☆
そうだ!せっかくの機会だしスクールアイドル専門店に連れてってみよう。
西島「よし!今からスクールアイドル専門店に行くぞ!」
達川「え・・・?お、おう・・・。」
ちょっと強引だったけどまあいいか(笑)
西島side out
達川side
西島によって半強制的にスクールアイドル専門店に連れていかれた。スクールアイドルには興味は無いんだけどな・・・。まあ、あいつも良かれと思ってやってくれたわけだし良しとしよう。
西島「よし!着いたぜ!さっそく中に入ろう!」
そう言われて中に入ると女子高生・・・ではなくスクールアイドルと思わしき人の写真やグッズがたくさん置いてあった。中でも圧倒的な存在感を放っているのがA-RISEだ。A-RISEのポスターがたくさん貼ってあった。それほど人気なんだね・・・。オレは流行には疎いからスクールアイドルが流行っていたなんて全く知らなかった。それにしても全国各地のスクールアイドルのグッズが置いてあるのか・・・。あっ、あれは・・・Kenroku girls。それなりの知名度があるんだな・・・。
しばらくオレと西島で店内を回っていると背の低い女子に話しかけられた。
??「ちょっとあんたたち。スクールアイドルに興味あるの?」
いきなり話しかけられたのでびっくりした。
・・・ん?よく見たら音ノ木坂の制服じゃん。リボンの色からして3年生と思われる。
??「あんたたち音ノ木坂の生徒よね。それよりも質問に答えなさいよ。スクールアイドルに興味あるの?」
ちょっと威圧的だったので少しイラッとしたが・・・、まあ同じ学校の先輩でしかも女子だし下手なことはできない。
と、思ってたら西島が応えた。
西島「はい、興味あるっすよ。」
??「へえー、で、あんたは?」
あ、オレか。今日初めて存在知ったからな・・・。
達川「いや・・・、オレは今日初めてスクールアイドルの存在を知ったので・・・何とも言えないです。」
??「はあ!? 今流行りのスクールアイドルを知らなかったの!? はぁ・・・。こんな高校生もいるのね・・・。」
呆れた様子でオレを見ていた。あの時西島も同じ感じでオレを見ていたような・・・。流石に鈍感すぎたか。
彼女は去り際にこう言った。
矢澤「私の名前は矢澤にこよ。あんたたちも名前教えて。」
達川「2年の達川昌信です。」
西島「同じく2年の西島陽翔っす。」
矢澤「そう・・・。覚えておくわ。また会ったらよろしくね。」
達川、西島「はい・・・。宜しくお願いします。」
そんな感じのやり取りをして矢澤先輩は店から去って行った。
西島「オレらもそろそろ帰るか?」
達川「ああ・・・帰ろう。」
オレたちも帰ることにした。
西島と一緒に帰途についていた。
するとどこからか懐かしい声がする。
そう。不良の声である。ここに来る前は不良相手にストレス発散していたが、今はストレスが貯まるどころか楽しさで満ち溢れた生活をしているのでストレスは皆無に等しかった。しかし今回はわけが違うようである。
不良5人に女子2人が絡まれている。しかもその女子2人は・・・。音ノ木坂の学生だ。
不良A「よお、そこの姉ちゃん。オレらと遊ぼうぜ。金ならたんまりあるからよ・・・。」
不良B「この娘らけっこう可愛いぜ・・・。逃したくはねえな・・・。」
??「や、やめてください・・・。」
不良C「そんなこと言わずにさ、遊ぼうぜ」
不良Cが1人の女子の腕を掴む
??「かよちんになにするにゃ!離すにゃ!」
不良C「うるせぇ!」
不良Cはもう1人の女子を払いのける。
この状況を見たオレはさすがにヤバいと思ったと同時に頭に血が上っていた。
これは助けなきゃ・・・。あの不良どもをフルボッコにしてやらねえと・・・。
達川「なあ、西島・・・。少し待っててくれ。」
西島「お、おう・・・。」
この感覚は久しぶりだな・・・。不良みたいな輩を見ると無性に腹が立ってくるんだよなぁ・・・。体全体の熱が上がってくる・・・。
フフフ・・・。こりゃ久々に暴れることができるぜぇ・・・。
オレは1人でニヤニヤしていた。
達川「おい・・・。」
不良E「あぁん?」
達川「病院送りになりたくなければ今すぐこの女子2人から離れろ。」
不良D「何言ってんだこいつ?」
不良A「めんどくせぇ・・・。おいやっちまえ。」
不良C,D,E「「「ああ・・・。」」」
なるほど。まずは3人ね。はいはい・・・。
不良C「オラァァァァ!」
不良Cが殴ろうとしてきたところをオレが不良Cよりも素早く顔面パンチを食らわせる
ズゴォォン!
不良C「グハァァ」
あと2人か。
不良D,E「「クソォ!」」
2人が同時に襲い掛かってきた。オレはうまい具合に2人の攻撃をかわす。
オレは不気味に笑いながら隙を見て2人に攻撃を与える。途中で不良Cが復活したが問題なし。3人に攻撃するまでだし。
久々のケンカだったので少々手間取ったが、3人とも死にそうな魚の如くピクピクしながら倒れていた。
3人に何発か顔面パンチをしたので、3人とも吐血していて周囲は血の海と化していた。
あと2人か・・・。
そう思いながら振り返ると・・・。
残りの2人はすでに倒れていた。それも死にそうな魚の如くピクピクしながら。
そしてその近くには・・・西島が立っていた。
まさか西島が・・・やったのか?
すると西島は
西島「おいおい、お前1人でかっこつけようとするなよ・・・。オレだって少しはかっこつけたいしー☆」
達川「別にかっこつけようとしたわけじゃ・・・。それよりも西島・・・お前なかなかやるな。」
西島「そりゃ、どうも。てかお前すごい楽しそうだったな、こいつらフルボッコにしてるとき。すんげぇ不気味な笑みを浮かべていたな。まるで強烈な理性によって覆い隠されていた野生の心が暴れたかのように・・・。」
西島よ、そういうお前も今不気味な感じで笑ってるけどな・・・。
理性によって覆い隠された野生の心か・・・。フフッ、面白い言葉だな。
達川「まあ・・・、とにかくありがとう。」
西島「いえいえ☆」
2人で不気味なやり取りをしていたらショートボブヘアの眼鏡をかけた女子がモジモジしながら話しかけてきた。
??「あ、あの・・・先ほどはありがとうございました。」
達川「あ、ああ・・・。礼には及ばないよ・・・。」
この娘の声が小さかったので少々聞き取るのに苦労した。
なんだこの娘は?オレと似た何かを感じる。なんていうか・・・。内気なところかな・・・。でもなんだろう。内気っていう単語だけでは表すことのできない何かがあるんだよな・・・。なんだろうな・・・。
すると今度はショートカットの活発そうな女子がオレらに話しかけてきた。
??「本当にありがとうございました。」
西島「うん。それよりも2人とも怪我はないかい?」
2人「「はい、大丈夫です」」
達川「・・・なら良かった。」
星空「そーいえば、お兄さんたち音ノ木坂の人ですよね?凛の名前は星空凛っていうにゃ!1年生にゃ!」
小泉「同じく1年の小泉花陽です。・・・宜しくお願いします。」
星空さんの語尾の「にゃ」は何なんだ・・・。
そう思いながら自己紹介をした。
達川「オレは・・・達川だ。」
西島「オレは西島陽翔だよ。2人ともよろしくね。」
達川「そうだ・・・星空さんと小泉さん・・・この時間帯はあそこでピクピクしてる不良みたいな人がたくさんいるから今後は気を付けたほうがいい。」
星空、小泉「「はい!達川先輩、西島先輩、さようなら!」」
そう言って女子2人は帰って行った。
オレらも帰ることにした。
西島「クウゥーーー最後のセリフかっこよかったなー!達川☆」
達川「う、うるせぇ・・・。当たり前のこと言っただけだ・・・。」
西島「またまたー☆」
そんな感じでじゃれあいながら2人は帰途についた。
じゃれあいながら帰れる友人がいるってことはこんなに楽しいことなのかとひそかに感動していた。改めて友人って良いものだと感じていた。しかし、その感動と同時に今まで人と話すことを嫌い友人を作らなかった今までの自分に対して憤りを感じていた。感動と憤りが同時に感じた複雑な日であった。
なんと、にこにーとかよちんと凛ちゃんが登場しました。ほかの人物も頃合を見て登場させるつもりです。
あと、西島は私のイメージでは少しちゃらい感じ男子です。そのチャラさを出すために時々語尾に☆を付けてみたりしてるのですがどうでしょうか・・・?意見や感想を頂けるとありがたいです。
あと、西島に関して1つ解明したことがあります。それは達川と同様ケンカに強いということです。まだまだ明らかになってないものもありますので、引き続き読んでいただけるとありがたいです。
次回に話はいよいよスクールアイドル結成の話に持っていきたいと思います。(あくまで予定なのでもしかしたら変わるかもしれません)穂乃果が廃校宣告を受けて倒れるところはカットします。廃校宣告の後に達川君が転校したという設定にしているからです。