ラブライブ! ~寡黙な男子高校生とµ’sの日常~ 作:孤独なcat
書くことは・・・特に無いや(笑)
では、どうぞ!
穂乃果に呼ばれて部室に行った。オレたちが部室に着いたときにはもうすでに全員揃っていた。しかし一体なぜ全員集めたんだ・・・?
達川「よーし、全員揃ったようだな。穂乃果、何故全員集めたんだ?」
穂乃果「うん、実はね・・・新曲をライブの一番最初にやりたいの。」
達川「ほほう・・・、新曲ね・・・。たしかに新曲やった方がインパクトも良いかもしれないし学祭でも良いアピールになるしいいかもしれない・・・
って、新曲!?」
海未「時間差あり過ぎでは・・・」
達川「まあ・・・時間差のことは置いといて、新曲なんてあったか?」
穂乃果「うん、真姫ちゃんの新曲を聞いたんだけど、すごくいいなーって思ったの!」
真姫は顔を真っ赤にして視線を逸らした。まあ恥ずかしいんでしょうね。それにしてもいつの間にか作っていたとは・・・
達川「たしかに良いとは思うが・・・」
穂乃果「うん!そうした方が盛り上がるよ!」
新曲の存在すら知らなかったが・・・まさか真姫がこっそり作っていたとは驚きだ。
達川「しかし振り付けとかこれからだぞ。流石に厳しくないか?」
穂乃果「頑張ればなんとかなると思う!」
いかにも穂乃果らしい答えが出た。
海未「でも、他の曲のおさらいもありますし…」
花陽「わ…私、自信ないな…」
花陽は苦笑いをしながら自信無さげに言う。
穂乃果「μ'sの集大成のライブにしなきゃ!ラブライブの出場が掛かってるんだよ!」
希「まぁ、確かにそれには一理あるね」
穂乃果「うん!ラブライブは今の私たちの目標だよ!そのためにここまで来たんだもん!」
花陽「ラブライブ…」
穂乃果「このまま順位を落とさなければ、本当に出場出来るんだよ!たくさんのお客さんの前で歌えるんだよ!私、頑張りたい!そのためにやれる事は全部やりたい!ダメ…かな?」
穂乃果の気持ちは全員に伝わったと思われる。事実、オレにも伝わった。
絵里「反対の人は?」
絵里がみんなに問う。けど反対する人は誰もいなかった。
絵里「そういう事だって…」
穂乃果「みんな…ありがとう!」
達川「フゥ・・・これから厳しくなるな・・・。特に穂乃果センターやからな。頑張れよ。」
穂乃果「うん!頑張る!」
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新曲をやると決めてから数日後。学園祭ライブが近くなっていた。
屋上で練習して休憩に入ろうとしていた時だった。
にこ「もう足が動かないよ~」
穂乃果「まだダメだよ!さあ、もう1回!」
にこ「ええー!!またぁ!?」
休憩せずに練習を続けようとしていた。
達川「おいおい・・・いくらなんでもそれはねえよ。」
穂乃果「大丈夫!私燃えてるから!」
達川「気合でどうにかなる問題じゃねえから。とにかく休め。」
穂乃果「大丈夫だってばー」
海未「いいえ、休憩すべきです。夜も遅くまで練習しているのでしょ」
達川「なんだと・・・?」
まさか、夜も練習していたとは・・・初耳だぞ。ライブが近いって言うのに・・・
穂乃果「だって、もうすぐライブだよ?」
達川「だからこそだ。体壊したら元も子もないだろ。無理しないでとにかく休憩しろ。」
穂乃果「うう・・・分かったよ・・・。」
練習が終わった後、海未から話があると言われて2人で話し合った。
達川「話って・・・何だ?」
海未「はい、あの・・・最近ことりの様子が変だと思うのですが、どう思いますか?」
達川「やはり海未もそう思うか・・・」
海未「小さいころから一緒ですから・・・何となく分かるのです。たぶん悩み事があるのかと・・・」
達川「ふーむ・・・」
流石に海未も最近のことりの様子のおかしさに気づいていたらしい。夏休みが終わってからどうも元気が無いように見えるのだ。原因も分からない。かといってこちらから聞き出したら変に気を使わせてしまってかえって逆効果かもしれないし・・・。
達川「大した悩み事じゃなければいいが・・・」
海未「はい・・・。」
達川「ことりといい、穂乃果といい・・・こりゃ困ったもんだわ。」
学園祭まで大きな問題が起きなければいいのだが・・・
穂乃果は学祭でライブをやるって決まってからライブに夢中になっている。もちろん悪いことではないのだが、それと同時に周りが見えなくなっている。だからにこに休憩削ってまで練習を続行させようとしたのだ。
それはそれで非常に良くない。
ことりの悩み事に、穂乃果の過剰ともいえる練習量・・・正直不安しかない。
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なんやかんやでライブ前日になった。
ステージ設営をするため、オレと西島、浅井、そしてヒフミトリオとその他ボランティアで屋上で作業していた。
達川「浅井、機材の調子はどうだ?」
浅井「ああ。大丈夫だよ。スピーカーの方も全然問題ないし・・・音響テストしておきたいね。」
達川「分かった。フミコ、頼む。」
オレはフミコに手を挙げて合図を送る。
フミコ「分かったー!流すよー」
フミコが音を流した。聞いたところ音質自体には問題なさそうだ。
浅井「ふーむ・・・大丈夫だと思うけど、達川君はどう思う?」
達川「そうだな・・・、本番はもう少し音量が大きい方がいいかもしれない。」
フミコ「たしかにそうだね!」
作業も終盤に近づいてきた。
ステージで作業をしていた西島がオレに話しかけてきた。
西島「はぁ~・・・疲れた・・・。」
達川「おお・・・お疲れ。ステージの機材は重いからな・・・。」
西島「明日は筋肉痛に泣くかもな。オレも達川も。」
達川「たしかにそうだな・・・。」
あんなに重いもの運んだのは久々なので筋肉痛になるのは間違いないな。
たくさんの人の協力もあって、ステージ設営の下準備が無事に終了した。
ヒデコ「やっと終わったー」
ミカ「うん!」
達川「本当に助かった。ありがとう。明日に備えてゆっくり休んでほしい。」
ヒデコ「わかった!達川君もゆっくり休んでね。」
達川「おう。」
ヒフミトリオとの会話を終えたところで浅井が深刻そうな顔をしてこちらに来た。
浅井「まずい・・・今夜から雨が降るらしい・・・」
達川「まあ今夜くらいなら・・・」
浅井「違う。明日も1日中雨だ!」
達川「ウソだろ・・・!」
西島「そーいや雲行きが怪しくなってきたような・・・」
そう言われて空を見てみると・・・たしかに曇ってきている。いつ降ってきてもおかしくない。
達川「明日のライブに支障が出るな・・・」
西島「もしかしたら・・・ライブ中止になっちゃうのか!?」
浅井「可能性は大いにあるね。」
達川「まあ・・・明日様子を見てみんなで決めるしかない。」
浅井「ちなみに僕は明日雨降っても学園祭には来るからね。ここのJKたちと戯れるためにね。」
達川「全く・・・相変わらずだな・・・。」
明日、浅井が何かしでかして警察に通報されなければいいが・・・まあ、そこまで暴走するバカではないから大丈夫だろうとは思うが。
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学園祭前の準備が終わって家で今日の分のノルマをやっていた。
達川「フゥ・・・終わった。」
ノルマが終わってベッドの上で背伸びをしていたら突如電話がかかってきた。
相手は・・・
西島だった。
現在の時刻は夜9時。こんな時間にどうしたものか・・・と思いながら電話に出る。
達川「もしもし、どうしたんだ?」
西島「ああ・・・実はな・・・
高坂さん・・・今、ランニングやってんだよ。」
達川「・・・・・はあ?」
西島「神田明神の近くにあるコンビニで立ち読みしてたら偶然見かけたんだ。明日が本番って言うのにそこまでするか・・・?って思うけど・・・。」
達川「あのバカ・・・!」
西島「しかもこの天気だ。・・・ヤバいぞ。」
達川「ありがとう。すぐに止めに行く!」
オレは急いで外出用の服に着替えて、怒り全開で土砂降りのなか外へ出た。
神田明神付近に到着した。
周辺を探すこと約5分、必死で走り込みをしている人を見つけた。
たぶん、いや、絶対あいつが穂乃果だな。
オレはその人のもとに駆け寄り声をかける。
達川「おい。」
穂乃果「えっ・・・?達川・・・君?」
達川「あんた・・・何やってんだ?」
穂乃果「そりゃ、走り込みだよ!ライブに向けてね!」
達川「へぇ・・・こんな雨の中でか?」
穂乃果「ㇶッ・・・」
オレの声と視線が怖かったのか穂乃果は怯えた。しかし今はそんなのどうでもいい。
達川「あのな・・・明日ライブだぞ!?無理して体壊してライブが大失敗したらどーすんだ?!あんただけじゃなく周囲にまで迷惑がかかるんやぞ!」
穂乃果「はい・・・」
達川「ハァ・・・今日はもう帰るぞ。家まで送るから。」
穂乃果「うん・・・。ごめん・・・。」
穂乃果の気持ちは分かる。ラブライブ出場がかかってるしセンターも務めるし頑張っているのはいい。けど、だからこそ無理はしないでほしい。頑張りすぎて体調を崩してしまっては大問題だ。
穂乃果の家に着いてから、親御さんにお礼を色々と言われた。
達川「穂乃果。明日に備えて早く寝ろよ」
穂乃果「うん・・・分かった。」
達川「よし・・・そんじゃ、また明日。」
こうしてオレは自宅に帰るのであった。
しかし、オレは知らなかった。
明日からとんでもない悲劇が立て続けに起きることを・・・
次回、穂乃果ちゃんが倒れます。
乞うご期待。