ラブライブ! ~寡黙な男子高校生とµ’sの日常~   作:孤独なcat

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どうもこんにちはー!
今日でµ’s復活します

では、どうぞ



µ’s復活!

翌日の放課後

 

オレと海未は穂乃果に講堂に来るよう言われた。まあ何をするかはだいたい想像ついてるけど。講堂に入ると穂乃果がステージの中央に立っていた。

 

穂乃果「ごめんね?急に呼び出しちゃって……」

海未「・・・いえ」

 

まず急に呼び出したことを謝る。

 

穂乃果「達川君もありがとう」

達川「おう」

 

オレにも礼を言ってきた。まあ昨日のこともあるからな。

 

穂乃果「私ね・・・ここでファーストライブやって、ことりちゃんと海未ちゃんと達川君といて思ったんだ。もっと歌いたい、スクールアイドルやっていたいって。」

 

穂乃果が真剣な眼差しで話し始めた。

 

穂乃果「辞めるって言ったけど、気持ちは変わらなかった。学校のためとかラブライブのためとかじゃなく・・・私好きなの!歌うのが!それだけは譲れない。だから・・・ごめんなさい!」

 

海未「穂乃果・・・」

達川「・・・」

穂乃果「これからもきっと迷惑かけるかもしれないし、夢中になって誰かが悩んでるのに気づかなかったり、入れ込み過ぎて空回りすると思う。だって私・・・不器用だもん!でも、追いかけていたいの!我儘なのは分かってるけど・・・私・・・」

海未「クス・・・ウフフ・・・あはははは!」

 

穂乃果が言葉を詰まらせているときに海未は突然笑った。

 

穂乃果「海未ちゃん!何で笑うの?!私真剣なのに!」

達川「どういうことだ?海未」

 

オレも何故海未が笑ったのかはいまいちわからない

 

海未「ごめんなさい・・・この際、はっきり言いますが・・・穂乃果には昔から迷惑かけられっぱなしですよ」

 

ああ・・・そういうことか。

 

達川「フッ・・・まあそうだろうな」

 

海未はステージの近くへ歩き始める

 

海未「ことりとよく話していました。穂乃果と一緒にいるといっつも大変な事になる・・・と。達川さんもそう思ってるのでは?」

達川「そうだな」

穂乃果「即答した!?」

 

海未はステージのすぐ下まで着いても話し続ける

 

海未「どんなに止めても夢中になったら何にも聞こえてなくて。大体スクールアイドルだってそうです。私は本気で嫌だったんですよ?」

穂乃果「海未ちゃん・・・」

海未「どうにかして辞めようと思っていました。穂乃果の事恨んだりもしましたよ?」

達川「マジか。それは初耳だ」

穂乃果「ご、ごめん・・・」

海未「ですが・・・

 

 

 

穂乃果は連れていってくれるんです。

 

 

 

・・・私やことりでは勇気が無くて行けないようなすごいところに!」

 

このことに関しては海未だけでなくオレもそう思っている。

 

海未「私が穂乃果を叩いたのは、穂乃果がことりの気持ちに気付かなかったからじゃなく穂乃果が自分の気持ちに嘘をついているのが分かったからです。穂乃果に振り回されるのはもう慣れっこなんです。だから・・・その代わりに連れていってください!私たちの知らない世界へ!!!」

達川「オレも連れて行ってくれないか?オレも穂乃果のおかげでここまで来れたんだ。」

穂乃果「海未ちゃん・・・達川君・・・」

海未「それが穂乃果のすごいところなんです!私もことりも達川さんも、µ’sのみんなもそう思っています!」

達川「今後も迷惑かけるかもしれないって言ってたけど・・・その時はオレも海未も含めたµ’sのみんなが何とかする。だから・・・穂乃果は気にせず前を向け。」

穂乃果「達川君・・・ありがとう!」

 

すると、海未が小声で話しかけてくる

 

海未「達川さん、そろそろ時間ですよ」

達川「そうだな・・・穂乃果!今すぐことりを迎えに行け!タクシーなら手配してあるからそれに乗ってけ!」

穂乃果「え!?う・・・うん!分かった!今すぐ行く!!!」

 

そう言って穂乃果は講堂を走って出て行った

 

 

 

*********************************

 

 

穂乃果が風の如く去って行き、講堂に残ったのはオレと海未だけになった。とりあえず控室っぽいところに移動した。

 

海未「行きましたね・・・」

達川「ああ。」

海未「必ず戻ってきますよね・・・?」

達川「あいつなら絶対に連れてくる。ことりも穂乃果のお願いは断れないだろう。」

海未「フフッ・・・そうですね。きっと、ことりに我儘言えるのは穂乃果だけですから・・・」

達川「我儘・・・ね・・・」

 

たしかに、外国のデザイナーから留学の誘いを受けたっていうのにそれを断ってµ’sに残るよう説得するのだから、我儘になるかもしれない。しかし、それは穂乃果だけの我儘かというとそうではない。µ’s全員の我儘だろうとオレは思う。

 

すると、奥から見慣れた人たちが入ってきた

 

凛「お待たせ!」

達川「おお、来たか」

絵里「それにしてもびっくりしたわ。昨日海未から復活ライブをやるって聞いたときは・・・。」

希「これは達川君が提案したん?」

達川「そうだ。」

真姫「けっこう大胆ね」

花陽「き、緊張するな・・・」

にこ「ほ・・・ホントに戻ってくるんでしょうね?!」

達川「それに関しては大丈夫だ。」

 

ブブブ・・・

携帯が鳴った。

 

絵里「達川君のじゃないかしら?」

達川「だな」

 

オレは携帯の画面を見た。すると・・・アイツからだった。

 

講堂を派手に飾るにはアイツが必要不可欠だ。

 

達川『もしもーし』

浅井『久しぶりだな!まさか僕が呼ばれるとはね・・・』

達川『はいはい。とりあえず何とかなりそうか?』

浅井『問題ないよ。装飾用の電球に関してはすべてチェックしてあるから。手が空いたら講堂に来てほしいけど・・・大丈夫かい?』

達川『分かった。そんじゃ』

 

絵里「誰から・・・?」

達川「浅井だ。学園祭前とか当日に機材のチェックしてくれた奴だ。」

希「おお~、また彼と会えるん?」

達川「まあ・・・そうだな。」

 

ん?もしかして希は浅井に興味あるのか・・・?

 

達川「一旦、講堂に行く。何かあれば電話してくれ。」

絵里「分かったわ。」

凛「いってらっしゃーい」

 

 

 

*********************************

 

 

講堂に着くと、ヒフミトリオと西島、浅井が作業をしていた。

 

達川「うっすー」

西島「おお、達川!」

浅井「やっと来てくれたか」

 

西島と浅井は装飾の作業、ヒフミトリオは音響とかライトの調整をしていた。

 

達川「それにしてもすまんな。急にステージ作ってもらって」

ヒデコ「いやいや!復活するんだし、これくらい何ともないよ!」

フミコ「復活ライブ盛り上げたいね!」

ミカ「西島君から話は聞いたけど・・・大丈夫そう?」

 

ミカが少し不安そうな眼差しでオレに聞いてきた

 

達川「大丈夫だ。だって穂乃果だぞ。あいつなら連れてくる。ことりもあいつの我儘には逆らえんだろ。」

ミカ「我儘って・・・」

フミコ「まあ・・・たしかに。穂乃果ちゃんならやってくれそうだし」

浅井「彼女なら大丈夫だよ。」

達川&ヒフミ「「「「!?」」」」

 

浅井が会話に入ってきたのでびっくりしてしまった。

 

浅井「ライブを見ていても分かるけど、彼女はµ’sのなかでも太陽のような存在だ。太陽系は太陽を中心に回っているけど、太陽が無ければ太陽系の天体は四方八方に散って太陽系は崩壊してしまう。µ’sも同じで彼女無しではやっていけないわけだかr」

達川「よーし作業に戻るぞー」

ヒフミ「「「はーい」」」

浅井「途中で切るな!!!」

 

浅井が言おうとしてたことも分からなくはないけど、これ以上話が続くと面倒なので強制的に断ち切らせてもらった。

 

達川「まあまあ浅井、でも・・・」

浅井「?」

達川「穂乃果が太陽ってのは間違えないかもな。オレも穂乃果無しじゃここまで来れなかったし。」

浅井「フッ・・・そうだろ。さてと、作業に戻りますか。」

 

浅井は作業に戻った。オレはそのまま西島に話しかける

 

達川「よお」

西島「おう☆」

達川「ライブが終わったら・・・一度部室に来てくれないか?」

西島「部室って・・・アイドル研究部のか?」

達川「そうだ。」

西島「お、おう・・・分かった」

 

 

 

*********************************

 

 

ステージの設営が終わり、生徒を誘導していた。理事長からの許可を得て本校の生徒のみならず、地元の住人、小中学校の生徒なども入れることに成功した。

 

西島「けっこう入ってきたな・・・」

達川「ああ、ファーストライブのときよりも明らかに多い・・・」

浅井「それだけ注目されるようになったってことじゃないかい?」

 

浅井の言う通り、µ’sもµ’sで成長した。最初は3人で始まったが、そこからメンバーが増え、ダンスや歌の質も上がり・・・結果として最初と比べてかなり成長した。そうでなかったらランキングも19位にならないし。

 

浅井「ま、キミのサポートもあってのことだろうね」

達川「フッ・・・うるせえ///」

 

すると、電話が鳴った。・・・絵里からだ

オレは慌てて電話に出る。

 

達川『どうした?!』

絵里『来たわよ!穂乃果とことりちゃんが来たわよ!』

達川『マジか!?すぐ行く!』

 

オレは電話を切る

 

西島「どうした?!」

達川「2人とも戻ってきた!」

浅井「おお!」

西島「やったなぁ!!!!!達川!!!」

 

西島はオレと浅井を抱きしめてくる

 

達川「おおおお、おい!何すんだよ?!///」

浅井「まあまあ・・・ホントは嬉しいんだろ?」

達川「あ・・・当たり前だ!」

西島「え!?オレに抱き付かれて嬉しいのか?!」

達川「ちげぇわ!」

 

オレは西島の手を無理やり離させた

 

達川「とりあえずみんなのとこに行ってくる!」

西島「おう☆行ってこい!」

浅井「行ってらっしゃい。」

 

オレは控室へ急いだ

 

 

 

*********************************

 

控室に着くと穂乃果とことりがいた

 

達川「ことり・・・来てくれたか・・・」

ことり「うん!・・・ごめんね。本当は自分の気持ち分かっていたのに・・・」

達川「謝ることはねえよ。穂乃果・・・よくやった」

穂乃果「えへへ・・・」

希「時間ぎりぎりやったからなー」

凛「ハラハラしたにゃ」

 

みんなクスクス笑っていた。一度に9人全員会うのはなかなか久々だ。

 

達川「もうそろそろライブの時間だな・・・」

希「それじゃ、部長から一言」

にこ「ええ〜・・・・・

 

 

 

なんて言うと思った?」

達川「にこ・・・今日はちゃんと考えてきたんだな」

にこ「うっさいわね!」

 

そしてアイドル部部長が意気込みを語ってみんな円陣を組む。

 

にこ「今日はみんなを1番の笑顔にするわよ!」

 

穂乃果「1!」

ことり「2!」

海未「3!」

真姫「4!」

凛「5!」

花陽「6!」

にこ「7!」

希「8!」

絵里「9!」

 

穂乃果「よし!みんな行こう!」

8人「「「「「「「「おお〜!」」」」」」」」

 

こうしてµ’sは復活を遂げ、また夢に向かって再び走り出した。

 




久々に浅井を出した気がする・・・
あと、西島に関してですが次回で明らかになります。
次回の予告をすると「真姫と西島」になります。恋愛要素はたぶん0です。


あと、ちょっと前で冬休みが終わってしまったので投稿のペースまた遅れるかもしれません・・・。

では・・・またの機会に。
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