ラブライブ! ~寡黙な男子高校生とµ’sの日常~   作:孤独なcat

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アニメで言うSecond season第1話がこれで終わります。


もう1度ラブライブ!~後編~

にこ「ほーのーかー!!!」

 

にこは穂乃果を隣の部室に連行した。他のメンバーもそれについていく。海未は鏡を穂乃果の前に持って来た

 

海未「穂乃果、自分の顔が見えますか?」

穂乃果「見える・・・」

海未「では、鏡の中の自分が何て言ってるか分かりますか?」

穂乃果「何それ・・・」

 

穂乃果は首をかしげる

 

絵里「だって穂乃果・・・」

希「ラブライブに出ないって・・・」

 

絵里と希がそう言うとにこが穂乃果に詰め寄る

 

にこ「ありえないんだけど!ラブライブよラブライブ!スクールアイドルの憧れよ!あんた真っ先に出ようって言いそうなもんじゃない!」

穂乃果「そ、そう・・・?」

陽翔「なんかあったのか?」

穂乃果「べ、別に・・・」

陽翔「だったら何故・・・」

海未「何故出なくても良いと思うんです・・・?」

 

海未は穂乃果に真剣に問いかける。

 

穂乃果「私は・・・歌って踊ってみんなが幸せならそれでいいかな…」

にこ「今までラブライブを目標にやってきたじゃない!違うの!?」

穂乃果「い、いや・・・」

 

にこは穂乃果の肩を掴みながら真剣な顔で聞くが、穂乃果は視線を逸らしてしまう。何か隠しているに違いない。

 

にこ「昌信も何か言いなさいよ!」

昌信「・・・」

にこ「ちょっと聞いてんの!?」

昌信「ッ!すまん・・・」

 

穂乃果がラブライブ出場を拒む理由を考えるのに集中しすぎてにこの声に気づかなかった。

 

昌信「まあ・・・でも・・・何つーか・・・穂乃果らしくねえな。」

凛「そうだよ!」

花陽「挑戦してみてもいいんじゃないかな?」

穂乃果「あ、あはははは・・・」

 

オレと凛と花陽の言葉に穂乃果は苦笑いでごまかした。絶対何か人には言え無さそうなこと隠してるのは分かるんだが・・・それが何かをオレは知りたい。すると穂乃果は何か思いついたかのように急に立ち上がりみんなに言った。

 

穂乃果「そうだ!明日からまたレッスン大変になるし、今日は寄り道して行かない?」

全員『ええ!?』

にこ「はあ!?」

 

穂乃果の突然の提案に全員が驚いた。無論オレもだ。突然の提案をするところは穂乃果らしいっちゃ穂乃果らしいが・・・。

 

穂乃果「いいからいいから♪たまには息抜きも必要だよ!」

 

 

 

~*~

 

 

そんなわけでオレたちは秋葉原に出かけた。屋台のクレープを食べた後ゲーセンへ寄ったのだが・・・

 

凛「聞いて聞いて!絵里ちゃんプリクラ知らなかったんだよ!」

陽翔「マジか!?そりゃ意外だな・・・」

絵里「あまりこういうとこ行かないからね・・・」

陽翔「んで、どんな写真になったんだ?」

穂乃果「じゃじゃーん!」

 

穂乃果が見せた写真を見ると・・・

何というか・・・もはや絢瀬絵里の原型を留めてないような気がしなくもない・・・。まあこれがプリクラってやつか。

 

陽翔「達川!面白れぇゲーム見つけたぞ!」

昌信「ん・・・何だ?」

陽翔「これだ!」

 

西島が指差したところには『パンチングマシーン』という名のゲームマシーンがあった。説明を読んでみると、パンチの威力を競うらしい。威力が相手より高ければ勝ちのようだ。

 

陽翔「よっしゃ!オレからやるぜぇ!」

凛「待って!凛もやりたい!」

陽翔「おお!じゃあ凛からやりな☆」

凛「やったにゃ!」

 

凛はコインを入れてサンドバック的なもの目がけてパンチを繰り出す。記録は・・・

 

 

 

45㎏

 

 

 

陽翔「やるじゃん☆」

凛「へっへーん、次は陽翔君の番にゃ」

陽翔「よっしゃ!おりゃああああああーーーー!!!」

 

西島は声をあげてパンチを繰り出した。記録は・・・

 

 

 

154㎏

 

 

 

穂乃果「おお!すごい!」

凛「すごいにゃ・・・」

 

まあ西島もかなりのやり手だからな。(ケンカのな)

 

陽翔「フゥ・・・ほら、次は達川の番だぜ☆」

昌信「え?・・・ああ・・・。」

 

流れ的にオレもやることになってしまった。

まあいい。やる時はやらねえとな・・・。オレは全神経を右手に集める

 

穂乃果「何か、昌信君の右手から炎が出てる気がするけど」

陽翔「いや、気のせいだろ(あいつの本気モードかな?)」

 

そしてサンドバック目がけてぶん殴る。記録は・・・

 

 

 

192㎏

 

 

 

穂乃果「ウソ!あともうちょいで200じゃん!」

凛「か、怪物だにゃ・・・」

陽翔「いやー、流石だわ・・・」

 

まさか190も出るとはな・・・ランキングも結構上位になっていた。

 

陽翔「これキックしたらダメかな?ヤバい記録だす自信あるんだけど」

昌信「ダメだろ」

 

 

 

~*~

 

 

 

ゲーセンで解散した後、オレと西島はド〇ールで勉強をして一緒に帰っていたが、急に絵里からL〇NEが来た。

 

絵里『今からみんなでSkypeしたいけど・・・いいかしら?』

昌信『おう。今、西島と一緒にいるからあいつにも言っとくぞ』

絵里『ホント?助かるわ。ありがとう。』

昌信『はいよー』

 

昌信「西島、今からSkypeやるそうだ・・・穂乃果以外で」

陽翔「穂乃果ちゃん以外で?・・・ああ、そーいうことね、分かった」

 

こうして穂乃果を除いたメンバー全員でのSkypeが始まった。

 

絵里『みんな、夜遅くにごめんね。』

 

昌信『構わんよ』

 

陽翔『おう☆』

 

海未『それで・・・どうしたのですか?』

 

絵里『ええ、穂乃果のことだけど…穂乃果も色々考えて出なくてもいいって言ったんじゃないかしら?』

 

海未『色々?』

 

ことり『どうしちゃったんだろう・・・』

 

にこ『らしくないわよね』

 

真姫『あんたもね』

 

にこ『ちょっと!真面目な話してんのよ!』

 

花陽『でも、このままじゃ本当にラブライブに出ないってことも…』

 

凛『それは寂しいな~』

 

希『にこっちはどうしたいん?』

 

にこ『私は…勿論ラブライブに出たい!』

 

絵里『そうよね・・・』

 

海未『生徒会長として忙しくなってきたのが理由かもしれません』

 

ことり『でも忙しいからやらないって穂乃果ちゃんが思うはずないよ』

 

陽翔『そうだな。それに忙しいとしても、オレとか達川が手伝うから問題無いはずなんだが』

 

 

西島の言う通り、穂乃果と海未とことりの負担が大きくならないよう生徒会の仕事を手伝うつもりでいる。だとしたら一体何故・・・。

 

 

 

もしかして穂乃果・・・

 

 

 

あの時のこと引きずっていたりするのか?

たぶん、いや絶対そうだな。

 

 

 

 

 

穂乃果を除いたメンバー全員とのSkypeが終わり、オレと西島は少し話し込んだ

 

陽翔「なあ、達川」

昌信「ん?」

陽翔「オレは・・・ラブライブに出たい。何としてでも」

昌信「そりゃ、オレだってそうだ」

 

急に西島がにこみたいなこと言ってきて少し驚いている。

 

陽翔「オレがこうやってµ’sのメンバーと一緒にいることができてるおかげでオレの高校生活もかなり有意義なもんになった。」

昌信「・・・」

陽翔「お前もそうだろ?」

 

オレは黙って頷く

 

陽翔「でも・・・今みたいに楽しい時間は・・・

 

 

 

 

 

そう長くは続かない。」

 

昌信「ッ!・・・どういう意味だ?」

陽翔「簡単なことさ。第2回ラブライブは来月の3月にあるんだ。・・・もう分かるだろ?」

昌信「・・・ああ。」

 

3月になったら今の3年生たちは卒業してしまう。つまりµ’sのメンバーから絵里、希、にこが抜けてしまうわけだ。

 

陽翔「だから…もう卒業してしまう3年生たちのためにも・・・ラブライブに出たい。」

 

オレは3年が卒業してしまうことを完全に意識していなかった。もし穂乃果がこのことを考えていないならば・・・少しマズい。

 

昌信「明日の放課後・・・部室で緊急集会だ。」

陽翔「えっ!?どーして!?」

昌信「お前がさっき言ったことも含めて・・・穂乃果をラブライブに出場する気にさせる」

陽翔「マジか!?」

昌信「・・・ああ。」

 

 

 

~*~

 

翌日の放課後、オレは全員を部室に集めた。

 

穂乃果「それで、昌信君、急にどうしたの?」

昌信「単刀直入に聞く。お前・・・前回のことまだ気にしてるだろ?」

穂乃果「ッ!・・・」

昌信「どうやらその通りのようだな。」

穂乃果「そ、それは・・・」

 

オレは言葉を続ける

 

昌信「まあ、みんながラブライブ出場目指して頑張りたいっていうのにはちゃんとした目的もある。」

穂乃果「それは・・・」

昌信「第2回ラブライブは3月にあるが・・・ちょうどこの時期で絵里、希、にこは・・・卒業してしまう」

穂乃果「あぁ・・・!」

 

穂乃果はまるで何かを思い出したかのような顔をする。やはり3年生の件は気づいてなかったと思われる。

 

絵里「私と希とにこは3月になったら私たちは卒業する。こうして皆と一緒にいられるのはあと半年なの。」

希「それに・・・私たちがスクールアイドルでいられるのは在学中だけ」

穂乃果「そんな・・・」

絵里「別にすぐ卒業しちゃうわけじゃないわ。・・・でも、ラブライブに出られるのは、今回がラストチャンス。」

希「これを逃したら・・・もう・・・」

絵里「本当はずっと続けたいと思う。実際卒業してからもプロを目指して続ける人もいる。でも・・・昌信も陽翔も含めて11人でラブライブに出られるのは今回しかないのよ。」

穂乃果「やっぱりみんな・・・」

 

3年組の様子を見てるとやはり悲しいような気持である。彼女らもずっと前からこのことを意識していたのだろう。

 

花陽「私たちもそう。たとえ予選で落ちちゃったとしても、この11人で頑張った足跡を残したい。」

凛「凛もそう思うにゃ」

真姫「やってみても良いんじゃない?」

 

1年生も1年生でしっかりした意見を言っている。

 

穂乃果「みんな・・・ことりちゃんは?」

ことり「私は穂乃果ちゃんが選ぶ道ならどこへでも♪」

穂乃果「ことりちゃん・・・。」

 

穂乃果はことりを見つめる。

 

海未「自分のせいで皆に迷惑を掛けてしまうのではと心配しているのでしょう。」

穂乃果「!」

海未「ラブライブに夢中になって周りが見えなくなって、生徒会長として学校の皆に迷惑を掛けるような事があってはいけないって…」

穂乃果「海未ちゃん・・・」

 

今度は海未を見つめる。

 

陽翔「と・に・か・く!穂乃果ちゃんは自分のやりたいことにまっすぐになればいいと思うよ☆あの時穂乃果ちゃんがオレをここに誘ってくれたから今のオレがある。だから…オレはここでみんなを全力で支えたい!ラブライブ出場に向けて頑張るみんなをこの目で見たい!」

昌信「オレも同じだ。何かでっかな壁にぶち当たったとしてもオレたちがいる。どんな時でもオレと西島で支える。そのためのµ’sのマネージャーだぜ?」

穂乃果「昌信君、陽翔君・・・」

 

穂乃果は1度全員見る。

 

穂乃果「全部バレバレだね。始めたばかりの時は何も考えないで出来たのに、今は何をやるべきか分からなくなる時がある。でも一度夢見た舞台だもん。やっぱり私だって出たい。生徒会長をやりながらだからまた迷惑掛ける時もあるかもだけど、本当は物凄く出たいよ!」

 

穂乃果の言葉を受けて、オレや話を聞いていたみんなは笑顔になる。

 

昌信「おう・・・たくさん迷惑かけて、そしてたくさんオレたちを頼れよ。1人で抱え込まずに。」

 

そしてみんなクスクス笑う。・・・なるほどアレをやるのか。

 

穂乃果「え?みんなどうしたの?」

海未「穂乃果、忘れたんですか?」

 

海未が穂乃果の質問に答えるのと同時に西島とオレで指を鳴らしてリズムを取って、希、絵里、にこ、海未が歌い出す。

 

「だって可能性感じたんだ♪」

 

それに続いてことり、花陽、真姫、凛が歌う。

 

「そうだ…ススメ♪」

 

そして最後に、みんなで歌う。

 

「後悔したくない目の前に♪」

 

穂乃果は満面の笑みを浮かべて歌う。

 

「僕らの道がある♪」

 

実はこの歌は西島が入って間もない時に作った曲である。何でオレは歌わないのかって?そりゃ・・・音痴だし。

 

のぞえりにこうみ「「「「やろう!」」」」

まきりんぱなこと「「「「やろう!」」」」

穂乃果「よぉーーーし!やろう!ラブライブに出よう!」

昌信「おう!やるぞ!」

陽翔「っしゃぁぁぁぁぁオルァァァァァ!!!!!やってやっぞぉぉぉーーーーー!!!!!」

 

よほど嬉しかったのか西島がバカでかい大声出した

 

にこ「ちょっと声デカすぎよ!」

陽翔「ええ~、いいじゃん!」

ことり「アハハ・・・」

穂乃果「よぉぉぉーし!!!ラブライブに出るだけじゃもったいない!この11人で残せる最高の結果、優勝を目指そう!」

 

穂乃果はそう言って人差し指を突き上げてそう宣言する。流石にみんな穂乃果の宣言に驚いた。

 

海未「優勝!?」

凛「そこまで行っちゃうの!?」

にこ「大きく出たわね!」

昌信「ハハッ!いいじゃねーか!面白そうじゃねえか!」

 

驚く人は多かったもののみんなやる気に満ち溢れていた。

 

穂乃果「ラブライブの、あの大きな会場で精一杯歌って、私たち…1番になろう!」

真姫「穂乃果!」

ことり「穂乃果ちゃん!」

絵里「穂乃果!」

陽翔「クゥゥゥーー!カッコイィーーー!!!☆」

 

こうしてみんなの士気は最高潮になった。

 

昌信「これから練習厳しくなるな・・・みんな頑張ってくぞ!」

『おおー!』

 

こうしてオレたちはもう1度ラブライブに向けて頑張ることになった。




とりあえず終了。このままアニメ第2話に入る…と思われる。

ちなみに私がパンチングマシーンやってみた時、最高記録は154㎏でした。腕が少しおかしくなりますが、なかなか楽しいですよ
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