ラブライブ! ~寡黙な男子高校生とµ’sの日常~   作:孤独なcat

38 / 70
どーも、こんにちは!いよいよ後編です!


秋の合宿 後編 ~スランプ脱出~

「「「「「「「ス、スランプ!?」」」」」」」

昌信「スランプね・・・」

 

海未、ことり、真姫がスランプに陥ったということを聞いてみんなは驚きを隠せないでいた。

 

絵里「つまり、今までより強いプレッシャーがかかっているっていうこと?」

海未「気にしない様にはしているのですが・・・」

ことり「上手くいかなくて、もし予選敗退になっちゃったらどうしようって・・・」

 

海未とことりの2人が不安そうに目を伏せて言う。だが真姫はというと

 

真姫「ま、私はそんなの関係無く進んでたけどね」

 

おそらくそれは嘘だ。

 

陽翔「でも譜面は真っ白だぜ?」

 

西島はグランドピアノに置いてあった譜面を見せる。

 

真姫「か、勝手に見ないで!」

陽翔「よーするに、真姫ちゃんもスランプってことだろ?」

真姫「・・・」

 

真姫は西島に指摘されてふて腐れて頬を膨らませる。

 

花陽「確かに3人にまかせっきりってのはよくないかも……」

 

そんな3人の様子を見かねた花陽ちゃんが心配そうに言う。

 

絵里「そうね。責任も大きくなるから負担も掛かるだろうし…」

陽翔「なんか良い方法があればな・・・」

 

さて、どうするべきか?11人全員で話し合うっていう方法もあるが、それだと意見がまとまりにくく非効率的だ。うーむ・・・そうだ、これならいけるのでは?

 

昌信「ユニット作戦だ」

『ユニット作戦?』

穂乃果「それってどういう作戦?」

昌信「作曲班、衣装班、作詞班の3つのグループに分かれて作業するってことだ。どうだ?」

絵里「そうね・・・そのほうがいいかもしれないわね。」

昌信「よーし、ならば早速グループ分けだ」

 

オレは割り箸を取り出し、3色のマジックペンで箸の先を塗り潰してからジャラジャラとシャッフルする。まずは3色に塗った箸を1本ずつ用意し、海未とことりと真姫に引かせる。3人がそしてメンバーに引かせたあと、残りのメンバーに箸を引かせる。そしてみんな1本ずつ箸を引いた結果、ことりの衣装担当は穂乃果と花陽が、海未の作詞担当は凛と希、そして真姫の作曲担当は絵里とにこという風に分かれた。

 

希「昌信君と陽翔君はどうするん?」

昌信「オレと西島はそれぞれ回ろうと思うが・・・」

陽翔「うーん、それは達川だけで大丈夫じゃねえか?」

昌信「・・・そうか?」

陽翔「ああ、オレはここで音の研究していたいし。」

昌信「・・・分かった。万が一の時は電話するからその時は頼む。」

陽翔「あいあいさー☆」

穂乃果「よぉーし!曲作り頑張ろう!」

全員『おーう!』

 

こうしてユニット作戦が始まった。

 

 

 

~*~

 

 

 

衣装班、作曲班、作詞班はそれぞれテントを張って外で作業をすることになった。というのも3グループとも別荘の中で作業をするとグループに分かれた意味が無いからだ。そしてオレは西島を別荘に残してそれぞれの班を回ることにした。作詞班の海未がとても重装備だったのが少し気になるが・・・まあいいか。

 

最初はことりの衣装班に行った。

 

昌信「うっす」

ことり「あっ、昌信君。いらっしゃーい」

昌信「どうだ?調子は?」

ことり「うーん・・・」

 

ことりの表情からしてまだ進展は無いようだ。

 

昌信「ま、気にするな。まだ始まったばかりだし。穂乃果は・・・」

 

オレは穂乃果の方を見ると、とても穏やかそうに眠っていた。

 

昌信「気持ちよさそうに眠ってるな・・・」

ことり「あはは・・・でも起こすと悪いし・・・」

昌信「・・・」

 

本当は叩き起こしてやりたいところだが、こんなに気持ちよさそうに眠っている所を見ると起こそうにも起こせない。ことりは穂乃果に甘いがオレも大概だな。

 

昌信「とりあえず外の空気でも吸わねえか?」

ことり「うん♪」

 

オレとことりはテントから出る。深呼吸して外の空気を吸ったのだが、空気がとても澄んでいて肺が浄化される気分である。

 

ことり「気持ちいいね♪」

昌信「そうだな。」

花陽「ことりちゃーん。あっ、昌信君」

 

花陽が来た。花陽が持っている籠の中にはたくさんの花が入っていた。花とは相手に贈り物を届けるときに昔も今も第1戦で活躍している。理由としては花が持っている色、形、香り、そして儚さが人間の本能に合っているからだ。それ故にオレは花は割と好きである。

 

昌信「花か・・・なかなか綺麗だな。」

花陽「うん。同じ花なのにひとつひとつ色が違ったり、みんなそれぞれ個性があるの。今回の曲のヒントになると良いな」

ことり「ありがとう!花陽ちゃん!」

昌信「良いヒントになるだろう。もう少しここにいたいが、時間の都合上もう行くわ。」

ことり「うんっ、わかった」

花陽「気をつけてね」

 

オレは衣装班のテントを後にした。

 

 

 

~*~

 

 

 

次に作詞班のもとへ行った。空を見るともう太陽が沈みかかっていた。

 

昌信「うっす・・・って、あれ?」

 

作詞班のテントを見つけたが誰もいなかった。どこにいったのやら・・・。テントの中を見ると荷物が少なかった。海未が重装備だったことを考えると・・・

 

 

 

まさか・・・

 

 

 

 

 

 

 

登山に出たんじゃ・・・?

 

 

 

 

 

山道を色々ショートカットしながら1時間駆け上がると、山の中腹くらいのところで凛はなぜか岩から落ちそうになっている所を上から海未が引っ張り、下からは希が支えていた。

 

 

 

 

すると、案の定、作詞班が見つかった。

 

凛「にゃぁぁぁぁあっ!!!」

昌信「・・・」

 

大体中腹くらいのところで凛ちゃんはなぜか岩から落ちそうになっている所を先に上っていたであろう海未が上から引っ張りあげようとしていた。凛の生命に関わることならオレも今すぐ飛んでいって助けているのだが・・・

 

海未「凛!絶対に手を離してはいけませんよー!」

凛「いやああぁぁ!今日はこんなのばっかりにゃー!」

希「ファイトが足りんよー!」

 

オレはこの状況を見てただ頭を抱えて呆れるしかなかった。

 

昌信「お前ら・・・何やってんだ・・・?」

 

凛を崖から上げると希と海未は山頂を見ながら話し始めた。

 

希「雲がかかってきた・・・。山頂まで行くのは無理そうやね」

海未「そんな・・・」

 

希がオレたちがいるところよりもさらに標高の高い山を見つめながら、状況を冷静に伝える。それを聞いた海未が残念がっていた。

 

海未「せっかくここまで来たのに・・・」

昌信「ハア・・・凛を少しは気にしろよ・・・」

 

オレはペタンと女の子座りで泣きじゃくっている凛の隣にしゃがみ込み、頭を優しく撫でている。

 

凛「酷いにゃ!!凛はこんな所に全っ然来たくなかったのに!!」

 

凛は目に涙を浮かべて抗議をし始めた。

 

海未「仕方ありません!今日はここで明け方まで天候を待って、翌日アタックをかけましょう……。山頂アタックですっ!!!」

 

凛&昌信「「まだ行くの!?」」

 

オレと凛のツッコミがハモる。

 

海未「当たり前です!何しにここまで来たと思ってるんですか!?」

凛「作詞に来たはずにゃーっ!!」

海未「・・・ハッ!?」

昌信「・・・まさか忘れてたのか?」

海未「そ・・・そんな事はありません!山を制覇しやり遂げたという充実感が創作の源になると私は思うのです!!」

 

嘘つけ。絶対とっさに思いついた言い訳だろ。証拠に目が泳ぎまくってるし。

 

希「まぁまぁ海未ちゃん、気持ちは分かるけど今日はここまでにしといた方がいいよ。」

海未「ですが・・・」

希「山で一番大切なのは何か知ってる?それは・・・『チャレンジする勇気』やなく『諦める勇気』。・・・分かるやろ?」

海未「希…」

昌信「ま、諦めも肝心って言うしな。」

 

希の説得により、海未は山頂アタックを諦めたようだ。いや、諦めて作詞作業してくれ。

 

希「凛ちゃん、下山の準備して晩ご班はラーメンにしよか?」

凛「ホント!?」

 

希が言った夜メシのメニューを聞いて、瞬く間に笑顔になった。

 

希「下に食べられる草がたくさんあったよ。海未ちゃんも昌信君も手伝って?」

海未「は、はい……」

 

こうして作詞班は下山した。しかし希は一体何者なんだ・・・?同じことを海未も凛も思っていたようだ。

 

 

 

~*~

 

オレは作詞班の夕飯の手伝いだけして作詞班と別れた。作曲班に行こうとしたが腹が減ったので別荘にあったカップラーメンを食べてから向かった。そこには真姫とにこが焚火をしていた

 

昌信「うっす。」

にこ「あら、昌信じゃない」

真姫「今まで何してたのよ?」

昌信「ああ、衣装班と作詞班のとこに行ってたらこんな時間になった。」

真姫「そう・・・」

昌信「そういや、絵里は?」

にこ「絵里ならテントの中よ。」

 

たしか絵里は暗所恐怖症だったっけ・・・。

 

にこ「ッ!うわぁ!?フゥー、フゥー、フゥー」

 

どうやら炎がにこの方に来たようでびっくりしたのだろう。

 

真姫「全く・・・こんな3年生のために曲考える身にもなってよ」

にこ「あんた今、なんて言った?」

真姫「えっ?」

にこ「あんた、三年生のためって言ったわよね?」

真姫「そ、それがどうしたっていうのよ」

にこ「そうじゃないかと思ってたのよね〜。…3年生のために良い曲を作って、3年生のために勝とうって…」

真姫「そ…そんなこと…」

 

にこは下に俯いたまま話を続けた。

 

にこ「曲はいつもどんな時も全員のためにある物よ」

真姫「な…なに偉そうに言ってるのよ///」

にこ「部長だもん!当たり前でしょ?」

昌信「その通りだな。」

真姫「昌信・・・」

昌信「もうすぐ卒業してしまう3年生のためにも今まで以上に良い曲作らなきゃっていうプレッシャーがかかってたんだろ?でも、にこの言う通り、曲はみんなのためにあるもんだから、細かいこと気にせずいつも通りに作曲してみたらどうだ?」

真姫「・・・」

 

真姫は下に俯く。でもその表情からは穏やかさが感じられた。

 

昌信「そんじゃ、オレはもう行くわ」

にこ「もう行くの!?」

昌信「ああ。絵里にも宜しく伝えといてくれ」

真姫「分かったわ。」

 

 

 

~*~

 

 

 

昌信&陽翔「「はぁ~~~・・・」」

陽翔「くぅ~~~身に染みるぜ!」

昌信「いや・・・温泉はええなぁ・・・」

 

オレと西島は別荘の近くにある温泉に入っていた。

 

陽翔「そういや、それぞれのグループはどうだった?」

昌信「まあ、良い方向に向かってると思う。」

陽翔「そっかー」

 

 

 

「「「はぁ~~~・・・」」」

 

誰か女性が隣の女子風呂に入ってきたようだ。

 

ことり「こんな所にお風呂があったなんて~…」

花陽「はぁ~、気持ち良い~…」

穂乃果「なんか眠くなっちゃうね~…」

 

どうやら声からしてことりたち衣装班のようだ。

 

昌信「おやおや・・・」

陽翔「衣装班が来たな」

 

オレと西島はしばらく衣装班の会話を聞いてみることにした。

 

花陽「他の皆、今ごろどうしてるかな?」

ことり「ん~どうだろう?私まだできてないよ・・・」

 

花陽がふと口にした疑問にことりが苦笑いで答える。

 

穂乃果「できるよ!だって9人もいるんだよ?」

 

穂乃果はそんなことりを励ます。ザパァッとお湯の音が聞こえたので、穂乃果が立ち上がりながら励ましたのだろう。それを目撃したことりと花陽は驚きの声をあげた。

 

昌信「なあ、西島?お前今の向こう側の様子想像した?」

陽翔「いや、してないけど?」

昌信「そんじゃあ、何で鼻血が出てるんだ?」

 

西島は絶賛出血中であった。

 

穂乃果「誰かが立ち止まれば誰かが引っ張る。誰かが疲れたら誰かが背中を押す。皆が少しずつ立ち止まったり、少しずつ迷ったりして、それでも進んでるんだよ」

 

穂乃果はそれだけ言うとまたお湯に浸かる音が聞こえた。

 

 

 

 

 

誰かが立ち止まれば誰かが引っ張る。誰かが疲れたら誰かが背中を押す・・・か。

 

 

 

そうだな・・・そうやってオレたちはここまで進んできたんだよなぁ・・・。誰かが壁に当たってもみんなが手を貸してくれたから乗り越えることが出来た。それはオレもそうだし、横にいる西島もそうだ。彼女らがいなかったらオレと西島もここまで来れなかった。

 

穂乃果「だからきっとできるよ。ラブライブの予選の日はきっと上手くいくよ……」

ことり「うん」

花陽「そうだね」

 

穂乃果の言葉にことりと花陽ちゃんが同意するように返す。

 

暫くしてから3人は風呂から出ていった。

 

陽翔「さすが穂乃果ちゃんだな。」

昌信「ああ・・・」

陽翔「オレもこれからµ’sのみんなとお前に背中を押されていくのかな・・・µ’sに入る時みたいに。」

昌信「だろうな。押す側にもなるだろうし。オレもお前も。」

陽翔「そうか?」

昌信「・・・µ’sが解散しかけた時のこと覚えてるか?」

陽翔「・・・勿論。」

 

µ’sが解散しかけた時、オレと西島は殴り合いをした。結果として引き分けに終わったがあの時の西島の言葉が無かったらµ’sは本当に解散していただろう。

 

昌信「あんときだって、お前がオレの背中を押してくれたんだぜ?」

陽翔「・・・///」

昌信「お前がいたからオレはµ’s復活に向けて動けたようなもんだしな・・・。」

陽翔「オレもこれから背中を押して行かないとな・・・」

昌信「ま、お互いサポート役同士頑張ろうや。」

陽翔「おう☆」

 

オレと西島は力強く握手をした。

 

 

 

昌信side out

 

~*~

 

陽翔side

 

 

 

温泉から上がって別荘に着いた後、達川は疲れたと言ってお寝んねに入った。オレはまだ音の研究をしたかったのでしばらく起きていることにした。しばらく色んな楽器やパソコンのDTMを弄っていると、ピアノの音が聞こえてきた。何かと思ってグランドピアノが置いてある部屋に行ってみると真姫ちゃんがピアノを弾いていた。

 

真姫「あら、陽翔じゃない」

陽翔「よう、調子はどうだい?」

真姫「ええ、構想はまとまってきたわ。」

陽翔「お!そいつは頼もしい☆」

 

しばらくすると海未とことりがやって来た

 

ことり「あれ?陽翔君だ」

海未「どうしたのですか?」

陽翔「まあ、真姫ちゃんのピアノが聞こえたからここに来たのさ。もしかして2人とも・・・」

海未「ええ。私も真姫のピアノが聞こえてここに来ました。そして希のおかげで良い歌詞ができそうです!」

ことり「私も。穂乃果ちゃんのおかげで何とかなりそう♪」

陽翔「マジか!?そいつは良かった☆」

 

そう言ってお互い笑顔を見して作業に入った。

 

陽翔「いつもどんな時も全員の為に・・・か」

 

達川と風呂に入っていた時に聞いた穂乃果ちゃんの言葉を思い出す。オレは真姫ちゃんに編曲の際のリクエストを聞きつつ、3人に紅茶とかを淹れたりしてサポートに取り掛かった。

 

作業は朝日が昇りかけまで続いた。

 

 

 

陽翔side out

 

 

 

~*~

 

昌信side

 

 

 

昨日はひどく疲れていたので西島と風呂から帰ってきてすぐに寝てしまった。起きた時には時計の針は午前5時半を指していた。目を覚ますためコーヒーを飲みにキッチンへ行くと西島がいた。

 

陽翔「おはよー」

昌信「うっす・・・もしかして夜更かししたんか?」

陽翔「まあな。」

昌信「・・・音の研究か?」

陽翔「ちょっと違うかな」

昌信「・・・?」

 

オレは西島にリビングに連れて行かれたが、そこには海未とことりと真姫が寝ていた。机の上には新しい衣装のデザイン画と歌詞カード、ピアノの上には新曲の楽譜が置いてあった。

 

昌信「・・・なるほど、そういうことか。」

陽翔「ああ。」

 

オレと西島がリビングで整理していたら誰かが入ってきた。

 

絵里「真姫、海未、ことり、いるの?」

 

リビングに入ってきたのは絵里たちだった。多分この3人がいなくなってどうしたのかと思って別荘に戻ってきたのだろう。

 

昌信「うっす、絵里。」

絵里「あら、昌信君、陽翔君。おはよう。」

穂乃果「ことりちゃんたちは?」

 

みんなが海未とことりと真姫の様子を見て何か納得したかのような顔をした。

 

絵里「なるほど、そういうことね。」

昌信「そうだ、だから3人はしばらく寝かせよう。」

絵里「ええ。でも起きたらすぐ練習よ。」

 

オレは絵里に楽譜と歌詞カードと衣装のデザイン画を渡し、それを見たみんなは笑顔で笑いあった。

 

絵里「曲が出来たってことは・・・陽翔は本格的に編曲作業をするの?」

陽翔「ま、そーだな☆」

昌信「西島も少し寝たらどうだ?」

陽翔「いや、大丈夫さ。オレはこのまま作業に入るよ。」

昌信「・・・そうか。」

絵里「陽翔は編曲のほう大丈夫そう?」

 

作曲、作詞、衣装担当がスランプに陥ったのだから、もしかしたら編曲の方も…と絵里は思ったのだろう。

 

陽翔「大丈夫だってー☆今日まで音の研究してたんだ。真姫ちゃんからもリクエストは聞いてるし構想はおおかたできてるから!」

絵里「そう、良かったわ。」

 

絵里は安堵したのか笑顔を見せた。

 

 

 

~*~

 

 

 

海未とことりと真姫が起きてから、全体での練習が始まった。

ダンスや歌のレッスン、基礎的なトレーニングを中心にこなし、オレは彼女らのサポートをした。新曲のめどが立ったということでみんなやる気に満ち溢れていた。

 

 

 

気づけば夕方になっていた。

 

西島から編曲が終わったという知らせが来たので練習を切り上げ別荘に集まった。

 

昌信「おまえ・・・大丈夫か?」

陽翔「ああ・・・・・何とか・・・な。」

昌信「うそつけ」

陽翔「栄養ドリンク飲みまくったから大丈夫だ」

 

一睡もせずに編曲作業をしていたこともあって普段の西島とは思えないほど覇気が無く疲れ切っていた。

ていうか栄養ドリンクって飲み過ぎたら良くないのでは・・・。

 

海未「陽翔、今すぐ睡眠をとるべきです!」

花陽「そうだよ。流石に寝た方が良くないかな?」

 

海未と花陽をはじめメンバー全員が西島の心配をする。

 

陽翔「まあまあ・・・曲が完璧になったら少し寝るから・・・。それより再生するぜ。」

昌信「おう。」

穂乃果「うん!」

凛「楽しみだにゃ!」

 

西島が再生ボタンを押すと音楽が流れた。

 

 

 

こうしてやっとのことで完成した曲は

 

 

 

『ユメノトビラ』

 

 

 

ラブライブという夢へと進み始める今のμ'sに相応しい曲に仕上がった。

メンバー全員がとても満足していたため西島は安堵したかのような表情になった。

 

陽翔「へへへ・・・完成したぜ・・・」

昌信「おう、それよりお前はもう寝ろ。」

陽翔「ああ・・・そんじゃ・・・」

 

こうして西島は寝室へと消えて行った。

翌日、合宿終了ということで午前中に真姫の別荘を後にしたが西島は別荘を出るギリギリまで寝ていて、更に移動中も眠っていた。




とりあえず秋の合宿編終了しました。はい。

アニメでは次の話はA-RISEが出てきますね…。てわけで次回はA-RISE出します。今のところA-RISEで出てきているのは英玲奈のみですが、次回でツバサもあんじゅも出します。そして・・・久々にアイツも出します。

ではー。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。