ラブライブ! ~寡黙な男子高校生とµ’sの日常~   作:孤独なcat

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今回はエリチカと希が登場します。アニメ本編に基づいたストーリーです。

それではお楽しみください。


最初の壁

スクールアイドル結成から翌日。さっそくアクションを起こす。

そう、アイドル部設立の申請だ。何故かって?一応、部として学校に申請して認めてもらえば学校からいくらかの資金援助がもらえる。そうすればオレらが負担するお金は比較的少なめで済む。また・・・学校に正式にアイドルとしての活動を認めてもらえば後々楽になるだろうっていうオレの個人的な考えも含まれている。

 

とりあえず部活動設立申請書にオレを含めた4人の名前を書いて生徒会室に向かうことにした。どうやら部活動のことに関しては生徒会が管理しているようである。

 

 

 

生徒会室に入ると、そこには2人いた。1人は金髪で背が高めで外国人の血が混ざっていると思われる。座っている位置からしてこの人が生徒会長だな。もう1人は何やら不思議なオーラを放っていて・・・、胸囲がある。

高坂は早速、生徒会長に部活動設立申請書を出す。生徒会長はそれに目を通してから口を開いた。

 

??「この部には転校生の達川君も入ってるの?」

達川「・・・はい」

絵里「私は生徒会長の綾瀬絵里よ。よろしく。」

希「うちは東條希や。よろしゅう。」

達川「・・・」

 

生徒会長の目つきが鋭いせいか、何とも言えない威圧感を感じる。下手なチンピラならビビるだろうな・・・。

 

絵里「で・・・これは?」

穂乃果「アイドル部設立の申請書です!」

絵里「それは見ればわかります。」

穂乃果「では、認めていただけますね?」

絵里「いえ、部活や同好会では最低5人部員が必要なの。」

海未「ですが、部員が5人以下のところがたくさんあるって聞いています。」

絵里「でも設立した時はみんな5人以上いたはずよ。」

希「あと1人やね」

穂乃果「あと1人・・・分かりました、行こう」

 

まあ、たしかに部活や同好会を正式に認めてもらうにしても学校の予算っていう問題があるし増やし過ぎたら予算が大変なことになるしなるべく部活・同好会の数を増やしたくないってことか。ここまでは生徒会長に言葉に非は無いね。・・・でも、どうやら生徒会長の話はまだ終わってないようだ。

 

絵里「待ちなさい。」

穂乃果「?」

絵里「どうしてこの時期にアイドル部を始めるの?あななたち2年生でしょ?」

穂乃果「廃校を何とか阻止したくて、スクールアイドルって今すごい人気があるんですよ?だから・・・」

絵里「だったら、たとえ5人集めてきても認めるわけにもいかないわね。」

穂乃果「ええっ!?どうして?」

 

3人と驚きを隠せなかった。

 

絵里「部活は生徒を集めるためにやるものじゃない。思い付きで行動しても状況は変えられないわ。変なこと考えてないで、残りの2年自分のためにするべきことをよく考えるべきよ。」

 

アレは許せなかった。オレらの活動を・・・変なこと・・・だと・・・

許せん・・・許せん・・・

 

オレは今にでも怒り狂いそうであった。

 

 

 

海未side

 

生徒会長から散々に言われてしまいました。穂乃果もことりもすごく悲しそうな表情をしています。正直見てられません。

 

達川「・・・おい、生徒会長。」

絵里「何ですか?・・・あと、私は3年生よ。それ相応の言葉遣いをするべきよ。」

達川「する必要がないって判断したからしてないだけだ。」

 

達川さんの言葉によって生徒会長の表情が険しくなりました。達川さん・・・何をするつもりですか・・・?

 

達川「あんたら生徒会には廃校を阻止するための案ってあるのか?」

絵里「そ、それは・・・」

 

その時、生徒会長は動揺したように見えました。

 

達川「フッ・・・、どうやら無いようだな。というより・・・理事長から生徒会が廃校阻止のための独自の活動が認められていないから何もできんげんろ?」

絵里「っ・・・!どうして・・・」

 

達川さんは笑っていましたが・・・目はとても怖かったです。それにしても達川さんは一体何者ですか!?どこで生徒会に関する情報を仕入れたのでしょうか・・・。

東條先輩はというと・・・何故か分かりませんがニヤニヤしています。

 

達川「理事長が認めないのは当然だ。生徒会ってやつは、学生の学生による学生のための生徒会だからな。」

絵里「・・・どういう意味よ?」

達川「まだ分からんけ?・・・生徒会の仕事は学校生活の充実、部活動や学級活動の連絡調整がメインだ。あくまで生徒のために動くのが生徒会の仕事であって、廃校云々とかを含めた学校運営は生徒会の仕事ではなく理事長を中心とした教師の仕事ねんて。やさけぇ、教師の仕事に生徒会が関われるわけないぞいや。」

絵里「・・・」

達川「こんくらいも分からんがけ?、このダラブチが。」

 

流石に生徒会長に言い過ぎのような気がします。生徒会長は今にも泣きそうな目をしています。さっきまでニヤニヤしていた東條先輩も表情が暗くなりました。あとで達川さんに注意しておいたほうがよさそうですね・・・。しかも、感情的になっているせいもあってか方言が混ざってます。

 

達川「それに・・・オレらに『自分のためにするべきことをよく考えろ』って言ったよな?」

絵里「・・・ええ。」

達川「それはあんたにも当てはまる。あんたは生徒会長としてではなく綾瀬絵里としてやらなあかんことを考えまっしや。」

絵里「・・・!!」

 

また東條先輩がニヤニヤしています。一体、あの先輩は何なのでしょうか・・・?

 

達川「最後に1つ。もし、今後彼女ら3人を傷つけるようなことをしたら…ただじゃ済まさねぇからな…。覚えとけ。」

 

その時の達川さんはとても怖かったです・・・。普段よりも低い声でしたし、達川さんから憎悪に満ち今にもこの場を破壊しかねないような黒いオーラを感じました。また、今まで見たことないような恐ろしい顔で生徒会長を睨んでいました。生徒会長は完全に怖がっていましたし、私まで背筋が凍りました。

 

達川「高坂、園田、南。行こうか。」

ほのことうみ「「「は、はい…。」」」

 

 

 

海未side out

 

 

 

 

 

 

達川side

 

久々にあんなに思ったことを口から出したわ・・・。あんな能無しにそこまで言われたら誰だって怒るわ。あれは明らかにあの能無し生徒会長が悪い。とにかく何としてでも部員を集めなければいけない。まずはここからだな。

 

海未「達川さん」

達川「・・・何だ?」

海未「さすがに・・・『ダラブチ』は言い過ぎです。あのときは冷静さに欠けていたように思えます。」

達川「ううっ・・・」

 

これは・・・園田の言うとおりだな。少しヒートアップしてしまってつい感情的になってしまった。今後気をつけねばならない・・・。

 

達川「あの件は・・・すまなかった。・・・以後気を付ける。」

海未「でも・・・あの時達川さんがいなかったら私たちは立ち上がれなかったかもしれません。達川さんのおかげです。ありがとうございました。」

穂乃果「うん!達川君ありがとう!」

ことり「ありがとね♪達川君!」

達川「お、おう・・・///」

 

あれは無駄ではなかったんだな。よかったよかった。でも・・・なんだか照れくさいな・・・。こんな感覚初めてだ。

 

ことりは散っていく桜の花びらを見ていた

 

ことり「はぁ・・・、どうすればいいのぉ・・・」

海未「部活として認めてもらえなければ講堂は使えませんし、部室もありません。・・・何もすることができません・・・。」

ことり「そうだよね・・・。」

 

2人は散ってゆく桜を見つめる・・・。

この微妙な空気を何とかしたい・・・。園田の言う通りではあるものの、だからといって諦めるのは嫌だし絶対にそうはさせない。

 

達川「高坂・・・、あんたはここで諦めるのか?」

穂乃果「私は・・・私は・・・アイドルをやりたい!!部として認めてもらえなくても絶対にあきらめないもん!」

達川「フフッ・・・そうだ。オレはそう応えると信じていたぞ・・・。」

穂乃果「うん!ありがとう!」

海未「穂乃果らしいですね・・・。私だって諦めるわけがありません!」

ことり「私も♪」

 

どうやらみんな同じ思いのようだな。安心したぜ。

 

達川「なら・・・良かった。早速・・・作戦会議だ。」

ほのことうみ「「「うん(はい)!」」」

 

スクールアイドルを結成してから早速壁にぶち当たった。まあ結成時から覚悟はしていた。もちろんオレはこの先何が起ころうと諦めない。この4人で前進していくぞ!

 

 

 

 

 

 

これからどうしていくか話し合っている中、オレはトイレをするため一旦彼女たちから離れた。

 

用を足してから彼女たちのもとへ戻ろうとした。・・・後ろの誰かいる。

 

達川「もう後ろに隠れてることくらいわかってますよ・・・東條さん。」

 

するとトイレの隅から東條さんが出てきた。

 

希「たしか・・・達川君やったなぁ?」

達川「そうですけど・・・要件は何ですか?」

希「達川君はホンマに人を見る目があるなぁ・・・」

達川「・・・」

 

気づけばオレは東條さんを睨んでいた。生徒会室の件でも東條先輩だけは妙な反応をしていたから何か怪しいんだよな・・・。生徒会長の味方であるのは間違いないが、オレらの味方であるようにも感じるのだ。このお方は本当によく分からない。

 

希「まあ、そう睨まんでもええやろ?それにしてもヒートアップしてる時、えらい訛ってたな・・・。」

達川「ここに来る前は金沢に住んでたのでね・・・。ここに来てまだそんなに経ってませんので多少方言は混ざるときもありますよ。そういう東條さんだって関西弁らしき言葉でしゃべってるじゃないですか?」

希「ははーん、なるほど。あれは金沢弁だったんや・・・。うちは転勤族で関西に住んでたことがあったからや。」

達川「そうですか・・・、では、そろそろ本題に入ってくれませんかね?」

 

東條さんはわざわざオレの方言について話しに来たわけではないはずだ。そんな会話なら明日でも明後日でも問題ないはずだ。

 

希「フフフ・・・、達川君、君ならエリチを助けられるとうちは思うんや。」

達川「・・・はぁ?」

 

何であの人を助けなきゃいけないのかよく分からない。オレらにあんな酷いこと言った人だから助ける義理なんて存在しないはずだ。

 

希「初対面で人をあそこまで見抜くことができたのはうちが見てきた中でキミが始めてなんや。」

達川「あれは・・・あくまでオレの知識とか記憶をもとにした推測でしかありませんよ。オレだってよく分からないことが多いですし。」

希「フフッ・・・、スピリチュアルやなぁ・・・。」

達川「・・・」

 

ますますよく分からん。何がスピリチュアルだ。もしスピリチュアルが変人って意味なら東條さんのほうがオレよりもっとスピリチュアルだ。

 

達川「話はこれで終わりなら・・・もうここで失敬します。」

希「はーい。ほな、また近いうちに。」

 

東條さんって敵か味方か・・・明らかになるのはまだ先かもな。それにしても何故東條さんはオレに生徒会長を救ってほしいと頼んできたんだ?あの時オレは生徒会長に「綾瀬絵里としてやりたいことをやるべきだ」とは言ったが、まさか本当にやりたいことをまだやってないってことか・・・?そうであるならばあの生徒会長はただのポンコツだ。オレはあのとき分かりやすく言ったつもりだ。たぶん理事長さんが生徒会長に生徒会独自の活動を認めないのは学校運営に関わらせないこと以外にも綾瀬絵里本人がやりたいことではないからってのもあるのだと思う。もしそうであれば理事長さんはとても良い教師だ。

 

 

そんな感じで考え事をしながら歩いていたら西島と遭遇した。たぶん帰るところだろう。

 

西島「よお、達川!」

達川「おう」

西島「あれから調子はどうだ?」

達川「まあ、ぼちぼちだな。」

 

西島とマク〇ナルドで話して以降、高坂たちとはうまくいってると思われる。

 

西島「そうか!なら良かった。まだ学校にいるつもりか?」

達川「ああ。ちょっとした話し合いがあって。」

西島「そうか…。ならまた明日な!」

達川「おう、じゃあな」

 

 

西島と別れて高坂たちのもとへ戻ろうとした。すると・・・音楽室からピアノの曲が聴こえてきた。・・・あの典型的ツンデレの西木野真姫だな。これまた良い感じのクラシックの曲を弾いてるのかな・・・

 

そう思いながら音楽室の方向へ向かってみたが・・・歌声が聞こえる。どうやらクラシックではない。しばらく音楽室のそばで聴いてみるとしよう。

 

 

 

アイシテル、バンザーイ・・・・・・・ 

 

 

 

ふむふむ・・・、聴いたことない曲だな・・・。こういう感じの曲には疎いから新しいのか古いのかもよく分からない・・・。

この曲は何なのか考えていたら・・・

 

真姫「もう・・・!聴きたいなら入ってきなさいよ!」

達川「・・・すまん。悪気はなかったんだ。許せ。」

真姫「!!!???・・・・達川さん!?」

 

ああ・・・驚かせてしまったか。まあ出会って最初にあんなことしたからな・・・。

 

真姫「・・・/// 別に・・・入っても構いませんけど・・・。」

 

オレは音楽室に入ることにした。

 

達川「おい、西木野。今の曲は何だ?最近流行の曲か?」

真姫「ヴェェ・・・!」

達川「あ、いや・・・すまん。こういう手の曲に関してはかなり疎いんだ。」

真姫「ま、まあ・・・///そうですよ」

達川「そうか・・・。」

真姫「・・・」

 

しばらく沈黙が続いた。この微妙な空気は嫌いだ。よし、ここはピアノで何か弾いてもらおう。

 

達川「おい、西木野。あんたはショパンのノクターン弾けるか?」

真姫「ヴ、ヴェェ!? ・・・第何番ですか?」

達川「もちろん2番だ」

真姫「も、もちろん・・・弾けます」

達川「じゃ、弾いてくれ」

真姫「!? 何でですか!?」

達川「ん? もしかして弾けない?」

真姫「・・・!ひ、弾けますよ!」

 

そう言って西木野はノクターンを弾いてくれた。うーん・・・西木野はやはりちょろいな。こういう典型的ツンデレは一度コツさえつかめば扱いやすいんだよな。西島との会話で知った情報だ。感謝するぞ、西島。

 

やはり・・・ノクターンは素晴らしい。ショパンの作品であり、ノクターンシリーズはたしか21番まであったはずだ。ショパンの生涯にわたって作られたシリーズなので曲風がそれぞれ異なっている。したがってショパンについて研究するならノクターンはもってこいの曲だと言われている。

 

西木野のノクターンが終わった。ピアノのスキルはやはり相当上だと思われる。

 

達川「西木野・・・あんたすごいわ。ド素人のオレが言うのもなんだが」

真姫「・・・/// ありがとうございます・・・。」

達川「そんじゃ、失礼するわ。邪魔して悪かった。」

真姫「・・・」

 

オレは音楽室を去った。あれ・・・?何か忘れているような・・・。オレは音楽室に行く前は東條さんと話していて、その前は・・・・ヤバい・・・!!!、高坂たちと作戦会議してたんだった!!!高坂たちから離れてけっこう経ってるな・・・急いで戻らないと。

 

結局、高坂たちから戻るのが遅かったことを軽く怒られた。まあオレが悪いから何も言い訳できない・・・。

 

 

 

 

 

 

 

翌日の朝

 

ここに来る前は、放課後に勉強して家に帰って寝て起床して運動・勉強するっていう友達がいなかったからが故にできる規則正しい生活をしていたが、今はそうでもない。放課後は西島と遊んだり高坂たちとアイドル部に関しての話し合いをしたり等と放課後は勉強の時間では無くなった。そのため勉強量は以前より減った。しかし勉強時間とは引き換えに得られたのは大切な友人。これはとても嬉しいことである。勉強の時間は睡眠時間を少し削るか勉強方法を少し改善すればどうにかなる。とにかく新たな勉強方法を考えるとしよう。

 

さて、今日は何をするか?

そう、講堂の使用許可をもらいに行くのだ。これは昨日の作戦会議で決めたことだ。講堂はライブ会場に最も近い最適な場所だ。臨場感がでるしもしライブをやる時に備えて場馴れしておくことも重要だからだ。普段は他の部が使ったりすのでなかなか使用許可を得るのは難しい。しかし新入生歓迎会のあとならば奇跡的に空いている。このチャンスを手放すわけにはいかない。とりあえず借りるだけ借りておいて、新入生歓迎会の日までに何とかしてアイドルとしての形を作って講堂でライブっていうシチュエーションで実践練習をする、ということだ。

 

 

生徒会室にて

 

絵里「朝から何?」

達川「・・・講堂の使用許可の申請だ。見りゃ分かるだろ?」

海未「ちょっと・・・達川さん!」

達川「ああ・・・」

 

園田がオレを止めてきた。まあ前回みたいになったらマズいからなぁ・・・。

 

海未「部活動に関係なく、生徒は自由に講堂を使用できると生徒手帳に書いてありましたので。」

希「新入生歓迎会の日の放課後やなぁー」

絵里「何をするつもり?」

海未「それは・・・」

達川「あんたには関係ないことd「ライブです」」

 

おい・・・アイドルのことは伏せておくって言ってなかったか?オレらはアイドルとしての活動らしい活動はまだ何も始めていない。具体的に何するかも決めてないのに新入生歓迎会の後でライブだと・・・?しかも実践練習なしで?・・・ふざけるな。いくらなんでも強引過ぎるぞ。高坂、バカにも程があるぞ・・・。

 

穂乃果「3人でスクールアイドルを結成したのでその初ライブを講堂でやることにしたんです。」

海未「穂乃果っ・・・!」

ことり「まだできるかどうかはわからないよぉ・・・」

達川「ハァ・・・」

穂乃果「ええー!やるよぉー!」

 

オレは思わず頭を抱える。

 

海未「待ってください!まだステージに立つとは・・・!」

絵里「できるの?そんな状態で・・・」

穂乃果「だ、大丈夫です・・・!」

絵里「新入生歓迎会は遊びではないよの?」

 

計画は滅茶苦茶だ。高坂、マジで恨むぞ・・・。とはいえこの状況を打破しないと・・・仕方ない。上手くいく保証はないが論破してみるか・・・。

オレが口を開こうとしたとき・・・

 

希「4人は講堂の使用許可を貰いに来たんやろ?部活でもないのに生徒会が内容までとやかく言う権利は無いはずやん?」

絵里「そ、それは・・・」

 

東條さんって味方なのか?オレが言おうとしたことをあのポンコツに言ってくれるとは・・・。まあ、ありがたっちゃありがたい。

 

希「彼女たち3人がスクールアイドルをやるっていうのは分かったんやけど・・・達川君は何をするん?」

 

そういや、オレの立場を誰にも言ってなかったな・・・。まあ、言っても問題ないし言ってしまおう。

 

達川「オレは3人のサポート役ですよ。」

希「なるほどなぁー。心強いサポート役やなぁ。ほな、講堂の使用許可はうちらでなんとかしとくし帰ってええよー。」

 

オレらは生徒会室を後にした。しかし・・・これは高坂に色々と問い詰める必要があるな・・・

 

 

 

 

休み時間

一旦中庭に移動し園田とオレで高坂に説教した。

 

達川「高坂・・・どういうことか説明しろ。」

海未「そうですよ!ちゃんと話したじゃないですか!アイドルのことは伏せておいて借りるだけ借りておこうと!」

 

全くだ。昨日ちゃんと話をしたのにあの発言で一気にぶち壊れた。

 

穂乃果「ほぁんでー?」

達川「高坂…」

海未「ちょっと!達川さん!」

 

マジで怒り狂いそうになったが園田によって止められた。

 

海未「またパンですか…」

穂乃果「うち和菓子やだからさ、パンが珍しいの知ってるでしょー?」

 

・・・そういや高坂の家は和菓子屋だって言ってたような気がする。和菓子屋だからおやつは基本的に和菓子っていうことか。でも流石に毎日和菓子は飽きるわ。だからパンが出てくると喜ぶのか。なんだったら誕生日プレゼントはパンでも良さそうだな。

 

海未「お昼前に…太りますよ?」

穂乃果「そうだよねー」

 

ならパン食べるのを今すぐやめろ。

 

「おーい」

 

遠くから女子3人組がやってくる。同じクラスの女子だ。名前は・・・覚えてない。

 

ヒデコ「あれ、達川くんもいるの?クラスは慣れた?」

達川「ああ・・・、何とかやってる。」

ミカ「そっかー、なら良かった」

達川「んで?・・・どうかしたんか?」

フミカ「掲示板見たよー、スクールアイドル始めるんだってー?」

海未「えっ?」

達川「・・・!」

 

・・・何故それを知ってる?校内では生徒会以外にそのことは話してないが・・・。嫌な予感がする・・・。

 

ヒデコ「海未ちゃんがやるなんて思わなかったぁー」

 

しかも高坂は知っていたかのような顔をしてる・・・やはり高坂の仕業か。

 

達川「掲示板に・・・何を貼った・・・?」

穂乃果「ライブのお知らせだよ」

達川「ハァ・・・」

 

最悪だ。

 

休み時間終了が近いので教室に戻っていた。

 

達川「高坂…あまりにも勝手が過ぎるぞ。物事は話し合って計画的に進めていくもんだ。あんたの独断で進めないくれ。」

海未「その通りです!何一つ決まってないのに見通しが甘すぎます!」

穂乃果「でも、ことりちゃんは良いって言ってたよぉ?」

達川「・・・」

 

オレは一瞬あることに気づいた。

南は基本的に高坂のことに関して否定していないのだ。スクールアイドル結成の時も高坂に反対しなかった。作戦会議の話し合いでも高坂に賛成するような言動はいくつか見られた。そして・・・今回も高坂が掲示板にポスターを貼ることも南は賛成した。南にとって高坂は何なんだ・・・。ただ単に友達だからっていうには多少の無理があるような気がする。まあ、これからスクールアイドルの活動を通して彼女ら3人と一緒にいれば分かるかもしれない・・・。

 

そう思う達川であった。




エリチカが達川に散々言われてしまいました。エリチカ推しの方々は酷く立腹したことでしょう。ごめんなさい。

あと、日常の金沢弁を文章で書くのってとても難しいですね・・・。自分でもこれでいいのか全く分かりません。次回もアニメ本編に沿った話をします。
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