ラブライブ! ~寡黙な男子高校生とµ’sの日常~   作:孤独なcat

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どうも、こんにちは。孤独なcatです。

めっちゃ久しぶりですね…。1か月以上も更新できなくて申し訳ないです…。就職に向けた試験勉強を始めたこともあってなかなか執筆する機会がなかったのです…。

ああ…きつい(´;ω;`)

てわけで久々に書きました。どうぞ。


花陽のおにぎり教室♪

ある日の部活にて

 

 

 

海未「一旦練習をここまでにして休憩をはさみましょうか」

昌信「うん。それがいい。」

 

海未の提案にオレが賛成する形で休憩を取った。

 

穂乃果「良かった~。休憩したいなって思ってたんだー…」

ことり「ふぅ~。練習も好きだけど、やっぱり休憩も必要だもんね♪」

にこ「つ、疲れた…。」

 

穂乃果たちが休憩を楽しんでる中、花陽だけリュックのなかを漁っていた。

そして何かを取り出した。

 

 

 

 

 

 

おにぎりである。

 

花陽がもぐもぐとおにぎりを食べているのを凛と西島が見つける。

 

凛「あーっ!!!かよちんおにぎり食べてる!いいなぁー…」

陽翔「ホントだ!くぅー…オレも腹減った…。」

穂乃果「おいしそう!・・・・・ジュルっ…」

 

穂乃果が食べたそうな目で花陽を見ている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よく見ると本当に美味そうだな…。

 

 

 

 

 

おにぎりを見ていたらオレまでも腹が減った。

 

花陽「たくさん作ってあるから、よかったらみんなもどう?」

陽翔「マジ!?」

ほのりん「「やったぁぁぁ!いただきまーす!」」

 

西島と穂乃果と凛はおにぎりを頬張る。

 

穂乃果「うまい!」

凛「かよちんのおにぎりはうまいにゃ!」

陽翔「いやー、こりゃうまい。良いお嫁さんになるぜ☆」

花陽「///」

 

西島の言葉に花陽は照れる。

 

花陽「昌信君もどう?」

昌信「そんじゃ、1つもらおうかな。」

 

オレはテキトーに数あるおにぎりの中から1つ選んで食べた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うめぇ…

 

 

 

米もちょうどいい硬さだし塩気もちょうどよい。

 

 

 

 

昌信「うまい…。」

希「花陽ちゃんのおにぎり、本当美味しいな!」

絵里「本当ね。適度な塩気も良い感じだわ。」

花陽「ありがとう!」

 

 

 

みんな食べ終わったところで練習を再開しようとしていた。

 

 

 

ことり「ごちそうさまでした♪何だかこの後も練習頑張っちゃお!って気持ちになるね~。」

真姫「確かに。練習の後半ってバテ気味になるけど、おにぎり食べると疲れが取れる感じね。」

 

ことりと真姫の言葉を聞いて花陽が反応した。

 

花陽「そうでしょ!練習で疲れた時はおにぎりがピッタリなんだよ!朝、寝ぼけている時もおにぎりがピッタリだし…中の具を変えたらいくらでもアレンジ出来るし…お米屋さんとも仲良くなれるし…とにかく!おすすめはおにぎり!!!」

穂乃果「すごいよ!花陽ちゃん!おにぎりマスターだね!」

花陽「えへへ…」

 

おにぎりマスター

たしかに花陽はそれに相応しいだろう。しかしどうやってあんなにうまいおにぎりが出来るんだ?

 

昌信「ふーむ…。これだけうまいおにぎり作れるんなら、それ相応の技術とか知識とかあるんか?」

海未「たしかにそうですね。花陽、何かコツとかあるのですか?」

にこ「にこも知りたい!にこの作ったのも美味しいけど~、やっぱり花陽のおにぎりって美味しいし。」

 

海未、にこがコツを知りたがっているようだ。

当然オレもだ。

 

花陽「私で良ければいくらでも教えるよ!」

 

その言葉を聞いた穂乃果がある提案をした。

 

穂乃果「じゃあ、おにぎり教室を開こうよ!私の家の厨房使えば大丈夫だよ!」

花陽「えっ!?大丈夫なの?」

穂乃果「大丈夫大丈夫!」

昌信「そんじゃ、休日にやるか。」

海未「いいですね!是非とも!」

ことり「花陽ちゃんのおにぎり教室、楽しみだな~♪」

 

 

 

こうしておにぎり教室の開催が決まった。

 

 

 

 

 

~*~

 

 

 

某日、穂乃果の自宅

 

陽翔「さて、花陽先生のおにぎり教室の開催だな」

昌信「ああ。でも少し遅れるかもって言ってたな。」

絵里「そうね。何かあったのかしら?」

真姫「たまたまでしょ。大丈夫よ。」

 

花陽が来るのを待っていたら、やって来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

めちゃくちゃ重そうな米を担いで。

 

 

 

穂乃果「今日はよろしくね…ってうわぁ!花陽ちゃん、お米担いで来たの?!」

海未「ちょっと昌信、陽翔!何故手伝わなかったのです?!」

陽翔「いやいやちげぇよ!何も連絡来なかったもん!仕方ねーだろ!」

 

確かにオレにも荷物運び手伝ってという連絡は来なかった。

一報くれたら運ぶの手伝ったのに…。何なのだ、この罪悪感は。

 

花陽「これは今日使うお米だよ。残った分はみんなに小分けしようかなって思ってるんだ♪」

昌信「これ…10キロはあるだろ?」

穂乃果「うちにもお米あるし持ってこなくても良かったのに~」

 

穂乃果がそう言った瞬間、花陽の目が変わった。

 

花陽「ダメだよ穂乃果ちゃん!!!」

穂乃果「えっ?」

 

このようなことはアイドルと米の話になったらしばしば起こる。

 

花陽「おにぎりはね…素材が命なんだから…!ちゃんとおにぎりに1番適したお米を持って来たんです!」

穂乃果「そ、そっか…あはは…」

花陽「まずは調理環境から!みんな手を綺麗に洗ってきてください。爪の間もよーくだよ!」

全員「はーい…」

 

普段とは違う花陽を見たみんなは指示に従った。

 

 

 

~*~

 

 

おにぎりを作る工程を見ていると、かなりのこだわりが感じられた。

 

まず、使う水。普通の水道水だとカルキの影響があって美味しく炊けないらしい。だから軟水の天然水をわざわざ使うとのこと。またそのお米の産地で取れた水を選ぶようにしているとのこと。そしてその日の気温、湿度によっては水の量とか水に浸けておく時間、炊く時間とかも変えるらしい。いやぁ…ここまでこだわりがあるとは。

 

昌信「そんじゃ、花陽先生、お願いします」

ことり「お願いしまーす♪」

花陽「は、はいっ!」

希「花陽ちゃん…声めっちゃ震えてる!」

花陽「きょ、今日はっ、遠いところお越しいただきっ…」

凛「かよちん、落ち着いて!」

陽翔「なんか色々突っ込みたいところあるけど…一旦落ち着こうか。」

 

なぜこんなに緊張するのか?

 

真姫「分かるわ…」

昌信「何がだ?」

真姫「みんなに見られると緊張するのよ。」

昌信「スクールアイドルやってるのにか?」

真姫「それはそれ。これはこれ。そういうことでしょ?花陽」

花陽「そ、そうなの…。ダレカタスケテぇぇぇ…」

 

おにぎりの話の時といつもの花陽って本当に違うなって改めて感じられた。

 

昌信「まあ…落ち着け。オレも手伝うから」

にこ「仕方ないわね。私も手伝うわ。」

昌信「お、助かる。」

にこ「かわいいにこがいたら、みんなの視線もこっちに向くからね♡」

昌信「…」

陽翔「んで、どーすんだ?」

にこ「ちょっと!何でスルーするのよ?!」

 

とりあえずにこは置いておこう。

 

花陽「ありがとう。手伝いがいたら頑張れそうだよ!」

昌信「そいつは良かった。」

 

 

 

 

 

ピィィィィーーーーー

 

 

 

穂乃果「あっ!ご飯が炊けたみたいだよ~」

花陽「どれどれ……ああっ!!!」

絵里「どうしたの花陽!ちゃんと炊けてなかったの?」

花陽「き、綺麗……それにこの匂い…♪うん!今日のおにぎり教室は大成功の予感…です」

陽翔「美味しく炊けてたからビックリしたってことだな。」

絵里「そういうことね…。」

凛「かよちん、本当にご飯が好きなんだにゃー」

 

どうやらうまく炊けていたみたいだ。

ご飯が炊けたところでいよいよ握る時間だ。

 

ことり「花陽ちゃん、持ってきてくれたおにぎりの具はここに並べるね~」

花陽「うん、ありがとう。ことりちゃん。」

希「いいやん、おにぎりっぽくなってきたやん♪」

花陽「今日は鮭と梅干、昆布、高菜を持って来たよ。最初は普通のおにぎりを作ってもらいたくて…ってあれ?」

絵里「どうしたの?」

花陽「1つだけ私が持ってきたものじゃないものがある…。」

 

よく見たらそれは味付け卵であった。

誰が持ってきたかというと…

 

昌信「ああ。オレだ」

穂乃果「これって…」

海未「味付け卵ですか?」

昌信「そうだ。最近作ってるんだ。もしかしたら合うかと思って持ってきたが…ダメかな?」

花陽「ううん!寧ろ味付け卵はとても良いよ!」

昌信「そうか。良かった。」

穂乃果「それにしてもどれもおいしそうだね~…」

花陽「うふふ。種類は普通だけど味にはこだわってるんだよ♪」

 

刹那、誰かがおにぎりの具に手を伸ばしてつまみ食いしだした。

 

 

 

 

 

 

 

 

海未であった。

 

真姫「ちょっと海未!何でつまみ食いしてるのよ?!」

海未「はっ……!すみません。あまりにも美味しそうでつい…出来心です…」

陽翔「ずるいぞずるいぞー!オレも食うぞ!……って痛ぇ!」

 

オレは西島の手を引っ叩いた

 

昌信「食うな」

陽翔「何でオレだけ?!」

昌信「お前がつまみ食いしたら具がなくなる」

陽翔「んなこと………ないわ!」

にこ「何よ?さっきの微妙な間は」

 

ちょっとした茶番を挿んでようやく花陽の講義が再開した。

 

絵里「やっぱり美味しいおにぎりを作るコツは材料にこだわるってこと?」

希「めっちゃこだわってるしなー。」

花陽「確かにそれも大事だけど、1番大切なことは違うんです。」

ことり「そうなんだ~…。」

昌信「なら、何なんだ?」

花陽「1番大切なのは『おいしくなーれ』っていう気持ちと『おいしく食べてもらいたい』っていう気持ちをおにぎりにいっぱい、いーーーっぱい詰め込むことなんです!」

昌信「ほう…なるほど。」

海未「美味しく食べてもらいたいという気持ちですか…。」

花陽「えへへ、だから、本当はおにぎり教室にしなくてもみんな出来ることだと思うんです。」

 

なるほど。料理が美味く作るには材料だとか調理方法にこだわる必要もあるけど

何だかんだ大切なのはやはり食べてもらう人を思う心なのか。

 

真姫「でも、私今までそんなこと考えたことなかったかも。」

希「おにぎりのホントの中身は気持ちやったんやね。」

穂乃果「すごいよ!やっぱり花陽ちゃんすごいよ!おにぎりの大先生だよ!」

花陽「そんな…照れるけど、うれしいな…。えへへ、みんなも一緒に作ろう?」

全員「おー!」

 

こうして本格的におにぎり作りが始まった。

 

 

 

~*~

 

 

 

全員が握ったところで絵里がおにぎりを交換しようと提案してきた。面白そうだったので交換することにした。

それでオレのは・・・

 

昌信「西島か…。」

陽翔「おう☆そんでオレのはお前のだ」

昌信「・・・」

陽翔「いやー、無口になるほど嬉しかったか?はははー、照れるな///ブファァァぁ!!??」

昌信「ちげえわ馬鹿野郎!」

 

オレは西島に腹パンしてやった。

 

陽翔「よし食うぞ!・・・おお!味玉入りのおにぎり美味いな!」

花陽「本当ですか!少しください!」

陽翔「いいよー☆」

花陽「もぐもぐ…すごい!味玉おにぎりとても美味しいです♪」

海未「確かに…。どうやって作ったのですか?」

昌信「いや、簡単だぞ。3倍濃縮のめんつゆに1日漬けとけば出来るぞ。」

海未「そんなに簡単にできるのですね…。」

 

味玉は兄貴がよく作っている。何でも日本酒の肴に合うのだとか。

オレは西島が作ったおにぎりを不本意ながら頬張った。

 

昌信「硬いな…。どんだけ強く握ってんだよ…」

陽翔「いやー…愛情込めて上半身の筋肉フル活用して握ったからな!」

昌信「…」

 

西島の愛情はいらねぇ…。できれば女子が握ったものが良かった…。

 

 

 

だから、オレは西島以外のみんなが握ったおにぎりを貰い大切に持ち帰った。そして味玉はあまりにも好評でみんながその場で食べたので無くなった。

 

こうしておにぎり教室が終わった。




そういえば、主人公の達川昌信のイラストが完成しました。色を付けるのは知り合いにやってもらいました。読者の想像と違っていたらごめんなさい。でも、これが私の思ってる容姿なのです。影のつけ方とか雑ですがご了承願います。


【挿絵表示】


時間が出来たら本編再開します
では、またいつか。
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