ラブライブ! ~寡黙な男子高校生とµ’sの日常~ 作:孤独なcat
民間から内定が来て少し落ち着いたので久々に書きました。
一応、オレたちはババ抜きをすることになったが…
海未「次こそ…次こそ勝ちます!」
オレ、西島、穂乃果は勝ち抜けことりと海未の一騎打ちになっていた。
ことり「えーっと…うーん…こっちかな…えいっ!」
海未「ああっ…!」
ことり「やったー!あがり!」
ことりは穂乃果、オレ、西島とハイタッチする。
海未「どうして負けるのです…」
海未はこれで7連敗中である。
何せ海未はすぐ表情が出るのでババがあるかどうか分かりやすいし、最後のババか当たりの2択になったときは100%海未は負ける。ババ抜きで勝ちたいならすぐ顔に答えが出るのを直しなさい。
海未が勝つまで続けようとするから次でわざと負けようと思っていたら外からノックの音が聞こえてきた。
担任「ちょっといいか?」
昌信「どうしたんすか?」
担任「見ての通り悪天候だが、どうも何日か続くみたいでな…。」
昌信「…まさか飛行機が欠航して帰れないとか…?」
穂乃果「ま、まさか…ね?」
陽翔「そいつは勘弁してほしいなー…」
しかし担任の顔を見る限り、そのまさかのようらしい。
担任「ああ。そのまさかだよ。」
昌信&陽翔「「Oh…」」
マジか。
担任「まあ、そういうことだ。今後どうするかは追って連絡するから。そんじゃ。」
そう言って担任は別の部屋にその旨を伝えに出ていった。
全員「・・・」
しばらく沈黙が続いた。
昌信「とりあえず絵里に連絡しないとな。オレが伝えよう。」
穂乃果「うん。お願いするね。」
オレはケータイを弄り絵里に電話した。
その間、オレを除く4人はこれからのことについて話し合った。
海未「しかし困りましたね…。」
穂乃果「うわぁー…どうしよ…」
ことり「とりあえずこれからどうするか考えようよ。」
穂乃果「そうだね。」
陽翔「ああ。ファッションショーは6人で出なきゃいけねえわけだろ。」
海未「ええ。それに昌信も陽翔もここにいますからサポート役がいない状態で行くことになりますね。」
陽翔「まあ、サポートに関しては絵里たちがどうにかしてくれるよ。しかし振付とか歌うパートとか考え直さないとな…。」
海未「それに関しては向こうにいる人たちに任せた方が良いと思います。向こうの様子が分からない以上何がベストか判断するのは難しいでしょうし。」
陽翔「それもそうだな。とりあえず向こうで考えてもらって後日メールでオレたちで確認するって形にしよう。」
昌信「電話終わったぞー。」
陽翔「おう。どんな反応してた?」
昌信「ああ、まあ困ってたな。当然だけど。」
穂乃果「そりゃそうだよね…。」
昌信「で、どんな話してたんだ?」
西島が通話中に話し合ってたことを教えてくれた。
昌信「とりあえず基本方針はそれでいいだろ。問題はオレたち5人はどうするかだな。」
陽翔「うーむ…」
またみんな黙り込んでしまった。
穂乃果「とりあえず応援することくらいしかできないよ。それに凛ちゃんのこともあるだろうし。」
昌信「それもそうだな。そんじゃオレたちは凛のことを含めたサポートに徹することにしてあとは沖縄を満喫するか」
海未「それがいいですね。」
これでお開きになってオレと西島は部屋に戻り寝た。
~*~
翌日
陽翔「雨か…」
昌信「まあしゃーねえよ。」
案の定ひどい雨だった。北陸の雨以上に。
そもそも翌日で落ち着くようだったら欠航にならないし。
昌信「絵里からも特にこれといった連絡は無いし勉強でもすっか。」
陽翔「はあ!?お前修学旅行中に勉強すんのか?!」
昌信「そりゃしたくはねえよ。でも雨でやること無いししゃーなしでやんだよ。」
陽翔「はあ…そうかい。ん?電話だ。」
昌信「絵里からか?」
陽翔「いーや、オレのダチからだ。少し外出るわ。」
昌信「おいおい…聞かれちゃまずいことか?」
陽翔「いやいや、別に。勉強の邪魔になっちゃ悪いって思ったからだぜ?」
昌信「ああ、そういう。あざっす。」
陽翔「うぃ。」
西島は電話しに外に出ていった。
夕方、事態は急変した。
暇なので勉強していたら急に絵里から電話がかかってきた。
絵里『もしもし?』
昌信『おう。どうした?』
絵里『そっちはどう?』
昌信『相変わらずだ。それよりイベントの方は大丈夫か?』
絵里『ええ。センターは花陽で行くことになったわ。』
昌信『!?…花陽か…。』
絵里『えっ…どうかした?』
昌信『あ、いや…とりあえず頑張ってくれ。』
絵里『ありがとう。じゃあね。』
昌信『ん。』
オレは電話を切って少し考えた。
花陽か…。おそらく凛がセンターは無理って言って花陽に押し付けたのだろう。本当は何とかして凛にセンターをやってもらいたいところだが、オレが説得したところで将来のことを考えたら良くはないだろう。そこはやはり1年生たちで何とか解決してほしい。
~*~
夜
夕飯と入浴が終わりフリータイムになった。とはいっても食事以外ほぼフリータイムだけどな。
今度はオレが穂乃果を近くに呼んだうえで花陽に電話をした。やはりあの後どうなったのか気になったから、いつも凛の側らにいる花陽なら詳しい内容が聞けると思い、花陽に電話することにした。穂乃果を呼んだのは単純に穂乃果の意見を聞きたいからだ。電話の内容を穂乃果にも聞こえる状態にしたうえで通話を開始した。
昌信『もしもーし。』
花陽『もしもし、昌信君。どうしたの?』
昌信『いや、単純に花陽がセンターやるって決まってからどうなったか気になっただけだ。…すまんのぉ。』
花陽『ううん…私も話したかったから…。』
昌信『おう。…単刀直入に聞くが、どうするともりだ?』
花陽『うん…。練習終わった後に真姫ちゃんと一緒に説得したけれどもうまくいかなくて…。どうすればいいのかよく分からなくて。真姫ちゃんにも言われたの。このままでいいのか?って。でも凛ちゃん困ってるみたいだし。無理に言ったら可哀そうだし…。』
穂乃果『そっか…』
昌信『なるほどな…』
花陽も何とかしようと色々動いたみたいだけど色々葛藤みたいなものがあってうまくいかなったわけか。
花陽『昌信君と穂乃果ちゃんだったらどうする?』
昌信『そうだな…。穂乃果よ、お前はどう思う?』
穂乃果『え、私?うーん…
それは花陽ちゃんが決めなきゃ』
花陽『え…』
穂乃果『うん。花陽ちゃんが決めることだよ。』
なるほど。穂乃果もオレと同じ考えか。
昌信『オレも穂乃果と同意だ。凛はお前の親友なんだろ? だったら、お前はどうしたい? どうするべきだと思う?まずそれが大事だ。』
花陽『…』
昌信『まあ…何ていうか、花陽と凛は古くからの親友なんだし、凛のやりたいことは花陽がよく分かってると思うぞ。μ’sに入った時に凛が花陽の背中を押してくれたのと同じように、今度は花陽が凛の背中を押す出番じゃないか?』
花陽『…うん。頑張ってみるよ!』
昌信『おう、頑張れ。』
穂乃果『頑張って!』
こうして花陽との電話は終わった。
昌信「これでよかったか?穂乃果」
穂乃果「うん。花陽ちゃんなら絶対に何とかしてくれるよ!」
昌信「フフッ…そうだな。うまく行くことを願おう。」
穂乃果「うん!そういえば…雨、止んだね」
昌信「……ああ。夜空も綺麗に晴れてるな」
あれだけの暴風雨も今では見る影もない。どうやら台風も逸れていったらしい。どんよりとした空間はどこにもなく、むしろ星々がくっきりと見えるくらい綺麗な夜空が広がっていた。何とか近いうちに帰れそうだな。
穂乃果「イベント、成功するといいね。」
オレは夜空を見つめながら答えた。
昌信「そうだな。」
~*~
朝
やはり快晴であった。担任曰く台風が完全に逸れたらしくて外に出てもいいらしい。また、台風により完全にスケジュールが狂ったため、1日中自由行動にしてくれた。さっすが担任。太っ腹だ。さすがにオレも勉強はせずに沖縄を満喫することにした。
陽翔「よっしゃぁぁぁぁぁ!!!」
穂乃果「沖縄満喫するぞー!!!」
ことり「おー!」
昌信「相変わらずだな…」
海未「ええ。全くです。」
とりあえずオレたちは首里城、美ら海水族館に行くことにした。
穂乃果「イベント、いよいよだね。」
昌信「ああ。まあ大丈夫だろ。」
実は今日がファッションショーのイベントだった。
うまく行ってくれることを願う。
夕方
とりあえず集合時間に間に合った。結論から言うと非常に疲れた。モノレールに乗りまくって色んなところ移動したので疲労がマックスだった。
しかし疲れが吹っ飛ぶ出来事もあった。
オレのケータイに凛から写真付きのメールが送られてきた。
大成功という報告の。
陽翔「うぉぉぉー!凛ちゃん超かわええなぁ!」
穂乃果「すごい!良かった良かった!」
凛がセンターやってくれたのもとても嬉しかったが、個人的には花陽がどうやって凛にセンターするよう説得したのかがとても気になる。帰ったら聞いてみるか。
凛ちゃん編かなりテキトーじゃないっすか?って言われるかもしれないっすね。まあ今回は2年生サイドを中心に書きましたのでどうしてもそうなりますね…。
さて原作では次回はハロウィンイベントですが、この作品では少し内容を変えていきます。まあほどほどに楽しみにしててください。
では。