ラブライブ! ~寡黙な男子高校生とµ’sの日常~   作:孤独なcat

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どーもどーも。孤独なcatです。

就活がほぼ?終わったので、あとは学生として残された期間を遊びと飲みとバイトに専念するだけです!(笑)
てことで執筆活動再開します。

今回は本編を書きます。

では、ハロウィンイベント編どーぞ。


ハロウィンイベント編 part1 ~インパクトの模索~

昌信「ふぅーーーむ…」

 

沖縄旅行から帰ってきて凛が良い感じの方向に向かい、且つファッションショーライブも上手くいったようで全体の士気が向上したのはとても良かった。それでもってこれからラブライブに向けて練習を頑張っていこうという時に新たな事案が発生した。

 

 

 

ハロウィンイベントの出演オファーが届いたのである。

ここ最近勢いがあるスクールアイドルということで是非μ’sに出てもらいたいという旨の連絡が来たのである。特に他のグループと競うっていうのではなく、ただ単純にイベントのパフォーマンスをやるのである。しかしこうしたイベントも客に見てもらうわけだから、そういう点で客に大きな影響を与えるため、ラブライブ予選に大きく関わる。つまりラブライブの前哨戦といえるわけだ。ここで上手くアピールすればラブライブ本戦出場に大きく近づく。

 

勿論、μ’s以外にも注目されている東京のスクールアイドルにもオファーが届いていて、当然A-RISEも出ると言われている。しかもスクールアイドル以外にもバンドやマジシャン、ダンサー等といったアイドルないし音楽とは関係ないところにもオファーを出しているため、その中でインパクトを残すのはなかなか難しいのでは…っていうのが本音である。

 

昌信「難儀なこった…」

絵里「そうね…」

昌信「うぉぉ!?…絵里か」

 

あまりにも考え過ぎていたため絵里が部室に入ってきたことに気づかなかった。

 

オレと絵里で悩んでいると、突然穂乃果、ことり、真姫、にこが茶番を始めた。

 

穂乃果「うーん、インパクトか~」

ことり「でも今回は大会じゃないよね? 優劣つけるものじゃないし、そんなの気にしても~」

穂乃果「そうだよねえ」

にこ「何言ってるの! 勝負はもう始まっているのよ!」

真姫「にこちゃんの言う通り。確かに採点も順位もないけど、お客さんの印象に残った方が多く取り上げられるだろうし、みんなの記憶にも残る!」

にこ「つまり! 最終予選も有利に働くってことね!!」

真姫「その通りよ!」

 

絵里が4人に近寄る

 

絵里「それにA-RISEは前回の優勝者。印象度では向こうの方が圧倒的に上よ。こんな大事な話をしなきゃいけない時に……一体何やってるのよ!!」

 

よく言ったぞ絵里。オレが言いたかったこと代弁してくれた。

机に謎のハロウィンっぽい人形を数体置いて会話されてもどう反応すればいいか困る。

 

穂乃果「ちょっとハロウィン気分を……」

ことり「トリックオアトリートッ」

昌信「うーむ……たとえ同じ事をやってもA-RISEは前回の優勝者だから有利だし、取材する側はまずはA-RISEの方に行くだろうな。」

 

この際、問題はこっちがどうしていくかだろう。

 

ことり「じゃあ私達の方が不利ってこと?」

絵里「そうなるわね。だからこそ、印象的なパフォーマンスで最終予選の前にその差を縮めておきたい」

真姫「つまり前哨戦ってことね」

絵里「……可愛い」

 

どうやら絵里は真姫が抱えてたゴーレム人形を見てそう思ったのだろう。

ゴーレムね…可愛いのか?

 

昌信「ま、何はともあれ取材が近いうちにあるわけだからまずはそれを考えないといかんな」

絵里「そうね。」

昌信「そんで、取材陣の前に出れるのは3人ってことになってるけど、オレがその3人を考えてみた。」

絵里「え、誰?」

 

 

 

~*~

 

 

 

そして取材当日。

 

 

「さあというわけで~イェイ! 今日から始まりました秋葉ハロウィンフェスタ! テレビの前のみんな、はっちゃけてるかーい!?」

 

 

 

 

 

わあーと歓声が鳴り響く。秋葉ハロウィンフェスタの会場である。

当然出演するスクールアイドルとして穂乃果達がインタビューを受けるため、オレはその様子を見るため来ている

 

それにしてもあのレポーターのテンションどんだけHighなんだ…。もはやインパクトの塊だな。秋葉だけあってみんなノリもいいし。そりゃHighにもなるか。ステージに立ってる穂乃果を見ると顔が引き攣っている。インパクトっとは言ってもレポーターの方がインパクトあるからある意味しゃーない。

 

 

「ご覧のとおりイベントは大盛り上がり! 仮装を楽しんでる人もたくさーん! みんなもまだ間に合うよっ!」

 

うーむ…テンションの高さにも限度があると思うけどな…。

 

「そしてなんとなんと! イベントの最終日には、スクールアイドルがライブをしてくれるんだ~!! やっほーはっちゃけてる!?」

 

穂乃果「あ、ああ……」

 

「ライブにかけての意気込みをどーぞ!」

 

穂乃果「せ、精一杯頑張ります……」

 

まさかあの穂乃果が気圧されている…。レポーターのあまりのインパクトっぷりに目的を忘れてるな…。

 

 

 

ところで何故μ's全員ではなく穂乃果、にこ、凛の3バカを選んだのかという理由を説明したいと思う。この人選はオレと西島によるものである。

 

実際、真面目な海未や絵里みたいなメンバーが入れることも全然出来た。しかし敢えて選ばなかった。インタビューを受けるなら真面目に受け答えできる絵里や海未が一番良い。しかし、海未は恥ずかしがり屋だからその時点で厳しいし、絵里を入れても真面目すぎて面白味がないから印象に残る可能性は薄いと考えられる。

 

真面目な印象というものは良い意味で捉われることが多い。しかしスクールアイドルや人の前に立つ者としてはそれがプラスの方向に働くかっていうと実際怪しい。あくまで目立たなければならない場で普通に受け答えをしてると一般人のインタビューと何も変わらない。その点でインパクトは残らないといえる。

 

だからこの人選。

あえて3バカというμ'sのムードメーカーを入れることで、インタビューにおける視聴者への印象を少しでも強く残すことができると思ったからだ。

 

 

 

ただ予想外なのはレポーターのキャラが強すぎて穂乃果のキャラが潰されそうになっている事だ。これは予想外であった。

とはいえ、まだ穂乃果の他にバカは2人残っている。

 

「よーし、そこの君にも聞いちゃうぞ!」

 

凛「ライブ頑張るにゃんっ!」

 

「わっ、かーわーいーいー!」

 

うむ。よくやったぞ凛。良いキャラしてるから良い感じに良い印象は与えれたのでは?

 

凛「あ、私も! にっこにっこ―――、」

 

「さあ、というわけで音ノ木坂学院スクールアイドルでしたー」

 

その場のノリで自分もやろうとした時に何故かスルーされた。

でも何だろう。これはこれでまあまあ美味しいのでは?

 

「そしてそして~」

 

レポーターの人が視線を促した先にあったのはテレビ。真っ暗だったモニターに映ったのは、予想通りA-RISEだった。

 

「なーんと!! A-RISEもライブに参戦だー!!」

 

その一言で観客のボルテージは最高潮に達した。

まるでそれこそが1番のメインだと思っているかのように。ステージにいる穂乃果達3人がまるで空気のごとく存在感がなくなってしまった。

 

A-RISEの綺羅ツバサは明るく口を開く。

 

『私達は常日頃、新しいものを取り入れて進化していきたいと考えています。このハロウィンイベントでも、自分達のイメージを良い意味で壊したいですね』

 

進化ね…。

こちらもとにかくインパクトを与えねばということで新しい何かを考えている点では、我々も進化しようとしてるといえる。しかし前回覇者のA-RISEがまた更に進化ってなると我々はそれを超える進化をしなきゃいかんのか…

こいつは難儀だ…。

 

『ハッピーハロウィーン!』

 

綺羅ツバサが投げキッスをすると同時に会場では大量の紙吹雪が舞い散った。ハロウィンらしく魔法使いが起こしたかのような現象にも思ってしまいそうになった。

 

「お、おおー! 何ということでしょう! さすがA-RISE、素晴らしいインパクトー!!」

 

先程最高潮だと思われた会場の歓声がそれ以上に大きくなった。

これを見てA-RISEのすごさを、周りの観客が痛いほど分からせてくれた。

 

「このハロウィンイベントー! 目が離せないぞー!!」

 

レポーターのその一言で、インタビューは終了

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しなかった。

 

 

「え、何何?ええええーっ!?なーーーーんと!あの伝説のバンド『BEL SPAZIO(ベル・スパッツィオ)』もこのイベントに参戦するという情報が飛び込んできましたァァァ!!!」

 

これを聞いた観客はA-RISE以上にボルテージが上がり歓声が大きくなった。

 

 

 

 

BEL SPAZIOね…

 

何か聞いたことあるな…。たしか2年か3年くらい前に世間を騒がせたバンドだ。しかもバンドのメンバーはほぼ全員オレと歳が同じだったような。去年くらいに姿を消したがまさかここで復活するとは…。

 

 

 

 

 

レポーターのアシスタントが何やら派手なモニターを持ってくると映像が映し出された。

 

??「いぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーい!!!」

 

えらい騒がしいやつだな…

 

??「てめえら盛り上がってるかぁぁぁぁぁ!!!」

 

これに呼応するように観客は歓声を上げる

 

??「今回久々にバンド復活することになったからよろぴくりーーーーン!何歌うかは当日までのお楽しみだぁぁ!てめえら首を長くして待ってろべらぼーめぇぇぇ!!!」

 

モニター越しにグラサンかけた野郎はそう放ちモニターの映像が消えると、モニターの周りに付いていた花束が爆発して紙吹雪が舞った。

 

これはこれででっかなインパクト残したな…。

 

 

 

 

 

 

 

この結果、インタビューはμ'sにとってほろ苦い形で終わる事となった。

 

 

 

~*~

 

 

 

帰りの道中、オレとバカ3人はBEL SPAZIOの話で持ち切りだった。インタビュー失敗したというのに。

 

にこ「まさかベルスパが復帰するとはね…」

昌信「突然の失踪から突然復活するとはな。何かあったんか?」

にこ「詳しい事情は分からないのよ。急に音沙汰が消えたから。」

穂乃果「そんなにすごいことなの?」

にこ「当ったり前じゃないの!ベルスパが活躍してた時は私たちの間で知らない人は1人もいなかったわよ!若者を中心に人気だったからCDとかすっごい手に入れるの難しかったのよ!」

昌信「んで、そのCDにこは持ってんのか?」

にこ「当ったり前よ!3時間並んで手に入れたわ。」

昌信「幸い、ベルスパはオレたちの出番の後にライブをやるらしい。みんなで見に行けたらいいな。」

穂乃果「それいいね!」

にこ「そうね。しかもイベント出演者とその関係者は特別席で見れるらしいから、観客席の心配もないわ。」

昌信「決まりだな。まずはオレたちの問題を解決するか。」

ほのりんにこ「「「インパクトね…」」」

 

 

 

~*~

 

翌日

 

西島が伝えたいことがあると言い、インパクトに関する会議をする前に全員を集めた。

 

昌信「んで、要件は何だ?」

陽翔「ああ。

 

 

 

 

実はハロウィンイベントが終わるまで練習に来れねぇんだ。」

 

『ええ!?』

 

オレを含め全員が驚いた。

 

陽翔「あ、でも編曲が必要になったらその時は絶対来るから。だから…頼む。」

 

真姫「でも…何か理由があるの?」

 

そうだ。休むにせよちゃんとした理由が欲しい。

 

陽翔「ああ。実はハロウィンイベントにオレも他のグループで出場することになったんだ。」

 

『ええ!?』

 

本日2回目のええ!?が出た。まさか西島が出るとは…。

 

海未「そうですか…」

にこ「で、なんていうグループよ?」

陽翔「それは当日のお楽しみだ。すまねえが言えんよ。」

にこ「ウグッ…」

陽翔「マジで申し訳ねえって思ってる。でも…オレも少しやってみたいもんってのがあってよ。」

昌信「・・・」

穂乃果「まあ、でもいいんじゃない?だって編曲はしてくれるんでしょ?」

 

みんなが黙る中、穂乃果は西島に問う。

 

陽翔「おうよ!オレだってアイドル研究部の一員だからな!編曲の時になったら顔出すし、昼休みとかなら相談には乗れるぜ!」

穂乃果「うんうん!それじゃ決まりだね!」

昌信「…反対の人はいるか?…決まりだな。」

 

異議を唱える人がいなかったので西島の一時離脱を認めることになった。

 

絵里「その代わり!」

陽翔「?」

絵里「当日、絶対に陽翔のグループ教えてよ!絶対見に行くから!」

花陽「私も…陽翔君のステージ見たいなぁ。」

希「うちも同じや。応援するよ。」

陽翔「みんな…すまねぇ!ありがとう!」

 

 

 

こうしてμ’sは一時的ではあるものの10人で活動することになった。




どーでしたか?
とりあえず西島が一時的に離脱することになりましたが、西島が何をしようとしてるのかは後々明らかにしますので楽しみにしててください。
因みにBEL SPAZIOはスペイン語で『良い空間』という意味です。

久々に書いたので誤字脱字や呼称とか口調がバラバラだと思いますが、そこはどうかご容赦ください…。(感想欄で指摘いただけると嬉しいです!)

また明日か明後日には更新します。
ではでは
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