ラブライブ! ~寡黙な男子高校生とµ’sの日常~   作:孤独なcat

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今回は作詞担当を決めるのがメインになります。

作曲は次回です!


活動開始

ことり「んー、こんなもんかなぁー、うん、こんなもんかなぁ」

 

南は何かを描いているようだった。そして完成したのかオレ、高坂、園田に見せた。

 

達川「なるほど・・・、衣装か」

ことり「うん!ステージ衣装を考えてみたの♪」

穂乃果「うわぁ!かわいい!」

達川「ほほう・・・。オレもなかなか良いと思う。」

ことり「へへっ、ありがと♪」

 

お世辞でもなく本当に南の描いた衣装は良いと思った。衣装に関しては、今後は南に任せるとしよう。

 

西島「おつかれさーん☆」

達川「お、おう。に、西島・・・」

穂乃果「あっ、西島君!私たちスクールアイドル始めることにしたんだぁー」

西島「そのことなら知ってるぜ。掲示板見たから☆ けっこう話題になってたよー。」

 

西島は南の描いたステージ衣装をチラッと見た。

 

西島「これって南が書いたのー?」

ことり「そうだよ♪」

西島「へぇー、すごく良いじゃん!」

穂乃果「でしょでしょ?」

ことり「ありがとう♪私、頑張って作るよ!」

達川「フフッ、結構厳しめなアイドルオタクから良い評価もらえたな・・・。南、自信持てよ。」

ことり「う、うん!」

西島「厳しめってのは余計だけどな!」

 

まさか西島が来るとは思わなかったが、南は完全に自信を持ったようだ。ありがとよ、西島。

 

海未「あの・・・こ、このスカートからスゥーと伸びているものは・・・?」

ことり「脚だよ♪」

海未「この短いスカートに素足ですか?」

ことり「アイドルだもん♪」

 

すると園田は下を向いてモジモジし始めた。

 

・・・なるほど、要するに恥ずかしいんだな?でも・・・制服も短いスカートに素足じゃん・・・。だから、オレは興奮しないように女子を見るときは絶対に下をみないようにしている。

 

穂乃果「大丈夫だよ!海未ちゃん脚太くないし」

西島「そうだ!脚きれいなんだから自信持てよ☆」

海未「西島さん・・・」ギリッ

西島「すぁーせんしたー」

 

西島は危険を察知したのか謝罪した。西島、さっきのは結構な変態発言だぞ。

 

海未「穂乃果は・・・jひ、人のこと言えるのですか!?」

 

園田は呼吸を荒げながら言った。高坂は自分の脚をペタペタ触って確かめる。あんまりオレの前ではやってほしくないけどな・・・。///

 

穂乃果「よし!ダイエットだ!」

ことり「2人とも大丈夫だと思うけどぉ・・・」

西島「そうだとも!2人ともすでに可愛いんだぞ!ありのままの姿でいいんだよ!」

ほのうみ「「西島君(さん)!///」」

ことり「あはは・・・」

 

「ありのままの姿」ってwwwどっかの映画の歌のフレーズをパクったな?まあ、確かに南と西島が言う通りダイエットをする必要は無いように思われる。第1そんなに太っているようには全く見えないし、脚は・・・良いと思う。

 

西島「ま、まあ・・・とにかく手伝えることあったら手伝うよー。そんじゃ頑張ってー☆」

達川「おう。ありがとう。」

 

西島は教室を去っていた。近いうちに爆弾発言をしそうで怖いと感じるのはオレだけだろうか?西島、ダチとして忠告するなら園田の前で爆弾発言は絶対にやめろ。園田はあーいうの慣れてないから恐ろしい目に遭うぞ・・・。とはいえ、西島は強い味方だ。機会があれば頼ってみよう。

 

穂乃果「ああー、他にも決めなきゃいけないことたくさんあるよねー。」

 

たしかにその通り。決めなければいけないことは山ほどある。それらを片づけなければならない。

 

穂乃果「サインでしょ・・・町歩く時の変装方法でしょ・・・」

達川「ダラか。ちげーわ。」

 

そんなの有名になってからだ。有名になるのは果てしなく遠い先だろう。

 

達川「グループ名だろ?」

 

3人「「「ああ・・・!」」」

 

グループ名は大切だ。理由はグループ全体をアピールする「記号」だからだ。これ1つで成功するか否かも関わってくる・・・って西島が言ってた。

 

しかし・・・なかなか決まらない。「陸海空」とか「OTK48」とか「元気集団」っていう名前が出たけど・・・どれも却下。理由はしっくりこないからだ。それもそのはずで3人は性格がバラバラであるからだ。そんな3人を短い単語で言い表すのは至難の業である。

 

結局・・・全校生徒に投げ出すことにした。これは高坂の案ではあるが、オレは悪くないと思う。このほうが生徒に興味を持ってもらいやすいからだ。ただ・・・ふざけたグループ名が来ないことを願う。

 

 

 

 

次にオレらは練習場所を探すことにした。なるべく広いところが良いのだが・・・。なかなか良い場所が見つからない。運動場はソフトボール部や陸上部が使っているため無理。体育館はバスケ部やバド部、バレー部が使っているため無理。講堂は合唱部や吹奏楽が使っているし、あの生徒会から許可を得ないといけないので無理。空き教室は部活動でなければ使用できないと先生に言われたので無理。そして行き着いたのが・・・屋上だ。

 

ことり「日陰もないし、雨が降ったら使えなくなるけど、贅沢は言ってられないよね」

達川「まあ・・・確保できただけ良くね?」

穂乃果「うん、でもここなら音も気にしなくて済みそうだね。よーし!、頑張って練習しなくっちゃ!」

 

そうして3人は横に並んだ。・・・たぶん今から歌の練習でもするのかな。

・・・って、おい。歌に関して何も決めてないぞ。

 

達川「ちょっと待て、あんたら・・・歌は・・・?」

 

「「「・・・」」」

 

練習場所は確保できたのは良いのだが、肝心の歌を決めてない。これじゃ練習したくてもできないではないか・・・。

やはり決めなければならないことがたくさんあるっていう事実に改めて直面する。しかし・・・これからどうしようか?物事は前向きに考えよう。マイナス方向に考えては士気の低下につながりかねない。

 

一旦整理しよう。とりあえず練習場所が確保できた。だから練習ができる・・・となれば練習内容を考える必要がある。それに関してはもう1度話し合いをする必要がある。練習場所が決まったことによってまた1歩前進できたんだ。これを機に波に乗ろう。

 

達川「とりあえず・・・練習場所は決まったんだ。これで練習ができるんだし、次は練習内容を考えよう。」

穂乃果「うん、そうだね!なら放課後は私の家で話し合いをしよう!」

海未「そうですね。あっ・・・私は弓道部に行かなければいけないので遅れて参加します。」

ことり「はーい♪」

達川「・・・」

 

ちょっと待て。オレは女子の自宅に上がっても大丈夫なのか・・・?だってさ・・・女子だぞ?高坂の親御さんから変な目で見られるし、できればマク〇ナルドかド〇ールにしてくれ・・・。

 

達川「あのさ・・・男子であるオレが女子の家にあがるのは・・・問題にならねぇか?できれば・・・マク〇かド〇ールにしてくれたら・・・」

穂乃果「高校生でド〇ールって・・・私お金ないし・・・それに男子が女子の家に上がるのって変なの?」

達川「問題大有りだ」(即答)

ことり「大丈夫だよー♪」

 

金欠なのは仕方ないとして・・・何とかして女子の家に上がるのは避けたい。園田に助け船を求めて園田のほうをチラチラっと見てみたが・・・

 

海未「達川さん、お願いします。」

 

マジか・・・しかも南が・・・

 

ことり「達川君・・・お願ぁい!」

達川「分かった。でもオレも学校で少し用事があるから先に2人で話し合いしててくれ。」

ほのこと「「はーい!」」

 

南よ・・・ずるいぞ。アレは南の脳トロボイスをフルに使った攻撃で、全国の男子が虜になってしまう。名前は・・・「ことりのお願い」にしよう。あれを食らった人(ただし男子と一部の女子に限る)の脳はYES以外の判断しかできなくなってしまう。オレはその被害に遭ってしまった。「ことりのお願い」対策を至急考えねばならない・・・。

 

 

 

放課後、オレは用事という名目で図書室で勉強していた。いつも勉強は早朝にやっているがどうしてもやり残した部分があったのでそれを片づけたかった。勉強に関してやり残してしまった所はその日中に片づけるようにしている。なので今回は用事という名目で勉強することにした。

 

何とかノルマが終わったので帰り仕度を済ませて廊下を歩いてると、ショートカットの女子とショートボブヘアの女子を見かけた。ショートボブヘアのほうは彼女はポスターを見ていた。どこかで見たことあるような・・・

 

凛「あーーー!アキバで助けてくれた人だ!」

花陽「あっ・・・達川先輩・・・」

達川「あ・・・、お、おう。」

 

思い出した!小泉さんと星空さんだ。西島とアキバ散策してて彼女たちが不良に絡まれてるところを助けたんだった・・・。

達川「あれ以降・・・変な人に会ってないか?」

凛「はい!大丈夫ですにゃ!」

花陽「は、はい・・・。あの時はありがとうございました。」

達川「まあ・・・す、過ぎたことだし気にしなくてもいいよ。」

 

相変わらず星空さんの語尾の「にゃ」が気になる。もしかして彼女は・・・前世では猫だったのか?まあ、オレは猫派だし別に構わんのだが。小泉さんは・・・改めて声を聴いてみると、何か南と似た素晴らしい声だと思う。そして内気なところは相変わらずである。小泉さんが見ていたポスターは・・・オレらで結成したスクールアイドルのポスターではないか!もしかしてアイドル興味あるのかなぁ・・・?

 

花陽「あ、あの・・・た、達川先輩もアイドルをするのですか?」

 

小泉さんが指差した方向を見ると、そこにはあの高坂が勝手に作ったポスターがあった。そこには高坂、園田、南と・・・んん?オレかと思われる人の絵が描かれている。これが・・・オレなのか・・・?あの時ポスターをよく見てなかったのでオレらしき人が描かれているとは気づかなかった。

 

凛「達川先輩に似てるしかわいいにゃー!」

花陽「り、凛ちゃん・・・!」

達川「・・・///そ、そうか・・・?」

凛「はい♪」

 

そ、そんなに似てるか・・・これは喜ぶべきなのか?しかもかわいいって・・・///そんなこと言われたことない。

とりあえず小泉さんの質問に応えなければ。

 

達川「オレは彼女たちのサポート役だ。」

花陽「そ、そうだったのですか!?」

凛「へぇー!」

達川「もうこんな時間か。小泉さん、星空さん、気をつけて帰りなよ。」

りんぱな「「はい!」」

 

オレがその場を去ろうとしたとき

 

花陽「あ、あの・・・!」

達川「?」

花陽「が、頑張ってください・・・!アイドル・・・」

達川「お・・・、おう。ありがとな。」

 

こうやってわずかながらもオレらを応援してくれている人がいるのはとても喜ばしいことだ。こういう人たちの期待に応えるためにもオレらは頑張らなければならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

校舎を出ると偶然にも園田と合流した。

 

海未「達川さん」

達川「おお・・・、園田。弓道部のほうは終わったのか?」

海未「はい、先ほど終わりました。」

達川「そうか、お疲れ様。」

海未「ありがとうございます。」

 

園田はスクールアイドルとともに部活動も両立している。さらに親からも日舞だとかいろいろなものを教わっているという。オレみたいな暇人よりも遥かに多忙だろうに。こりゃ頭があがりませんわ。

 

高坂家に向かっている途中、こんな話をした。

 

海未「そういえば、達川さんは剣道をやっていたようですね?」

達川「ああ、ここに来るまではな。」

海未「もし良ければ・・・私と試合をしてみませんか?」

達川「・・・手加減はしないがそれでも構わないか?」

海未「ええ。むしろそうじゃないと困ります。」

 

久々の剣道か・・・。音ノ木坂に入って以来実践的な稽古はしていない。一応運動がてら竹刀で素振りはしてるものの試合における感覚は少し鈍っているかもしれない。園田がどんな剣道をするのか気になるし是非とも誘いに乗るとしよう。

 

達川「ならば・・・新入生歓迎会が終わってからにしよう。それでいいか?」

海未「分かりました。その時は宜しくお願いします。」

達川「こちらこそ・・・お願いします。」

海未「あと・・・私の母上が茶道をしていまして、達川さんが茶道をやっていたことを話したらすごく興味を持ったのですよ。」

達川「ほうほう・・・。」

海未「剣道の道場も茶道ができる和室も私の家にありますので、是非母上の前でお点前をやっていただけないでしょうか?」

達川「園田の家って相当すごいんだな・・・。でも、久々に点前ができるんか・・・是非ともやらせてほしい。園田のお母さんにそう伝えておいてくれ」

海未「分かりました。」

 

オレが茶道をやっていた理由は、金沢では茶道は一種の一般教養だったからだ。すべての金沢市民が茶道をやってるわけではないが、金沢では茶道が盛んな地域として知られていて全国的に見ても茶道経験者の割合は非常に高い。オレの親も茶道経験者だったから流れみたいな形でやらされた。まあ、和室の空間とか和菓子とか好きだったからここに来るまでは茶道は定期的にやっていた。どうやらオレは園田家とは趣味が合うのかもしれない。

 

こうして園田と楽しく会話をしていたら高坂家に着いた。高坂が以前言ってたが、高坂家は和菓子屋である。とても年期の感じられる看板を見ると「穂むら」と書いてある。今後和菓子はここで買おうかな・・・。とにかく園田の後に続いて中に入るとしよう。

 

穂乃果ママ「あ、あらー、こんばんはー。」

海未「こんばんは。穂乃果は?」

 

店の中には高坂の母と思わしき人がいた。けっこう若そうに見える。でも、営業時間中に団子を食べてるのはちょっとなぁ・・・。

 

穂乃果ママ「上にいるわよ。えっと・・・そちらの男の子は・・・?」

達川「あ、はい。今学期転校してきた達川といいます。宜しくお願いします。」

穂乃果ママ「あらー!あなたが達川君ね。穂乃果の母です。よろしくね」

達川「はい、宜しくお願いします。」

 

高坂母に挨拶をしてから高坂のいる部屋に入ってみると、高坂と南は団子をおいしそうに食べていた。

 

穂乃果「お団子食べるー?」

ことり「今お茶を入れるねー」

海未「あなたたちダイエットは・・・」

ほのこと「「ああ!!」」

海未「努力しようという気がないのですね・・・」

 

園田はため息をつく。オレはというと遠慮なく団子を食べる。うん、美味い。

とりあえず話し合いを始めますか。団子を食べながら。

 

達川「とりあえず・・・、まずは曲と作詞について決めよう・・・。誰か何か案はあるか?」モグモグ

穂乃果「うん、1年生にすっごく歌の上手い子がいるの。ピアノも上手で、きっと作曲もできるんじゃないかなーって思うんだー。」

 

んん?もしかして・・・あの典型的ツンデレのことか?ピアノの上手な1年生ってあいつしか分からん。

 

ことり「もし作曲してもらえるんだったら、作詞のほうはなんとかなるよねってさっき話してたの」

海未「何とか、ですか?」

 

すると高坂と南はニコニコと笑いながら園田のほうへ寄った。まさか・・・園田に作詞を頼む気か?

 

穂乃果「海未ちゃんさぁー、中学の時にポエムとか書いてたよねー?」

ことり「読ませてもらったこともあったよねー?」

 

見てるオレも怖いんだが・・・あんなに恥ずかしい過去をあんな感じで問い詰められると逃げたくなるわ・・・。ていうか、どんなポエム書いてたんか気になる。

それにしても穂むらの団子うまいな。(モグモグ)

 

そう思っていたら案の定、園田が逃げ出したが、高坂に捕まって逃走失敗。

 

海未「お断りします!」

穂乃果「ええー、なんでなんで?」

達川「・・・」モグモグ

海未「絶対嫌です。中学の時のなんて思い出したくもないくらい恥ずかしいんですよ。」

達川「まあ・・・恥ずかしいのは分かるけど、園田以外誰がやるのか?」モグモグ

海未「達川さん・・・、一旦団子を食べるのをやめてください!」

達川「この団子がうまかったから、ついね・・・すまん」

 

気づけばオレは3本食べていた。ここのお菓子は抹茶にもってこいだわ。

 

ことり「でも、私・・・衣装を作るので精いっぱいだし・・・。」

達川「そんじゃ、高坂は?」

穂乃果「い、いやぁ・・・私は・・・。」

 

『おまんじゅう。うぐいすだんご、もう飽きた』

 

これはもはやポエムではない。

 

ことり「無理だと思わない?」

達川「こりゃ無理だ。」

海未「た、た、達川さんはどうなのですか?」

 

動揺しながら園田はオレに振ってきた。オレは国語苦手だし・・・

 

達川「すまん・・・。人生で一度もポエムなんて書いたことないし読んだこともない。ポエムを知らないやつにやらせるわけにもいかんやろ?」

ことり「お願い!海未ちゃんしかいないのぉー」

穂乃果「私たちも手伝いから!何かもとになるようなものだけでも!」

 

すると、南が自分の胸元を掴んでいた。あ、あれは・・・まさか・・・園田にやるのか?でもあの攻撃は一部の女子にしか効かないはずだぞ。

 

ことり「海未ちゃん・・・」

 

ハァ・・・、やるんかい・・・。

 

ことり「お願ぁぁぁい!!!」

 

海未「・・・!!!」

達川「ウググッ・・・!!!」クラッ

 

これは・・・何故だ・・・なぜオレにまで被害が及ぶんだ?意識が一種だけ飛んだ。

 

海未「もう・・・ずるいですよ、ことり・・・」

ことり「よかったー!」

穂乃果「そう言ってくれると思ったんだぁー」

 

これで作詞担当は決まった。

 

海未「ただし」

ほのこと「「??」」

海未「ライブまでの練習メニューは私が決めます!」

ほのこと「「練習メニュー?」」

達川「そうだ。」

 

これに関してはオレも同感だ。高坂家に着くまでに2人で話し合ったことだが、園田は彼女ら3人のなかで運動神経が1番良い。だからある程度のレベルまで体力をつけるには園田の管理下でやったほうが良い。何故オレじゃダメかって?それはオレが女子の体力事情は全く知らないのでオレ基準で作ると高坂と南はすぐにダウンすると思われるからだ。それゆえに園田が適任なのだ。

 

分かりやすく説明するためにパソコンを起動させてA-RISEのライブ動画を見せる。

 

達川「とりあえず・・・この動画見てくれ。」

穂乃果「これってA-RISEじゃん。」

達川「見てる側からだと楽しく歌ってるようだけど・・・、実際はずぅーっと動きっぱなしだ。それでも息を切らさずに歌って踊り続ける。・・・これってかなりの体力がいるんだ。」

 

アイドルってやる側にとっては楽しそうに見えるが実際はかなりハードである。歌、踊り、笑顔の3つを息切らすことなくやり続けるのは並の体力じゃ絶対できない。たぶんオレでも無理だ。しかしこの動画でもわかるようにA-RISEは完璧にこなしている。相当体力があって、その体力をつけるのにかなりハードな練習をしてると思われる。

 

海未「穂乃果。ちょっと腕立て伏せしてもらえますか?」

穂乃果「こーう?」

海未「それで笑顔を作って。」

穂乃果「こーう?」

 

笑顔のまま腕立て伏せを続けようとするが・・・次第に表情が崩れてきた。そして・・・顔面から床に落ちてしまった。

あれは痛いわ・・・。高坂がもがき苦しんでる中、園田は気にせず説明を続ける。

 

海未「弓道部で鍛えている私はともかく、穂乃果とことりは楽しく歌えるだけの体力をつけなくてはいけません。」

ことり「そっかー。アイドルって大変なんだねぇ。」

 

とりあえず体力づくりの時間を多めに確保せねばならない。

 

達川「そうだ・・・ものすごく大変だ。そこで・・・オレから提案だ。」

ほのことうみ「「「?」」」

達川「早朝から筋トレするぞ。」

ほのこと「「ええー!」」

海未「私は賛成です。」

達川「早朝と放課後の1日2回筋トレをやる。早速明日から始める。限られた時間を有効活用したいからな。園田・・・緊急で悪いが練習メニュー明日までに仕上げてくれ。」

海未「わかりました!」

達川「高坂と南は明日に備えて寝な。・・・絶対寝坊すんなよ」ジッ・・・

穂乃果「うぅ・・・が、頑張る!」

ことり「私も頑張る!」

達川「よし、今日は解散だ。」

ほのことうみ「「「はい!」」」

 

高坂が寝坊しないかすごく不安だ。園田曰く高坂はほぼ毎日遅れてるらしいからな。

オレは帰る準備をさっさと済ませて帰る。そして帰り際に一言。

 

達川「あ、・・・そうだ。高坂、団子ありがとう。うまかった。親にも宜しく伝えておいてくれ。」

穂乃果「えっ、あ・・・うん!」

 

オレは残っている団子を1本だけ失敬して園田と南よりも早く高坂家を後にした。

 

団子食べ過ぎたせいでその後の夕飯があまり腹に入らなかった・・・




『ことりのお願い』が2回も出てきました(笑)

次回は朝練から始めます。
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