ISN-インフィニット・ストラトス・ネクサスー   作:ノアJAM

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前回投稿からひと月近く経ってしまい、申し訳ありませんでした。
不定期に更新になるかもしれませんが、ご了承・お付き合いいただければ幸いです。

それでは、番外編其の参「ULTRA HIGH」お楽しみください。


番外編其の参・ULTRA HIGH

 一斉に出現したゼットン・レッドギラス・ブラックギラス・ナックル星人・クイーンモネラによって、街は大パニックに陥っていた。

 

 一輝はすぐに変身しようとしたが、マグマ星人の攻撃で変身出来ないでいた。

 

「クソッ!!邪魔だどけ!!お前に構っている暇はないんだよ!!」

 

「簡単に通れると思うな、貴様の中の神は私が殺す!!」

 

「ああもう!!結構美人だと思ったら宇宙人かよ…ツイてねぇな俺」

 

―――――一輝!!今私の力の一部を君に託す。これで少しは戦えるだろう

 

(サンキュー、ネクサス。ありがたく使わせてもらうぜ!!)

 

 一輝は全力の右ストレートをマグマ星人に放つ。すると、マグマ星人は数メートル程吹き飛ばされた。ネクサスから力を授かった一輝の身体は、ザ・ネクストのアンファンス形態とほぼ同じ力を持っていた。

 

 一輝に吹き飛ばされたマグマ星人は巨大化し、一輝に襲い掛かろうとする。

 

「面倒になって来たな……やるぞ、ネクサス」

 

―――――一輝、分かっているな?

 

「大丈夫、もう俺は闇堕ちなんかしない。それに、俺の中には大切な相棒がいるからな」

 

―――――相棒……か、良いものだな。さぁ、行こう。この世界を守るために

 

「あぁ……やるぜ!!」

 

 一輝はエボルトラスターを掲げ叫んだ。

 

「うおおおおおおおおお!!」

 

 ウルトラマンネクサスに変身した一輝は怪獣たちに言い放った。

 

「おいてめぇら!!よくも楽しい祭りを邪魔してくれたなぁ……全員生きて帰れると思うなよ」

 

すると、ネクサスの体色が銀色から赤の混じった色に変わった。

 

「父さんから受け継いだ光、使わせてもらうぜ!!」

 

(ウルトラマンネクサス・ジュネッス)に変身したネクサスは、その圧倒的な力で次々と怪獣たちを倒していく。

 

 ネクサスは、レッドギラスの角をブラックギラスの腹部に突き刺し、二体の怪獣に「オーバーレイ・シュトローム」を撃ち込み、消滅させた。

 

(へっ、こんなモン楽勝なんだよ!!)

 

―――――油断するな一輝、まだ敵はいる

(分かってるって……残りは、宇宙人二人となんか怪獣が二体だけ……ま、何とかなるっしょ)

 

 ネクサスは、マグマ星人・ナックル星人・クイーンモネラ・ゼットンに向き直った。

 

 

 

 

 その頃、学園内ではゼットン星人とウルトラマンダイナ=アスカ・シンの戦いが繰り広げられていた。

 

 アスカは、ゼットン星人の攻撃を軽々とかわし、その背中にカウンターキックを放った。

 

 ゼットン星人はアスカのキックを受け、そのまま動かなくなり、やがて消滅した。

 

「見たか、俺の超ファインプレー!!」

 

 アスカは一つに固まっている生徒たちの方を向く。

 

「…あ、大丈夫?」

 

「あ、はい。ありがとうございます……あの、あなたは?」

 

 生徒たちの前に出た千冬が問う。

 

「俺は、アスカ・シン。あぁ、それか…ウルトラマンダイナって言った方がいいのかな」

 

 アスカの発言に誰もが驚愕した。それもそのはず、この世界にはもう一人ウルトラマンがいるのだから。

 

「ウルトラマン!?」「姫矢君と同じ…」

 

 口々に声を上げるIS学園生徒たち。しかし、その中に一人、アスカに歩み寄った生徒がいた。

 

「あの、一輝……いや、ウルトラマンネクサスって知りませんか?」

 

「ネクサス?…いや、知らないなぁ。でも、この世界にもウルトラマンがいたのか」

 

 そのとき、ふと窓の外を見た生徒…更識簪が思わず叫んだ。

 

「一輝が……嫌……嫌ぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

 

 姫矢一輝……ウルトラマンネクサスは苦戦を強いられていた。クイーンモネラの触手攻撃にさらされながらも、ゼットンの一兆度の火球をナックル星人を盾にして防ぐ。更の意ゼットンを背中から持ち上げ、回転させながら空中へ投げ飛ばす。

 

「俺が考えた必殺技……ネクサスハリケーン!!」

 

 ネクサスは、投げ飛ばしたゼットンにクロスレイ・シュトロームを放ち、ゼットンは空中で爆散した。

 

 残るはマグマ星人とクイーンモネラ。マグマ星人はサーベルを突き出してネクサスに突進する。

 

 ネクサスは突き出されたサーベルを脇で受け止め、腕の「アームドネクサス」からエルボーカッターを放ってサーベルを切断する。そして、切断したサーベルをマグマ星人の背中に突き刺し、最後にオーバーレイ・シュトロームをサーベルに集中して放った。

 

 マグマ星人は分子レベルに崩壊して消滅した。

 

(全く、俺の前で美人に化けようなんて、死にに来たようなもんだぜ)

 

―――――残るはあの巨大な怪獣だけだ。まだ油断はできないぞ

 

(分かってるよ……さて、どうするか。メタフィールドを使おうにも、あいつはデカすぎるし)

 

 すると、ネクサスの足元から触手が伸び、ネクサスの両手・両足を拘束し、腹部の檻のような部位に閉じ込めた。

 

(ヤベェ、抜け出せねぇ)

 

―――――身動きが取れない……これはマズいぞ!!

 

 クイーンモネラの頭部が開き、内部が輝きだす。すると、ネクサスのエナジーコアからエネルギーを吸収し始める。

 

(ぐぁぁぁぁぁぁぁ!!…力が……死ぬ、死ぬ、これマジで死ぬ!!)

 

―――――くぅぅ!!もう、保たない……すまない、一輝

 

(ネクサス……俺も、もう終わりか……簪…ちゃん…)

 

 ネクサスの目から光が失われる。それは、ウルトラマンネクサスの死を意味していた。

 

 

 

 ウルトラマンネクサスの敗北は、絶望的なものだった。クイーンモネラはネクサスの身体を自身の身体に捕らえていた。そこはまるで、牢獄だった。

 

 その光景を見た簪はあまりのショックでその場で立ち尽くしてしまう。

 

「あれは放っておけない……俺が行こう」

 

 そう言ってアスカは外に飛び出た。アスカはクイーンモネラを見上げて

 

「本当の戦いは……ここからだぜ」

 

 アスカはリーフラッシャーを手にして叫ぶ。

 

「ダイナァァァァァァァ!!」




番外編其の参「ULTRA HIGH」いかがでしょうか?
このネクサスの戦い方を「こんなのウルトラマンの戦い方じゃない!!」と思うようになりましたが、私はこの感じで通す予定です。

次回、番外編其の四「SHININ'ON LOVE」
 登場ウルトラマン  ウルトラマンネクサス・ウルトラマンダイナ
 登場怪獣      クイーンモネラ

感想・意見お待ちしておりますので、いただけたら幸いです。

それでは、この辺で失礼いたします。
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