ISN-インフィニット・ストラトス・ネクサスー   作:ノアJAM

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番外編もいよいよ最終話、かつてない強大な敵に、「ネクサス」、「ダイナ」二人のウルトラマンが立ち向かう。

それでは、番外編其の四「SHININ'ON LOVE」
お楽しみください


番外編其の四・SHININ'ON LOVE

 ウルトラマンネクサスの敗北によって、絶望に包まれようとしたその時、クイーンモネラの前に新たな光が舞い降りた。

 

 それは、ネクサスとは違う、銀色と赤、青を合わせ持った巨人「ウルトラマンダイナ」であった。

 

 ダイナの存在を確認したクイーンモネラは触手を伸ばし、ダイナに襲いかかる。しかしダイナは手で払い、更に両手からフラッシュサイクラーを放って、ネクサスのエナジーコアを露出させる。

 

 そしてダイナは、頭部のクリスタルから光を放ち、ネクサスのエナジーコアを光を与えた。

 

 

 

 ~???~

 

(ここは…どこだ?……ネクサス、いないのか?……おい、ネクサス!!……本当に、俺一人なのか)

 

 姫矢一輝は暗闇の中にいた。彼はただ一人で暗闇を漂っている。その空間は、まるで、永遠に時が止まった牢獄のようだった。

 

(ここは……まるで生き地獄だよ……)

 

 すると、一輝の目の前にウルトラマンネクサスが現れた。

 

―――――一輝、いつまでそうしているつもりだ?

 

(いいじゃないかよ…俺は、もう疲れたんだ)

 

―――――一輝、君は一体何のために今まで戦ってきたのだ?

 

(何のために…戦った?……俺の、戦う理由……そうだ、俺は…人を守るために、簪ちゃんを守るために!!)

 

―――――そうだ。……聞こえるか?君を求める声が

 

 一輝が耳を澄ますと、声が聞こえてきた。

 

(一夏…箒…セシリア…シャルロット…リン…ラウラ…千冬さん)

 

 一輝の手に光が集まり始める。

 

(孤門さん…父さん…ネクサス……簪ちゃん)

 

―――――覚悟は決まったようだな

 

(ああ、俺は皆を……簪ちゃんを守るためなら、何にでもなってやる)

 

―――――ならば君に問う。君は……何者だ?

 

(分かり切ったことを聞くなよ。俺は俺だ、姫矢一輝であり……ウルトラマンだ!!)

 

 

 

 ネクサスが光を取り戻したとき、クイーンモネラの牢獄を破るために、ネクサスはエナジーコアを輝かせる。

 

―――――一輝、君の力を見せてくれ!!

 

(ネクサス……やぁってやるぜ!!……コアインパルス!!)

 

 エナジーコアから破壊エネルギーを放出する「コアインパルス」でクイーンモネラから脱出したネクサスは、ダイナの前に立つ。

 

「あなだが俺に光を与えてくれたんですね、ありがとうございます。俺はウルトラマンネクサス。あなたは?」

 

「ダイナ…ウルトラマンダイナ。今は一緒に戦おう、ネクサス」

 

 ネクサスとダイナは空に舞い上がり、光線の発射準備に入った。

 

 ネクサスは「オーバーレイ・シュトローム」、ダイナは「ソルジェント光線」を一斉に放った。

 

 二人のウルトラマンの光線が合わさり、「ソルジェントレイ・シュトローム」という光となってクイーンモネラに降り注いだ。

 

 太陽も崩壊させる光はクイーンモネラを完全に消滅させ、戦いは終わった。

 

 

 

 ネクサスは姫矢一輝に、ダイナはアスカ・シンに戻り、互いに向かい合う。

 

「…!!あなたは!?」

 

「?……俺、君とどこかで会った?」

 

 二人は同時に口を開いた。

 

「……アスカさん?」

 

「……一輝君?」

 

 

 

 同時刻、IS格納庫に来ていた織斑一夏は少し不機嫌な顔をしていた。

 

「ったく……一輝ばっか活躍してさ。俺だって活躍してぇよ…」

 

 すると、一夏の背後から影が忍び寄る。

 

「なら、君に力を与えてやろう」

 

「……?」

 

 一夏が振り返ると、一夏は禍々しい光に包まれた。

 

 

 

 戦いを終えた二人のウルトラマンが学園に戻ると、一輝は主に簪、アスカは他の生徒たちから祝福を受けた。

 

「お帰り、一輝」

 

「…ただいま、簪ちゃん」

 

 簪は一輝の胸に飛び込む。一輝はそれを受け止め、両腕で簪を包み込む。

 

 その光景を見た生徒たちは次々と奇声を上げる。

 

「あぁぁぁ!!更識さんが姫矢君にぃぃぃぃぃぃ!!」「私と代われぇぇぇぇぇぇぇ!!」

 

「モテモテだな、一輝」

 

 アスカは笑いながら一輝に言う。すると今度は千冬が言った。

 

「姫矢、織斑を見なかったか?」

 

「いえ、見てませんけど…」

 

「そうか、あいつの事だ。学園のどこかにいるのだろう。……それよりも姫矢、この方は貴様の知り合いか?」

 

「え?あ、はい。アスカさんはおれに『君だけを守りたい』を教えてくれた人ですけど。……いやぁ、まさかアスカさんもウルトラマンだったなんて思ってませんでしたよ」

 

「俺もだよ。一輝がウルトラマンになるなんてな」

 

「さっきはマジで死ぬかと思いましたよ。ありがとうございます」

 

「いやいや、困ったときはお互いさま。……じゃあ、俺はそろそろ行くよ。まだまだ俺は、旅の途中だからね」

 

 すると、アスカの身体が光に包まれる。

 

「アスカさん……また…また会う時が合ったら、一緒に戦いましょう」

 

「……ラジャー」

 

 ウルトラマンダイナ=アスカ・シンは、また新たな旅へと向かっていった。

 

「アスカさん、今度は俺が、アスカさんを助けますから」




番外編其の四「SHININ'ON LOVE」いかがでしたか?
番外編とはしていますが、以前を前半、次回からの展開を後半としていますので、中休みとしての制作でございました。

次回、第7話「悪魔再誕-メフィストツヴァイ-」
 登場ウルトラマン ウルトラマンネクサス
 登場怪獣 ノスフェル、ダークメフィストツヴァイ


それでは、今回はこの辺で失礼いたします。
次回もお楽しみに
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