ISN-インフィニット・ストラトス・ネクサスー   作:ノアJAM

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久しぶりの投稿ですが、今年の投稿は今回が最後となります。
来年からも投稿を続けていきますので、よろしくお願い致します。

それでは第7話「悪魔再誕-メフィストツヴァイ-」お楽しみください。


悪魔再誕-メフィストツヴァイ-

「……という事がありまして…」

 

「そっか、僕がいない間にそんな事が…大変だったね。大事な時にいなくてごめんね」

 

「いえいえ!そんなに気にしくてもいいですよ孤門さ……孤門学園長」

 

 姫矢一輝は、学園長室で孤門一輝に学園祭での一件を報告していた。

 

「あはは、いいよ孤門さんで」

 

「あぁ…それはさすがに。学外でしたら孤門さんでいいとは思うんですけど、今は学園内ですから」

 

「そっか、別に気にしなくてもいいのに」

 

 孤門は一輝にコーヒーを出す。すると、学園長室の扉をノックする音が響く。

 

「失礼します。定期清掃です」

 

「あぁ、宜しくお願いします……て、憐!?」

 

「久しぶり、孤門!!」

 

 その清掃員は、第3の適能者(デュナミスト)「千樹憐」だった。

 

 

 

 同じ頃、IS専用機持ち5人は一輝の事について話していた。

 

「アタシが思うに、一輝の力が戦う度に増してる気がするのよねぇ」

 

「ううん、リンの言う通りかも……やっぱりこれからはISじゃ限界なのかなぁ…ラウラはどう思う?」

 

「その前に、何か妙だと思わんか?」

 

「?何がですの?」

 

「ウルトラマン…いや、姫矢一輝がこの学園に来てからというもの、こうも続けて大型ビーストが現れるなどと」

 

「単なる偶然……とは考えにくいな。…なぁ一夏……一夏?」

 

「…!!わ、悪い。確かにそうだな。今までだと、ザ・ワンとペドレオン、それにガルべロスだろ?……そういえば、20年前の戦いの時、全ての黒幕がナイトレイダーにいたって」

 

 一夏が考えている事は、他の4人にも分かっていた。だが、そう簡単に信じられる事ではない。この学園内に、全ての黒幕・アンノウンハンドが潜んでいるかもしれないと。

 

「でも、あくまで可能性だから。それに、その黒幕がいたとしても、きっと一輝がなんとかしてくれるって」

 

 一夏は誰にも気づかれないように、制服に忍ばせている「ダークエボルバー」に触れた。

 

 

 

 3人目の適能者・千樹憐は、一輝に自己紹介した。

 

「君と会うのは初めてだよね?お父さんとは会った事あるんだけど……俺は千樹憐。よろしくね、姫矢一輝君」

 

「あ、よろしくお願いします。……もしかして、憐さんもウルトラマンだったんですか?」

 

「うん、そうだよ。しっかり頼むよ、後輩!!」

 

 憐は無邪気な顔で一輝の肩をポンと叩く。

 

「ええっと…憐、僕と一輝君は行かなきゃいけない所があるから。ちゃんと仕事するんだぞ」

 

「分かってるって!相変わらずだなぁ孤門は」

 

 

 

 学園長室を出た孤門はどこかの鍵を持って、一輝を連れて歩き出した。

 

 歩いている内に、一輝は自分たちが地下に向かっている事は分かっていたが、どこに向かっているのかは分からなかった。

 

「あの…孤門さん。俺たち、今どこに向かってるんですか?」

 

「すぐ分かるよ」

 

 それから数分歩くと、目的地に着いたようだ。孤門は鍵を開け、中に入る。当然一輝も続いて中に入るが、中は何も見えない。

 

 すると不意に明かりがつく。そこには、本来ここには存在しないはずのものが保管されていた。

 

「あの、孤門さん。こ、これは一体……」

 

「クロムチェスターδ(デルタ)。元TLT特殊任務実働部隊・通称ナイトレイダー最後の剣。もしもの時は、僕が乗ることになってる。」

 

「もしもの時って、一体何なんですか?」

 

「……ダークザギの復活」

 

「え?」

 

「一輝君、ダークザギがもしまだ生きているとしたら、その目的は……」

 

 孤門の言葉は、学園全体に響く警告音でかき消されてしまう。

 

『ビースト振動波確認、各専用機持ち及び姫矢一輝は至急現場に急行し、これを撃破せよ。尚、ビースト固体名は「ノスフェル」』

 

「ビースト!?……行くぞネクサス!!」

 

―――――あぁ、だが気を付けろ。何かがおかしい

 

「分かってる。いつも通りにやるさ。……それじゃ孤門さん、行ってきます!!」

 

 

 

 出撃命令発令から数分後、中庭に出た一輝は、そこで簪を見つけた。

 

「簪ちゃん!?どうしたのこんな所で」

 

「一輝……出撃命令出たんだよね。今度も、生きて帰ってきて」

 

「必ず帰るから。……あ、それと簪ちゃん」

 

「?な、何?」

 

「帰ったら、渡したいものがあるんだけど、受け取ってくれる?」

 

「え!?…う、うん」

 

 一輝は、簪を少し下がらせると、エボルトラスターを取り出し、一気に引き抜く。

 

「うおおおおおおおおお!!」

 

 

 

 スペースビースト・ノスフェルに対して、既に現場に到着していた一夏らは、一夏・箒・リンが近接、セシリア・シャルロット・ラウラが射撃援護という陣形を組んでいた。

 

 近接格闘・射撃にしても、やはりISでは大型ビーストを足止めすることがやっとの状態だった。

 

「くっ!やはりISでは奴を倒せない!!」

 

「もうすぐ一輝が来る!!皆、もう少しネバるぞ……うわあああ!!」

 

 ノスフェルの爪が一夏に強烈な一撃を叩き込む。一夏はそのまま森の中へと姿を消す。それと同時に、ノスフェルの背後から光が現れた。

 

「悪い皆!!少し遅れた!!」

 

 ウルトラマンネクサス・アンファンスが現れた。

 

 

 

 ネクサスの登場によって、形勢がネクサスたちに傾いた。

 

 ネクサスは、アームドネクサスを輝かせ、ジュネッスへと変身し、メタフィールドを形成する。

 

 メタフィールド内には、ネクサスとノスフェルしかいない。ノスフェルは、両手の爪でネクサスを切り裂こうとするが、ネクサスはノスフェルの腕を掴むと、本来腕が曲がらない方向へと曲げて怯ませる。

 

「よし、今の内に!!」

 

―――――一輝、相変わらず君の戦い方は残酷だな

 

「文句なら後で聞いてやる。……今はコイツを倒す!!」

 

 ネクサスは腕をL字に組んで「オーバーレイ・シュトローム」を発射し、ノスフェルは原子分解して消滅した。

 

「ふう……一丁あがり」

 

「ほう、相も変わらず素晴らしい力だ」

 

 どこからか声が響く。この空間には、先程倒したノスフェル以外にはネクサスしかいないはず。

 

 すると、ネクサスの正面の空間が歪み、新たな巨人が現れた。

 

「お前は……ダークメフィスト!?」

 

「いや、俺の名は…ダークメフィストツヴァイ。お前の中に眠る記憶を呼び起こしてやる。姫矢一輝いや……溝呂木眞也!!」




「悪魔再誕-メフィストツヴァイ-」いかがでしたか?新たに現れたメフィストの正体…まあ、アイツです。

ここからは一気にラストまでノンストップの展開を予定していますので、よろしくお願い致します。


次回、第8話「光の悪魔-ウルトラマンメフィスト-」
 登場ウルトラマン  ウルトラマンネクサス・ウルトラマンメフィスト
 登場怪獣      ダークメフィストツヴァイ


感想・意見も受け付けておりますのでいただけたら幸いでございます。
それではこの辺で失礼します。
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