投稿すると言いながらしておらず申し訳ありません。
それでは、随分と遅くなりましたが続きをどうぞ。
side 黒
さて、夏休みだ。
夏休みと言えば、旅行や海、キャンプ、遊園地等に行ったり実家に帰る事もあるだろう。だが、その一方で子供達にとっては地獄とも言える課題が出される。それらの片付け方は夏休みの最初に終わらせるか、コツコツやっていくか、最後に詰め込むか。これらがある。つまり、何を言いたいかといえばだ。
「ほらほらほらほら、気合入れて頑張れ〜。」
「うにゃ〜……。」
「うぅ〜……。」
「なんでこんなあるんや〜……。」
「ふむふむ、なるほど〜。」
「アリサちゃん、ここはこうかな?」
「う〜ん、多分それでいいと思うけど…。」
「……………。」
こういう事だ。
夏休みに入ったら部隊長に誘われてるからあっちに旅行に行く事になっていて俺の所はもちろんだが、高町家、テスタロッサ家、ハラオウン家、月村家、アリサちゃん、衛宮、ユーノが行く。……多いな。
まあ、そのために俺の家に子供達が集まって課題をやっている訳なのだが……なのはちゃんとフェイトちゃんとはやてちゃんは唸りながら進め、アリシアちゃんはプレシアさんの遺伝からなのかは分からないが勉強に熱心で教科書を見たりしながら進め、アリサちゃんとすずかちゃんは教え合いながら進め、衛宮は前世の記憶があるためこれくらいは軽く出来ているようで黙々と進めているが、あいつ絶対マルチタスク使ってるだろ。右手と左手で別々の課題やってるし。
ちなみに俺はそれを眺めながらアルフをもふもふしていた。癒される、後ジャーキーを食べている。
「…………よし、終わり。」
「おっ、衛宮が終わったか。流石チート。」
「黒さんの方がチートでしょう?」
「いやいや、頭はお前の方が良いと思うぞ?俺高卒だし、高校もそこそこの所だったしな。」
「はぁ……そういえば、なんで黒さんは大人なんですか…?」
「ああ、それはだな………うん?そういえば俺もセレナには年齢の事は頼まなかったな。まあ、100年修行しててセレナと生活してたから慣れでこのままの姿で転生させたんじゃないか?」
まあ、勉強は好きじゃないから成人ちょっと前での転生はラッキーだったな。
「羨ましいですね…。」
「それならお前も死んだ歳で転生させてもらえば良かったろ?まあ、不老じゃないからおっさんになってるだろうが。」
「うっ……まあ、そう考えるとこの姿でいいですね…。」
「だろ?」
まあ、不老よりも王の財宝とか魔力ランクSとかの方が魅力的なんだろうなぁ。
「「終わった!!」」
「おー、アリサちゃんとすずかちゃんが終わったか。
後は3人だぞ、頑張れ頑張れー。」
応援していると3人がこっちを向いた。
「うん?どうした?」
「「「手伝って!!」」」
「いや、これくらいなら旅行行く前に終わると思うぞ……?」
「「「て・つ・だ・っ・て……?」」」
「ああ、了解した。任せろ。」
『うわー、マスターちょろいですね。』
ほっとけ。
「よーし、お兄ちゃん、ちょっと本気出しちゃうぞー。」
『え?マスターの本気ですか?』
『風さんは見たことあります?』
『まあ、何回かは……ですが勉強で本気とは……。』
「どこがわからないか教えてくれ。」
「「「ここ!」」」
ふむ、なのはちゃんとフェイトちゃんは国語、はやてちゃんは算数か。
「答えを書けばいいんだよな。」
『マスター、それでは宿題の意味がありません。』
「なんだと!?それじゃあ本気を見せられないだろ!?」
『やり方を教えるだけでいいんです!』
「分かったよ…。」
その後1日で三人娘の頭にやり方を叩き込んで休日が1つ潰れた。まあ、基本毎日が休日なんだけどな。
「みんなー、準備はいいか?」
全員から了承を得てから術式を展開する。
「よし、転移。」
楽しみだな。
転移をすると城の目の前に着いた。けど、何か騒がしいな。何があった?
「なあ、そこのメイド。」
「な、なんでしょう?ら、楽島様!?」
メイドに話し掛けたら驚かれた。そんなに驚くことか?
「随分と騒がしいけど、何かあったのか?」
「え、えぇ、収穫祭の準備です。」
なるほど……祭りか。
「グローリアの所に案内してくれないか?約束してたんだ。」
「王にですか?分かりました。では、ご案内します。」
「黒!!」
ホールを通ると上から声をかけられた。
「おお、久し振りだ……なぁ!?」
声をかけてきた主が階段の上から飛び降りてきた。
「う、お……っとと!!」
「遅い!待ちくたびれたぞ!」
「わ、悪かったな。」
やれやれ……危なっかしいな。飛び降りてきたのはグローリアだった。
「王!」
「姫様!」
声が聞こえるとグローリアが肩を震わせた。
「げ…メイド長、部隊長。」
「いつもいつも、心配をさせないでください!あんな高い所から飛び降りて、黒様が居なければ大怪我をしていましたわよ!」
「全くだ。姫様はもう少し自分の行動を見直してくれ。」
そう言われるとグローリアは段々と涙目になっていき最終的に俺に抱き着いたまま胸に顔を埋めてきた。
「うぅ〜……黒ぉ…。」
「はいはい……次からは気を付けような?」
「うん……。」
素直なんだけどなぁ。
「よし、もう良いか?」
「お、おう!じゃあ、着いてきてくれ!あ、荷物はメイドと執事に渡してくれ、部屋まで運んでもらうから。」
近くに控えていたメイドと執事に全員の荷物を渡してグローリアに付いていく。やはり広い。
みんなはどうかと思って後ろを見てみると士郎さんと桃子さん以外は呆然としていた。いや、士郎さんと桃子さんはなんでそんな平然としてられるんだ?
「士郎さんと桃子さんはなんでそんな平然としてられるんだ?」
「俺は王族にボディーガードとして呼ばれた事があるからね。」
「私もパティシエとして呼ばれた事があるのよ。」
なるほど、納得だ。
「着いたぞ、ここだ。」
扉が開くと奥に王座が置いてある部屋に着いた。
「なぁ、なんでここなんだ?」
「恩賞を与えるんならここだろ?」
そういう事か。
「それじゃあ、ここからは黒と茶髪の娘だけで来てくれ。他のみんなはあっちの席でくつろいでいてくれ。」
「ああ。」
「は、はいっ!」
緊張してるなと思ってなのはちゃんを見ると混乱しているのかツインテールがくるくる回っていた。わかりやすいな。
グローリアが王座に座ってこっち見た。
「さてと、黒、前回の戦での手助け感謝する、助かった。」
「気にするな。」
「そして、茶髪の娘。名前はなんだ?」
「た、高町なのはです!」
「なのはか。黒を呼んでくれて感謝する、ありがとう。」
「い、いえっ、そんな…。」
「……グローリア、その喋り方似合わないぞ。」
「やっぱりそうか?」
「ああ。」
お前こんな真面目な喋り方しないだろ。
「それで、恩賞はだな。」
「ああ、別に無くてもいいぞ?」
「私も無くても…。」
そう言うと驚かれた。
「い、いらないのか?」
「おう。」
「は、はい。」
この国には世話になってるし、偶には報酬無くてもいいだろ。
「そ、そうか?ならいいんだが……んんっ、明日は収穫祭だ!」
「そうみたいだな。」
メイドから聞いたし。
「む……もっと驚け!」
「そう言われてもな…。それで、収穫祭がどうしたんだ?」
「全く……それでだ、収穫祭の途中で剣技大会を開こうと思うんだけど、黒も出てみないか?」
「俺が出たら終わりだろうが……。そうだな、おーい!みんな来てくれ!」
全員集まった事を確認して話を続ける。
「士郎さんと衛宮が出てみたらどうだ?」
『マスター、ちゃんと順を追ってください。』
「……収穫祭の途中で剣技大会があるらしいんだけど士郎さんと衛宮で出てみないか?」
そういうと2人の目が光った。
「ほう…剣技大会か。偶には良いかもしれないね。」
「腕試しには丁度いいか。」
「ほら、2人もやる気だし、どうだ?」
「ん〜……よしっ!2人には出てもらうぞ!」
「黒、私も出てみたいんだが……。」
「ん?シグナムもか?まあ、剣士だし、そうか。
なあ、グローリア。このシグナムもどうだ?剣士としていい腕してるぞ?」
「む?黒が認めてるなら誰でもいいぞ!」
よしよし。
「それで、剣技大会はいつあるんだ?」
「収穫祭が明日だから明日の昼食を食べた後だ。」
つまり昼か。
「後、武器は木刀だぞ。」
「まあ、そりゃあ、流血沙汰になったら大変だしな。」
「よしっ!それじゃあ黒以外はメイド達に部屋まで案内してもらってくれ、夕食になったらまた迎えを送る。」
俺以外のみんなを見送ってからグローリアの方を向く。
「それで、俺はどうすればいいんだ?」
「ああ、来てくれ。」
そのままグローリアの後を付いていくとグローリアの部屋に着いた。
「?なんでここまで来たんだ、っと。」
部屋に入った途端に抱き着いてきた。
「だって、あそこでやると王としての威厳がなくなるだろ!」
「ああ…うん、そうだな。」
威厳なんてあったもんじゃないけどな。
「別に頭を撫でてくれたっていいんだぞ。いや、黒がしたいんだったらだけどな!」
「そうだな、俺がしたいからさせてもらおうか。」
そう言って撫でるとポニーテールがピコピコ動く。
いつも思うんだが、女の子の髪には意思でも持っているのか?
「ふふふ〜♪」
「ふむ…。」
街の方に高い魔力を感じるな……。誰のだ?少なくともこの世界の人間じゃないな。
「まあ、今はいいか。」
「こら、手が止まっているぞ!」
「ああ、悪い悪い。」
何かあったらセレナから連絡が来るか。……あー、でもやっぱ気になるなぁ…。
「なあ、悪いけど街に行ってもいいか?ちょっと気になる事があってな。」
「……………………………分かった。でも、夕食までには戻ってこいよ!」
「ああ、了解だ。」
んじゃ、謎の魔力の正体でも見てくるか。
「ん〜……ここら辺のはずなんだが…。」
こうも人が多いと探すのが大変だ。
「やだよ!ボクやりたくない!」
ん?何かあったのか?
声の聞こえた方を向くとピンクの髪をしたお嬢ちゃんと青い髪の少年の2人組が言い合っていた。
「いいからやれっての!あいつを殺せばいいんだよ!」
「だから、ボクはただこの人生を謳歌したいだけだからあんまりやりたくないんだよ!」
なんだか物騒な話をしてるな。何があったのかをすぐ近くの八百屋に聞いてみた。
「なあ、そこの八百屋よ。何があったんだ?
後、りんごを1つくれ。」
こっちを見て一瞬驚いたがすぐに落ち着きりんごを投げてきて、受け取ると今度は俺が代金を投げた。
「それがどうも、見慣れない服装だと思って見てたんですがね。急にあんな話を始めまして。
楽島様にお願いするのはあれですが、頼みます。」
「……分かったよ、りんごありがとな。」
「いえいえ。」
りんごを齧りながら2人組の方に行く。…このりんごはいいな。美味い。
いや、そんな事よりも、今は目の前の2人をなんとかしないとな。
「え〜っと、何があったのかを教えてくれないか?」
俺が出ていくと周りが俺の名前を呼ぶ。やべぇ、この国だったら俺の知名度すっげぇ高いな。
「!!おい、アストルフォ、この男だ!」
「え〜、この人!?」
「いいからやれよ!くそっ、令呪をもってアストルフォに命令する、その男を殺せ!」
「……俺を置いてかないでくれ…。」
なんで急に殺されないといけないんだ。というか英霊なのか。
「ご、ごめんよ!名前も知らない男の人!」
謝罪と共に突き出された槍は英霊にしては遅く、横から払おうと穂先に触れた瞬間───
「『
思いっきり滑って転けた。
「は……?」
なんだ?バナナの皮でも踏んだか?いや、そんなもんじゃないな。宝具か。
立とうとするが何かの強制力が働いて立てない。
「やれやれ……。」
倒れたまま対処するしかないか。
〔あ、黒さん!聞こえますか?〕
〔セレナか?バッチリだ。後、転生者にも出会ったぞ。〕
〔ほ、本当ですか!?すいません、まだ大丈夫だろうと思って伝えてなかったのですが……。〕
〔いや、いい。それよりもまた後でいいか?戦闘中なんだ。〕
〔は、はい!また。〕
〔お、俺のゲイ・ボルグが無ぁぁぁい!?!?〕
そこで途切れた。……いや、なんで無くすんだよ。
「やってやるか。おい!周りのやつらは全員離れてろ!
ファンタズムスフィア、セット、ランサー、ファイア。」
『ファイア』
即座にランサーを飛ばすが効いてないみたいだ。
「対魔力か。それも高いランクの。」
横から少年が槍を突いてきた。
「って、それゲイ・ボルグじゃねぇか!クー・フーリンが無いって言ってたけどお前が持ってたのかよ!」
窃盗は犯罪だぞ!
『どの口がそれを言ってるのですか。』
……いや、俺はほら、あれだから…。
ま、まあいい。あの英霊は見たところあまり戦いたがってはないみたいだし、周りを巻き込みたくないみたいだから、ここらを吹き飛ばすような宝具は使ったりしないだろう。それなら少年を殺せば終わりか。
「少年の力量はそこまで高くないみたいだし、とっとと終わらせるか。」
アロンダイトを右手で持って構える。……倒れたままだからどうにもかっこ悪い。
「死ねぇぇぇぇ!!!」
槍を大振りに振ってきた。あんな使い方じゃゲイ・ボルグが可哀想だな。
穂先が剣に触れた瞬間、剣を振り上げる事で槍を弾き、右手に持ってた剣を左手に手首の力を使って投げてがら空きの胴体を両断する。
「こ……ひゅっ…!?」
「悪いな、名前も知らない少年。」
弾いたゲイ・ボルグを見ると薄くなっていた。クー・フーリンの所に戻るんだろう。
「あーあ、マスター死んじゃった。折角2度目の人生楽しもうと思ったのに……ま、いっか。」
ふむ……。
「風、あの子にパスを繋げてくれ。」
『やると思ってました。了解です。』
宝具の効果が切れたのかようやく立ち上がるとパスが繋がったのに気付いてお嬢ちゃんがこっちを向いた。
「あ〜……っと。」
なんて説明しよう。そう思っていたら前から衝撃が来てまた地面に転けた。どうやらお嬢ちゃんが飛び付いてきたみたいだ。
「お、お嬢ちゃん……苦しいんだが?」
そう言うと顔を上げた。その顔は笑顔で本当に嬉しそうだった。
「ありがとう!ボクはアストルフォ!これからよろしくね、マスター!」
それよりも普通に俺をマスターって言ってるけどいいのか?
「あ、ああ、よろしくな。俺は楽島 黒だ。それと頼むからマスターはやめてくれ。」
「えー、なんで?」
「人前でマスターって呼ぶのはおかしいだろ、それに恥ずかしい。それ以外にしてくれ。」
そう言うとアストルフォは何が面白いのか笑みを深めた。
「うん、分かったよ。ご主人様♪」
それによって口から食ってたりんごを吹き出した俺は悪くないと思う。
『そうです。マスター。』
「ごふっごほっ…!な、なんだ、風。」
『アストルフォさんにデュランダルを譲ってはどうでしょう?』
「?またなんd「デュランダル!持ってるの?」……ああ。」
「デュランダル、懐かしいな〜。」
「アストルフォはデュランダルの持ち主の……ローランだったか?の知り合いなのか?」
「うん。大切な友人さ!」
「そうか……なら、お前に使ってもらった方がいいだろうな。まあ、実際のデュランダルじゃなくてデュランダルの原点なんだけどな。」
「それでも構わないよ。だって、デュランダルには変わらないんだから。」
「そうか。」
そう言ってデュランダルを渡すと嬉しそうに胸に抱えた。
「いつもはそんな格好すんなよ?目立つから。」
「分かってるって♪」
なら、いいけど。
さてと、城に戻るか。
『ま、マスター!空から何かすごい反応がありますよ!?』
「?風はどうだ?」
『私の方は反応はありません。が、雫の方が探知の範囲が広いので反応があったと思われます。』
「そうか…。」
滅茶苦茶嫌な予感がする。というか直感がそう言ってる。
『あ、反応がありました。マスター、このままじゃまずいですよ。』
『空からドラゴン、ゴブリン、巨人、様々な種が降って来てます!』
「降って来るって、急に出現したのか!?」
普通に空飛んで来たと思ってたら…転移でもして来たのか?
「これじゃあ避難が間に合わないぞ……。」
『空中で止めるしかありませんね。』
「ねーねー、ご主人様?ボクは何をすればいいのかな?」
「ご主人様って言うな……黒だ、黒でいい。」
「はーい、それで、どうするのさ?」
「どうするっつってもな……アストルフォ、お前って空飛べるのか?」
望み薄だが…。
「飛べるよ!」
「マジで!?」
「うん!来い、ヒポグリフ!」
そう言うと目の前にグリフォンのような、よく分からない生物が現れた。
「こいつはまた……すごいな。」
「ふふーん、どうだ!」
「よし、じゃあ、アストルフォはヒポグリフ?に乗ってあの城にいるアルトリア……アーサー王に救援を頼んでくれ。俺の名前を出せば協力してくれるはずだ。」
「うっひゃー、アーサー王がいるの?心強いな〜。
よ〜し、いくぞー、おー!」
そのままヒポグリフに乗って飛び立った。
「やっぱ、アストルフォも英雄なんだな。」
『そうですね。』
「は〜…俺も気合入れていくか。」
それにしても……旅行で祭りだってのに…。
「いつもいつもいつもいつも、邪魔ばっかしやがってぇ……!」
風を使わずに空を埋め尽くす程膨大な数のランサースフィアを展開する。
「ファイア!!」
上空で爆発が起こる。少しして煙が晴れ、それを魔力で目を強化して見ると減っていきもう数が少ししかいない。
「うわっ、まだ残ってるし、めんどくさ……風、任せていいか?」
『私だって正直面倒です。』
「魔力は送るからさ。」
『ダメです。』
「いや、ほら、ランサー適当に撃ってたら終わると思うし。」
『嫌です。』
「ケチなやつめ……。」
さてさて、残ったやつらはどうしたもんかな……。
「『
空で一筋の光が発射されて残ったモンスターは全滅した。
「やれやれ……面倒だったな。」
俺の休みを返してくれ……。
『私だって休みたいですよ……。』
『僕も休みたいですっ!』
「そうだな…今度俺達で旅行にでも行くか。」
『『賛成です!』』
空を見上げるとヒポグリフがアストルフォとアルトリアを乗せて降りてきた。
「よう、お疲れ。」
「黒もお疲れ様です。」
「お疲れー!飲み物持ってない?」
また唐突だな……。
「ほら、カフェオレでいいだろ。」
袋に入れていたカフェオレを投げるとすごい嬉しそうに飲んでいた。
「はあ…。」
「どうしました?本当に疲れてるみたいですが。」
「いや、アストルフォが自由過ぎてな……。」
「それについては私も同意します……。」
また温泉に行こう…。
「なになに?僕の事?」
「いや、なんでも無いから。それ飲んでな。」
「了解ー。」
……そろそろ城に帰るか。
「おい、そろそろ帰るぞ。」
「分かりました。」
「うん!」
転生者を見つけて倒すだけだったはずがこんな事になるとは……思ったようにいかないもんだな。
side out
はい、アストルフォ登場です。作者が他の方の小説を読んで登場させたくなりましたが後で見せ場が来ますのでお待ちを。ええ、ありますとも。
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