楽しみたいだけの転生者   作:黒色エンピツ

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久し振りの更新です。

でも正直中身がスッカスカな内容になっているので読まなくてもいい話だと思います。それと短いですね。


26:毎回タイトルを考えてれる漫画家とかは凄いと思うぜ。

side 黒

 

 

 

さて、そんなこんなで旅行帰りだ。

何?大会とかその辺はどうなったかだと?そりゃあもう衛宮と士郎さんが決勝戦でやり過ぎて中止になったよ。衛宮も強くなったね。いや、ほんと。

祭りもついはしゃぎ過ぎて城で説教食らっちまったよ。流石に屋台壊しちゃったのはやり過ぎたか。

後は大体アストルフォだ。内容は言わない、俺の財布が軽くなったとだけ言っておこう。………屋台のおっちゃんおばちゃん、ごめんよ。

 

「よーし、帰るぞ。忘れ物は無いか?」

 

全員の同意を得てから来た時と同じように魔法を発動する。

今回の旅行も騒動があったけど楽しかったな。まあ、騒動なんて無い方がいいんだけどさ。

 

「さてさて、俺はここらでふらっとしてくるからみんな解散っ!」

 

家に帰る人と他の人の家に行く人で分かれて解散していた。

みんなの姿が見えなくなった所で懐からタバコを取り出して咥える。

 

「火は……ライターとかマッチとかは持ってなかったな。」

 

何で忘れてたのか。

人差し指を立てて指先から火を出してタバコに火を着け、煙を吸う。

 

「…………ふ〜…。」

 

『マスター。僕気になってたんだけど、いつも吸ってるけどそれって美味しいんですか?』

 

「ん?いや、別に美味くはないぞ。なんとなくだ、なんとなく。」

 

最初に吸い始めたのはいつからだったっけな?20歳になってからなんとなく吸ってからそのまま吸い続けてるんだっけ。

 

「………今度煙管でも試してみるか。」

 

『手入れとか大変らしいですよ?』

 

「じゃあやめだ。めんどくさい。」

 

それならタバコで充分だな。

そのままタバコを吸いつつ家に戻ると手紙が届いていた。

 

「……?誰からだ?」

 

一応危険は無いかを調べてから開く。

 

「………………あー…まあ、そりゃそうだろうなぁ…。」

 

手紙は両親からの手紙だったか。

転生させられてポンッと俺が現れるのはおかしいから居るとは思ったけど、あっちから連絡してくるとは…。

 

『どうするのですか?』

 

『僕マスターの家族に会ってみたいです!』

 

「………。」

 

正直会いたくないな…。

いや、でもまぁ、この世界だとマシな性格になっているのかもしれない。会う価値はあるか…。

 

「行くか…………憂鬱だ…。」

 

面倒だなぁ。

 

 

 

 

手紙が来てから数日後。そろそろ行こうと思って朝早くの誰も起きてない時間に玄関を出たら何故かたまたま近くを通ったフェイトちゃんに捕まった。散歩でもしてたのか?

 

「あれ?珍しいね?」

 

「………フェイトちゃんは俺が家から出ないと思っていたのかい?」

 

「そ、そうじゃないよ!?でも、黒って誰かの所に行く時しか玄関から出ないでしょ?仕事の時は家の中から転移するし。」

 

ふむ、言われてみたら確かにそうだな。

 

「……散歩でもするか。 」

 

「うん、良いと思うよ?

ところでどこに行くの?」

 

「ん、いや、ちょっと家族の所にな。」

 

「黒の?会ってみたい!」

 

チッ、フェイトちゃんに興味を持たれるとは、やばい気がするから連れて行きたくはないんだが……。

 

「うーん……。」

 

「お願いっ!」

 

「…………仕方ないなぁ。来るのはいいけどちゃんと俺の言う事聞く事、いいな?」

 

「うんっ!」

 

やっぱり、甘いなぁ。さて、他の子にも来られるとまずいから行くか。

 

「ほら、ヘルメット。」

 

「んしょっ。」

 

家族にも、ちっとは期待してもいいかな。

 

 

 

 

『黒様、お帰りなさいませ。』

 

「「……………………。」」

 

目の前で俺に向かって頭を下げているやつら。うん、多分雇ってるやつらだな。

その中から1人の老人が出てきた。見た事ないな。

 

「ささっ、こちらへ。旦那様と奥様がお待ちしております。」

 

「準備がいいな。それと、この子も連れて行くぞ。」

 

「畏まりました。」

 

………………硬い!硬いぜ!もっと緩く出来ねぇのか!?

老人に付いていくと部屋に着いた。

 

「この部屋でございます。」

 

「分かった。下がっていいぞ。」

 

「いえ、ここで待機しております。」

 

「……俺が下がれと言っているんだぞ?」

 

「………畏まりました。」

 

そのままゆっくりとどこかに行った。

 

「父さん、母さん。入るぞ」

 

返事も聞かずに部屋に入ると若そう見える男女が座っていた。

 

「ああ、お帰り。」

 

「お帰りなさい。やっと帰って来たのね。」

 

よし、ここまでは同じ。

 

「なあ、兄貴はどうしたんだ?部屋にでも居るのか?」

 

「む?兄だと?お前に居るのは姉だろう?」

 

………OK、少し待とうか。

 

「あ、ああ、そうだったな。それで、どうして俺を呼んだんだ?」

 

「それはだな。お前に家を継いでもらうためだ。」

 

「俺が家を?嫌に決まってんだろ。姉貴にでもやらせたらいいだろ?」

 

「断られたからな。それに、拒否権は無いぞ。」

 

ふむ……やっぱ同じか。

 

「出て行った時には驚いたが、落ちこぼれと呼ばれたお前の事はどうでも良かったから放って置いたが、最近になってお前が色々してるのを知ってな。

だから、やってもらうぞ。お前が言っていた高町家の場所も特定して断れば即捕らえるように指示してあるからな。」

 

ん、問題ないな。

 

「話はそれだけだな?んじゃ、俺は帰るぞ。」

 

「拒否権は無いと言っただろう?捕らえろ。」

 

高町家の方にも連絡したが多分俺らの事も言ったんだろうな。襖が開くと黒服の男達が現れた。

 

「ボクシングで勝ててもこの人数とボクシング以外なら勝てないだろう。それにそんな女の子が居るんじゃどうしようもないはずだ。」

 

「そうだな、どうしようもないな。お前らが。」

 

あまり怪我をさせないために木刀を取り出す。

 

「やれ。」

 

「フェイトちゃんは俺の後ろに居るんだぞ?」

 

「は〜いっ!」

 

ざっと40人ってところか?

 

「楽勝。」

 

姿勢を低くして飛び込み、まず1人倒す。

 

「さて、まだまだ本気でも全力でも無いんだが……まだやるか?」

 

「「死ねぇぇぇ!!」」

 

ドスで斬りつけてきたがそれは障壁を張って防いだ。

 

「な、なんだそれは!?」

 

「別に、知らなくても問題ないだろ?今から消えるんだから。」

 

フェイトちゃんを抱き寄せて家の外に転移すると袋から一冊の本を取り出す。それを自分の目の前で手放すとその場で浮いたままになり、ページが勢い良く捲られていく。

 

「そ、その本はなんだ!?貴様ら!早く殺せ!」

 

銃弾を撃たれるが障壁が弾く。

 

「ああ、そうだ。言い忘れてた。俺、あんたらの息子じゃないから。

別の世界の息子ってのが一番良い表現だな。本当の息子は俺が存在を上から塗り潰した感じになるのか?まあ、そんな感じだ。」

 

「ふ、ふざけた事をッ!」

 

「後、最後に一つだけ。この本はなぁ…………ギミックも無いただの演出だ。

弾けろ!真天大雷!!」

 

空が急に曇り、ゴロゴロと鳴るとビームの様な雷が落ち────さっきまであった家は消えていた。

 

「やれやれ、やっと終わったか。

帰ろうか。」

 

「うんっ。」

 

来た時と同じくバイクに乗って帰った。

帰った後に家が無くなって呆然としていた女性がいたらしい。

 

 

 

 

「ただいまーっと。」

 

「おかえりなさい、クロ。遅かったですね?」

 

「ん、まあ、実家に行ってたからこんなもんだろ?」

 

面倒だったな、本当に。

 

「実家ですか。私も行ってみたいですね。」

 

「あー、悪いけど潰して来た。跡形も無いぞ。」

 

一応経緯を話すと納得してくれた。助かった。

 

「それならば仕方ありませんが…少し残念ですね。挨拶に行ってみたかったのですが。」

 

「悪いな。」

 

俺でもあそこまで徹底的にやるとは思わなかった。

 

「黒さーん!!」

 

「うおっ、なんだ、衛宮か。どうした?」

 

「修行ですよ、修行!!つけてください!」

 

「ええい、うるせぇ!分かったから飯を食わせろ!」

 

め、面倒な事になってきたぞ……。つーか、いつも落ち着きのある衛宮がこんな時に限ってテンション高い状態で来るとは…。

 

「ふむ、では、私も参加しよう。」

 

「私も黒殿に手解きをしてもらいたい。」

 

「シグナム、ザフィーラ…。」

 

すこし考えた後にタバコを取り出して火を着ける。

 

「………ふーっ、てめぇら…3分で終わらせてやるから覚悟しろよ?」

 

俺はな、腹が減ってるんだよ。

 

 

 

 

宣言通り3分で戦闘を終わらせてリビングに戻って来た。他のやつら?気絶してるかフラフラになってる。

 

「はやてちゃーん、後どのくらいだ?」

 

「ん〜っ……よしっ!丁度出来たで!運ぶの手伝ってやー!」

 

「おう、了解。」

 

立ち上がって今日の晩飯が何かを見ると冷やし中華だった。

 

「暑い日には丁度いいな。」

 

「やろ?頑張って作ってみたんやで。」

 

褒めて褒めてとばかりに頭を向けてくるはやてちゃんの頭を撫でつつボコボコにした3人に声をかける。

 

「てめぇら、飯だぞ!」

 

そう言うと飛び起きてばらばらと座る。

 

「んじゃ、いただきます。」

 

「「「いただきます!」」」

 

ああ……うめぇな。

まあ、その後すぐに寝たんだが。

 

 

 

side out

 




ええ、次からもうキンクリしてA'sに入ろうと思います。
書く事がなくなったのもありますが、こうモチベーション的にいい加減本編に入ろうかと。
感想等あればよろしくお願いします。
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