楽しみたいだけの転生者   作:黒色エンピツ

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続きをどうぞ。


序章
その1:海鳴……キターッ!えっ?違う?


side 黒

 

 

やあ、俺だよ。

とりあえず目を覚ますと知らない天井だったぜ。

 

「えっと……おっ、手紙見っけ。何々?」

 

『これを読んでるということはあなたはちゃんと転生できたようですね。

あなたを転生させた時期は原作より6年前です。

お金は10年は過ごせる額があるので安心してください

では、頑張ってくださいね〜♪』

 

「6年前ねぇ…微妙というか中途半端と言うか。まあ、いいか。ここら辺の道とか覚えねぇと。」

 

そして、俺は家を出て適当に歩いて居ると公園が見えてきた。

 

「へぇ、結構広くて子供にとっちゃ絶好の遊び場だな。」

 

俺は公園に入ってベンチに座った。

木陰になってて風が気持ちいいな…。

 

「……ん?どうしたんだ?」

 

少し座ってくつろいでたらいつの間にか1つ横のベンチに女の子が座っていた。

え〜っと…すっっげぇ雰囲気暗いけどこんなのどっかで………ああっ、リリカルなのはの主人公のなのはちゃんだっけ?確かちっこい頃に父親が入院だったか?丁度その時期か…。

試しに話しかけてみようかな?

……18歳の男が女の子に話しかけるか、うん、ダメだな。非常に心苦しいがスルーさせてもらおう。

 

「………………………。」

 

そういえば18歳だから後2年で酒が飲めるようになるのか。どんなもんか少し楽しみって感じだな。

 

「……………………………………………。」

 

「………何かな?お嬢ちゃん?」

 

「あ、えと、な、なんでも…。」

 

視線が気になったから聞いてみたのに、遠慮でもしてるのか?………よしっ!ここはお兄さんからいってやろうじゃないか。

 

「俺の名前は楽島 黒だ。お嬢ちゃんは?」

 

「た、たかまち なのは……。」

 

「ふむ、なのはちゃんか、いい名前だな。」

 

「ありがと…。」

 

「なのはちゃんは遊ばないのかい?」

 

「……あそばない。」

 

そう言いながらも公園の方をチラチラ見てるのが俺にはわかってるぜ?

 

「そっかそっか。う〜ん、そりゃ困った。遊びたくても相手が居なくて困ってるんだよねぇ。」

 

「そ、そうなの…。」

 

「うんうん。だから、誰か遊んでくれないかな〜?」

 

どうだ……?

 

「…じゃ、じゃあ、なのはがあそんであげる。」

 

「おーっ!本当か。いや、嬉しいな。じゃあ何して遊ぼうか?」

 

「えっと、すべりだいがいいの。」

 

「よしよし、じゃあ、滑り台で遊ぼうか?」

 

「うんっ…!」

 

よし、張り切ってやr「よぉ、なのは!」……どなた?

 

「だ、だれ…?」

 

「なのは!こんなおっさんと居るより俺と居た方が楽しいぞ!」

 

ほう、おっさんか。結構傷つくじゃねぇか。

見た目銀髪オッドアイの少年が現れた。……あれ?こいつ転生者じゃね?

 

「ほら!こっちに来いよ!」

 

少し考え事をしてる間に少年がなのはちゃんの腕を掴んだ。

おいおい、女の子には優しくしろって親に言われなかったのか?

 

「おい、そろそr「てめぇ、やめやがれ!」……はぁ…。」

 

……今度は誰だ?

すると目の前には拳を振り切ったままの状態で黒髪赤目の少年が立っていた。あれ、写輪眼じゃねぇか?

 

「お前、なのはが怖がってるだろ!」

 

「んだよてめぇ!文句あんのか!」

 

「あ、あの…けんかはやめて………。」

 

「モブ如きが俺に口答えする気か!?」

 

「なのはが嫌がってたからだろ!?」

 

喧嘩が止まんねぇな〜。

 

「お〜い、なのはちゃん、こっちおいで。」

 

「え?う、うんっ。」

 

とてとてとこっちに走ってきた。……癒されるな。

 

「今日はもうお家帰るか?怖かったろ?」

 

「うん…。なんでなのはのなまえしってたんだろ……。」

 

転生者だからねっ!

 

「ま、気にしちゃダメだぞ?お家まで送ろうか?」

 

「…………うんっ。」

 

あれ?そういえば今の時間って翠屋に高町家っているんだっけ?

 

「道案内、してくれるか?」

 

「うん…。」

 

そう言って俺の横に来て歩き始めた。下を向いてるけどやっぱ怖かったんだろうな。

まだまだ子供だもんなぁ…。

 

「ん?」

 

「あっ!えっと…。」

 

「………手、繋ぐか?」

 

「!!…うんっ!」

 

手を握って来たが…少しだけ震えてるな。まあ、知らない子が名前知ってたらこうなるか。

それにしてもなのはちゃん。俺とも初対面なはずなんだけど俺はいいのかい?

 

 

 

 

「ただいまっ!」

 

「ちわーす。」

 

「あら、なのはと……どなたですか?」

 

「ああ、今日からこっちに来た楽島 黒です。」

 

「私は高町 桃子です。それで、なぜあなたがなのはと…?」

 

「散歩をしてたら公園見かけたんでベンチに座ってたら隣になのはちゃんが座ってましてね。寂しそうにしてて気になったから声をかけたんですよ。

それで一緒に遊ぼうとしたら変な子が来まして。なのはちゃんが怯えてたので家まで送ってきたんですよ。」

 

「……本当、なのは?」

 

「うんっ!ほんとだよ!」

 

「そう……なのはのためにありがとうございました。」

 

「いえいえ、これくらいいいんですよ。

それよりも、なのはちゃんはどうしてあんなに寂しそうにしてたんですか?」

 

「なのはが寂しそう…?」

 

「ええ、公園で俺が話しかけるまで1人でポツンとしてたんで、友達と喧嘩でもしたか、家族と何かあったのかと思いまして。」

 

「そうなの?なのは。」

 

「う、うん…おとうさんがたおれてからみんないそがしそうで、いい子にしてたらおとうさんがかえってくるっていってたからいい子にしてたの……。」

 

「その結果、こうなったということですか。」

 

「そう……ごめんなさいね、なのは…。」

 

「う、ううっ……うわああぁぁんっ!!」

 

うん、いい話だ。いい話なんだが……。

 

「あの、桃子さん。周りの人が見てますよ?」

 

「ハッ!わ、私ったら仕事中なのに…。あ、黒君、なのはのことお願いできるかしら?」

 

「え?あ、はい。」

 

「それじゃあ、なのはのことよろしくね!なのは、また夜にお話しましょうね!」

 

「うんっ!」

 

「……だからさ、初対面の俺に任せちゃってもいいのかよ…。」

 

「ねぇねぇ、あそぼっ!」

 

「ああ、うん。遊ぼうか!」

 

その後は仕事が終わるまでずっと遊んだ。

 

 

 

 

「なのは〜!どこ〜!」

 

「あっ、おかあさ〜んっ!」

 

「ふふっ、お家に帰りましょうか。黒君もなのはのことありがとね?」

 

「いえいえ、いいんですよ。それでは。」

 

「あっ、お礼もしたいから黒君も家に来てくれるかしら?」

 

「えっ?でも、いいんですか?」

 

「ええ、いいのよ。」

 

「……それじゃ、お願いします。」

 

「あ、それと敬語、似合わないからやめていいわよ?」

 

「あ、やっぱり?」

 

「ええ、ほら、行きましょう?」

 

「くろおにいちゃん!はやくいこっ!」

 

お兄ちゃんか……悪くない!

 

「ああ、わかった。行こうか。」

 

さてさて、何て言われるやら。

 

 

 

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