Fate/Another   作:(゚∀。)y─┛~

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 これは私の作品の蒼の魔王の主人公がもしもfateに転生してたらで書きました。
 
 グラオ始めました。


0◆始まり

 

時は1874年、明治7年冬木のとある屋敷に彼は居た。

黒を基調とした和服を着込んだ銀糸のように輝く銀色の髪を肩まで伸ばした中性的な顔立ちの少年が屋敷の一室で座っている椅子にもたれ掛かっていた。

「……それでどうだった?アサシン」

 

少年が唐突に少年以外誰も居ない部屋で誰かに話しかけた。

他者からすれば頭がおかしいと言われる光景だが彼にはわかるのだ、この部屋には彼が話しかけた相手がいる事が。

 

「……フム、アインツベルンのが外来のを討ち取った後、マキリのに殺られたよ」

 

彼の声に応えるかのように黒い姿に骸骨面を付けた声音からするに男が彼のもたれ掛かる椅子の後ろに音も無く現れていた。

彼は黒い男ーーアサシンの報告に気を良くしたのか、口許が緩んで微笑を浮かべていた。

 

「なるほど、アインツベルンが……まあ、しょうがないかな三騎士と言っても知名度がそこまで無かったし。

でもバーサーカーで消耗した後に油断してアーチャーで狙撃とか自業自得だね」

 

漁夫の利を狙うとか流石緑茶、と付け足して言いながら、彼は机の筆を手に取った。

 

「アインツベルンは落ちて、残りはマキリと外来のとウチか」

 

彼は何かを描きながら、今現在の戦況を分析していた。彼の後ろに立つアサシンは彼の描くモノを興味深く観察しながら主たる彼の言葉を待っていた。

 

「それじゃあ、アサシン」

 

「ハッ」

 

「令呪をもって命ずる“アーチャーに対し宝具を使い共にセイバーを殺せ”重ねて命ず“セイバーを殺した後、アーチャーを自害させ汝も自害せよ”」

 

「御意のままに」

 

彼は右腕の刺繍のような物を赤く輝かせながらアサシンに命じた。するとアサシンはその命令に対し深く頷き、この部屋から消えていった。

彼はそれを確認し机の上にあるつい今まで

描いていたモノを見ながら不敵に笑った。

 

「フフ……さあて、次が分岐点だ。復讐者(アヴェンジャー)調停者(ルーラー)どちらが出るか」

 

少年は次の戦を思う。己の望みを果たす為、より己に都合の良い舞台の為に。

 

 

その後、アサシンの宝具により操られたアーチャーとアサシンによってセイバーは討たれ、アーチャー アサシン共に自害し第二次聖杯戦争は勝者無しで幕を閉じた。

彼の机の上には剣の丘に立つ少年と旗を持つ少女の二種類の絵が描かれていた。

 

 

 

■◆■◆

 

 

 

時は流れ1994年、あの第二次聖杯戦争から120年がたち、少年は既に棺桶の中

 

ーーという訳でなく、普通に生きていた。

容姿の変化はほとんどないが違う所を強いて言うならば服装が変わっていた。

黒を基調とした和服ではなく同じく黒を基調とした軍服に近い外套をワイシャツの上に羽織っている。

彼の名はシキ。本名をシキ・ディフェリア・ユグドミレニア、ユグドミレニアの一族の中で最年長の魔法使いであり転生者。

そんな彼は今、120年前と同じ冬木の屋敷の書斎にいた。

 

「さて、今回は誰を召喚するべきか」

シキは自室で悩んでいた。何故なら、近々始まる第四次聖杯戦争で召喚するクラスとサーヴァントがまだ決まっていないためだ。

自分と相性の良いサーヴァントとそのクラスを考えているがやはり第二次聖杯戦争の時のアサシンほど相性の良い主従関係は作ることは出来ないだろう、とシキは考えており、ならばまたアサシンを召喚すればいいと普通なら思うだろうが聖杯戦争は基本的に剣士(セイバー)弓兵(アーチャー)槍兵(ランサー)騎兵(ライダー)魔術師(キャスター)狂戦士(バーサーカー)暗殺者(アサシン)の七つのクラスのサーヴァントが召喚される(例外としてエクストラクラスがあるにはあるのだが基本的にそれは召喚されないが)クラスは被る事が出来ず既にアサシンのサーヴァントは召喚されている。なお、アサシン以外にアーチャー、セイバーの三騎の枠が召喚され埋まっている。

よって、シキは残りのランサー、ライダー、キャスター、バーサーカーの4騎のどれかしか召喚出来ない。残りの枠で一番有能だと言えるサーヴァントのクラスはだいたいの者はランサー、と言うだろうがシキの中ではライダーかバーサーカーが召喚するなら有利だと考えている。

何故ならライダーは騎兵、中にはマスターが搭乗する事が可能な宝具を持つ者もいるだろう。故にマスターを守りながら戦う事が可能なクラス。バーサーカーは魔力消費と狂化のスキルがあるがその分ステータスが上昇する、シキは並の一流魔術師よりも潤沢な魔力があるためバーサーカーをフルに戦わせても魔力切れはまずありえず、自分の戦いにも魔力を回せる。その点からバーサーカーも有利なクラスと考えている。

 

「でもなぁ、原作的にライダーはやめるべきだし、バーサーカーもなぁー」

 

原作、それがシキを縛る鎖。それがある限り中々シキは自分のサーヴァントを決められない、もうとっくに原作をたたき割っているというのに。

 

「……エクストラ召喚するしかないか」

 

ボソり、とシキはそう呟いた。

COOLは放置の方向で行こう、とシキは心の中で呟きながら机の引き出しを開けて中に入っていたモノを取り出す。

ソレは箱だった。恐らく魔術的な加護がかかった箱。側面にもキチンと装飾が施されており美術的な目で見てもその箱はとても価値を感じられ魔術的な目で見れば強力な魔道具。

シキはその箱を開け中に入っているモノを確認する。

 

「彼女を召喚するのかい?」

 

シキは唐突に声をかけられたがそれに驚く事は一切せず、書斎のソファーを見やる。

そこには黒いパーカーを着た金髪の少年が腰掛けていた。

 

「そうだな、聖杯の中身の事を考えて」

 

「でもさぁ、そのクラスって事は下手したらアレの干渉受けるんじゃないの?」

 

「大丈夫だ、問題ない。繋がりは俺の心臓だ、それならアレの干渉は受けない」

 

「そっか、まあ、それなら大丈夫だね」

 

シキと金色の少年はまるで友人のように話し合い笑っていた。

 

「それで、彼女にはなんて言うつもり?」

 

「貴女に恋をした、どうか膝まずかせて欲しい花よ」

 

「確かにフランス人だけどそれ使うとストーカーになって結ばれないよ?」

 

「ああ、わかってるさ。冗談だ」

 

「なら、いいんだけどね」

 

金色の少年は苦笑し、シキは笑みを浮かべる、友人のようではなくまさに親友ともいえる仲を彼らに感じられる。

「まあ、とにかく大聖杯を見せるさ」

 

「へぇ、そうすれば信じる以外ありえないからね。ところでランサーが召喚されたらしいよ」

 

「そうか、なら今夜召喚するとしよう」

 

「触媒は?」

 

「コイツとソレを使うさ」

 

金色の少年にシキは一枚のカードを掴み書斎の壁に掛けられている、全く劣化していない白地の布を指していた。

 

「なるほど」

 

「それにコイツらも召喚するから俺の勝利は揺るがない」

 

シキは箱を見ながら、金色の少年と共に不敵な笑みをうかべた。

 

 

 

箱の中には六枚のタロットカードのようなモノが仕舞われていた。

 

 

 

 




 リセマラしたのにカーミラしか出なくて、十連しようと貯めているにも関わらず引いてみたら孔明出る。どうすればいいですかね?今オルレアン。

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