ポケットモンスターBW【主人公は転生者】 作:シューティングスター
ご勘弁を!
「ゴルルル……!!」
【コイツタベル!コイツタベル!】
カタコトっ!?
サザンドラの知能低っ!?
なんていったらりゅうせいぐんが飛んで来そうだからオレは何も言わないぞ!
いや、何もしなくてもりゅうせいぶっぱされそうな場面なんだけどなッ!
ユウキ は どうする?
たたかう
ポケモン
どうぐ
にげる
よしっ!ここは……!
▷たたかう
→ しかし てもちは ボロボロだ!
そうだったァァァァァ!!
オレの手持ちみんなHPどころかPPすら切れかかってんだったァ!!
ポケモンを選んでもきっと一緒……!
ならばッ!!
▷にげる
→ しかし にげばが なかった!
ここ密室ぅぅぅぅぅううう!!!
手持ちにあなをほるなんて覚えてる奴は居ないしッ……!
あとは––––––––– 道具にかけるしかない!!
▷どうぐ
→ ▷ うまいぼう
とじる
\(^o^)/<オワタwwww
うまい棒でどう戦えとwww
あれか? 砕いてパサパサの粉を相手にかけるのかwwww
そして精神的なダメージをwwww
んなことできるわけねぇよjkwwww
「ユウキィッ!!」
「ぉわっ!?
どーしたんだよ、トウコ?
今からうまい棒砕くんだから邪魔すんなっつの。」
「あんたの方がどーしたのッ!?
いきなりバッグあさり出して放心状態になるしッ!!
それよりあいつは誰よ!?
むちゃくちゃ強そうなポケモン連れてるじゃない!!」
「えー?答えなくて良くね?
どうせ死ぬしwww
次はどこに転生できんのかなぁ……?」
「目ぇ覚ましなさいッ!!
勝手に死んだら殺すわよッ!!」
「ふぇぇ……、トウコぉ、結局ユウキ死んじゃうよぅ!」
「我が同志、アスラよ。
一体誰にやられたのです?」
「げ、ゲーチス様!
あのガキです!あのガキが我々を!」
げっ!
指差すなバッキャロウ!
オレがターゲットになるじゃねぇか!!
「ほぅ……、キミがこの子達のリーダーといったところかな?」
「そんな大それたもんじゃないっスよ。
プラズマ団七賢人のゲーチスさんよ?」
どうせNから色々と聞いてるハズだ。
ここで原作の知識を隠したって無駄だろ。
「ほぅ……。
やはりワタクシのことを知っておられましたか。
我が王子の仰った通りですね。」
予想通りの反応が帰ってくる。
あー、どうやって殺されんだろ?
「それで、要件は?
つっても大体の検討はついてるけど ––––––––– 」
「ワタクシと交渉をしませんか?」
–––––––––はい?
“交渉”––––––––– だと?
オレたちを、いや。
オレを始末するんじゃなかったのか?
けど、それよりも、
これは思ってもみなかったチャンスだ。
「–––––––––– 分かった。
悪りぃけど、場所を移してくれないか?」
「?
ふむ、まぁ構いませんよ。」
「ちょ、ちょっとユウキ!
本当に大丈夫なのかい!?」
「大丈夫だって!心配すんな、チェレン!
ホントに話だけで済ませるから!」
「この子の仰る通りですよ。
ワタクシ、
よし、今の一言で確信した。
この交渉は –––––––––––––––––– 勝てる……ッ!!
◇
「うん、この辺でいいだろ。」
「はぁ……。
果たして場所を変える意味はあったのでしょうかねぇ……。」
プラズマ団を含めた全員を洞窟の中で待たせ、オレとゲーチスは外へと出た。
「そろそろ交渉といきましょうか。
単刀直入に言わせていただくと、彼等を返していただけませんか?」
始まった……。
ここからは慎重に言葉を選ばないと!
「それじゃ交渉になってねぇぜ?
オレたち側にプラスが一つも無い。」
「無論あなた達側にもプラスになることは有りますよ。
育て屋のポケモンを全て返して差し上げましょう。」
まァ予想通りだ。
けど……、この交渉はオレが勝つって決まってんだよなァ……!
「これでいかがてすか?
ポケモンさえ返せばあなた方の最初の目的は達成されたと言えるのでは?
そういった意味ではこれ以上ない条件だと思われますが……?」
巧みな言葉を使ってオレを誘導しょうとするゲーチス。
ここまでしてあの団員は必要なのかねぇ?
最も、どんだけ誘導しようとも、オレの答えは決まってんだな。
「 –––––––– やだね。」
「ッ!? なんですと!?」
これにはびっくり仰天のゲーチス。
あの条件を断る野郎なんざいるわけねぇもんな。
最も、オレを除けば、だがな。
「で、では貴方の求める条件とは一体なんなのです!?」
「ポケモンは全部返せ。
更にあいつら全員警察に突き出す。
ぉK?」
「………。
面白くない状態ですね。
今度はワタクシ側にメリットが無いのですが?」
「あんた、確かウソが嫌いなんだよな?」
「? えぇ、そうですが?」
「『あれ(ポケモンの解放)はプラズマ団をつくりあげるための方便。
ポケモンなんて便利なモノを解き放ってどうするというのです?
確かにポケモンを操ることで人間の可能性はひろがる。
それは認めましょう。
だからこそ!ワタクシだけがポケモンを使えればいいんです!』」
「!? なん……っ!?」
「『もともとワタクシがNに理想を追い求めさせ
伝説のポケモンを現代によみがえらせたのは
『ワタクシの』プラズマ団に権威をつけるため!
恐れおののいた民衆を操るため!』」
「きっ、貴様ッ!?
何故その事を!?誰にも言っていないのですよ!?」
確かこんなセリフだったかな?
原作のラストN戦の後に出てきたゲーチスのセリフって。」
「なぁにがウソが嫌い、だよ。
既にウソついてんじゃねーか。
腹ン中にこんな真っ黒なもん抱えてるくせによォ?」
そう。
オレの作戦は ––––––––––
原作知識を利用してゲーチスを脅す!!
だ。
「仕方ないよなァ!
まだウソついてでも団員を惹かなきゃなんねぇもんなァ!
なんせ
まだ奴の野望を実行するには早過ぎる。
その為にはポケモン解放の志の下に人を惹きつけなければならないからな。
そもそもポケモンリーグの占拠をできる状態じゃないし。
「さァ……、交渉だ、ゲーチス。
ポケモンは全部返せ。
そしてあいつら全員警察に突き出させろ。
『Yes』か『No』かで答えろ。」
「………………。」
オレの勝ちだ。
もし『Yes』と言った場合。
↓
団員が警察に捕まる。
↓
アジトからなにから全部吐かされる。
↓
逮捕だぁルパーン!状態になる。
もし『No』と言った場合。
↓
オレがあの団員達にゲーチスの野望についてチクる。
↓
マジかー、やっぱゲーチスってクソだわ。
↓
おれらプラズマ団やめます。あとは勝手にしろや外道チス。
↓
ゲーチス→( ´ ・ω・ ` )<ショボーン
となるわけだ。
まさに無敵!
ある意味最強の作戦だなww
「…………ククッ……!」
なんだ!?
あまりにピンチ過ぎて気が狂ったのか!?
「………あまり調子に乗るなよ、クソガキ………!!!」
ゾ
ク
ゥ
ッ
!!
–––––––––ッ!?
ふ、雰囲気が、かっ、変わった!?
い、いや、それよりも!!
鳥肌がとまらねぇっ……!?
「貴様は一つ勘違いしてるんだぞ?」
「……な、なんだと?」
「ワタクシが最初に出した条件。
団員を返せ。
それさえ聞いてくれればあなた方を殺さない。
そういう意味で言ったのですよ?」
「………っ!
やっぱりそのつもりだったのかよ!」
つまり逆に意味をとれば、条件を飲まなきゃ殺す。
って言ってんのかよ!
「そもそもN様に貴方を殺すなと言われてるんですよ?
正直断られたら困るんですよ。
だからポケモンまで返すと言っているのに……。」
「………。」
ダメだ、くそッ!
はじめから勝ち目なんかなかったのか……!
「そもそもあなた方あの団員達にワタクシの野望を話したところで。
–––––––––––––––––– 話を聞いた者全員を皆殺しにすれば問題ないでしょう………!!」
「!!?」
マジかよ……!?
あの団員たちすら別にどうしても必要ってわけじゃないのかッ!?
「さて、もう一度だけ問いましょう。
団員はこちら側に。
ポケモンはそちら側に。
これで宜しいですね?」
ホントはこんな条件飲みたくない……!
ここでどうにかしてプラズマ団を潰しとかなきゃ、あとあと困ってくるし……!
けど、殺されちゃ元も子もないしッ……。
「––––––––– わか……った。」
ゲーチス……。
ここまでヤバい奴だとは思わなかった………。
◇
クルッポー、クルルッポー!
「あ、もう朝か……。」
【【【【や、もう昼の1時だし。】】】】
おぅふ、全員いつの間にか脱走しとるがな。
ちゃんと閉じ込めとけよモンスターボールぅ。
え?
声が一つ多いだろって?
そりゃそーでしょ。
うちのパーティにコロモリが加わったし。
あのあとすっごい頼まれたんだよね。
【いつも臆病で何をやっても上手くいかないボクが、初めてあんなに動けたんです。
ぜひとも貴方の力にさせてください!】
って。
最初はこいつの生活もあるだろうから断ろうとしたんだけど –––––––––
【やっぱりボクは不必要ですか。】
『いや、そうは言ってな ––––––––– 』
【いいんです……。
地下水脈の穴でいつもの臆病でドジてマヌケなボクに戻りますから……。】
『あァァァァ!!
なんかひこうタイプのポケモンが急に欲しくなってきたなァァァァ!?
これでねんりきとかエスパータイプも持ってるポケモンならなお良いんだけどなァァァァ!?
どっかにいないかなァァ!?
都合良く仲間になってくれるひこう・エスパータイプのポケモンんんん!!』
っていうわけで手持ちに加えた。
あんなこと言われたらほっとけねえよチクショウ。
ちなみにあの後は特にバトルも起きずに滞りなく団員を引き渡すだけですんだ。
去り際にゲーチスは次は容赦しないとも言ってたけどな。
あ、あと
「ぎゃうぅ?」ツンツン
「ゴォ、ゴォン!!」ポーイッ!
「ミィッ!?」
「コ、コリョォォッ!!」 パシッ!
「こらこらー、もうちょい丁寧に扱えよー。
今から目玉焼きつくるんだからさ。」
【【【【ファッ!?】】】】
面白いな、こいつら(笑)
今の目玉焼き発言で分かったと思うけど、
ポケモンを取り返してきたお礼に育て屋さんからタマゴを一つ貰った。
しかし2つしかなかったので、どう分けるかという話し合いの結果、
一つは今回活躍したという理由でオレ。
もう一つは3人のじゃんけんの結果、トウコがもらう事になった。
あれ?
タマゴの話で思い出したけど、トウコやチェレンはどこ行った?
「ミロ、ミィ!」
「ん?どしたァ、ミロカロス?」
つんつん、と肩をつついてきたミロカロスの顔をみると、ライブキャスターを加えていた。
あ、これメールきてるぞ?
『どうせアンタ昼まで起きないでしょ?
先にジム戦いってるからね!』
あんにゃろ先にジム戦行きやがったのか!
そりゃ昨日いろいろあって疲れてたけどメールで済ますこたないだろ!
「よーし、諸君!
今日はジム戦に挑戦する!
気を引き締めていこう!」
【【【【うぉぉぉぉぉっ!!!】】】】
よし、気合は充分!
いざサンヨウジムへ!!
◇
ポケモンセンターを後にしたオレは、サンヨウジムへ向かった。
するとそこには見知った顔が2つほど並んでいた。
「あ、やっと起きたのね?」
「遅かったじゃないか。」
「うるへー、てめぇらオレを置いて勝手に先先行きやがって!
拗ねるぞこんちくしょう!!」
「ただのガキじゃないの。
そんなことより、さっさといって来なさい。
多分アンタなら勝てるから。」
「いきなりそんな太鼓判押されてもな……。」
や、でも一番最初のジムなのに、オレの手持ちを見て欲しい。
・コロモリ←わかる。
・ゴンベ←わかるっちゃぁわかる。
・サンダース←え?
・ミロカロス←は?
って感じだ。
正直これでどう負けるのかが分からんな。
え?
フラグだろって?
オレはそんなもんの建築技術はもっちゃねぇよ(笑)
「んじゃぁ行ってくる。
別に先に進んでもいいぞー。
オレに声も掛けずにジム戦いってきたんだし?」
「ひねくれすぎでしょ……、悪かったわ……。」
さ、バッジを貰ってきますか!