シンフォギアの監督が遊戯王と同じという話を聞きシンフォギアを視聴。
結果…シンフォギアにハマってしまい、それで急に書きたくなって書きました。
何番煎じかは分かりませんが、ゆっくりと見て行っていただければ幸いです。
それではどうぞ!!
8・28
修正・時間を変更―――~二週間前~ → ~二か月前~
すいません、二週間は早すぎました…
2016年11月24日
デュエルシーンでの効果説明がくどいというご指摘を受けたので修正
二人の少女が墓場に立っていた。
墓石には一人の青年が写った遺影が置いてあり、≪
ぽつぽつと、雨が降ってくる。
遺影に雨粒が当たり始める。
しかし、少女たちは傘もささずにその場に立ち尽くすのみだった。
ざあざあと、音を立てて雨粒が地面に当たり、道を墓石を、そして体を冷たく濡らしていく。
「……嘘つき」
二人のうちの一人の少女がぽっつりとそう言葉を漏らす。
「絶対帰ってくるって言ったのに!!なんで!?もう会えないの?嫌だよぉ…」
「…士遊お兄ちゃん」
二人に少女は涙をこらえらなかった。
一人の少女はその場にうずくまり、もう一人の少女は拳を握り締める。
そう、その青年は大切な人だった、なのに守れなかった。
後悔の中、悔しさの中で、涙が地面に落ちる。
嗚咽が
~二か月前~
「ららら~♪今日はいい天気だなぁ~、っと」
鼻歌交じりに、街を歩いていく俺。
今日は天気が良かったので外に出て、首からかかったペンデュラムを揺らしながら散歩していると、元気よく子供たちの声がしている。
「「決闘(デュエル)!!」」
ん?
「おれは二体のモンスターをリリース、『バスターブレイダー』をアドバンス召喚!!」
「スゲー、かっこいい!!」
「レアカードじゃん!!いいなー」
「へへへ、パックで当てたんだ!!かっこいいだろ!!」
「ふん、ぼくのこのカードの方がかっこいいぞ!」
「えー、ならわたしのカードの方が可愛くて強いんだから」
どうやら子供たちは遊戯王カードで遊んでいるみたいだ。
デュエルディスクで
その光景をほほえましく思っていると、後ろから衝撃が走る。
「士遊お兄ちゃーん!!」
「ぐはっつ!!」
鳩尾に衝撃が走る。
どうやら、人がぶつかってきたらしい。
そして、俺のことをお兄ちゃんと呼ぶのは、あの子しかいない。
「おい、響!危ないだろ!?こけそうになったぞ!!」
「大丈夫,大丈夫!!お兄ちゃんなら、こけないって!!」
「その自信はどっからくるんだ…」
乙女の勘ですっ!!と、いいながら元気いっぱいに笑うこの子は、
俺の
「で、何か用か九日十日?」
「あ、そうだった、コホンッ…おい、
「おっと、合点承知之助!」
いきなりデュエルを挑まれてびっくりしたが、断る理由もない…と、いうか挑まれたデュエルから逃げるなんて
なので…
「「
響 ライフ 8000
士遊 ライフ 8000
二人とも、ディスクを取り出し、決闘を開始する。
デュエルディスクが反応したのは響の方だった。
「私の先行です!私は魔法カード『調律』を発動!!この効果でデッキから『ジャンク・シンクロン』を手札に、そしてデッキをシャッフル、デッキからカードを墓地へ…よし、送られたのは『ボルト・ヘッジホッグ』!!」
「うーん、落ちがいいなぁ…」
墓地に送られたのは、ハリがネジになったハリネズミ、もといネジネズミ。チューナーさえいれば自己蘇生可能な有能なモンスタ―だ。
「私は、手札の『レベルスティーラー』を墓地に送り、魔法カード『ワン・フォー・ワン』発動。デッキから『アンノウン・シンクロン』を特殊召喚!!」
デッキから、一つ目の球体が響のフィールドに現れ、ぴょこぴょこ動き回る。
「まだまだ、ここから!!『ジャンク・シンクロン』を通常召喚、効果で『ボルト・ヘッジホッグ』を蘇生。レベル2の『ボルト・ヘッジホッグ』にレベル3の『ジャンク・シンクロン』をチューニング!!未来の英知集まる場所の番人よ、今こそその知識を開放せよ!シンクロ召喚!レベル5『
2+3=☆5
『ジャンク・シンクロン』が腰にある、リコイル・スタータの取っ手を引き、エンジンを始動させる。『ジャンク・シンクロン』が三つの輪っかになり『ボルト・ヘッジホッグ』を包む。『ボルト・ヘッジホッグ』が二つの星になり、次の瞬間、光の柱がさす。
光がやむとそこには一体のモンスターが立っていた。
近未来的な服装の図書館員『
……未来の図書館員は肉体派らしい。図書館で戦争でもするのだろうか。
「まだまだ行くよ!!『
『
背に星の柄を持ったテントウムシが墓地から飛び出てくる。
「レベル1の『レベルスティーラー』にレベル1の『アンノウン・シンクロン』をチューニング!!光を超え加速しろ、現れて!!シンクロ召喚!!光速の戦士『フォーミュラ・シンクロン』!!」
1+1=☆2
甦ったと思ったらすぐにシンクロ召喚のための素材となったって星に代わっていく『レベルスティーラー』。心なしか悲しそうに見えるのは気のせいか……
光の輪から光の柱が立ち昇り、ミニF1カーに手足がついたようなチューナー『フォーミュラ・シンクロン』がポーズをとりながら、召喚される。
「『フォーミュラ・シンクロン』と『
響 手札5→2→4枚
「一気に増えたか……!!」
「さらに、フィールド上にチューナーがいることにより、墓地の『ボルト・ヘッジホッグ』を自身の効果で特殊召喚!!」
「一人でやってるよー」
「まだまだっ!!レベル2の『ボルト・ヘッジホッグ』にレベル2の『フォーミュラ・シンクロン』でチューニング、シンクロ召喚!!『
2+2=☆4
『
「フォノンドラゴンの効果は発動しない!!そして、『ボルト・ヘッジホッグ』は除外されます。『TG(テックジーナス)ハイパー・ライブラリアン』の効果でドロー、来たっ!!『ブースト・ウォーリアー』を自身の効果で特殊召喚!!」
特殊召喚された『ブースト・ウォーリアー』もポーズを取ろうとするが、『アクセル・シンクロン』の素材となってすぐに星と変わる。
「『
4+1=☆5
現れたのは今度はレーシングバイクを模したシンクロン、『アクセル・シンクロン』。
「あ、あのぉ…」
「『ライブラリアン』効果でドロー!『アクセル・シンクロン』の効果でレベル1の『ジェット・シンクロン』を墓地へ、そしてレベルを1上げます」
『アクセル・シンクロン』レベル5→6
「…頭痛い」
そろそろ、ソリティアに飽きてきた……
「レベル6になった『アクセル・シンクロン』のレベルを1下げ、『レベルスティーラー』召喚!!この2体でシンクロ召喚!!レベル6『
5+1=☆6
今度は、『
響 手札5→4→5→6
「…(真顔)」
しかし、俺からしたらとんでもない。つい真顔になる。
そんな俺を放っておいて響はまだまだカードを出していく。
「手札から魔法カード『死者蘇生』発動!『アクセル・シンクロン』を蘇生、効果発動『ジャンク・シンクロン』を墓地へレベルを3上げます。そして、レベル8になった『アクセル・シンクロン』のレベルを1下げ、『レベルスティーラー』を特殊召喚」
『アクセル・シンクロン』レベル5→8→7
もう反応するのも疲れたよ……パトッシュ……
「レベル1の『レベルスティーラー』にレベル7になった『アクセル・シンクロン』をチューニング!不死にして絶対なる魔龍の王よ、今こそ現れ敵を討て!!『
1+7=☆8
挙句の果てには、効果破壊無効・戦闘破壊無効、ダメージに応じて攻撃力を増す意味☆不明なシンクロモンスター『
「インチキモンスターもいい加減にしろぉぉぉぉぉぉ!!!!」
「ふう、『ライブラリアン』効果でドローして、私はカードを2枚伏せてターンエンド!」
響 手札 5→6→4
場 魔王龍べエルゼ 天狼王ブルー・セイリオス TGハイパー・ライブラリアン
バック 伏せ二枚
響はさわやかな笑顔でそう言った。
……悪魔だ、悪魔がここにいます。
「なげぇ!!一ターンがすげえ長い!!おいおいまじか、いったいどうした!?なぜ、そんなにデッキが回るようになった!?ソリティアといってもいいくらいだぞ!?」
俺が一週間前に決闘した時は、ここまで回ってなかったはずだ。
「いやー、デッキを少しいじってみたらうまく回るようになっちゃって…」
「回りすぎだ!!プロでもここまでデッキを回せるのは一部の人だけだぞ!?(いやでも、OCG次元なら普通だけど)」
「えへへ、褒めすぎですよぉ」
「褒めてねぇ!!」
れれれ、冷静になれ俺。
高々、破壊されないモンスターと破壊されたら攻撃力を下げるモンスターとシンクロ召喚すればドローできるモンスターだ。
セット二枚に手札が4枚だけじゃないか……
…無理だ、勝てない、俺に勝つ手段は…無い。
今の俺のデッキにべエルゼはマジヤバイ、除去れるのがあの二体しかいない。
ほら、あの自信に満ち溢れた顔、つーかドヤ顔(可愛い)、妨害札とか絶対持ってるよ…
決闘、響に一から教えるんじゃなかった…
どうして、俺、響がデュエル始めるときジャンドあげたんだ?
どうする…?
そんなの…
「あーもう、グダグダ考えてても仕方ねぇ!!俺のターン、ドロー!!」
決まってる!!乗り越えるだけだ!!
「俺はまず、『サイクロン』で伏せカード破壊!!」
「『ミラーフォース』が…」
「魔法カード『ブラックホール』を発動!!べエルゼ以外一掃だ!!」
「っ!!トラップ発動、『
『ブラックホール』が、『
「っち、ま、防がれるよな…」
「伏せカードがなくなっちゃった、どうしよう…」
「あー、別に困ってないだろ?手札あるし」
「もしかして、ばれてる?」
「お前はわかりやすいからな、手札に『エフェクト・ヴェーラー』でも握ってるんだろ?」
「げっ!」
べエルゼが除去されても大丈夫って訳だ……ならべエルゼごと超える!!
「はあ…とりあえず『エフェクト・ヴェーラー』から消費させるか!魔法カード『オッドアイズ・フュージョン』発動!!」
このカードは自分にモンスターが存在せず、相手にモンスターが二体以上いる場合エクストラデッキからもモンスターを融合素材にできる超優れものだ!!
「手札の『
二色の眼を持つ龍よ、振り子の名を持つものよ、今こそ一つとなりて降り注ぐ雷光へと変れ!!『オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』爆現!!」
二つのモンスターが混ざり合い、雷光を纏った『オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』の姿へと変わる。
『オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』は相手のべエルゼに向かって威嚇するように咆哮する。
「『オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』の効果発動!!相手のモンスター一体ををバウンスする!!」
「……私は、手札の『エフェクト・ヴェーラー』を墓地に送り効果発動、そのモンスターの効果を無効にするよ。はあ、簡単に使わされちゃった…」
よし、使ってくれたか。
これで、邪魔はなくなった!!
「バトルフェイズ!!『オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』で『TGハイパー・ライブラリアン』を攻撃!!雷撃のストームバースト!!」
『オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』攻2500
VS
『TGハイパー・ライブラリアン』攻2400 《破壊》
雷撃をまとった風の咆哮が『TGハイパー・ライブラリアン』を粉砕する。
「う、『ライブラリアン』…」
響 ライフ 8000 → 7900
ライフが削られながら、衝撃をやり過ごす響。
「ふぅん…モンスターをセット、カードを一枚伏せターンエンド」
士遊 手札 6→0
俺は満足して、響にターンを渡すのだった。
「ドロー役がやられちゃった…でも、まだまだだいじょーぶ!!ドロー!!」
響はドローしたカードを見て、少し考え込むそぶりをした後、少し考え込む。
「(うーん、これはこのターン動けないかな…)とりあえず、『おろかな埋葬』を発動、『ボルト・ヘッジホッグ』を墓地へ。バトルフェイズに行きます!!『べエルゼ』で攻撃!!」
「トラップ発動!『
俺は伏せてあった罠カードを使う。これで、このターン響は攻撃宣言をする事ができない。
「これで、お前は攻撃できないぜ!」
「うう~、バトルフェイズ終了、カードを一枚伏せてターンエンド」
ふう、危なかった…
これはこのターンで決めなきゃヤバイな。
「ドロー…よし、これでいける、『テラ・フォーミング』発動、これで『
さて、ここから賭けだ。
「さて、響……お楽しみは、これからだ!!」
セットしていたモンスターをひっくり返す。
「俺がセットしていたのは『メタモル・ポット』!!こいつでお互いに手札をすべて捨てて5枚ドローだ!!」
「運試しと行こうか!!行くぞ響!!」
「うん!!」
「俺の」
「私の」
「「ドロー!!」」
互いにカードを五枚ずつ同時にドローする。
俺はドローしたカードを見て頬を釣り上げる。
来たッ!!
「よし、この手札なら…まず、『天空の虹彩』の効果で『メタモルポット』を破壊してオッドアイズと名の付いたカード『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』を手札に加える。そして、『ペンデュラム・コール』を発動!手札の『
ペンデュラムモンスターを二体手札に加えた俺がやることはただ一つ!!
「俺は、スケール1の『
「ペンデュラム!!士遊お兄ちゃんが6年前に生み出した召喚方法!!」
そう、このペンデュラムは昔あることがあって俺が手にした力だ。
俺がこのまま次の行動に移ろうとすると…
「おい!みんな見てみろよ!!ペンデュラム召喚だぜ!?」
「うお、スゲー!!初めて生で見た!!」
「スッゲーレアじゃん!!ペンデュラムは5年前に発売されたけど、収録枚数が少なくかなり高くて、使ってる人プロ以外全然いないんだよな~」
そんな声に周りを見て見ると、結構な人数が俺たちのデュエルを見ていることに、初めて気づいた。
「わ!こんなに人がいっぱい…」
「響…楽しいだろ?わくわくするだろ?これが
「うん、うんうん!!」
「そうだな……ここは、こういっておこうかな?」
バッと両腕を広げ、芝居がかった口調で俺は話を始める。
「レディースアーンドジェントルメーン!!これより、本家本元のペンデュラム召喚を皆様にお見せしましょう!!成功したら皆様、盛大に拍手を!!」
『『『ペーンデューラムっ!!ペーンデューラムっ!!』』』
「これで俺は2~7のモンスターを同時に召喚可能!!揺れろ、魂のペンデュラム!!天空に描け、光のアーク!!」
俺の背後に巨大な振り子が現れ、ゆっくりと大きく揺れる。
「ペンデュラム召喚!!現れろ、我が下僕のモンスターたちよ!!」
空中に描かれた光の輪の中から3つの光が飛び出して、モンスターの形を作る。
「レベル4の『アステル・ドローン』と『
オッドアイの竜を中心にして、三体のモンスターが並び、『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』が咆哮する。
「どうだ、これがペンデュラムだ!!」
『『『ペンデュラム!ペンデュラム!!』』』
「やっぱりすごいなぁ~、ペンデュラム召喚…」
「すごいですよねぇ~」
「だろ~」
「「ん?」」
今、何か声が…
「はーい、みんな大好き、
「「し、シーア(ちゃん)!?」」
そこにいたのは、俺の同級生であり幼馴染である逆月シーアだった。
響の実家の隣に住んでいて、いつも俺と響、シーア、それともう一人とで遊んでいた。
「シーア?いつからそこに居たんだ?」
「ずっといましたよ?」
「ゑ?気づかなかった…」
「えー、士遊さんひどーい」
目をウルウルさせて、俺を見てくる。
…ただし、セリフは棒読みで。
「あざとい、さすがシーアちゃんあざとい!!」
「あははは、ひーちゃん久しぶりですねー」
「久しぶり!!シーアちゃん!!」
「あははは、じゃねえだろ…」
「まあまあ、そんなことより観客の皆さんが続き、待ってますよ?」
は、そうだったそうだった!!身内に構って、観客ほっぽりだすなんてエンターテイナー失格だ。
「皆さん、長らくお待たせしました!!これより、一発逆転のショーをお見せします」
(と、言ってもこの手札じゃ逆転する
「さあ、俺はレベル4の『アステル・ドローン』とレベル4の『
「っつ!!エクシーズモンスター!!」
「ホープですか、結構本気ですねぇ、士遊さん」
白き大剣が地中から現れ、その気高い姿を人々の目に焼き付ける。
白い大剣は変形し、翼が現れる。そのまま、全身が変形していく。
『ホオォォォォォォプ!!』
そして、そこには白き翼の戦士・希望皇ホープが雄たけびをあげ、顕現した。
「『ホープ』の素材になった『アステル・ドローン』の効果発動!このカードを素材にしたエクシーズモンスターに1枚ドローする効果を付与する!!」
「…通します」
「なら遠慮なく!!効果発動!!ドロー!!」
デッキトップから勢いよく引かれたカードは、光の道を描く。
「っ来た!!俺は装備魔法『
『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』攻撃力2500→4500
「さて、バトルフェイズに入る!!」
「!!」
「俺は『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』で『べエルゼ』を攻撃!!」
『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』は口の中で火種を大きくしていき、咆哮を放つ。
「確かに攻撃力では勝ってるけど、でも『べエルゼ』は破壊されず、この攻撃が終わると受けたダメージ分の攻撃力がアップ「させねぇよ!!このターンで決める!!」嘘ぉ!?」
「俺は『ホープ』の効果を発動!!ムーンバリア!!」
ホープが何枚にも折り重なった翼で、オッドアイズの咆哮を受け止める。
「自分の攻撃を止めて何の意味が…」
「あっ!!まさか、士遊さん!!」
「そのまさかだ!!俺は手札から速攻魔法『ダブル・アップ・チャンス』を発動!!」
「これで『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』は再び攻撃可能になり、攻撃力は…倍になる!!」
『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』攻撃力4500→9000
「こ、攻撃力9000!?」
「『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』は相手に与えるダメージを2倍にする!!いくぞ!!螺旋の……ストライクバァァァァストォォォォォォ!!!!!!」
「と、トラップ発動!!『攻撃の「無駄だ!!!『
『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』攻撃力9000
VS
『
空中に飛び出した『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』の火球がチャージされ、オッドアイズ自身の体長の2倍ほどに膨れ上がる。
そして、発射された螺旋を描くような咆哮は、『べエルゼ』を吹き飛ばした。
「『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』戦闘ダメージを二倍にする!!つまり……12000のダメージだぁぁぁぁ!!」
「う、あ、わあああああああああ!!!」
響 ライフ 7900→-4100
士遊 WIN!!
ふう、なんとか勝ったか…
「ガッチャ!!楽しいデュエルだったぞ、響」
「うう、負けちゃったかぁ……まさか一ターンで決められるとは……行けると思ったんだけどなぁ……」
「まあ、そうそう負けてやんねーよ」
「お二人とも、いいデュエルでしたよ、それと士遊さん、観客の皆さんに締めをお願いします」
「お、そうだった。…コホンッ!!皆様ご観覧いただき誠にありがとうございました。これにて終了でございます」
そう言って、俺がぺこりと一礼すると、ワッと歓声が上がり拍手が、あちらこちらから送られる。
「すごかったぞ!!」「楽しかったよ!!」「久しぶりに熱くなれた、ありがとう」「さすが、ペンデュラムの始祖。こんなデュエルなかなか見れないよ」「チョーイイネ!!サイコー!!」「このデュエルで、俺のエンジンがトップギアだぜ!!」『OK!ナイスファイトだ!!二人とも!!』「嫌いじゃないわ!!嫌いじゃないわ!!」「ありがとうございました、いいバトルでした」
と、口々に言って、観客たちは去って行った。
どーでもいいけど、最後の赤い髪の不満足してそうな男の人、バトルじゃなくデュエルな。
人がいなくなったところで、俺は響たちに向き直る。
「んで?シーアはなぜここに?逃げたのか?自力で補修を?」
「士遊さん、ひっどーい。まるで私がいつも補修してるみたいじゃないですか」
「いつもしてるだろ…」
シーアは何故かテストになると、休むのだ。
だが、成績自体はいいから、補修で済んでいるのだが…
そう、確か今日も補修だったはずだ。
「いや~、今日は
「確かにそうだった。が、留年しても知らないぞ…」
「大学だから問題ないです、別にやめても」
「はぁ、それでいいのかよ」
「あ、あ~!!」
シーアと話していると、突然、響が叫び声をあげる。
「ど、どうした!?」
「そうだよ!今日は翼さんのニューシングル発売日!!それを買いに来たんだった!!」
「デュエルしてる場合じゃねえぞ、それは…」
「ああ、CD残ってるかなぁ…」
「私はちゃんと買いましたよ、ふふん」
「いいなぁ…」
「あなたはCDを買えず、一方、私は観賞用・保存用・使用用に三枚買いました。随分と差がついてしまいました…悔しいでしょうねぇ!!」
「テメェ!!」
「遊んでないで、CD探しに行くぞ。まだこの時間なら残ってる店があるはずだ」
「「はぁーい!!」」
そうして、俺たちは街の方に歩きだしていった。
いかがでしたでしょうか?
時々更新していくのでよろしくお願いします。
この世界のカードの話を少々…
世界観は、アークファイブのスタンダード次元と同じような感じだと思ってください。
エクシーズ、シンクロ、融合…そして、ペンデュラムは一般発売されています(ネオス、シグナーの竜やNO、それと神のカードやラスボスが使っているカードなどは一般販売されていません)。
禁止制限はその時の禁止制限にあわせます。
と、このような設定になっております。
それでは次回でお会いしましょう。