大学の課題舐めてた……
気づけば単位が落としそうになっていまして、全然他の小説と共に更新できませんでした。
……他の小説の中でも一番遅くなってしまいましたが、第五話どうぞ!!
あっ、それと今回からデュエル描写が変わります。
効果説明はセリフを使い、効果は表示しません。さらに、セリフや地の文では『』を使わずフィールド確認の時のみ使います。
例
「このカードは、シンクロ召喚に成功した時に相手モンスター一体を手札に戻す!」
「シンクロ召喚!! ジャンク・ウォリアー!!」
響 ライフ2300
手札 2
場
『ジャンク・ウォリアー』『マッハ・シンクロン』
(上にモンスター)
≪停戦協定≫ セット二枚
(下に魔法・罠)
出た!! 響のエース、ジャンク・ウォリアーだ!!
と、こういう風にします。
見えにくいと思ったなら感想で言ってください。何か考えます。
それでは引き続きお楽しみください。
「行くぞ、立花!!」
「はいっ!! 翼さん!!」
そう言って、翼と響がノイズの群れに突っ込んでいく。
うーむ、息っぴったり……
そう思いながら二人を見ていると、背後から大量のノイズがやってくる。
「消え失せろノイズ、慈悲は無い」
振り返り、腕を振ると、大量のノイズが炭となって崩れ落ちる。
うん、シンフォギアにも慣れてきたな……
「……私の士遊さんが強すぎる件について」
「お兄ちゃん、強すぎぃ!?」
シーアと響が何か言ってるが、知らん俺の管轄外だ。
「アームドギア無しでここまでするとは……中々出来る事じゃない」
「翼、それはネタで言ってるのか……?」
「そうだ」
「そうか……って、ウェ!?」
「フフフ……」
翼が冗談を言った!?
最近、と言うか、響とデュエルした時から翼は少し変わった。余裕が出てきたというか、よく笑うようになった。いい変化だと思う。
『よし、周囲にノイズ反応なし。四人共、戻ってきていいぞ』
「了解」
弦十郎おじさんから、周囲のノイズが全滅したことを知らされる。短く返すと俺はワー、キャー、言っている女子たちの方に向かった。
「はいはーい、お喋りはそこまでにして、帰るぞー」
「「はーい」」
「翼、響はどうだった?」
「大体、65点と言った所だな。まだ踏み込みが甘い」
「うはぁ……翼さん、キビシー!!」
響はそう言ってギアを解除する。続いて、俺達もギアを解除していく。
「あ、そうだ!! 翼さん、フラワー寄ってきません?お腹すいちゃって……」
「しょうがないなぁ、立花くんは……(ダミ声)、ちょっとだけだぞ?」
「つばえもん!?」
「やったー!! お兄ちゃん、シーアちゃん、フラワーで何食べる?」
響はお好み焼き屋に翼を誘い、俺達にも一緒に行かないかと誘ってくる。……ほんと変わったなぁ、翼。
「私は大丈夫ですよ~」
「わかった。じゃあ、お兄ちゃんは?」
「悪い、ちょっと用事がある」
実はこの後、人と会う約束をしているのだ。
「そっかー」
「許せ、響。また今度だ。……っと、ここらで俺は抜けさせてもらうわ。シーアと翼、響をよろしくな。じゃなー」
俺はそう言いながら、響の頭に手を軽く置いてから三人と別れた。
俺は待ち合わせ場所の商店街の方に来たのだが、その場所にはすでに相手が待っていた。
「悪い? 待ったか?」
「うん、待ったよ……女の子を待たせるなんてサイテーだよ? 兄さん?」
「マジでごめん……未来」
そう、待ち合わせ相手は
「じゃ、行こう?おすすめのとこに連れて行ってくれるんでしょ?」
未来はそう言うと手を差し出した。俺はその手を取ると、逆に未来を引っ張ってカードショップに歩き出した。
「わかった、行こうすぐ行こう! 全速前進だ!!」
「ちょっ、もぅ!! 勝手なんだから……」
数分ほど歩くと、行きつけのカードショップ、鶴のゲームショップにたどり着いた。このカードショップは商店街の脇に入った所にひっそりと建っている。少しレトロな雰囲気が魅力のお店だ。だが、俺からすればまだ地味すぎるぜ、もっと店前にシルバー置くとかさ!!
「ここはな、他のゲームも売ってて、デュエルモンスターズ……まぁ、最近は遊戯王の方が分かりやすいか、その遊戯王の専門店って訳じゃないがかなり品揃えはよくってな。それにいいカードが格安で手に入りやすいんだ」
「どうして?」
「……入ってみればわかるさ」
俺は未来の背中を押しながら店内に入る。そこでは―――――――
「「決闘(デュエル)!!」」「「決闘(デュエル)!!」」「「「「\(`д´)ゝデュエッ!!」」」」
「俺のターン!!ドロー!!」
「わしのターンじゃ……」
「オラの先行!!」
「イヤッッホォォォオオォオウ!」
「さぁ、俺を満足させてくれよ?」
「俺達の満足はこれからだ!!」
「それはどうかな?」
「なん…だと……」
「まるで意味が解らんぞ!!」
「知らん、そんな事は俺の管轄外だ」
「そんな…あんまりだよ、こんなのってないよ。こんなの絶対おかしいよ!」
「絶対に許さねぇ!!ドン・サウザンドォォ!!」
「俺と決闘しろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
「よろしい、ならば決闘だ」
最強進化っていうより暗黒進化ですね、分かります分かります。……何言ってるのか自分でもよくわからん。
「なぁにこれぇ?」
「気にするな、店の妖精達だ」
「えっ?」
「わかったか?」
「……うん」
濁り切った瞳で未来を見ると分かってくれたようだ。
俺は店の隅っこの方でいそいそとカードをスリーブに入れる作業をする青年のところに行き、声をかける。
「よう、遊太。繁盛しているようで何よりだ」
「ああ、士遊か、いらっしゃい」
疲れた様子で答えるのは、俺の親友の高町遊太。ここの店は遊太の実家なのだ。だから学校の帰りによくこの店に来ている。
「んじゃ、最新弾むいてくわ~」
「最新弾なら――」
「カウンターの一番奥……だろ?」
「おう」
短いやり取りだけして、俺は堂々とカウンターの中に入っていく。そして、カウンターの奥を漁り始める。
「え、大丈夫なの!?」
「問題ない、勝手知ったる他人の家というやつだ」
「え、でも……」
「金は後から払うから問題ない……と言うか、俺は欲しいもんが出るまでパックを開け続けるからな。手間取るしカード買う人の邪魔だから勝手にパック開けて、後で請求するからって言われてんだ」
「うーん……」
まだ何か言いたそうだったが、そこで「すいません、パック買いたいのですが……」と客が現れた。俺はその人に対応する。
「あ、はい。何弾でしょうか?」
「デッキカスタムパック01を5パックください」
「かしこまりました。少々お待ちを」
えーと、あのパックは確か……。俺はカウンターの奥の二番と書かれている箱を開ける。うしっ、ビンゴ。俺はそこから5パックを出し、客に差し出す。
「五パックで750円です」
「じゃあ、これで」
「まいどあり~」
俺は受け取った金をレジを開けて中に入れる。
この一連の流れを見た未来は納得したような顔をしている。
「そういうこった。俺がたまに店を手伝うときもあるからな」
「なるほど」
「ま、店を任せてくれるだけ信頼してくれていると思いたいよ」
そう言いながら新パックを未来に渡し開け始める。とりあえず、未来が欲しいのはアレとこれとそれだから……100パックくらい開ければ出るだろ。
二人して無言で開け続け、たまに客が来て対応したりして、未来の欲しいカードを探した。
~結果~
「120パック目で達成!!」
「シングル買いの方がよかったかも……」
「シングル買いは少し割高だし、ここは特別割引があってな……」
「そう、うちは僕たち店員とデュエルして勝つとパック数に応じて値引きするんだ。あ、もちろん何もペナルティはないよ。急いでいたり、少量だったらやる意味はあんまりないしね」
後ろから急に現れた遊太に驚きつつ、未来は質問する。
「どれくらい安くなるんですか?」
「そうだね……120パックなら2000円ってとこかな?」
そうこの店は
ちなみに俺は欲しいカードが当たるまで何回も挑戦する。なので、それも勝手にパックを漁ってOKという事の一因かもしれない。
と、いう訳で……
「さて、決闘だ」
「君はそう来ると思ってたよ。準備はいいよ、やろう」
俺達はデュエルスペースに移動し、互いに決闘盤を構える。
「「決闘(デュエル)!!」」
決闘盤が先行に示すのは……
「僕だな」
遊太だった。遊太はドローした五枚のカードを見ると、一番右端のカードを掴む。
「僕はゴールド・ガジェットを召喚、効果で手札のレッド・ガジェットを特殊召喚! 効果でイエロー・ガジェットを手札に。そして、ゴールド・ガジェットとレッド・ガジェットでオーバーレイ!! ランク四、ギアギガントX!!」
遊太の場に、機械の戦士・ギアギガントXが召喚される。
ギアギガントX 攻撃力2300
「いきなりかよ……」
「ギアギガントX効果発動、コイツは自分のデッキ・墓地からレベル4以下の機械族モンスター1体を選んで手札に加える効果がある。俺はシルバー・ガジェットを手札に加え、カードを二枚伏せターンエンド」
遊太 ライフ8000 手札3
場
『ギアギガントX』
セット2枚
ターンが回って来たので、カードを引く。
「ドロー、よし!! 魔法カード、ペンデュラム・コールを使用し、手札を一枚捨て効果発動。魔術師Pモンスターを二体手札へ」
墓地に貴竜の魔術師が送られる。
「俺は竜穴と龍脈、この二体の魔術師を手札に加え、この二体でペンデュラムスケールをセッティング!! 」
竜穴の魔術師、龍脈の魔術師がペンデュラムゾーンに置かれ、光の柱となり竜穴の魔術師には8、龍脈の魔術師には1とペンデュラムスケールが映し出される。
「さあ、これで準備は整った。いくぜ!! ペンデュラム召喚!! 来い、俺のモンスターたち!!」
ペンデュラムから2つの光が降り注ぎ、形を成す。
「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!! EMペンデュラム・マジシャン!! 」
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン 攻撃力2500
EMペンデュラム・マジシャン 攻撃力1500
「EMペンデュラム・マジシャンの効果発動!! 自分フィールド場のカード二枚までを破壊しデッキからEMモンスターを手札に加える。自身を破壊し、EMモンスター、オッドアイズ・ユニコーンを手札に!!」
「俺は、オッドアイズのレベルを下げ、貴竜を自身の効果で特殊召喚!! レベル4となったオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンにレベル3の貴竜の魔術師をチューニング!! 流星、爆炎となりて大地に生誕せよ!! 双眼異色の竜!! オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン!!」
オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン 攻撃力2500
「遊太さんのデッキはガジェットかな?確かに強いけど、血の代償なしじゃ展開する手段が限られていると思うけど……」
「違う、あいつのデッキは……いや、見とけ。その方が早い」
俺は未来のデッキ予想の答え合わせをするため、攻撃宣言をする。
「オッドアイズ・メテオバーストでギアギガントXを攻撃!! 爆炎のストライクメテオ!!」
その攻撃に対し、遊太はデュエルディスクを素早く操作しセットカードを発動する。
「罠カードオープン! マジカルシルクハット!!」
マジカルシルクハット……あれは相手のバトルファイズにのみ発動できるカードでデッキから罠・魔法カードを二枚選んで場にモンスター扱いで召喚、自分のモンスター一体と共にシャッフルして裏側守備表示でセットできるのだ。
未来は「あれ?」と疑問を口にする。
「でも、エクシーズモンスターはエクシーズ素材を持ってる場合は重ねたまま裏側守備表示になるんじゃ?」
「このカードの厄介なところは大きく言って三つ。モンスターを増やせることと、上手くいけば大事なモンスターを守れること、そして――罠・魔法を墓地に遅れることだ」
遊太はデッキから二枚のカードを選ぶ。
「僕が選ぶのは、歯車街2枚だ」
見事に破壊されることによって効果を発動するカードたちを出しやがって……
「っち、まずはオーバレイユニットでバレバレの真ん中のカードに攻撃」
「ギアギガントXは破壊される……」
「バトルフェイズ終了だ」
「なら、二枚の歯車街は破壊される。が、二枚の歯車街の効果発動!! このカードが破壊されたことにより二体のトゥーン・アンティーク・ギア・ゴーレムを特殊召喚!!」
デフォルメされた古代の機械巨人・トゥーン・アンティーク・ギア・ゴーレムが二体並び立つ。その姿は、デフォルメされたとはいえ攻撃力3000の風格がある。
「圧巻だな……」
そして、トゥーン・アンティーク・ギア・ゴーレムは召喚や特殊召喚されたターンに攻撃することは出来ないが、古代の機械巨人のように特殊召喚出来ないという効果が無い。
しかも、今は俺のターン……よって、デメリットである攻撃できないという効果は無いも同然。次の遊太のターンで、攻撃力3000の貫通効果と罠・魔法を封じるモンスター2体が俺に襲い掛かるという訳だ。
……ヤバイな、この手札じゃ凌ぎきれないかもしれない。そう思うが、俺に出来ることはない。今はこのカードたちに祈るしかないな。
「カードを二枚伏せターンエンド」
「この瞬間、僕はもう一枚の伏せカードをオープン!! エクシーズリボーン!! ギアギガントXを蘇生し、このカードをオーバーレイユニットにする」
ギアギガントⅩまでッ……!!
しかし、することは何もないのでエンド宣言を完了させる。
これは勝てるか……?
俺は二体のコミカルな、それでいて妙に圧倒感のあるトゥーン・アンティーク・ギア・ゴーレムに冷や汗をかきながら、カードを引いた遊太を見つめるのだった。
遊太 ライフ8000 手札3
場
『トゥーン・アンティーク・ギア・ゴーレム』×2『ギアギガントX』
セットなし
士遊 ライフ8000 手札1
場
『オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン』
セット2枚
Pゾーン 『竜穴の魔術師』『龍脈の魔術師』
今回はここまでです。
短いのは、デュエル描写が書きにくくまだ完全にできていないからです。しかし、近日中にはUPしたいと思っているのでご容赦ください。
ところで、デュエル描写って難しすぎません? 何かいい書き方ってないのですかね……
では、また近日中に!