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序章〝いずれ訪れる未来〟
「難しいです。ただ……悲しいですよ」
「気に入らねぇ。わかるんだよ。あんたらが、とんでもない貧乏クジを自分から引き受けてんのが」
「騎士の誇りなど捨てた。私が戦うのは、家族のためだ」
「……こういう、ことかよ」
「守護獣として、家族として、戦わねばならない」
「現場から退いた身でも、やれることはあるさ。ねぇ?」
「……知らないのは、次元世界でも君ぐらいだぞ」
「ユーノくん、どうして?」
「私たちが、何をしたの……?」
「わ、わかりましたっ!! 人質をとられてるんですね!?」
「これだけは譲れない。あたしは凡人だけど、諦めることだけは絶対にしない!!」
「ダメです!! あなたたちを失えば、部隊は総崩れです!!」
「私たちを、見捨てないでください……」
「それほどまでに、憎いの?」
「いつだって世界は理不尽だから、だからこうして戦うんだ」
「恩人であり、親友である奴を信じて戦える……。最高だ」
「なのは、はやて!! あんたたち、自分がなにしてるかわかってんの!?」
「もうどうしようもあらへんやろ!? なんでなんや!!」
「銃弾を、管理局は持ってはいけないんだよ。それだけは、認められないんだ」
「…………嘘吐き」
「大切だから、だからやらなければならないことがある」