【休載中】魔法少女リリカルなのは? そんなことより遊ぼうぜ 作:ピタカゲ
祐真視点
やあ、皆。
おはようこんにちこんばんは。
転生者の神宮祐真だ。
俺が転生してビックリした事は、身体が縮んでいたことだった。
何処ぞの名探偵コナン君(笑)みたいな状態になってる。
っていうか、転生するんだったら赤ん坊から始まらないのか?
転生すると親はいないのか?
そんな疑問を抱いているのがおかしいなら俺は何も考えない!
神様が用意してくれたであろう家と貯金があれば、生活が出来る。
貯金を見たけど、俺が今まで見たことがないぐらいの0の数だった。
働いているのがアホらしくなるな!
まあ、正直・・・転生したところで生活面に関しては、生前の頃と変わらんだろう。
あ、転生した時の場合って【生前】が正しいのか、【前世】が正しいのかどっちだろうな? まあ、多分後者だと思うけど・・・・・・聞いておいて何だが、どうでもいい。
生活面は良いとして、問題は原作だな。
正直、魔法少女リリカルなんたらなんて聞いたこともないし、見たこともない。
いや、聞いたことはあるか?
多分、あるんだろうけど・・・・・・俺が憶えていないだけだな。
俺が憶えていないということは、興味がなかったということだしな。
俺以外にも転生者がいるならそいつらに任せて問題ないな。
俺は遊んで暮らすぜ!
そうと決まれば、外に行くか。
一人暮らしになる以上、スーパーとコンビニの二つだけは確保しておきたいしな。
その為にも道を憶えないとな。
数時間後。
「か、勝てない・・・だと・・・!?」
俺は今、絶望している。何故ならゲームの腕には自信があったのに、格ゲーをやっているとまだ一度も勝っていないからだ。ここまで百円玉を何枚使ったと思っている?
成程、これが魔法の世界か・・・魔法少女リリカルなんたら、少し侮っていたようだ。だからこそ、俺は宣言しよう。今やっている格ゲーをコンプリートするまで、俺は原作には関わらん! あ、元々そのつもりだっただろ?とか言うのは無しな?
「修行が必要だな。格ゲーマスターに、俺はなる!」
取り敢えず、今日のところは帰るとしよう。子供だと、18時が過ぎると追い出される可能性があるからな。ん? 17時だったか? どっちでもいいや。
帰りの途中で、俺は変な奴に絡まれた。
「オイ、お前」
「あぁ? 俺か?」
「お前以外に誰がいるんだよ。お前、転生者だな?」
「そういうお前も転生者だな?」
「やっぱりか・・・はっきり言うぜ。なのはたちには関わるんじゃねえ」
なのは? 誰だ?
っていうか、コイツの姿・・・・・・面白過ぎだろ!
銀髪はまあいいとしてだ、そのオッドアイは何だ? 厨二か? 中二ですか?
あ、【厨二】か【中二】ってどっちが正しいんだ? まあ、どっちでもいいけど。
「まあ、転生者だから特典を貰ってるだろうし、原作知識だってある」
ねえよ。全員が一緒と思うな、ボケ。
「だから忠告だ。もしなのはたちに関わったら殺す」
「え? ごめん、聞いてなかった。もう一回言って」
「ふざけんじゃねえ!」
なに怒ってんだ? カルシウムが足りねえのか。
「てめえには一度、痛い目にあってもらわねえといけねえようだな。そうすりゃ、改心して二度となのはたちには近づかねえだろう」
だから誰だよ。
「やれやれ・・・俺はお前と違って忙しいんだ。少しだけ遊んでやろう」
「調子に乗るんじゃねえよ。最強オリ主の俺に勝てると思ってんのか?」
「はぁ? 神様から貰った特典だろ? それがないと何も出来ないのか?」
「なんだと!?」
「特典無しで拳一つで来いよ。俺に勝てたら、お前の言う通りにしてやる。」
「面白ぇ! 何をしても俺が勝つことは決まってるけどな!」
「え? 何だって?」
「てめえ・・・ぶっ殺す!」
大振りだな。コイツ、ケンカもしたことがないのか。
これじゃあ・・・話にならんな。
ドンッ!
「ぐふっ!?」
あ、弱っ・・・!
「・・・・・・知らないフリをしよう」
っていうか、コイツ莫迦だろ?
何も本当に拳だけで勝負しなくても良いのにな。あの時に特典を使ってれば、俺に勝てたかもしれないのに・・・・・・ま、素直な奴ってことで見てやるか。
それにしても厨二病的な奴だったな。恰好がフェイトステイナイトのギルガメッシュだったから、神様から貰った特典は直ぐに解るな。これが解る俺も充分、厨二病だけど・・・まあ、それはどうでもいいか。
「あ、そうそう・・・一応、謝礼金としてお前の財布の中身、貰っておくぞ」
やっぱり転生者だな。ガキのくせに一万円札が何十枚も入ってた。
え? 犯罪? ごめん、なんのことかわかんない。
さて、明日から修行開始だ。