【休載中】魔法少女リリカルなのは? そんなことより遊ぼうぜ 作:ピタカゲ
祐真視点
あれから随分な時間が経った。え? あれって何のことだ?
前回の話を見ろ。
まあ、メタ発言は良いとして・・・俺は修行して来た。五年ぐらいずっと修行してたから学校のことをすっかり忘れていたぜ。なんでも、神様がちゃんと手続きをしてたみたいで、俺は小学校に在学しているんだが・・・・・・修行してたから学校に行ってない・・・・・・なんてことはなく、ちゃんと行ってますからね?
え? 何の修行をしていたかって? そんなもん、解り切った事だろうが。
ゲームだよ!
前回の話で宣言してただろ? 俺は格ゲーマスターになる為に、ゲーセンに行かず、家でずっとゲームをして鍛えていた。ただの引きこもりですね、解ります。
まあ、ゲームをしていない時は外に出てたし? 色々やってるから? 不健康じゃない筈だ。そう信じたい。
まあ、外に出てたって言っても、学校に行ってたぐらいだな。あ、学校っていうのは私立聖祥大学付属小学校とか言う、私学の小学校でボンボンの集まりだった。小学校から制服って何だよ? 俺が小学生の時は私服だ。あ、それは殆どか。
それに算数じゃなくて、数学だぞ? 後、物理とかもあるし、もう何なの?
俺、勉強出来ない方だから・・・大人なのに、小学校の問題が解らないんだ。いや、出来る奴はあるよ? 国語と社会は逆に素晴らしいと思っている。俺は文系だからな・・・数学と理科と英語は解らん。数学も計算するだけならまだ出来るが、数2とか数Bとか意味不明だ。もう何語喋ってんの?
理科も同じようもんだし、英語に至っては解読不能だ。俺は日本から出ないから英語なんていらねえし? 簡単な英語だけさえ解ってれば問題ないだろ?
話がかなり逸れてしまったが、俺は今からゲーセンに行こうとしてたんだ。修行の成果を見せる時だ。ククク・・・一勝ぐらいはしてやるぜ。コラ、目標が低いとか言わない。
~数時間後~
「クソッ! 最後のボスが勝てない!!」
どうやら俺はかなり成長したらしい。初めは一回戦に勝てば良いやと考えていたが、どんどん勝ってしまって、これイケるんじゃね?と思ったらこれだ。もう何度も再挑戦してるけど、どうしても勝てなかった。取り敢えず、もう百円玉がないので帰ることにするか。
「オイ、お前」
またか・・・と、思ったらこの前と違う奴だった。
「何だ? このゲームがやりたいのか?」
「そんなわけじゃないことぐらい、わかってるだろ?」
知るか。
「じゃあ何だ? 俺はもう金がないから帰りたいんだけど?」
「お前、転生者だろ」
質問じゃなくて、確信だろ。っていうか、この前の奴もそうだったけど、何で俺が転生者って解るんだ?
コイツの姿は・・・特に目立つようなものはねえな。この前の奴の方が目立つし・・・と、なると・・・コイツはオリ主君か? 多分、そうだろうな。如何にも真面目ですって感じで、正義の味方って雰囲気だし・・・面倒臭ぇな。こういう偽善者は俺が一番嫌いな存在だ。
「それを聞く時点で、お前も転生者だな」
「やっぱりな。どうせお前もあいつと同じことを考えているんだろ? 悪いが、そんなことは俺がさせないし、許さない。原作通りにストーリーを進めないと、イレギュラーになるからな」
コイツ、莫迦か? 転生者がいる時点で、既にイレギュラーだろうが。それに原作を変えようがどうしようが、本来の世界とは関係ないんだからどうでもいいだろうが。オリ主君、適応力がないな。悲しい奴め。
「あー、何か勘違いしてるのか知らんが、俺は原作なんざどうでもいい。お前が好きにやれば良いだろ?」
「勿論、俺は原作通りに進めたいから介入する」
コイツ、何言ってんだ? 矛盾してるだろ。
「だが、邪魔をするなら俺はお前を許さない」
「許す許さないかはお前が決めることじゃねえよ。もうちょっと適応力を高めてから俺に話し掛けて来い」
「なんだと?」
「まだガキみたいだからな。取り敢えず、家に帰ってママのおっぱいでも吸っておけ」
「死ね!!」
ガバッ
「!?」
「何を驚いているんだ? 殴り方は素人じゃねえが、俺から言わせればまだまだ素人に近い。前世で俺はあらゆる武術を取り組んでいたんだ。お前如きが、俺に勝てる道理はないだろう」
ドンッ!
あ、格ゲーの画面に思いっ切り頭をぶち込んでしまった。くそ、コイツのせいでこのゲームが出来なくなったぞ。いや、隣の台も同じゲームだから別に良いか。
「さーてと、迷惑料として金は貰っておくぞ」
一万円札が5枚か、なんで一万円札を入れているんだ? 小学生で持ってるのはおかしいだろうが。さて、誰かこっちに来る前に帰るか。
祐真視点 エンド
オリ主君視点
《マスター、大丈夫ですか?》
「あぁ・・・・・・俺は一体・・・?」
確か、転生者を見付けて・・・返り討ちにあったのか・・・クソ!
《人が多く集まって来そうだったので、転移しました》
「ありがとう。それにしてもあいつ・・・あんな重い拳を味わったのは初めてだ。何者なんだ?」
《どうやら他の転生者とは違って、かなり修行をしているみたいですね》
「確かに・・・それにあいつは前世でも強いと言ってたな。あいつは特典で強くなったわけじゃない。そこを見抜けなかったことが情けないな」
《私もそう判断していましたから・・・申し訳ありません》
「・・・いや、大丈夫だ」
それにしても・・・あいつは原作に関わる気はないと言っていたな。それが本当なら疑問が残る。あれだけの強さを持っているのに、何故戦わないのか。あいつならハーレムを狙う転生者とは違って、原作通りにストーリーを進ませる事が出来る。
「謝った方が良いな」
《そのことですが・・・マスターの財布からお金を取ったので謝罪の必要性はないかと思います》
「え!?」
俺は直ぐに財布を確認すると、一万円札が全部なくなっていた。
「どういうことだーー!?」
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