【休載中】魔法少女リリカルなのは? そんなことより遊ぼうぜ   作:ピタカゲ

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第4話 

 

颯人視点

 

初めまして、転生者の立川颯人(たちかわはやと)と言います。僕視点になるのは初めて、というより・・・初登場になるかな?

急に登場して混乱すると思うけど、作者の才能が絶望的だから許して欲しい。

 

僕は一応、魔法少女リリカルなのはの原作を知っている。一応というのは、記憶が曖昧で抜けているところがあるからだ。まあ、なんとなく解るからそれで良いんだけど・・・転生者という存在がある以上は原作通りになるかなんて解らない。

 

僕の他にも転生者はいる。

先ず、西條秀樹(さいじょうひでき)。コイツは見た目が銀髪のオッドアイで、小学生なのに整った容姿をしていて、明らかに転生者ですと言っているようなものだった。まあ、なのはたちを俺の嫁と言っているから危ない奴だね。何を勘違いしているのか、全く好かれていないのに、自分に惚れていると勘違いしているバカだ。

 

次に、長谷川直哉(はせがわなおや)。初めは特徴がなかったから気付かなかったけど、西條と戦ってるところを見ちゃったから転生者だということが解った。見た目は本当に普通で、特徴がないのが特徴だね。どう見ても主人公タイプの人間で、オリ主だと思ったんだけど、彼は原作通りに進めたがるからちょっと別の意味で危ない。転生者がいるんだから原作通りに行くとは限らないのにね。

 

次に、楠本希美(くすもとのぞみ)。転生者の中で、唯一の女転生者だ。見た目は美少女で、目がパッチリしていて、笑顔が素敵な女の子だ。作者の表現力が乏しい為、美少女だということだけを理解して欲しい。

彼女については、初めから転生者だということが解った。だって、リリカルシリーズに楠本希美なんていないしね。一応、転生者の中では彼女とは仲が良い。勘違いしないで欲しいけど、決して好意を抱いていることも抱かれてもない。あくまで、同じ転生者として協力し合おうということで話し合った。他の転生者については、好き勝手にやってるみたいだからとても協力してくれるとは思えない。

 

最後に神宮祐真(じんぐうゆうま)。彼に関しては、まだ転生者かどうかはハッキリと解っていない。でも、僕の予想では転生者だと思う。だって、制服を改造しているしね。モブたちはそんなことしないし、制服を改造したなんて・・・少なくとも僕の原作知識ではなかった。大体、どうして制服を改造しているのだろう?

彼は多分、原作に関わる気がないと思う。原作の主要人物であるなのは、すずか、アリサたちと絡んでないし、翠屋でも見た事がない。あ、言い忘れていたけど僕と希美はなのはたちと仲良しだよ。長谷川直哉もなのはたちには絡むけど、僕と希美には関わろうとしない。転生者だからかな?それとも原作組を独占したいのかな?まあ、どっちでもいいけどね。

 

 

 

神宮祐真と少し話をしたいと思う。

その提案に、希美は賛成した。けど、希美はどうしたんだろう? 神宮祐真を見た時からずっとそわそわしてるね。もしかして惚れた?そんなわけないね。

 

 

原作が始まるまで多分、もう直ぐだと思う。僕たちは小学3年生だしね。

え?そんなこと知らない?

まあ、気にしないで行こうよ。話が進まないから。

 

 

 

 

 

僕と希美は神宮祐真の元に向かった。神様の力だからか、原作組と転生者は全員一緒のクラスだった。え?これも知らない?

気にしたら負けだよ。

 

「神宮君、ちょっと良いかな?」

 

「あぁ? 俺超忙しいんですけど」

 

面倒臭そうに言うな~。

 

「ちょっと込み入った話になるから・・・付いて来て欲しい」

 

「此処で話せないことか?」

 

「うん。出来れば僕たちだけの方が好ましいかな」

 

「静かな場所を案内するぜ」

 

案内してくれるんだ。まあ、どっちでもいいけどね。

 

「それじゃあ、頼むよ」

 

希美はずっと黙ったままだけど・・・流石におかしいね。

 

 

颯人視点 エンド

 

 

 

 

 

祐真視点

 

俺はクラスメイトのA君とBさんにゲーセンを案内した。

 

「・・・って、何処が静かな場所なの!? うるさいんですけど!」

 

「何だよ・・・何処でも良いって言ったのはそっちだぜ?」

 

「言ってないけど!? 一言もそんなこと言ってないよ!?」

 

五月蝿い奴だな。最近のガキはキレ気味って言うけど、本当だったんだな。

 

「全然話を聞く気ないよね!? ゲームしてるよね!?」

 

「ゲームしながら話を聞く」

 

「それ絶対聞かないフラグだから! 後、僕たちだけで話せる方が良いって言ったよね!? 此処じゃ、誰が聞いてるかわからないから!」

 

文句ばっかりだな。後、五月蝿い。

 

「仕方ない・・・・・・俺の家に来るか?」

 

「お邪魔しても良いのかい?」

 

「ああ」

 

「最初からそう言ってくれたら良いのに・・・」

 

「何が?」

 

「・・・・・・いや、もういいよ」

 

何だ、呆れた様にしやがって。後、女の方は全然喋らねえな・・・・・・無口なのか?

 

 

 

 

 

 

 

そして、俺の家に到着。親なんて最初からいないから、騒いでも問題ない。あ、近所の住民に迷惑を掛けるだけか。住み辛くなるのはごめんだな。苦情とか来たらどうやって対応しようか。親がいないから色々と問題になりそう・・・・・・だと思ったけど、面倒臭いからもういいや。今は客人を招いているから、何か出さないと失礼だな。

 

「ジュースで良いか?」

 

「あ、お構いなく」

 

「え、そう?」

 

「そこは出そうよ!」

 

確かジュースが・・・・・・オレンジジュースで良いか。お菓子もポテチコンソメ味としお味の二つで良いだろう。

 

「お母さんはいないのかい?」

 

あれ? これどうやって説明すれば良いんだ?

 

「ああ、いない」

 

これで良いだろう。今現在いないのか、最初からいないと両方取れる言い方をしておけば、条件はクリアだ。いくら進学校の小学生とは言え、此処までは理解出来んだろう。

 

「ご、ごめん・・・」

 

何でだ!?

コイツ、何で今は留守とか思わないんだ?

 

「気にするな。お前が気にした処で何も変わらん」

 

「そ、そうだね」

 

「それより・・・話があるんじゃなかったのか?」

 

「・・・・・・ズバリ聞くけど、君は転生者かい?」

 

「うん」

 

「って、そんな簡単に!? 僕の苦労は!?」

 

「知るか」

 

何だ苦労って? コイツは頭がおかしいのか?

 

「因みに、転生してから親は最初からいなかったぞ」

 

「え? そうなの? 僕たちはいたけど・・・」

 

「え?」

 

何それ? 神様、マジ不公平・・・。

 

「まあいいや、その質問をするということは・・・お前らも転生者だな」

 

「うん。僕たちは転生者同士で協力し合おうと考えているんだ。後の二人は協力的じゃないけどね」

 

成程・・・コイツらは協力して色々とするんだな。この前の奴らとは違うみたいだし、どうでもいいけど。

 

「ふ~ん・・・ま、頑張れ」

 

「興味なし!? もうちょっと興味持って!」

 

「いや、そんなこと言われても・・・俺、原作知らないしな」

 

「え!? そうなの!?」

 

「マジどうでもいい」

 

「止めて! その発言は色々とまずいから!」

 

その後も、こんな感じで時間だけが無駄に過ぎて行った。

 

 

 

~数分後~

 

「それより・・・お前ら、いい加減に自己紹介しろよ」

 

「あ、ごめん・・・っていうか、同じクラスなんだから名前ぐらいは知っておこうよ。僕は立川颯人。こっちは楠本希美・・・なんだけど、彼女はもっと明るくて元気なんだよ? でも、今日はちょっと体調が悪いみたいだね」

 

「はぁ? じゃあ帰れよ・・・・・・うん? 希美?」

 

「どうかした?」

 

「楠本・・・希美、思い出した。前世で中学と高校が一緒だ」

 

「え? そうなの?」

 

「・・・うん。名前を知った時からずっと考えてたの。確信がなかったから直接に確認出来なかったけど、今ので確信したよ。久しぶり、祐真君」

 

マジか、まさか希美も死んでたとは知らなかったぜ。

大学からは別々だったし、就職してからは連絡も取らなくなったな。同窓会で会って、近況報告したぐらいだしな。

 

俺と希美は同じ中学に通っていた同級生だった。俺と希美は一緒にいることが多かったが、彼氏彼女の関係じゃない。俺と希美の友達が付き合って、俺の友達と希美が付き合ってた。正直、俺も希美狙いだったが、若くて青二才の俺は友達が希美を好きになり、その手伝いをして欲しいということで俺は希美を諦めた。結果、友達は希美と恋人になり、俺は希美の友達から告白されて付き合った。

 

まあ、残念ながら希美と友達は半年ぐらいで別れてしまった。理由は友達の浮気?か何かだったと思う。なんでも、希美はキスすらさせなかったとぼやいていたな。手は握ったらしいけど、何それ?中学生?

いやいや、最近の中学生は結構マセてるから。知らないけど。

 

そして、俺の方も一年近くで別れた。理由は彼女の浮気だ。よくある話だからそれぞれの想像に任せるとしよう。あ、因みに友達と浮気したとかじゃないから。それを想像した奴、悪くない線だがそういう修羅場は経験したことがない。

 

で、結局そのまま俺と希美は仲の良い友達のまま、同じ高校に行った。

元カノと友達は別々の高校に行った。友達はまだ未練があるのか、希美に復縁を迫っていたが、希美は相手にしていなかった。元カノ? ごめん、俺全然未練ないから。あ、でも告白しておいて浮気するとかどう思うよ? 手に入れたらもう要りませんっていう発想?

 

ま、別の高校に行けば次第と友達とも連絡取らなくなったし、友達と呼べなくなったな。高校で友達が出来たから別に良いけど。

希美はモテモテだった。中学の時からモテたし、友達と付き合ってた時も告白とかよくされていたと聞かされた。マジ凄いな。そういうの漫画の世界だけと思っていた。

 

でも、希美は彼氏を作ろうとはしなかった。俺も彼女出来てないから人のこと言えないけどな。っていうか、希美はスタイル抜群だ。胸もデカいし、美少女だし、巨乳だし。あ、同じ意味か。

 

「それにしても・・・お前まで死んでたとは思わなかったぞ」

 

「私もだよ。でも、神様に初めて感謝出来たよ? 祐真君と再会出来たから」

 

「えっと・・・僕は帰った方が良い?」

 

「帰れ」

 

「ヒドいな!」

 

折角の再会に水を差すとは・・・空気読め。

 

「っていうか、希美は原作を知ってるのか? そこ意外だ」

 

「大学生になってからだけどね。原作を知ってるって言っても、二期までだよ」

 

「二期とかあるのか? それすら知らん」

 

そんなに人気だったの? 何で見てないんだよ、俺。

 

「もう直ぐ、原作が始まるよ」

 

「え? まだ始まってなかったのか?」

 

「なのはが魔法少女になってからだよ」

 

「いや、なのはって誰だ?」

 

「・・・そこからか」

 

「祐真君はジャンプしか読まなかったもんね」

 

「いやいや、ジャンプ以外にもあるぞ?」

 

俺ガイルとか一番好きだな。

劣等生じゃないお兄様も・・・あれの何処が劣等生なのか教えて欲しい。

 

「まあ、兎に角! さっきも言ったけど、僕たちは協力していきたい。君も協力してくれるかい?」

 

「原作放置で」

 

「まあ、それでいいよ。手を貸してくれるなら・・・君も手が借りたいなら喜んで貸すから」

 

「ああ、そうだな」

 

「それじゃ・・・僕は帰るけど、希美はどうする?」

 

「私も帰るよ。明日からも祐真君と一緒だね」

 

「折角再会したんだからもっといれば?」

 

「そうしたけど・・・そろそろ帰らないとね」

 

時計を見れば17時過ぎぐらいだった。もうそんな時間になっていたのか、親がいるコイツらは仕方ないな。っていうか、何で俺だけ親がいないんだ?

 

「んじゃ、またな~」

 

二人は帰ったか。

 

「このお菓子・・・折角開けたのに誰も食わないとか、イミフ」

 

晩御飯はポテチになりました。栄養がないな。

 

 

 

 

 

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